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口腔内除菌や口臭に効果
CHXリクィッド(液)

 

ラカルト・コンクール・バトラーCHX

 

CHX液比較へ
 
オーラルリンステストへ
 

殺菌・除菌作用があるのは ・・ラカルト ・・三ヶ月薄めて使う
                ・・コンク−ルF ・・一ヶ月薄めて使う
                ・・ガムデンタルリンス ・・半月ぐらいそのままつかう


 

なぜCHXリクィッドをすすめるか・・

カバーリング効果:
殺菌抑制作用が2時間くらい持続するので、次の食事までのプラークの増殖をしっかり抑える。

コストパフォーマンス:
1ビンで長く使え、数ヶ月持つので経済的。
小さいボトルで場所もとらず、持ち運びに便利。

殺菌・消臭効果:
口腔内細菌の除菌効果
ウイールスや真菌、水虫、切り傷などにも効果的。
口臭予防として、しっかりお口の臭いの元を断つ。
炎症を抑えるので、風邪などのノドの消毒に効く。

安全性:
ドイツで発売されてから35年以上の長い歴史が証明。

以上のカバーリング、コストパフォーマンス、殺菌消炎効果、安全性。




エスエス製薬へ要望書を送りました。
効果的なオーラルケアの必需品・「ラカルト」の製造中止は
日本人の歯周病対策に大ダメージです!

ラカルト洗口液製造継続のお願い


 今年4月、社長就任時にもお手紙いたしましたが、再度お願いをしたくお手紙いたしました。
当院ホワイトファミリーは、神奈川県川崎市 小田急線新百合ヶ丘駅前にて予防歯科医療を中心に一般歯科として開業して25年となります。
 御社が製造販売されていましたラカルト洗口液を長く患者さまに利用していただいておりましたが、昨年9月以後製造予定がなく、すでに在庫もないと伺いました。

 当院におきましては、患者様にラカルト洗口液をフロス、歯磨きの際に薄めて使用することを推奨しており、当院オリジナルDVDでも紹介しております。すぐれた殺菌作用のラカルト処方はこれまで30年以上も使用され、口腔内ケアの必需品です。
 そのため当院では、急遽半年分をまとめて購入しましたが、すでに在庫も残りわずかです。一ヶ月で平均して60mL 60個 30mL 20個ほど販売しておりますが、リピーターの方も多く、最近ではまとめ購入の方も増えております。
 CHX洗口液は他にもバトラーなど数社から出ていますが、やはり味や色、使った後の清涼感などの点でラカルト以上のものはありません。
 当院スタッフによる洗口液の比較テストでも明らかです。
テストの結果につきましては下記ホームページをご参照ください。
http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/cear/oralhikaku.htm

 最近の歯周病への関心は以前にも増して高まってきております。化粧品や健康食品などと違い、歯周病予防のターゲットは老若男女を問わず日本人の90%以上、かなりの規模の大きなマーケットといえます。その中でサンスターGUMデンタルリンスや、ナイトケア、バトラーCHX液など、歯科専用ではコンクールF、ジェルやそのほかリステリン、モンダミンなど多くの洗口液がほとんど効果もないのに、宣伝だけで大きくヒットしています。
 一方ラカルトは現在では宣伝もされず、価値と実力がありながらも製品が周知されていない状況です。
 この間違った現状を正すためにも、オーラルケア市場のマーケティングをしっかりと行い、ラカルトのような適切な性能を持った製品を消費者に届けていただきたいというのが歯科医師の希望です。
 現状は購入場所が限られていますが、コンビニなどでも購入できるようになって消費者の目にとまる機会が増えれば必ず看板商品になり、エスエス製薬の知名度も上がり、他の薬品へのプラスの波及効果も考えられます。
 また、ラカルトが継続製造されましたら、当院の医療関連会社から販売しておりますオーラルケアオプチマルキットにもこのラカルト液を加えて全国に通信販売を行う予定で、計画を進めております。

 前社長在任時の3月にもラカルト洗口液製造継続のお願いをいたしましたが、継続製造されず非常に残念です。
日本人の90%が歯周病という現状を踏まえ、その除菌ケアの普及のため、今後の製造継続を切にお願い申し上げます。
 また、できましたら商品パッケージを一新し、商品展開を充実させていただけますと、歯科医師としても患者様にお奨めしやすくなり、一般消費者の方にも手に取っていただきやすくなるのではと考えております。
  ぜひ今後の継続製造販売をご検討ほどよろしくお願いいたします。


WFでは、香水用のスプレー容器に入れて携帯し、
食後の3AMケアや、口臭対策スプレーとして
使うことをお薦めします。

 プラ-ク形成抑制80%!!歯肉炎を95%抑制!!確実にプラークを抑制、しかも真菌、ウイールスにも有効。
グルコン酸クロルヘキシジンンが確実に口臭原因菌を取り除き、薄めて使う薬用マウスウオッシュで口の中のすみずみまで成分がいきわたり、歯垢の形成を抑えて緩んだ歯肉を引き締め、虫歯、歯槽膿漏、歯肉炎、口臭を防ぎます。さらに歯の表面に被膜を作るためカバー効果があり殺菌状態が長持ちします。つまりプラーク内部に浸透。またフロス、歯ブラシに塗布して行うと、より効果が上がります。

なぜリステリン・モンダミンをすすめないか?

