White Family dental-site

Dr.つつみのお口の診断Q&Aでは、
バーチャルクリニックヘ寄せられたみなさまのご質問、ご相談をご紹介します。


良い治療方法を模索
10年位前に通院した患者です。
栗平にできた歯科に通院と多摩センターの歯科通院していました。
胃がん手術と加齢から歯周病悪化し下は総入れ歯、上は6本ですが、うち3本くらいが今にも抜けそうです。
良い治療方法を探しています。
高齢ゆえ、仕事辞め、新百合コナミスポーツに通っていますのでいつも眺めている。

以前の通院カルテを拝見致しました。平成18年玖村先生にかかられていたのですね。まだ、前歯も奥歯もかなり歯の本数がありました。今、上の6本だけになっているのですね。

今使っている入れ歯の状態と毎日の使用法が、前歯の負担を大きくしていると思われます。
奥歯の咬み合わせ、高さが低くなるのは、適合性の悪い入れ歯を使用していると、下アゴの奥歯の場所の骨の吸収が進む為、半年くらいずつ、内面の裏打ちをしていかないと、奥歯の高さが低くなって行くので、前歯が強くあたり、力による歯周病が進み、さらに、前歯の骨吸収を起こします。それで、グラグラになる。

入れ歯を寝ている時に外す場合にも、前歯だけが押されていることで、同じような現象が起きます。
また、歯周病の進行を助長しているのは、毎日の生活習慣があり、お口のお手入れのタイミングと回数、食事の時の食べ方、糖尿、高血圧の薬、コレステロールなどの薬の作用もありますし、それは、また、お口の状態との相関関係にあります。
ホワイトファミリーでは、ここ10年間に、治療内容が大きく変化して、予防主体です。

入れ歯の状態など、使用状況を改善することと、前歯の歯周病ケアを徹底することで、抜歯を避けることも可能になる場合も多いです。抜歯するとそれは、また顎の骨の吸収を起こすため、歯の根だけでも残した方がよく、入れ歯でカバーするオーバーデンチャーという方法で、顎の骨が痩せることを少なく保つ方法もあります。

一度カウンセリングか入れ歯の調整に通院していただくと嬉しいです。

先日のCT見ながらの丁寧なご説明と下記メールを拝読して自分の患者力不足を痛感しています。
すべて、ご指摘内容どうりです。
自分の歯科選び失敗、勉強不足と手入れ不足でした(下記*)

残念ながら年金生活の為に提示戴きました自由診療が受けれませんので本日受付の方にTELさせて戴きました。

対策:多摩センター九重歯科で作成した上の義歯を修理願う予定です(保険診療)。
方法
動いている4〜5本抜歯⇒形どりした仮歯を今の歯に付ける(来週木曜日)
暫く仮歯使う、歯茎が落ち着いたら保健+自由で相談してみます。
九重歯科で作った奥の厚い義歯(保険)があるので修理出来るか聞く予定です。

◎万一、ホワイトファミリー様の方で保健診療で受けて下されば嬉しいですが、ご無理でしょうね

生活上、歯科治療費15万位を希望しています。

ご指導に感謝しつつ・・・申し訳ございません。

それは、残念です。WFの力不足です。
WFとしては、診断力と、歯の保存技術と使用する材質についての医療安全は、他のクリニックの30年先を行っていると自負しています。予防歯科を標榜して36年です。

もちろん、九重歯科の大作先生、以下勤務医の方々もしっかり診てくれると期待しますが、上の前歯は九重さんのところでは、予後も観察することなく、そのまま、動揺があると、抜いてしまう場合には、その後の治療は?です。

それが、上の前歯の顎の吸収を促進するので、しばらくは、上の入れ歯も落ちてくる状態が続きます。歯がなくなっても入れ歯にカンジダ菌を含め、多くの口腔内細菌が活動して付着しますから、日常のお手入れは定期にかかりつけの衛生士に診てもらうことが大切です。
下の入れ歯の奥歯の高さなどへ配慮、修正がない場合には、不安定な咬合関係が続きます。
ますます、入れ歯の動きが顎の吸収を促進します。

下の入れ歯の修正なし、上の入れ歯だけを修理するようなら、その先生の治療はやめたほうが良いです。
総合的に、噛み合わせと入れ歯の関係、入れ歯と顎骨の吸収の関係を、知識として持っているかもしれませんが、臨床治療で、応用できていないと思われます。その場合には、ホワイトファミリーにいらしてください。

お待ちしております。

再び、来院いただき、しっかりと拝見できました。
今日の処置は、長くて、6ヶ月から数年の間の応急処置ですが、丁寧に使っていただければ、長期に安定した状態は続きます。

上の歯の根の状態は、かなり悪いのでその根の治療をしてできるだけ、根だけは、抜かずに残し、根の上にオーバーデンチャーにするのが良いです。
この次からは、治療プランを作成して、プランの承諾をもらって、治療を進めます。

