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親知らずなどの歯を抜く
 

歯を抜く

当院の抜歯治療の特徴

歯槽堤温存を考慮した抜歯術

歯を“抜く”のではなく、
周りの組織を傷めずに歯を“取り出す”

ソケットプリザベーション
  1. 骨の削除より歯質の削除を優先させる。
  2. 抜歯後の歯槽堤を温存する。
  3. 非侵襲的な抜歯手技を再考する。
  4. 抜歯全後の管理により良好な顎堤形態を維持する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



<1.親知らずの抜歯WFのルール

顎の親知らずでは1分以内、下顎の親知らずでは1分から10分以内で抜きます。最長でも20分以上になる場合は二回に分けて行い、患者さんの疲労や負担を軽減して、無理をしません。

これには麻酔の時間、あるいは縫合の時間を含みません。

麻酔は以下の表にあるように数々の工夫を重ね、確実に患者さんの苦痛を少なくして、やさしく丁寧に少しずつに分けて注入しますから10分程はかかります。

縫合はほとんどしません。というのは切開など歯肉の弁を作りません。半解放創にして、抜歯後の骨などの結合組織の術後炎症治癒に発生する余剰リンパ、血液が創傷部からドレナージするようにしており、術後の腫れ痛みはないと言えます。

まれに縫合する場合も1糸くらいです。かなり創傷の大きさを小さくして、上皮治癒の促進を早くしており、1週間すると傷は安定して普通にお手入れできます。

難しい、といわれている水平になっている親知らず(水平埋伏歯)の場合でも、機械的な力で抜くわけではありません。

まして、ノミで割ったり、顎の骨に負担を加えずに、抜く歯の歯質を削り、中抜きして、抜歯する歯の中心への折れ込みで、小さくして除去するもので、ピンセットで抜けるくらい軽い抜歯にします。いわゆるコツなのです。

歯医者で 「この‘親知らず’は必要ないから抜きましょう」 と言われたらどうしますか?

必要なものだから生えてきたのではないですか?

生えるべくして生えてきたものを抜くと診断したのならば、それなりの理由があってしかるべきです。

太古の昔、4つ足で移動して頭をサポートする顎は大きく小さい頭蓋は上に乗っていました。

やがて、2本足で歩くと、大きな顎に余裕が生まれ、頭蓋が大きく発達しやすく、前頭葉が成長して、人らしい、総合知能の優れたホモサピエンスになり、今では、食生活の変化で、大きな顎は退化して、大きな頭蓋をサポートできなくなりつつあります。

ですから、現在は‘親知らず’が退化傾向にあります。

その理由は神のみ知るところですが、現代人がよりやわらかいものを好むようになったからだと言われています。堅いものを効率よく噛むには、一つでも大臼歯の数が多いほうがいいに決まっています。ですから、顎のエラから突端までが長い筈です。永い人生80年から100年120歳まで生きる時代です。

頭蓋をサポートさせる首の骨を保護して、脳への血流を確保して、脳の老化を防ぐには顎の位置を決める

奥歯の状態はとても、大切なのです。奥歯がないと、老後にはその人らしさを保つ、脳の前頭葉が不活性化してしまいます。

自分を保つために、噛み合わせを考えると、今の奥歯の7番の健康を最重要にして、そのオーラルケアに病的問題、清掃問題を起こす、親知らずは、早めの10代20代前半に抜歯処置することが理想です。

顎が小さくなってきてはいますが、歯自体の大きさは小さくなってきてはいません。噛むにはある程度面積が必要だからでしょうね。

その結果スペース不足となり、‘親知らず’があるべき位置に、あるべき方向に生えなくなってきたのです。

 

あごの大きさと噛み合わせ

親知らずは抜かないといけないの? topic_635

心臓手術前の抜歯は危険−米国・メイヨクリニックが報告 topic_696

 