 けして悪いものではないが、殺菌効果が弱く殺菌持続性がないです。効果は使った後の数分間です。プラーク内部にほぼ浸透しない。真菌ウイールスに効果ない。
 刺激が強すぎると感じる。洗口液の刺激は主にエタノ−ルによるものです。
モンダミン・・成分・・水・エタノ-ル・グリセリン・PEG-8・リン酸2Na・リン酸Na・キシリト−ル・グリチルリチン酸2K・保存剤。
リステリン・・成分・・エタノ−ル・1.8−シネオ−ル・チモ−ル・サリチル酸メチル・I−メント−ル・安息香酸・ポリオキシエチレンポリオキシ・プロピレングリコロ−ル・着色料・安息香酸ナトリウム。
2007.4.14 畔地 未央

Dr.ツツミ1番のお薦め


“うがいでお口さわやかに” は
危険な大間違い!!

一瞬だけの表面効果のみの怖さ、数十分後には・・・

「洗口剤?」と言われると難しく考えてしまいますが、市販されているマウスウ ォッシュやデンタルリンスのことをいいます。 洗口剤には歯みがき時に使用する液体歯みがき剤と、歯みがき後に使う洗口剤の2種類がありますが、プラークの中まで浸透させてバイオフ ィルムを破壊させないと効果は期待できませんから・・・・ 洗口剤の効果的な使い方について説明しましょう。

歯ブラシ・フロスに直接に浸けて使いましょう!!!
夜の歯ブラシ後おやすみ前の使用は特におすすめ
だ液にはお口の健康を守るいろいろな働きがありますが、おやすみ中はだ液の分泌が低下するため、虫歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすくなります。おやすみ前に歯ブラシやフロスに浸けて使用することで、確実にバイオフィルムを破壊して、細菌の増殖を防ぎ、お口の健康の維持・増進に役立ちます。
歯みがき後の殺菌性洗口剤としての使い方
歯みがき後に適量を口に含み、口の中全体に行きわたるようにブクブクさせてすすぎましょう。外出先やすぐに歯みがきできないときは、携帯用スプレー容器に入れて携帯して、洗口剤を上手に利用しましょう。 口臭予防や、切り傷、インフル予防に役立ちます。洗口剤は殺菌力の高いものを おすすめします。CHX0.5%濃度がユーロ州標準です。
歯みがき時の歯みがき剤としての使い方
液体歯みがき剤はふつうの歯みがき剤とちがって歯ブラシの上にのせることができないため、カップなどに定量を容れておき、そこに歯ブラシやフロスを何回か、 浸けながら使い、その後に、お口に含んでうがいして、お口のすみずみ、特に隣接面ポケット内まで液体歯みがき剤が広がるようにしましょう。


 ■クロルヘキシジンCHX■

クロルヘキシジン(Chlorhexidine)は医薬用殺菌薬で、グルコン酸塩、あるいは塩酸塩、酢酸塩として用いられる。CAS登録番号は55-56-1(グルコン酸塩は18472-51-0、塩酸塩は3697-42-5、酢酸塩は56-95-1)。

主な適用
薬用洗口液などに添加され、歯肉炎などの歯周病を軽減・予防する効果があるとされる。ただし、エタノールを添加した製剤が多いため、洗口剤には適さないものもある。

医療用医薬品としては、グルコン酸塩のものが繁用されている。比較的細菌類の不活性時間が長く、主に手術野の皮膚の消毒や手術前の手指消毒に使用されることが多い。 通常、人体粘膜への使用は可能とされ
ているが、過去にアナフィラキシーショックを起こした事例があるため、日本では口腔以外の粘膜への使用は禁忌扱いとなっている。しかし、アメリカでは粘膜に使用される第一選択薬となっている。代表的な製剤としてはヒビテンが挙げられる。

その他の注意
フッ素イオンによって失活するため、クロルヘキシジン洗口液はフッ素を含む歯磨き粉、洗口液などの使用後少なくとも30分経ってから使用すべきであるとされ、さらに効果を上げるためには飲食やその他の洗口液は使用後少なくとも1時間は避けたほうがよいとされる。しかしクロルヘキシジンとフッ素の両方を含む製剤でも効果はあるといわれる。クロルヘキシジンを含む製品は日本やアメリカ合衆国では一般用に購入可能であるが、処方箋なしでは使用できない国もある

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
 

■WFがCHXリクィッドを積極的に進める根拠■

日本では、一般的にこのCHX薬剤は、ウイールスには効かないという報告がありますが、HIVやインフルのウイールスにはそのタンパク破壊作用で、効果があるというレポートも多いのです。

私自身は、この薬剤でオーラルケアトリートメントを始める前には1年に4,5回は高熱を出したり、風邪をひくことが普通でしたが、今では1年に2回くらい、半日ほど喉が軽く腫れる程度で、高熱にならず治ってしまいます。(堤 一樹)

 

(1)グルコン酸クロルヘキシジン 1, 2, 7, 8, 13〜16)