今日は、まずは、応急で、安定した日常を送れるくらいにするために、事前のプランなど、費用の説明も後回しになりました。
治療用の入れ歯は、今使用している入れ歯を改良するのですが、それもホワイトフアミリーでは、他のクリニックと違い、高品質な、耐久性のあるものを世界中の歯科材料から選んで使っています。
ですから、耐久性も使用感も菌の付着も少ないのです。

今日の処置もまだ、最終の仕上げはできていないので、少しづつ、これから調整して、早くに上の根の治療ができるようにしたいです。

それが、歯の保存につながりますし、毎日の残った、歯のお手入れの指導も非常に大切で、ホワイトファミリー式の方法をお伝えできればと思っています。

2017.03.06

唾液があまり出ません。
1週間前から、口腔内の乾燥がひどく口臭があるのではないかと不安になります。唾液が出ず、出ても泡立っているネバっとしたものなのです。カムを噛んでも唾液があまり出ません。先ほど歯科に行ったのですが「20代で口の乾燥はないでしょ。気にしすぎです。様子見てください」と言われただけでした。
本当に気にしすぎなのかもしれませんが、口が乾いて辛いのです。唾液が出ないせいで口臭がとても気になってしまいます。

唾液の分泌は、女性の場合、質的栄養失調の状態があると、起きやすい分泌障害です。
また、毎日の24時間に1回のオーラルケアでは、歯周病菌も虫歯菌も非常に多く増殖した状態で、古いバイオフィルムには、お口の中の菌群の中でも悪玉菌が増えている状態です。

古くなって磨いて落とせないバイオフィルムは、やがて歯石になっていきます。お口のお手入れ、食べた後の食器、コップ、トイレを使った後の水洗、どれも、綺麗な状態を保つという原理でいうと、お口のお手入れも同じです。

昼にトイレして、すぐに流せずに、寝る前に流しに行って、綺麗に流れますか?

食後3分以内に流すから、タワシでゴシゴシこすらなくても、流すだけで真っ白な便器が続き、次に、綺麗な便器でトイレできます。

お口の中は室温より高い湿った環境で、ちょうど梅雨時みたいです。
菌は4秒ごとに分裂増殖していくので、食べた後、お口の中、喉のあたり、食道の粘膜の上の菌は残っている栄養を餌に活発になります。
特にお口の中の歯の見える噛み合わせや外側、内側の3面は、食事中に食べ物がぶつかり、こすっているので、ほとんど菌のバイオフィルムは剥がれて、残っていません。つまり、食後すぐには歯ブラシしても、効果が?です。

多くの溶けたパン、米粒、酸っぱいサラダドレッシング、野菜の繊維は、歯の間の見えない隣接面コンタクトに詰まっていて、そこの食べかすが食後30分までに、菌によって、腐敗し、発酵して、口臭になります。
そこに詰まった、食べかすが腐敗してしまうと、酸と菌群が増え、虫歯と歯周病が進行していくのです。

腐敗する前に綺麗にする。それが、オーラルケアの予防的タイミングといいます。増えてしまった、落としにくいバイオフィルムをゴシゴシ落とすのでは、遅いです。すでに、菌は悪玉が増え、病気が進行してしまう。

今まで歯ブラシで、歯の間の隣接面、接触点、歯ブラシの毛先が届くと思いましたか?
歯の5つの面の50%くらいしか届かないし、一日に一回だと、かなりかなり増えた菌の分厚い状態になったバイオフィルムの表面をこすっているので、落とせいないのです。お口の中の70%くらいの面積にバイオフィルムがこびりついている状態で、歯肉炎と歯周炎、見えない歯の間に隠れ虫歯が少しづつ、成長している状態だと思われます。
こういうお口の中に菌の毒素や菌が多いと、歯の根元の歯周ポケット内にすでに菌の侵入があり、潰瘍状態でいきなり糸ようじを使うと歯肉から出血し、さらに口臭が増します。危険です。

体内に侵入している菌と菌の外毒素、内毒素の影響で、炎症性のサイトカインがお口や喉の粘膜下に増えていると、唾液腺という組織も炎症を起こし、唾液の出が悪くなってきます。

まずはホワイトファミリーにいらしてください。
こちらは37年前の開業時から、予防歯科を行っている、日本で最も、進化した予防クリニックです。歯科医の治療というよりの前に、歯科衛生の指導で、オーラルケアのプログラムを受けていただくと、改善していくと思われます。

2017.4.19

チタンコアとファイバーコア
現在アメリカにいるのですが、日本にいた頃は旦那さんの方にお世話になっておりました。

歯チャンネルの方でも質問をしたのですが、あまり納得のいく回答を得られなかったのでメールをさせていただきました。

現在一年前に抜髄を行い、半年前に痛みが再発した左上6番の再根管治療をendodontistで行っており、チタンコアを入れることになっております。ホワイトファミリーのホームページなどを見るとファイバーコアが主流のようですが、やはり主治医に強くお願いをしてファイバーコアをお願いしたほうがいいのか迷っております。メリット・デメリットを伺えたら、と考えております。

話は変わりますが、6年ほど前に先生に根管治療をしていただいた右下7番は3年ほど前にクラウンが外れてしまったのでセラミックに替えましたが、土台の方は何も問題なく過ごせております。ありがとうございます!

