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updated:2003.11.16
7.

●電動歯ブラシは歯磨き粉を使用  Hp からの質問
電動ブラシのメーカーによっては普通の歯磨剤(歯磨き粉)を使っても良いとされてます。
最近の電動ブラシは、一定の圧が加わると自動で止まるシステムになっていますので、ブラッシング圧が強いと止まります(メーカーによる)。
歯磨剤には研磨粉が使用されているので使い方によっては知覚過敏を引き起こすことになります。
できれば研磨剤が入っていないものや、ジェルタイプ、液状の洗口剤を使ってお手入れすることをお薦めします。
DH 志田2008−7
 
●電動と音波の違い
電動歯ブラシとの違いは「ブラシが動く」のではなく「毛先が微振動する」ことです。
一般的な電動歯ブラシのヘッド振動数は、毎分3000〜10000回です。
ブラウン3Dでは、高速反転振動で毎分7600回
代表的な音波ブラシは毎分3万〜4万回です。
この振動が音波を生み出して歯垢を除去する
 
●音波とは
・ 音の波で、空気中には見えない(水面に物を落とした時にでる輪のようなもの)
・ 一秒間に振動する回数を振動数といい、単位はヘルツ(Hz)と書きます。(一秒間に10回振動したら、10Hzとなります
・ 一秒間に回数が多くなれば、音は高く聞こえます。
・ 人が聞くことのできる音の振動数は20〜2万Hzです。この20〜2万Hzを音波といい、2万Hz以上を超音波といいます。
 
●ソニック振動とは
音波領域内での高速振動のことをいう(20Hz〜2万Hz)
一般的に100Hz以上のものが音波ブラシと呼ばれているがはっきり決まっていない。
 

●超高速振動
毎分3万〜4万回の振動が音波を生み出す。
ドルツ 260Hz  ソニッケア 261Hzの音波を出している
音波ハブラシ(200〜300Hz)は、電動歯ブラシと同じ原理で機械的に歯垢を取るものだが、音波の高速運動により、ブラシが接していない周囲2〜3mmの部分まで流れよごれを落とす事ができると言われている。
高速でブラシが振動するので、汚れや着色(ステイン)が取れる。
260Hzの音波により、液体(だ液)中で生じた微少で、多数の泡が発生し、その泡が潰れることで、キャビテーション効果で、わずかの超音波も発生する。ブラシの毛先が届いていなくても2〜3mmの部分までプラークを除去する。
260Hzでブラシの振動幅が5mmとなることで、液体流動力とブラッシングとの相乗効果により、毛先の届きにくい歯頸部や歯間の歯垢を効果的に落とす。

Hz数、振動回数が同じでも、歯ブラシの振動幅が違うことで、汚れの除去も多少変わる。
音波が口の中の細菌に直接作用して、頑固な細菌のつながり(連鎖)を切って飛び散ることで破壊します。しかし歯垢の一成分である不溶性グルカンは残ります。

 

●不溶性グルカン
虫歯菌(ミュータンス連鎖球菌)が作り出す非常に粘着性が高い物質は、歯に強固に付着し、細菌を歯面に付着しやすくする、バリアの役目をし、細菌を唾液から守る。
歯周病菌の線毛を破壊することで活動を抑制する。

260Hzの音波により液体(だ液)中で生じた微少な泡が物体
(歯)と衝突し、破裂した際に、強力なエネルギーを発生し、このエネルギーが歯周病菌の線毛を破壊する。
また、音波エネルギーは、細胞や体液に作用して、血流促進、マッサージ効果もある。
 

●超音波
音波には、リニアモーターが、超音波には超音波発生装置が搭載されている。
歯ブラシのヘッド部分に超音波発生装置が内臓
超音波160万Hz
歯ブラシの振動で音波を出しているわけではない。
超音波は
・ 骨や傷への治癒効果力
細胞膜に直接働き、傷をなおし、再生を助ける効果がある。再発生アフター性口内炎の改善も期待されている。
・ 高い抗菌力
菌の結合をゆるめ、はがれやすくし、菌そのものを破壊する力がある。
・ 高振動エネルギー
大きな振動エネルギーを生み、その力を利用したのが超音波洗浄→めがねなどの洗浄器など
振動エネルギーが歯の表面と歯垢の結合をゆるめ、はがしやすくする。
歯と細菌のつながりを弱め、頑固な細菌の連鎖を破壊するという点は、音波ハブラシと同じです。しかし、歯垢の一成分(不溶性グルカン)も破壊されるという点では、音波ブラシとの大きなちがい。
振動は1万7000回、振動幅は0.2mmと小さい。
ブラシの先は、ほとんど振動しないので、プラークそのものを除去するには、ブラシの毛先を動かす必要がある。
毛先が細く、歯周ポケットに入り込んで、歯周病の治療効果が高い。
歯周ポケット内のバイオフィルが、超音波とブラシの効果ではがす。
バイオフィルム→歯周病菌などの細菌が進まったフィルム状のかたまりで、細菌が薬剤などから身を守るために形成するもの
超音波→歯肉がさがっていて,歯根が見えている方、ハグキから出血が多くて、グラグラしている方に、骨や歯肉の細胞を活性化させて、歯周病の治りを促進する効果を期待。
 