[1] 特徴

 クロルヘキシジンをグルコン酸塩とすることによって水溶性としたビグアナイド系化合物である。皮膚に対する刺激が少なく、臭気がほとんどない生体消毒薬(antiseptics)であり、適用時に殺菌力を発揮するのみならず、皮膚に残留して持続的な抗菌作用を発揮する。したがって皮膚における持続効果が期待される場合、すなわち、手術時手洗い、手術部位の皮膚、創傷部位(創傷周辺皮膚)、血管カテーテル挿入部位などにおいて優れた特性を発揮する。日本では、結膜嚢以外の粘膜への適用は禁忌であり、また結膜嚢の洗浄後も滅菌精製水での洗浄が必要とされている。

 金属製品、繊維製品に対する腐食性も少なく、非生体への適用も認められているが、器具、環境などに繁用する消毒薬としてクロルヘキシジンを選択する積極的な理由はない。

[2] 抗微生物スペクトル

 グラム陽性菌、グラム陰性菌、真菌の一部、エンベロープを有するウイルスの一部に有効である。結核菌、多くのウイルス、芽胞には無効である。グラム陰性桿菌であるBurkholderia cepacia、セラチア、Chryseobacterium meningosepticum、Achromobacter xylosoxidans などが抵抗性を示す場合がある。

 ブドウ球菌に対するクロルヘキシジンの抗菌作用に関しては諸説がある。速効的な殺菌力においてはあまり優れていないが、持続効果や静菌力においては優れていると理解することが妥当と思われる。したがって、黄色ブドウ球菌などに対する速効的な殺菌力が必要な場合には、なるべくスクラブ製剤やアルコール製剤など、物理的な除菌作用やアルコールの殺菌作用などを付加した製剤を用いることが望ましいと思われる。(詳細は<参考>を参照)

[3] 作用機序

 100mg/L未満(0.01w/v%)で静菌的に、100〜500mg/L(0.01〜0.05w/v%)で殺菌的に作用する。

・ 静菌的な濃度(100mg/L未満)では、細菌表面のリン酸基部位に吸着し、細胞壁を透過し、細胞膜透過性を障害する。その後、カリウムイオンのような低分子成分の漏出を引き起こし、また、ATPaseのような膜結合酵素を阻害する。
殺菌的な濃度(100〜500mg/L)では、細胞内に急速に侵入し、ATPや核酸を凝固し沈殿を生成する。

[4] 適用範囲
(承認に基づく効能・効果。推奨されるものについては下線。)

0.1〜0.5%グルコン酸クロルヘキシジン液 手指・皮膚、手術部位の皮膚、医療用具
0.05%グルコン酸クロルヘキシジン液 皮膚の創傷部位、手術室・家具・器具・物品
0.05%以下のグルコン酸クロルヘキシジン液 結膜のう(界面活性剤配合製剤の場合は適用不可)
0.02%グルコン酸クロルヘキシジン液 外陰・外性器の皮膚(界面活性剤配合製剤の場合は適用不可)
4%グルコン酸クロルヘキシジンスクラブ 手指
0.5%グルコン酸クロルヘキシジンエタノール液 手術部位の皮膚、医療用具(金属、非金属)
0.2%グルコン酸クロルヘキシジンエタノール擦式製剤 手指


[5] 主な副作用

 皮膚に対する毒性、経口毒性は低い、ショック、発疹・蕁麻疹等過敏症がみられることがあり、このような場合は直ちに使用を中止し適切な処置を行う。 膀胱・腟・口腔などの粘膜や創傷部位に使用してショックが発現したとの報告が十数症例報告され、第24次薬効再評価(昭和60年7月30日公示:薬発第755号)において、結膜のう以外の粘膜(膀胱・腟・口腔など)への適用や創傷、熱傷への適用の一部(広範囲、高濃度)が禁忌となった。これらのショックの例のほとんどは適正濃度を超えた0.2〜1%での使用によるものであった。

 なお、中枢神経、聴覚神経への適用は障害を引き起こすので禁忌である。

 高濃度(0.1%以上)のグルコン酸クロルヘキシジンが眼に混入すると角膜障害を起こす。 

[6] その他の注意

・ 天然繊維や有機物に吸着されやすく、殺菌力が低下する。
・水道水(特に硫酸イオンを含むもの)や生理食塩水で希釈すると沈殿を起こし、殺菌力が低下する。
・ 陰イオン界面活性剤(石けん)や次亜塩素酸ナトリウムと反応して着色沈殿し、また、塩素イオンと沈殿物を生じることがある。
・クロルヘキシジンによる着色の漂白には過炭酸ナトリウム等の酸素系漂白剤が適当である。
・日光により着色するので遮光容器にて保存する。
・創傷部位、結膜のうに使用する場合は、滅菌済みのものを使用する。
・微生物汚染を受けやすいので、開封後は汚染に注意して使用する。

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<参考> ブドウ球菌に対するクロルヘキシジンの抗菌作用

◆殺菌作用
クロルヘキシジンは比較的長時間接触しなければ試験管内で黄色ブドウ球菌に対して高い菌数の減少値を示さない、または、黄色ブドウ球菌を死滅させないと解釈されるデータが存在する16, 17)。クロルヘキシジンが黄色ブドウ球菌を試験管内で短時間に殺菌するとした報告の中には、不十分な中和操作などによる過大評価と思われるものもある18)。本テキストは、クロルヘキシジン水溶液が黄色ブドウ球菌を殺菌するためには比較的長い接触時間が必要な場合が多いと解釈する。