お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願いいたします。

奥歯のクラウンが外れましたか、面倒かけました。

チタンコアですか?珍しいですね。今、アメリカのどこの町で、治療を受けていますか?
担当のデンティストの出身大学とか、人種とか、分かる範囲で教えてください。

一般的にはメタルの体内での電磁波の反応などがあるのです。
これは、YouTubeでも歯、金属、電磁波のキーワードで、そういう動画が見れます。

スマホの電波で、励起電流が発生したりするので、その影響が体にあります。

https://www.youtube.com/results?search_query=歯 金属 電磁波

ファイバーコアは扱い慣れていないドクターには、面倒な場合もあります。担当のドクターにファイバーコアはダメなのか、チタンコアが良い理由など、聞いてみてください。

国際歯科学会(FDI)でも、ファイバーコアが推薦です。

歯チャンネルですか?正式なネームは?

ホワイトファミリーのDr.ビーバーは、ask-dentist.orgで答えてます。


こちらは歯の問題以外は元気にやっております。
もうこちらに来て6年ですが、年末に本帰国の予定ですので、またそちらでお世話になります。
うちの母がそちらでCTを撮って頂いたと言ってました。最新機材がそろっていて、こちらの歯医者よりも全然良いですね。
ラバーダムさえせずに、抜髄で感染したんですが、アメリカとはいえ専門医以外はダメですね。

家はカリフォルニアですが、Endodontistは車で10分くらいのLaCanadaという町に行ってます。
医師は60歳手前くらいのアメリカ人白人です。出身はUSCです。
20年くらい治療をしながら、大学の教員もしてるそうです。
General DentistもUSC出身ですので、土地柄多いのかもしれません。

インプラントでも頭部MRIを受けられるようなのであまり気にしてませんでしたが、できればメタルフリーがよいですよね。。。

こちらの治療は感染根管でも基本2回(1回目清掃で薬をおいて約1ヶ月、2回目でコアビルドアップ)のようで、1回目が終わったあと色々調べたので、まだ聞けていません。
次の2回目はポストを入れることになるのですが、直接聞いてみようと思います。
(おそらく色々理由を言われたら、承諾してしまいそうですが。。)
自分が心配しているのは、破折の可能性と再治療の際の難しさなのですがどうでしょうか。
p.s. チタンコアでも$365します、ファイバーコアでも2万円くらいの日本の歯医者さんが良心的に思えます笑

歯チャンネル
チタンコアというか、金属コアにメリットはやはりないのでしょうか?

長文になりましたが、宜しくお願いいたします。

チタンはアルミくらいの硬さで、パラ合金などよりは、柔らかいですがファイバーコアと比較して、弾性がなく、象牙質の応力変形とは違う動きをしますから、長期の使用では、接着面の剥離などが起きやすいと、思われます。

ファイバーコアのHPのアドレスです。DRに見てもらう?
http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/chiryou/5wf-core.html

曲げ弾性係数(支点間距離:10mm)


シュミレーションテスト、45度の角度からの力を受けた、クラウンとコアポストの根、の関係
 

左、メタルポストの応力シュミレーションで、ひずみの集中が赤、右はファイバーポストで、根全体で、サポートされていて、接着の剥がれがない。
 

2017.5.11

PMTCについて
こんにちは。私は左下の6版を最近抜歯して歯に対する意識を改めようと歯磨きを頑張っているのですがそこで教えていただきたい事がいくつかあります。

  1. 朝と寝る前に歯磨き粉はアパガードリナメルを使用、お昼の食事後はチェックアップスタンダード、時々アパガードリナメルを使用しているのですがこちらのサイトを見てアパガードリナメルは毎日の歯磨きに向かないという旨の文章を発見したのですが、その通りなのですか?
    もし毎日の歯磨きに適している歯磨き粉があれば教えていただきたいです。

  2. フッ素入りの歯磨き粉は毎日使っていると自覚はなくても多少なりとも飲み込んでいると思うのですが副作用はあるのでしょうか?

  3. 成人になってからフッ素入りの歯磨き粉を使って班状歯になる可能性はあるのでしょうか?

  4. そちらのPMTC1回の料金はいくらですか?

  1. ナノレベルの粒の大きさで、硬さも、歯の結晶成分で、ほぼ同じでも、毎回こすると、ミクロレベルで、凸部分が削れ、凹んだ部分に押し込まれ、一時的に平滑な面に感じるのですが、それらの粒子は、結晶成分として、結合するわけでもなく、歯ブラシに擦られて動くので、徐々に歯の面を擦って、減らしていくのです。ただし、感覚的には、歯の面がツルツルに感じます。
    一番良い実験は、十円玉を普通に、歯磨きしてみると良いです。
    あっという間に、ピカピカになる、酸化膜がどんどん削れていきます。

