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電動歯ブラシの怖さとは?


A) 電動歯ブラシなど効率の良い、
歯ブラシのポジション移動に関しての間違い


いまだに食後のケアというと、
歯ブラシだと想わせる指導が多いのは間違いです。


とくに、ポケットタイプの電動歯ブラシの普及で、昼休みに、お手軽に歯磨きすると、弊害が大きいのです。


サラダのドレッシングや、ワイン、スポーツドリンク、ヨーロッパー以外のミネラルウオーターなど
pHが酸性であるもの、酢を使って、トロミのあるレシピを食べた場合、それらの食品が接触する
咬合面、頬外側面、舌内側面の歯面は食事中から脱灰が始まっています。


電動歯ブラシはそれらの脱灰の始まった歯面を、もっとも良く刷掃します!!!

食後のタイミングでそれら、歯ブラシが刷掃する面には、噛む噛むクリーニングで、
食片から唾液、などがぶつかり、擦り、


脱灰の始まった歯面にはプラークは存在しません。
そこを電動歯ブラシで擦るのですか?


しかも歯ブラシポジションの移動は横から、横です。奥歯を磨いて前歯の方に、同じ歯列を移動させてくるのです。
しかもしっかり刷掃しようと、ハンド歯ブラシを同じに奥から、前に、前歯も横にうごかします。


これは、横磨きをゴシゴシしているのと同じ!!!。

脱灰した歯面はどんどんすり減るのです。

電動歯ブラシのポジション移動は上下だけにしましょう。下顎の奥歯磨いて、1ポジションのケアが終わったら、次は、
上顎の奥歯という、ように、上下の移動を繰り返しながら、上下に動かして、前歯まで移動します。


これが電動歯ブラシのバーチカルトランス(縦移動、縦磨き)です。




追申

お気づきですか?食後の電動歯ブラシは危険であるばかりです。
食後のケアポイントは、実は、ばい菌の居無い、脱灰した歯面ではなく、

噛む噛むクリーニングでも食片に擦られることの無い、隣接面ケアです。
食後の早いタイミングで、フロスによる、立体的な隣接面ケアを行うと、
数時間後でも、口腔内のバイオフィルム増加がなく、毎食後続けることで、


確実な24時間のプラークコントロールが行えます。
食後の2分でいいのです。



追申2

一般に使われる、歯磨きクリームの怖さ

@研磨成分を含むので、毎日数回、使っていると、歯が白いだけではなく、10年後には歯が削れてしまい、薄くなる。
クリアクリーンとか、粒成分、無水ケイ酸とか、炭酸カルシウム、Ca結晶、ハイドロキシアパタイトなど


研磨成分は年々ナノレベルまで、細かくなってきているが、永年に使うのはやめた方が良く、
着色などは、クリニックで、DHに綺麗にしてもらうべきです。
毎日同じ場所を同じ擦り方を繰り返すので、酸蝕を進行させるリスクが高くなります。


A発泡成分、いわゆる、界面活性剤です。ラウリル酸ナトリウムなど、結晶の脱灰が進んだ隙間に入り込み、結晶を浮かします。
洗剤の汚れを繊維の芯から浮かして捕るのと、同じ効果で、酸蝕がどんどん進みやすく、電動歯ブラシで擦ると、あっという間に減ります。


一般的な歯磨きクリームは危険が多いのです。
メーカでも気づいていない・・・・・
電動歯ブラシメーカも
これら上記のことを判ってない・・・・・・。