また、クロルヘキシジンの殺菌作用に対して、MRSAの感受性がMSSAの感受性よりも低かったとする報告もあるが19)、多くの報告では両者の間に感受性の差を認めていない20〜22)。クロルヘキシジンの殺菌作用に対するMRSAの低感受性を報告する研究の多くは、抗菌薬耐性と消毒薬低感受性の連関を示すものではなく、上述のような黄色ブドウ球菌全般への速効性に関する過大評価を修正するものとして理解することが妥当と思われる。

◆静菌作用
クロルヘキシジンはMRSAを含む黄色ブドウ球菌、CNSなどのグラム陽性菌に対しごく低濃度で優れた静菌作用を発揮する14)。逆性石けんやクロルヘキシジンなど消毒薬のMIC(最小発育阻止濃度)を上昇させる遺伝子がプラスミドを介してMRSAに散在するという研究もあるが23)、消毒薬の実用濃度よりも非常に低い濃度における感受性の変化であるため、これらの遺伝子が重要な臨床的意義を持つとは認められていない5)。(IV-2-1)-(1) ブドウ球菌を参照)

2009.5.20 Y's Squareより引用
 

歯磨き効果?インフル減少

歯磨き効果?インフル減少 洗面台増設の小学校で

 
 東京都杉並区が児童に歯磨きの習慣を付けるため、昨年夏に区立小2校で洗面台を増設したところ、この2校の2学期中の新型インフルエンザによる学級閉鎖率が平均45%と、ほかの区立小41校の平均79・6%に比べ大幅に小さかったことが6日、分かった。

 歯磨きで口の中を清潔に保つとインフルエンザの予防になるとする指摘があるが、区は当初は念頭に置いておらず、思いがけず効果が"実証"された格好。これを受けて区は2010年度にさらに区立小5校で洗面台を増設する。

 杉並区教育委員会によると、同区の歯科医師会から「小学校で歯磨きができる環境を整備してほしい」との要望があり、夏休み期間中にモデル校として2校で計49個の蛇口が付いた洗面台を増設。2学期開始の9月から洗面台に近い教室の児童らに給食後、歯磨きをさせていたという。

 区教委は「科学的な因果関係は証明できないが、歯磨きをすれば、うがいや手洗いも並行してやることになる。児童の予防意識の向上にもつながったのではないか」と分析している。

 学級閉鎖率は、全学級数のうち学級閉鎖になったクラスの延べ数の割合。同区では1クラスの欠席児童が1割を超えた場合、校長などが学級閉鎖を検討する。

2010.2.8 提供 共同通信社

 

 

応用編、CHX液の傷塗り・ノーズスプレーでの効果

鼻腔内黄色ブドウ球菌の除菌で院内感染が半減
オランダで行われた二重盲検多施設無作為化試験の結果

 入院時に患者の鼻腔内の黄色ブドウ球菌保菌状況を調べ、陽性者には除菌を行えば、黄色ブドウ球菌の院内感染発生率を58%低減できる―。そんな無作為化試験の結果を、オランダErasmus医療センターのLonneke G.M. Bode氏らがNEJM誌2010年1月7日号に報告した。

黄色ブドウ球菌の鼻腔内保菌数が高い患者は、そうではない人々に比べ、院内感染リスクが3〜6倍になると報告されている。また、黄色ブドウ球菌の院内感染の8割以上が、患者自身が保菌していた微生物による内因性感染であるという報告もある。

  黄色ブドウ球菌の除菌にはムピロシンの鼻腔内投与が有効であり、ムピロシンを適用すれば、長期にわたり透析を受けている患者の侵襲性黄色ブドウ球菌感染を予防できることが示されている。しかし、それ以外の患者の院内感染に対するムピロシンの有効性を調べた複数の研究では、一貫した結果は得られていなかった。

  著者らは、入院時に患者の鼻腔内外を除菌すれば、黄色ブドウ球菌の院内感染リスクが低下する可能性があると考え、これを検証するための二重盲検の多施設無作為化試験をオランダの5カ所の病院で実施した。

  05年10月から07年6月の間に、外科または内科に入院した黄色ブドウ球菌感染リスクの高い人々を対象に、保菌の有無を調べるスクリーニングを実施した。内科、心臓胸部外科、血管外科、整形外科、胃腸外科、一般外科のいずれかに4日以上入院する必要があると見なされた18歳以上の患者から鼻スワブを採取し、PCRで黄色ブドウ球菌陽性となった患者を登録。介入群または対照群に無作為に割り付けた。

  介入群には、2%ムピロシン鼻腔内軟膏(1日2回塗布)とクロルヘキシジン液(40mg/mL、「ヒビスクラブ」、毎日全身に適用)を用いた除菌を、対照群には偽薬軟膏と偽薬消毒液を、入院直後から5日間適用した。入院期間が3週間になった患者には、再度5日間除菌を実施。入院期間が6週間になった患者には、3度目の除菌をやはり5日間実施した。追跡は退院後6週目まで継続した。

  主要アウトカム評価指標は、黄色ブドウ球菌の院内感染発生率に、2次評価指標は、あらゆる原因による院内死亡、入院期間、入院から黄色ブドウ球菌院内感染の診断までの時間などに設定。分析はintention-to-treatで行った。

  入院直後または入院前の1週間にスクリーニングを実施できたのは、6771人の患者。このうち、1251人から採取した鼻スワブ1270検体が黄色ブドウ球菌陽性となった。うち917人を登録し、504人を介入群、413人を対照群に割り付けた。