    基本、研磨成分や、清浄剤など、粒、炭、塩、カルシウム、フルーツ酸、リンゴ酸、ポリリン酸など、歯を溶かす成分も毎日使うのは、危険です。歯が10年後に、かなり薄くなっていきます。僕は週末だけに週一回くらいに研磨することをオススメしています。
    しかし、それも、しっかり予防的タイミングケアができていれば、トイレの便器と同じく、いつでも、真っ白が続きます。流すだけで、タワシでこすらずとも、綺麗なトイレはなぜ、綺麗なんでしょう?考えてみてください。でも、人間、トイレの後の水洗みたいに、毎回しっかり、食後すぐのケアができない時もありますから、わずかな着色はあります。
    週末に、歯の着色をこすって落とすには、メラミンスポンジの方が、柔らかく安全に落とせます。メラミンの微粒は、角があるので、しかし、しっかりうがいして、流しましょう。

    歯石がつくようなのは、全く問題外ですから、定期健診で、毎回PMTCやるなんてことは、やはり、歯と歯肉をダメにします。

    食べて数分で、お口の中に残った栄養分をもとに、数分で、菌は増殖して、腐敗、発酵します。ネバネバのバイオフィルムになっていくので、、ならないうちのケアが大切でその時は、こすらずとも簡単に落とせますよ。

    つまり、歯磨きの種類、フッ素を使うかということよりもお手入れはタイミングで、ほぼ90%決まってしまい、時間が経ってしまうと、研磨成分に頼るようになります。
    予防的タイミングを行っていれば、着色もつかないし、いつも24時間菌の増殖、腐敗発酵での口臭も予防でき、歯周病予防が確実にできます

  2. 今まで、フッ素に関してのそういうレポートはありません。
    しかし、お口の中で使ったら、しっかりうがいしていれば大丈夫、うがいは口先だけのクチュクチュだけでなく、咽頭部や、鼻腔内の粘膜の粘液による、喉の痰(匂い玉)も含めて、綺麗にする意味では、天井を見上げてのガラガラうがいは毎日必ず数回はしましょう。

    アユールベーダーなどでは、、オイルプリングとか、鼻洗いなどもあるように、口から鼻にかけての雑菌による炎症は、自分の免疫力に反比例して、大きくなり、それらのリズムの中で、体調変動が起きています。

    フッ素自体は色々問題視されて居る先生もありますが、WHO、アメリカ歯科医師会(ADA)、FDIなどからも、使用に関しての問題的な報告もなく、一般的な歯磨きの使用や、日本での濃度はアメリカの半分の1000PPMであり、問題視される濃度でもなく、経皮毒としてもホメオパシーレベルの刺激です。虫歯予防効果の方が大きいです。

  3. 斑状になるのは、エナメル形成時の発育期の飲料水などからのフッ素の摂取が問題なので、大人では、ないです。

  4. 当院では、PMTCという考え方では、オーラルケアを行っていないのです。6ヶ月ごとに、歯のクリーニングを受けることでの、歯の面は、しっかり研磨するので、毎日の研磨剤入りの歯磨きと結果は同じになります。毎日のジャストケアを行っていれば、歯石もつかない、歯肉炎もない、完全な歯周病予防がマスターできます。
    当院では、トータルに、オーラルケアトリートメントとして、唾液性能テストなどの検査を含め、独自のレシピで対応しています。オーラルケアトリートメントは初回の方は、1時間ごとの2回セットで、二万五千円です。

2017.5.29

Q5オーバーデンチャーについて
@自分は、恥ずかしいながら、難聴、頸椎狭窄症、複視がありますが大丈夫でしょうか?

A根の治療方法としては2つのプランを戴いていますが、どのくらいの予算を考えておけば宜しいでしょうか?
1回当たり、月 及び、年間でおおよそどのくらいでしょうか?
万一、保険併用の治療があればご教示願います。

Bすみませんが、WFさんでの実績を教えてください。

以上、重くなってからのお願い故どうかよろしくご指導願います。

@噛み合わせが低い場合に、合併症状で顎関節のすぐ隣にある耳の神経へ影響が出ることがあります。
首の骨も、噛み合わせが低いことで、下顎の上顎の頭蓋骨の重さを支える力やバランスが悪くなり、頭の重さが首の骨にかかることで、軟骨が潰れやすくなります。
噛み合わせが低いことは、口の中の舌の空間の上下が狭くなって、口蓋と顎舌骨筋の上下の空間に舌がおさまらず、咽頭部方喉頭壁に、舌根部が溢れて、気道が狭くなることで、呼吸の一回換気量が小さくなることで、血中酸素濃度も下がり、高山病のような、全身の不定愁訴が出たりします。当然、呼吸を無意識に確保するために、首を前方向に伸ばし、舌根と喉頭壁を離すようになり、猫背で、顎を前に出した姿勢でないと、呼吸が苦しいので、猫背姿勢が続き、頚椎の軟骨が潰れ、頚椎ヘルニア(頚椎狭窄)になります。