<注意>
1. みがきすぎに注意
2. 歯みがき粉 ・粒子が機械細部まで浸入して故障することもある。
・成分のケンマ剤が歯や歯肉に悪影響を与えやすいので基本的には使用しない
3. 液状、ジェルタイプ又は低研磨剤とあるものを選んでもらう
4. 仕上げに手用ブラシを使用してみがく
5. ペースメーカーを使用している人は、病院で相談してもらう
6. お風呂での歯ブラシは適さない。
 



ソニッケアー ダイヤモンドクリーンの活用



プラークコントロールの重要性


歯周病は、細菌性プラーク(バイオフィルム)が歯面に停滞することで起こるある種の感染症です。
歯肉縁上・縁下のプラークコントロールを適切に行うことで疾病の進行の抑制、再発の予防が可能です。歯肉縁上のプラークコントロールは、日常患者自身が行います。歯肉縁下の感染除去後、歯肉縁上のプラークコントロールが不十分であれば、4〜8週で歯周ポケット内の細菌叢が再確立することが知られています(Magnusson,l.1984)。
そのためSRPや歯周外科処置後の良好な治癒のためには継続した患者のブラッシングが重要になります(図6〜8)。


ブラッシング指導のポイント


歯周病が進行している患者では、徹底的なプラークコントロールを行い、可能な限り細菌を少なくする必要があります。患者のモチベーションを行うためには「磨き方」も大切ですが、患者が歯周病の原因を理解したうえで「なぜ磨くのか、どこを磨くのか」を知ることが重要です。もし、過度なブラッシングによる擦傷が認められたら清掃用具をチェックし、清掃方法を変えます。患者によるプラークコントロールは生涯にわたり継続されるので、長期間経過しても歯や歯肉に損傷を与えない適切なブラッシングが切です。


ダイヤモンドクリーンの活用


電動歯ブラシの導入は、プラーク除去率の向上、ブラッシング.時間の短縮、歯や歯肉へのタメージの改善が図れます。振動数が高いので、歯ブラシを歯面に押しつけすぎないよう注意し、個々の口腔内の状態に合わせて使用時間を守るよう指導をします。電動ブラシでも歯ブラシだけでは歯間隣接部を完全に清掃することができないので、補助用具は必要です。新しいブラシヘッドのゾニッケアーダイヤモンドクリーンは手用より効率よくプラークの除去ができ、ミニブラシを用いれば届きにくい部位でも効果的に清婦できます(図12〜15)。またブラッシング時にフッ化物配合の歯磨剤の使用は、歯周治療で露出した根面カリエスの予防になります。歯周治療で良好な治療結果を得るためには、患者の継続した良質なブラッシングが不可欠です(図16・17)。正しい情報を提供し電動歯ブラシの適切な使い方をマスターできることが大切です。


引用文献
Magnusson,I.,indhe,J.,Yoneyama,T.,et al:Recolonization
of a subgingival microbiota following scaling in deep
pockets.J.Clin.Periodontal.,11 (3):193〜207, 1984


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ソニッケアー
ダイヤモンドクリーン
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ダイナミックフルイドアクションによってバイオフィルムの除去を行う。
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ダイヤモンドクリーンブラシ
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ダイヤモンドクリーンブラシの拡大写真。毛先をダイヤモンド型にすることで表面積を増やし、植毛率を高めることでプラーク除去効率が高まったとのこと。
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ダイヤモンドクリーンのいずれのブラシヘッド(スタンダードおよびミニ)も、手用歯ブラシよりも有意に多くのプラーク除去することが判明した。
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#36は近心・遠心に深いPPDがあり、#37は抜歯、SRP後#36は歯周外科処置が行われた。
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術後の口腔内写真。
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術後、#36の遠心にプラークの付着が認められる。
口腔i清掃の改善が必要。センシティブブラシならオペから2週間後にブラッシングが可能。
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センシティブブラシ。今までのプロリザルツブラシよりも
25%柔らかい。
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過度なブラッシングによる歯肉退縮。センシティブブラシの適応症例。
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センシティブブラシでも手用歯ブラシよりもプラーク除去率は高い。
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通常の電動歯ブラシ使用後のプラークの付着状態。
歯肉辺縁部にプラークが残っているのが確認できる。
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届きにくい、#36の遠心はダイヤモンドクリーンミニブラシが有効。歯と歯肉に対して少し斜めに当てる。
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インビト口試験においてダイヤモンドクリーンは手用歯ブラシよりも象牙質の摩耗が約50%少ないことが判明した。歯周治療で露出した根面にも有効。
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ダイヤモンドクリーン使用後のプラーク付着状態。赤く染め出された部分はほとんど認められない。
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術後、PPDも改善され良好な状態が保たれる。
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術後のX線写真。