  除菌群の院内感染率は3.4%(504人中17人)、偽薬群では7.7%(413人中32人)で、相対リスクは0.42(95%信頼区間0.23-0.75)だった。

  黄色ブドウ球菌の院内感染を1件予防するためには、250人に対してスクリーニングを行う必要があり、スクリーニングで陽性となった患者23人に除菌を行う必要があると推定された。

  808人(88.1%)が手術を受けており、内科的な治療を受けた患者は少なかった(109人、11.9%)が、ロジスティック回帰分析の結果は、これらの患者の院内感染の累積罹患率に差がないことを示した。

  院内感染と診断された患者から分離された49株について、内因性の感染か外因性の感染かを判定し、それぞれについて除菌の効果を調べたところ、内因性感染においてのみ除菌の効果は有意だった。内因性感染の相対リスクは0.39(0.20-0.77)、外因性感染の相対リスクは0.55(0.16-1.92)。

  また、除菌は、深部創感染の予防において特に有効だった(相対リスク0.21、0.07-0.62)。皮膚表層の手術部位感染(相対リスク0.45、0.18-1.11)や下気道感染(0.82、0.12-5.78)では、差は有意にならなかった。

  あらゆる原因による院内死亡率に有意差は見られなかった(2.6%と3.1%、相対リスク0.82、0.37-1.78)。

  院内感染までの時間は偽薬群で有意に短かった(ログランク検定のp=0.005)。入院期間の平均は介入群で約2日短かった(12.2日と14.0日、p=0.04)。有害事象として治療後に鼻腔内または皮膚に炎症が見られたが、介入終了後には消失した。

  得られた結果は、黄色ブドウ球菌の院内感染予防において、鼻腔内保菌者の入院時スクリーニングと速やかな除菌が有効であることを示した。
大西 淳子=医学ジャーナリスト

2010.1.29 提供 NEJM誌から 日経メディカル

 

 

うがいでも、イソジン(ヨード)よりクロルヘキシジン液(CHX液)が予防効果ある?

クロルヘキシジンアルコール、
ポビドンヨードより手術部位感染の予防効果が持続する

文献:Darouiche RO et al. Chlorhexidine-Alcohol versus Povidone-Iodine for Surgical-Site Antisepsis. NEJM. 2010;362:18-26

準清潔手術を受ける849名を対象に、クロルヘキシジンアルコールおよびポビドンヨードによる皮膚消毒の感染予防効果を、無作為化試験で比較。その結果、術後30日以内の手術部位感染発生率はクロルヘキシジンアルコール群で有意に低く、表層感染および深部感染の予防効果は同群で有意に高かったが、臓器感染では有意差が見られなかった。

2010.1.12 提供 NEJM誌から m3.com

 

 

■歯周病殺菌・除菌効果について電解殺菌水とは


電気分解による、電解水の、酸性水は多くの治験から、病原菌の殺菌効果が認められています。

作用後は通常の水と、塩分に変化します。瞬間的な効果があり、副作用はないといえます。

WFでは、院内の器具、および、治療に用いる水は、この電解水を用い、配管も特殊なテフロンチューブと腐食に耐える配管にしてあり、治療、オペ用の器具はすべてこれらの水で処理して、通常の滅菌、消毒行程を行います。

最近、この電解水を歯周病に効果があるということで、使うクリニックが増えていますが、WFでは、今まで1990年当初より、これらの電解水を使い、治療にも効果をあげてきました。

歯周病の殺菌と除菌を効果的に行うには、WFはこの殺菌水はもちろんお薦めしますが、ラカルトという、ドイツ製クロルヘキシジン液もそれ以上の効果と、安全性を確認しています。

今では、エスエス製薬からの販売のみとなっています。これの効果的な使用法のオーラルケア法をDVDで詳しく説明したキットをお分けしております。

2009.9.16
 
 

■殺菌水とは

電解機能水はWFでも、以前から使っていますが、生成器はせいぜい50万円以下で、家庭用は8万円くらいからです。
パーフェクトぺリオを作った、野口研究所の生成器は150万から200万オーバーという、途方もない値段です。電解生成器そのものは20年以上も前からアルカリ生成器として各メーカが作っていましたし、せいぜい高くても20万円前後です。それに少しの工夫で強酸性水の殺菌水を中性に近づけながら、次亜塩素酸濃度を保つということで、PPW(パーフェクトぺリオ液)は出来ているのですが。

この発案者はこれを歯周病殺菌水として多くの人に活用してもらいと思っているのか?疑問です。あまりに価格設定が高すぎると思うのです。高級品のブランディングとして、贅沢品の値段設定と、こういう、医療・公共的製品は違うという、企業理念が違っているのではないでしょうか?

その電解機能水は1リッターで4000円です。一回のうがいに100cc使うとすると、400円のコストがかかります。

効果はあっても、出来てくる機能電解水は高い値段になるよね?
一体、どれだけの人が一口400円のコストで、うがいするのでしょう?