ですから、それらの症状は、オーバーデンチャーで、ゆっくりと咬合高さを高く修正すると、改善したり、消えたりします。

AとBについては、チェアで予約時にモニターをお見せしながら、説明します。ほとんど全て、ホワイトファミリーのHPに載せてあります。
2017.6.8

Q6被せもので虫歯?
かなり丁寧に歯磨きとフロスをしているつもりなのですが、虫歯が出来てしまい困っており、原因が知りたいです。また、バイオセラピーに興味があります。
そして、2本目のセラミックのかぶせ物をする予定がありますが、正直また7万円もかかってしまうので、セラミックはどこでも同じ価格なのか、ということも知りたいです。

大変、お返事が遅くなりました。

丁寧に歯磨きとフロスケアをしていて、と書かれていますね。
今の日本での治療の修復物の精度とその接着技法に問題があります。
セラミックの種類もいろいろありますが、その作り方、そして大事なことは、その色や型、歯の並び方などだけでなく、それが、3ミクロンのYホルダフロスの糸に引っかからない、フロスフックゼロの超精密な制作物であるかということです。
自費であって、各クリニックでその値段は違います。海外では、超精密なミクロン調整された修復物の保証期間は、30年から50年と長いです。
http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/wf-sika/wf03-3mix.html#05
形成での見直し

http://www.white-family.or.jp/htm/dougu/shikanyougu3_floss.htm
ミクロンチューニング

また、丁寧とは、トイレを使って水洗することと同じで、白い便器は、流すだけでタワシでこすらなくとも白い状態を維持できる理屈を考えてください。
すぐに流すからこすらなくてもいいのです。でも、もしも昼にトイレを使って、その時に流さずに30分以上、もしくは夜の寝る前に、トイレに行って流して、流れますか?タワシでこすらなくては、なりませんよね。そういう遅いタイミングでのケアがありませんか?

食後の菌の腐敗発酵のタイミングは、食後の30分からの時間帯です。そして、大雑把に、歯の表面に、綺麗な唾液が触れる状態があれば、そこは唾液によって保護され、菌の出す酸や毒素は中和されるのですが。
http://www.white-family.or.jp/htm/hamigaki/hamigaki-top.html
歯磨きは工夫と発見の1から6

http://www.white-family.or.jp/htm/hamigaki/hamigaki-3.html
3.歯磨きの基本を知ってる?

http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/cear/3am.htm
1.ジャストケア 3AMについて

どうでしょう、食後3分から5分以内のお口の中をチェックすると、歯ブラシでケアできる、歯の見える頬側や、噛み合わせ、歯の裏などの多くの面は、噛んで食べていると、食片が擦れ、唾液が流れ、ほぼ90%以上は、歯ブラシの届く面には、菌も食べかすもありません。

どこに、食べかすや、菌のバイオフィルムが残っているかというと、歯と歯の間の隙間の中と歯の根元の歯周ポケットの中に、溶けたパン、パスタ、お米、ネギの繊維、ナッツや、クッキーのカス、酸っぱいサラダのドレッシングなどが残っていて、食後3分から30分の間に、非常に速いスピードで、腐敗発酵して、口臭の原因になります。

http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/chiryou/Oral-care/css-004.html
4.歯と歯の間のプラークが歯周病や歯間隣接面虫歯の主な原因です。

その歯と歯の間に、フロスを通して、糸が引っかかりませんか?ライオンのクリニカフロスのYホルダのは、3ミクロン糸で、不適な、段差など、菌の隠れ場所になるような、修復物の接着境目の隙間や、段差から隠れ虫歯や、隠れ歯周病が、症状もなく進行して、数年後から10年くらいで、修復物の脱離や、歯の欠けの原因になります。

http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/kenkou/shisyu.htm
1.40歳までの根面露出と根面脱灰の怖さ

2.口腔と全身のつながりを考える
(お口の感染から腸内フローラの変化まで)

2-1.メタボと歯周病の関係


以上、ホワイトファりミーのホームページにも詳しく書いてあるので、読んでいただければ、幸いです。

ホワイトファミリーでは、同じセラミックでも、耐久性は50年以上から100年をゴールに目指しており、オーラルケアの指導を受けていただいて、定期検診を受けていれば、10年間の保証です。
修復物で大事なのは、どういう形で作られているか、それが、3ミクロンフロスフックのない、超がつく精密な製作工程で、お口にセットされているか?毎日のケアで、予防的ケアがマスターできる指導をしているということが、他の予防歯科さんとは違うと思います。

セラミックにする場合、ホワイトファミリーでは、詰めて治す、インレータイプは行いません。耐久性も精度も出ないからです。全てオールジルコニアのクラウンです。
神様の作った自然な歯の構造と同じ、構造に治すので、耐久性もあります。部分的に詰めても自分の歯の部分にマイクロクラックというヒビが入ってきて、歯が欠けます。
そして、予防的ケアをマスターしてもらうまでの3ヶ月から24ヶ月はプロビジョンのプロテンプ4という、これまた超精密な仮歯で、噛み合わせ状態や、歯並びお手入れ状態を観察します。これは、1歯ごとに二万円です。そして、最終的に、健康になった歯周ポケット内の形成境界線で、出血や浸出液の邪魔もなく、超精密なオールジルコニア用の印象を取ります。これは、本数によって割引などがありますが、1歯、28万円です。
耐久性は、50年以上で、100年までのものです。ホワイトファミリーの予防ケアをマスターしていれば、完全に虫歯も歯周病も予防できます。しかもジルコニアの表面は、菌の付着が起きないので、いつも簡単なお手入れで、綺麗が続きます。定期検診では、咬合関係のチェックと調整ですみます。長い眼で見て、数年で虫歯になるセラミック修復の精度と超がつく精密なオールジルコニアでは、どちらが得でしょうか?


http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/wf-sika/wf01-porisi.html#chiryotokucho
2.ミクロン精度!!
修復物の長期耐久性を実現!
半世紀は使って貰いたい
工夫の特徴とは

長くなり、失礼いたしました。参考にしてください。

2017.6.14

Q7親知らずを当日に抜きたい?
初診なのですが、予約してその日に上と下 両サイドの親知らずを抜いてもらいたいです。

多くの場合抜歯するような、お口の中に傷を作る処置では、傷が治るまでの数週間の間に、バイキン感染が起こり、菌が身体中を血管内を流れて、いわゆる菌血症や、免疫力が弱い場合や、感染した菌株が悪性度や病原性が高い場合には、敗血症となり、命に関わる場合も想定されます。
ホワイトファミリーでは、初診では、まず、お口の衛生環境を審査して、その審査に基づいて、抜歯方法、順番、処置優先順位を決めます。

口の中に、歯周病、歯肉炎、虫歯など、症状はなくて隠れた場所に存在している場合が多く、それらの管理、処置で、お口の衛生環境が良好になり、菌のバイオフィルムの染め出しテストで、30%以内のスコアーで、歯周病菌の少ない状態で、抜歯を計画します。
他のクリニックとは違い、予防歯科を37年行ってきて、ホワイトファミリーでは、一度治療を受けたら、二度と同じ治療を繰り返す、二次虫歯や、隠れ歯周病を進行させない、超精密な修復法と、お手入れ法の指導を行っていて、その耐久性は50年以上、100年を目標にしています。
初回は、無料カウンセリングも行っています。ぜひ、一度予約してご来院ください。
HPでも、歯周病菌の説明ページがあります。
こちらです:命を奪う歯周病への対策は?

2017.6.22

Q8セレック系のインレーについて
Sironaのシステムでのセラミック系のインレイでのおよその費用を教えてください。(この質問が正しいかどうかよくわかりません(笑))
inlabとは違う製品ラインなのでしょうか?


シロナのセラミック治療は、第一世代の30年前と、今回の第三世代の3Dプリンターで10ミクロン誤差で削り出す修復も10年くらい前から行っています。3Dカメラで当初は撮影していましたが、やはり修復物の境目をお口の中に設定することで、この境目の接着の劣化が問題になってきて、5年前からセレックはほとんど使わないです。セレック自体は、5万円で入れておりました。
特に奥歯での詰め物などは、噛み合わせ面にセラミックと自分の歯質の境目が露出しているので、自費で、数万かけても、自分の歯質部分が欠けたり、接着の劣化が目立つのです。耐久性は10年に届かないことがわかり、破折のリスクなどから、今は、行っていません。
機械はあります。
海外では数年前から、奥歯に関しては修復形態を神様が作った自然の歯と同じ構造に治すということが、50年以上の耐久性を得る必須要素として認識されています。小さい虫歯は小さく治すというのが、日本では、一般的ですが、そのために、数年後に、歯が欠けたり二次虫歯になり、再治療や、神経治療になっています。

ホワイトファミリーの自費治療の耐久性は、50年以上、100年が目標する、海外の現在の超精密修復の方法を、行っています。
ドイツでは、100年目標の修復物をスーパーティース法と名付け、フルジルコニアによる、クラウン修復のみが採用されます。

本来自然な歯、お口の中に露出している部分は硬く、耐酸性のエナメル質でつなぎ目なく、フルカバーされ、歯肉縁下1〜2mmまで歯周ポケット内まで、繋がっています。このために、欠けたり、割れたりすることなく、50年近い耐久性があります。卵の殻と同じ原理ですが、湾曲した面が連続していることが重要なんです。
部分的に穴を開けたり、削ったりすると、この強度がなくなり、数年でエナメル質にマイクロクラックが生じ、崩壊が起きます。
マイクロクラックも奥歯の歯周病の進行で、噛み合わせが変化してくることで、甘噛みから、食いしばりに移行し、歯ぎしりで、自分のエナメル質が削れたり、ヒビで割れたりします。このマイクロクラックに酸の侵食が起きるのです。