しかもその実験データーも菌が液に触れる10秒間だけの比較でグラフをだしています。ここが問題なのです。瞬間殺菌というのは聞こえはいいのですが、CHX(グルコン酸クロルヘキシジン0.5%液)はそのカバーリング効果で約2時間弱制菌殺菌作用が続き、長く安定してきっちり除菌、溶菌してくれるので、日常使用の環境で考えれば、効果は逆転してCHXのほうがコストもかなり安く?(一回数10円で済むので)私としては、CHXに軍配を上げます。

ラカルトのほうが安くて、安全性もあるのでは?
電解水といえども、次亜塩素酸の酸性水ですからね。

トヨタだってホンダだって、プリウスなどを、発売当初は赤字覚悟でかなりの値引き販売して今に至っています。

それは、社会正義として企業活動の根本が違うからでは?どうせ、すぐにほかの大手の機能水製造機がPPW並みの機能水生成器をかなり安い値段で出すでしょうから、WFとしては、当分静観して、今まで通り、CHXによるオーラルケア除菌活動を続けていくでしょう。

Electrolyzed Water with Functional-chlorine Effectively Penetrates Deep into
Cariogenic Biofilms

*OKADA A1,2, MATIN K1,3, ZAMAN S1,2, HANADA N4 and TAGAMI J1,3,5
1Cariology and Operative Dentistry, Department of Restorative Science, Graduate School, Tokyo Medical
and Dental University. 2Department of Oral Health, National Institute of Public Health. 3Support Program
for Improving Graduate School Education at TMDU. 4Department of Translational Research, School of
Dental Medicine, Tsurumi University. 5Global Center of Excellence Program, International Research
Center for Molecular Science in Tooth and Bone Diseases at TMDU.
次亜塩素酸電解水の効果的なう蝕バイオフィルムへの浸透作用
*岡田彩子1,2、マティン カイルール1,3、ザマン ショウカット1,2、花田信弘4、田上順次1,3,5
1 東京医科歯科大学大学院う蝕制御学分野、2 国立保健医療科学院口腔保健部、3 東京医科歯科大学 大学院教育改革支援プログラム、4 鶴見大学歯学部探索歯学講座、5 東京医科歯科大学 グローバルCOE プログラム「歯と骨の分子疾患科学の国際教育拠点−デント・メドミクスのインテリジェンスハブ−」
Objective: This study was designed to evaluate the efficacy of electrolyzed waters containing
different functional-chlorine concentration levels on cariogenic bacteria and biofilm. Methods:
Electrolyzed hypochlorite water (PerfectPerioTM water; PPW, Noguchi Dental Medical Research
Institute; Noguchi-DMRI, Japan), PPW was diluted; x2 (PPW-2), x4 (PPW-4), x6 (PPW-6) and x10
(PPW-10). Milli-Q water and 0.5% NaOCl were included as controls. Viability of the bacterial cells
was assessed by staining with BacLightTM Bacterial Viability Kit followed by fluorescence
microscopy and counting colony forming units (CFU/ml) after 10sec PPW treatment. Proteins of
PPW treated Streptococcus mutans MT8148 (S. mutans) were inspected by using SDS-PAGE and
two-dimensional gel electrophoresis (2DE). Also, biofilms were grown on equal-shaped bovine
enamel coupons using four species of oral streptococci (S. mutans, Streptococcus sobrinus,
Streptococcus gordonii and Streptococcus mitis) at 37°C for 12 hrs in an oral biofilm reactor. After
treatment with PPW the bacteria were separated from three different levels (upper, middle and
bottom) of the biofilms by shaking and CFUs/ml counted in each level. Further, to neutralize the
functional-chlorine, PPW was diluted with solution of sodium ascorbate (pH7.5). Results: Viability
test and CFU data showed that almost all bacteria were killed by the diluted PPW down to the
concentration of 100ppm. Protein analysis indicated that S. mutans proteins were damaged on PPW
treatment. Interestingly, no colony formation could be detected even in case of samples were plated
from the most bottom part of biofilms. Further, it was confirmed that the functional-chlorine
concentration in PPW was reduced to 2ppm from 600ppm by sodium ascorbate, but maintained low
alkali pH level. Conclusion: PPW maintained as potential bactericide even after penetrating deep
into the bottom of the cariogenic biofilms. Also, it was found that sodium ascorbate solution
effectively neutralizes PPW. This study was supported by G-COE Program, IRCMSTBD at TMDU
and Noguchi-DMRI.