戦後の60年の間に、食文化は、とても多くの加工食品を生み出し、精製砂糖を含んだり、酸味としてのクエン酸や、味をまろやかにするために、味にとろみの増粘剤などを隠し添加として多用してきています。
これらの食品の性状は、まるで、虫歯菌の出す成分と同じ性状です。虫歯菌が作り出すネバネバのデキストラン多糖類のバイオフィルム。その中で繁殖しながら、砂糖(ブドウ糖)を分解して酸を産生して、歯の表面にべったり付着していきます。食後30分から60分で、カルシウムの溶出や、炎症性サイトカインを増やし、血液を求めて歯肉ポケット内で潰瘍を作り、体内に侵入することで、炎症は全身の血管に広がり、お口の中の菌多い状態は、糖尿や、高脂血、メタボ体質、脳や心臓でのアテローム動脈硬化の進行、脳の認知機能への影響などを起こすことが、わかってきています。
お口のお手入れは、トイレの水洗と同じで、すぐに流すとタワシで擦らなくても真っ白な便器を維持できます。
食事の最中から始まる、食品による酸蝕(酸の侵食)も考えると、食後は、3分以内くらいのできるだけ、早いタイミングでのケアが効果的です。
これがトイレの水洗効果なんです。時間が経って、自分の唾液が再石灰化してくれたりすることは、ほとんど期待できません。時間が経てば、歯の表面のバイオフィルムが分厚くなり、固着して古いバイオフィルムに変化し、悪玉歯周病菌も増えてきます。
ネットで、食後に歯ブラシをすぐにしないほうが良いと、間違った意見が広まっていますが、これは、これら、上記の論理を理解していない、表面的な見解です。
特に、歯と歯の間の隣接面は、食後には、必ずネバネバ成分や、溶けたパスタ、パン、ネバネバ酸っぱいドレッシングなどが詰まって、唾液などは、歯の表面のカルシウムの溶けたところには届きません。これをトイレの水洗と同じ感覚で、予防ケアをYホルダフロスで行うことで、一生涯、歯肉の下りのない、健康な隣接面歯肉を高齢まで、キープできます。

さて、ホワイトファミリーでは、このフロスケアをしっかりマスターしていただくことが、修復物の耐久性に欠かせないものであり、歯肉炎や、歯周病が進行して骨吸収が起きると、歯と歯の間の隣接面で、歯肉縁下に隠れていた根面が露出して来ることで根面に虫歯がゆっくりできてくる。その根面は、耐酸エナメル質とは違い、ほぼ、弱酸性からカルシウムが溶け出ます。
寝る前にゴシゴシ磨くと、この露出した根面は弱くなって脱灰しているので歯ブラシの研磨成分でどんどんと削れ、知覚過敏になります。

フルジルコニアでフルカバーしても、フロスケアで予防的タイミングのオーラルケアができないと、根面虫歯で、20年後に、再治療となったり、神経を取ることになったり、最悪、症状のない、こういう大人虫歯で根が割れて、抜歯になったりします。

50年という耐久性を得るために、ホワイトファミリーでは、ミクロンチューニングを行います。
今のセラミックは、10ミクロンの誤差で設計ラインに沿って、削り出しますから、設計形成のラインより、10ミクロン大きめに削り出します。一般的にはこれが、非常にアバウトで、形成ラインからオーバーしたりアンダーになったり、凸凹します。
まして、印象時に、歯肉ポケット内の清掃や、バイオフィルムや、歯石などが綺麗に除去されて、健康な歯肉でないと、歯肉ポケット内根面の形成ライン上には、多くのデブリスが存在して、浸出液、出血などで、印象した形成ラインが凸凹になってしまいます。もちろん、ミクロンレベルですから、肉眼ではわかりません。
歯科用の顕微鏡で拡大して、精査して確認して、それを調整するのです。

ライオンのクリニカや、ウルトラブランドのYホルダフロスは、普通のフロスと違い、糸が撚ってない
3ミクロンの糸が、200本から300本束ねてあるのです。

虫歯菌は4ミクロン、歯周病菌は8ミクロンです。この修復物の境目をしっかり歯肉ポケット内に置き、その修正誤差を限りなく0ミクロンに近づけることで、境目の段差や、接着劣化による隙間の発生を最小にして、二次虫歯の発生や、酸蝕を予防する基礎とします。

ですからホワイトファミリーでは、形成してすぐに修復物の印象を採って、修復物を作りません。
まずは最初に、きっちり、歯の周囲のエナメル質の脱灰部分や、マイクロクラックを含めた部分を、カバーするフルクラウンを3M社のプロテンプ4で作成します。
もちろん、この仮歯と一般で言われるこのプロビジョナル修復は、初期修復として、しっかり0ミクロンチューニングを行っています。これを使ってもらいながら、お口の中のケアをマスターしてもらい、健康な歯肉と歯周ポケットになってもらいます。最長で、24ヶ月は使えます。
普通に噛んで、食事して、歯磨きケアをして問題なく生活できます。
この材質自体は、セレックのセラミックより丈夫で、奥歯でセラミックが割れたり、破損するようなことはなく、使えます。
ただ、2年以上では、すり減りが進行するので、当院では、2年を使用期限としています。アメリカでは、経済的な理由で、このプロテンプ4で10年以上使っている例は多くあります。