目的:う蝕病原菌及びう蝕バイオフィルムの制御に有効である次亜塩素酸電解水の有効塩素濃度を検証する事を本研究の目的とした。
方法:次亜塩素酸電解水(PerfectPerio:PPW、 野口歯科医学研究所、日本)を2倍希釈(PPW-2)、4倍希釈(PPW-4)、6倍希釈(PPW-6)及び10倍希釈(PPW-10)した溶液を準備した。Milli-Q water(MQ)及び0.5%次亜塩素ナトリウム水(NaOCl)はコントロール群とした。
4種のう蝕病原菌; Streptococcus mutans MT8148(S. mutans), Streptococcus sobrinus6715(S. sobrinus), Streptococcus gordonii ATCC10558(S. gordonii) and Lactobacilluscasei IAM12473を培養後、リン酸緩衝液(PBS)中で再懸濁した細菌懸濁液を準備した。次に遠心操作を行い、上澄みを除去後の菌塊に各溶液を加え、10秒間静置した。その後、CFU及びLIVE/DEAD BacLight? Bacterial Viability Kit (Molecular ProbesInvitrogen
Detection Technologies、アメリカ)を用いて染色後、蛍光顕微鏡観察を行った。また、S.mutansにおけるタンパク質に与える影響に関して、溶液を作用後にタンパクを抽出し、一次元電気泳動(SDS-PAGE)及び二次元電気泳動(2-DE)を用いてタンパク解析を行い、検証した。 さらに、う蝕バイオフィルムに対する浸透性の検証のために、人工口腔装置(OralBiofilm Reactor: OBR)内にウシエナメル質を切断して作製した試料を固定し、試料上部から、四種のう蝕病原菌(S. mutans, S. sobrinus, S. gordonii and Streptococcus mitisATCC6249)懸濁液、1%スクロース含有Heart infusion、PBSを連続的に12時間滴下し、人工バイオフィルムを形成した。その後、試料は各溶液に浸漬し、振動によりバイオフィルムを三層に分けた。各層において、CFUを行い、コロニー数を計測した。一方で、使用後に残存する有効塩素を懸念し、即座に有効塩素を失活可能なアスコルビン酸ナトリウム水を用いた溶液を開発し、作用後のPPWのpH及び有効塩素濃度を計測し、上記同様にう蝕病原菌に対する影響を検証した。
結果:バクライト染色による蛍光顕微鏡観察の結果、PPW-6 (有効塩素濃度 = 100ppm)までの群において、全菌種に死滅が認められた。タンパク解析の結果に関して、S. mutans のタンパクにダメージを与える事が認められた。また、PPW のバイオフィルム浸透性の検討に関して、PPW を作用させた群では、バイオフィルム最下層におけるコロニーは、ほとんど認められなかった。さらに、有効塩素濃度の失活剤の検証においては、作用後のPPW は、中性から弱アルカリ性を保持したまま、その有効塩素濃度を600 ppm から2ppm まで即座に減少した。
結論:PPW は100ppm 以上の有効塩素濃度において、う蝕病原菌を死滅する事がわかった。
また、PPW の有効塩素濃度が高くなるにつれ、う蝕バイオフィルムへの浸透作用が強まる事がわかった。さらに、アスコルビン酸ナトリウムは、有効塩素濃度を即座に失活する事がわかった。本研究は東京医科歯科大学 グローバルCOE プログラム「歯と骨の分子疾患科学の国際教育拠点−デント・メドミクスのインテリジェンスハブ−」及び野口歯科医学研究所の補助を受けて遂行された。

2009.9.18
 
 
 

歯周病菌の除菌にも効果絶大ですが、ウイールスを殺すので、手洗いに一滴、マスクにもスプレーすれば、新型インフル対策も効果的です。お口と喉のうがい、歯ブラシに浸けて、フロスの糸に浸けて使いましょう。

Dr.ツツミ一番のお勧め、自身は30年間使い続けてます。殺菌除菌効果が一時間以上続く、薄めて使う除菌液、ゆるんだ歯肉を引き締め、プラークの増殖抑制に、効果アップ!!
抗ウイールス効果があります

2009.5.22
 

■先日、インフルまたは、風邪の兆候がありました


だんだん喉の奥が熱持ってきているのがわかり、ひりひりしてきました。
通常なら、このまま喉がもっと腫れて、声もかれて、熱も出て、一日は、ダウンするところです。
しかしです。
まずは、ラカルトの原液を喉の奥めがけて、たらりたらりと数滴、右側の喉の奥が感じるので、そこへめがけて、少し、喉の奥をなじませて左右に振ってから、スプーン2杯の水道水を含んで、喉をガラガラしました。
そうすると、不思議、微熱も下がり、喉の腫れも少なくなって来ます。
しかし、また一時間くらいすると微熱と喉のひりひりが強まってくる。
またラカルトで処置し、それを昨日は5回ほど、昼の仕事の合間にしました。
今日は、快調で、微熱もなく、喉の腫れも数%くらいで、しっかり寝て、ラカルトうがいを続ければ、寝込むことはなく済みそうです。
2009.9.4
 


ウイールスを防ぐには?その効果的なグッズを!!

 
 
 

■コンクールF

臨床リポート 患者さんとの絆を深める効果的な洗口剤

コンクールFは、殺菌持続時間がもっとも長いグルコン酸クロルヘキシジングリチルリチン酸モノアンモニウム(消炎効果)、緑茶抽出液口臭防止)配合により、う蝕の発生および進行の予防、歯肉炎予防歯周炎予防口臭防止の希釈タイプの薬用洗口液です。

健康の根源はセルフケアから

これまで歯科医療は「削って詰める」という処置に集約され、口腔の健康を維持・増進させる方法を“2次”あるいは“3次”予防から捉えていました。

しかし、歯科疾患、とくに細菌感染症でもあるう蝕や歯周病の予防では、継続した口腔内ケアとして1次予防の推進も重要です。

そこで、自分の口腔内の健康をコントロールする、オーラルヘルスプロモーションを効果的に実践させる方策として、患者さん個々への指導が大切との認識が急速に拡大しました。

患者さん自身の口腔清掃あるいは生活習慣に関する認識は、オーラルヘルスプロモーションには欠かせません。“自分の健康は自分で守る”という意識を持ち、これを継続させるためにも、適切なセルフケア商品を選択して患者さんをモチベートするのです。