形成した歯がプロテンプ4使用で問題なく、お口の健康状態も良好なことを確認して、
その上で、最終修復のフルジルコニア用の印象採得を二回法で行い、ドクター自身が模型比較しながら0ミクロン調整を行ってから、ラボで、フルジルコニアを作成します。
3ミクロンフロス糸で、修復時のセットで調整するのです。
ロボット3Dプリンターが10ミクロンオーバーで製作したものを研磨作業と、マージン部のフロスチェックにより、0ミクロンのオーダーまで、調整します。これが、熟練作業で、数時間かかることも多くあります。
セット時には、この10ミクロン誤差の修復物をさらに、顕微鏡で、0ミクロン調整し、ドクターと歯科衛生士のダブルのフロスチェックで
3ミクロンフロスの引っかからないことを確認して、ジルコニア専用の接着システムでセットします。

こういう行程を踏むことで、日本では、5年とか10年での再治療が一般的な中で、50年以上の耐久性を得ています。

初期修復の3M社のプロテンプ4材を使った、プロビジョナル初期修復は、2万円です。

10年保証、50年から100年の耐久を目指した、フルジルコニアクラウンは32万円となります。

2017.6.30

Q9矯正以外の矯正?
こんにちは。
歯並びと八重歯についてです。八重歯が横に生えており、そこまで目立たないものの、笑うと出てくるので気になっています。
また上の歯が一つ下の歯の奥にあるので、これもまた気になっています。
最大一年ほどで直したいと考えております。矯正ですと時間がかかると思うので、他に方法がないかを考えております。

歯並びで、犬歯などの大きさの歯を、歯周病などの歯の溶ける状態にならないように、優しく動かす、矯正力は1年間で、2mm程度です。
それよりも早いスピードで動かすと、根も溶けて、短くなる短根歯となります。また、毎日のお手入れで、歯と歯の間の隣接面に届かない、歯ブラシだけのケアでお手入れしていると、必ず、奥歯から歯の間の隣接面に毎食後に残る食べカスが腐敗発酵するので、口臭も発生して、気づかない状態で、歯周病菌が多くなり、奥歯の噛み合わせも歯周病のための顎の骨が溶けるために、変化して年寄り臭い顔つきに40歳までに変化します。
大切なのは、予防的ケアを、人生の早い時期にしっかりマスターする、生活習慣を変えることです。

歯並びを短期で改善するために、歯を削ってセラミックで修復して、歯の形を変えるのは、その耐久性は、一般的な日本での、ミクロンチューニング法を行って居ない保険治療と自費治療の両方を行っているような歯科クリニックでの、精度は非常に雑で、不適合なものが多く、精度は50ミクロン誤差は当たり前です。
ですから、10年後の二次虫歯の発生や根元の隙間、歯周病の発生は80%くらいで、やりかえになる有様です。

ミクロンチューニングの場合は0ミクロンレベルで、耐久性は50年以上で、予防的ケアを受けていただく場合は、10年保証です。

自分の歯を整えるだけの矯正は、予防ケアをマスターして、定期健診を受けていれば、再治療することなく、一生お金は、メンテナンスだけで済みます。一度削ったりしたら、最短で10年後には、再度の作り直しが発生する覚悟で、受けましょう。
欠けたカップを接着剤でくっつけているのとほぼ変わらない一般的修復なら、数年後には、接着剥離・漏洩で、虫歯になります。

それでも、1年くらいの短期で、セラミック矯正や、スピード矯正を行いますか?

2017.9.6

Q10酸蝕歯
逆流性食道炎であり、現在症状は落ち着いておりますが全ての臼歯のエナメル質が解けて平になっており、象牙質の黄色が見えています。
飲食に問題はなく痛みもまだありませんが、歯が短くなっているので噛みあわせも低くなっているように見えます。
定期検診している歯医者さんからは何も指導はなく、この一年はくいしばりから歯を守るためにナイトガードをしています。最近はタフトブラシも使うようになりました。

ここからが質問になりますが、なくなってしまった歯の高さと凹凸を詰め物によって修復(形成?)することは可能でしょうか?
なるべく早期接触をさけ、咀嚼に問題を起こさず噛みあわせの高さを取り戻せれば幸いです。

食いしばりや、噛み締めなどの癖があり、さらに、胃液などの酸による、暴露で歯の表面が溶けている状態のお口の環境では、露出しているエナメル質など全てをフルにカバーする修復をお勧めします。フルカバーでのフルクラウンというタイプで、さらに、それらの修復は金属の場合は、金属イオンの発生で、免疫毒性による、アレルギー発症や、発がんなどのリスクが高まるので、奥歯でも保険対応ではありませんが、フルセラミックによる修復が、ベターな選択になると思われます。

咬合高経の低下も、ORT検査など各種の検査によって、健康に異常の出ない健康咬合位置をサーチして、元の高さに戻せます。

フルカバーの修復なら、ホワイトファミリーの予防ケアをマスターしていただければ、完全に鎧を着た状態で、酸による腐食を防止できます。また、当院の各種の指導を受けていただければ、50年以上の耐久性も得られ、また、逆流性食道炎の改善も可能です。 初回はカウンセリング予約があり、無料です。一度、カウンセリングを受けていただくのが良いと思われます。

2018.1.9

 

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