そのためにも、プロフェッショナルケアを効果的に行い、セルフケアがスムーズに行えるようなアプローチが望まれます。したがって、患者さんとのコミュニケーションとともに、その絆を深める口腔ケア製品の存在が重要となりますが、そこで活躍するのが「コンクールブランド」(図1)です。

1)コンクールFの効果
プラークコントロールの基本は、歯ブラシを用いたブラッシングです。

「歯科疾患実態調査」の結果では、「毎日みがく者」は96.2%を占め、歯をみがく回数も調査年次を重ねるごとに増加傾向にあります。これは、歯科医院を訪れることのない未患者にとっても口腔内の健康が大きな関心事項であることを意味します。

一方、洗口剤は、口腔疾患の予防・治療、口臭の除去などを目的として、その消費量は1990年以降、膨大なものとなっています。健康志向の潮流は、確実に口腔内にも向けられているのです。

市販の洗口剤は、安全であることはもちろんですが、低刺激であり、ユーザーの継続した使用を喚起する商品ロイヤリティーを有することが望まれます。

洗口剤における商品ロイヤリティーとは、容器のデザイン性や清涼感だけではなく、臨床的な“効果”が大切です。すなわち、口腔の2大疾患、う蝕と歯周病の予防効果があるからこそ、消費者はその製品を信頼して購入し、毎日の生活に取り入れるのです。

洗口剤に使用されている抗菌性物質としては、リステリン液、ポピドンヨード、クロルヘキシジン、サンギナリン、フッ化第一スズ、トリクロサン、塩化セチルビリジニウムなどが挙げられます。

なかでもコンクールF(図2)に含有されているグルコン酸クロルヘキシジンは、適用時に殺菌力を発揮するとともに、持続的な抗菌作用が期待できます。

すなわち、強い陽イオン性を有しているところから、陰性に荷電した細菌表面へ吸着して細胞壁を透過し、細胞膜透過性を障害し、低濃度では膜結合酵素の阻害によって静菌作用を示し、高濃度ではATPあるいは核酸を凝固して殺菌作用を発揮します。最近では、クロルヘキシジンをグラスアイオノマーセメントに添加するなどの研究も行われており、その積極的臨床応用が検討されています。

一方どのような歯科治療でもそうであるように、本剤の効果とともに起こり得る不利益についても理解を促す必要があります。

とくにグルコン酸クロルヘキシジンが殺菌後の清掃不足があると死んだバイオフィルム膜や唾液反応膜のペリクルあるいは粘膜表面に付着して着色が起こる場合がある、機械的清掃法と清掃タイミングが正しければ着色はほとんど起こりません。

これは、正しく伝えるべきです。

コンクールブランド
図1 コンクールブランドは、う蝕予防から歯周病予防まで広い用途に使用される。
コンクールF
図2 「コンクールF」は、プロフェッショナルケアとともにセルフケアにも使用。



2)コンクールFの臨床
クロルヘキシジンを配合したコンクールFの使用時は、適正濃度を心がける必要があります。

希釈の目安として、コップの1/8〜1/4の水(25〜50ml)に対し、5〜10滴滴下します。

濃度は、細菌の最小発育阻止濃度(minimum inhibitory concentration:MIC)に十分達し、成分中のメントールの効果による口腔内の清涼感も期待できます。

診療前に、この薄め液で口をゆすぐ習慣をつけてもらうことは、治療行為にスムーズに移行するための準備となります。

洗口剤といっても、WFではうがいでは使用を薦めていません!!!

うがいでゆすぐだけで、効果的にバイオフィルムのプラークの中まで殺菌ではずもなく、しっかり機械的な清掃が必要ですし、バイオフィルムが厚く成長し、中にデキストランという固まったゼリー状になる一時間後などの食後のタイミングでの清掃使用では、
いくら効果的殺菌剤でも効果はプラーク表層にとどまり、殺菌効果持続性が切れる2時間後には復活してプラークは活動期繁殖期に戻ります。


隣接面あるいは歯頚部におけるプラーク抑制効果を、洗口剤の単独使用とブラッシングとの併用で比較すると、明らかに後者で高くなります。したがって、コンクールFの効果を引き出すためにも、歯面およびポケット内のプラークは、機械的に除去する必要があります。

診療の場面では、クリーニングジェルを用いたPMTCを行うとともに(図3、4)、ポケット内部では超音波スケーラーを低出力で用いてプラークを除去します(図5、6)。

図3 図4
図3 現在の口腔内の状況について患者さんの理解を促す。 図4 使用に先立ち、ていねいにPMTCを行う
   
図5 図6
図5 十分に薄め超音波スケールとともに用いることも。 図6 ポケット内部の嫌気性細菌の動物的な体内侵入を予防するために 毎食直後(3AM)のプラーク生成の抑制でその効果を引き出す。


さらに、患者さんが家庭で行うセルフケアにおいても、クリーニングジェル、リペリオあるいはジェルコートFを用いた歯ブラシとフロスによる隣接面クリーニング時に使い、仕上げとして洗口する習慣のを付けましょう。

3)まとめ
現在市販されている多くのセルフケア製品は、正しい理解と使用法で初めて効果が発揮されます。患者さんのライフステージや口腔内内環境を把握し、健康を守り維持するプロフェッショナルケアを通して、セルフケア製品を正しく指導することが重要です。



 
2010.3.19宮崎真至/日本大学歯学部保存学教室 修復学講座教授 原文参照 改正文はWF
 

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