<2.自家移植とインプラントについて>

2009.11

WFでは30年前の開業時から、口腔外科を得意とするDr.ツツミの方針として、各種のインプラントシステムを行ってきました。しかし、当時の人工根、京セラのサファイア結晶、チタンブレードのどれも、オペが大げさになった挙句に予後も悪くなるものがあり、当時のオーラルケアの普及の低さと、患者さんへの価格を含め、WFでインプラントを続行することは、かなりリスクがあり、30年後など長期の保障ができないと判断して、10年間の試行錯誤のちに20年前には断念しました。その多くは骨への結合状態の不安定要素です。

12年前に東京歯科大の、補綴科助教授だった、小宮山彌太郎先生が、ブローネンマルクのインプラントセンターを臨床開業している事を知りました。
それまで、インプラントの再開業を考え、勉強していてブローネンマルクタイプのオッセオインテグレーション(骨結合)実績を知っていたDr.ツツミは、”WFは地域のプライマリークリニックとして存在し、其々のスペシャリストの第一線の先生に専門分野を患者さんに紹介するほうが、合理的で、各種合併症などの発生や、広い知見を得られる”

またWFでのオーラルケアトリートメントの実績効果が出てきている2000年には、そのメンテを受ける患者さんにはインプラントも40年以上の長期の保障が可能とと判断しました。
現在2009−10までに、37名の紹介実績があり、そのすべての患者さんに満足していただき、オーラルケアトリートメント実績効果もあり、n一件のクレームも問題もないことを誇りに思い、また、小宮山彌太郎先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

インプラント後のオーラルケアや、残存歯を含めた、トータルな複合メンテ、咬合調整など、その特殊性に応じた、対応が正しい方向で進められており、WFスタッフ全員の理解で、患者さんとのコミニュケーションがとれている結果です。

さて、インプラントは今では、精密なレントゲンCTでの3D立体映像の再現で、実際のオペ前に、事前のシュミレーションオペがPCデスクで行え、より精確で緻密な処置が可能となり、多くの先生が良い結果を得ています。

しかし、そのコスト負担は大きく、とてもそれだけの経済的余裕がないという患者さんには、自家根(自分の根)を植え変えて、再利用するということをWFでは、30年前から行っており、その予後安定は、10年経過で94%以上の安定で、10数%に歯周病的骨吸収がみられるというもので、生活上の支障はなく、充分に効果があり、費用対効果ではチタンインプラントより勝ります。

また、抜歯状態が良く歯根膜組織もある自家根の再移植ではインプラントと違い、歯根膜という、クッション組織の再生も可能であり、部分的な骨結合状態や根吸収などが発生する合併症も0%ではありませんが、日常生活での臨床的効果はほぼ、100%満足できる予後結果を得られます。

今では、試験管培養で、歯胚のクーロン再生実験も成功していますから、健康な身体さえあれば、自分の臓器は再生移植するということが可能になりそうです。

オペというと、麻酔して切って、身体に埋め込むというと、自分の身体を切り刻んだり、血を観るということで、躊躇する患者さんは多いですが(特に男性に多いです)、その処置は非常に短時間であり、痛みや、腫れもほとんどなく、数日で、普通に食事出来てしまう。軽いものであって、簡単な美容整形並みに、 お口の中が綺麗に機能的に若返ることを考えてもらえば、そのイメージは大きく変わるものです。


<3.インプラントの選択と限界>

 インプラントの歴史から見て、まだ40年以上の補償はありません。

 自分の歯とは歯根膜という根の周囲のクッション膜がなく、ダイレクトに顎の骨に結合しているということがその特徴です。
 それを良く踏まえて、経験値のある先生が歯周組織に対して最適な噛み合わせ状態を再現し、それを維持するとともに、メンテナンスと患者へのオーラルケア指導を実施しないと、ほぼ80%においては、 自分の歯より都合の悪い、顎の骨の感染から骨髄炎を起こしたりします。特に上顎の奥に埋入した インプラントは、骨との結合状態を考えると、除去は不可能です。
 ですから、今後、オーラルケアができない人の場合、老齢化のケア不足と、免疫低下を考えると 奥歯のインプラントは避けて、ほぼ5番くらいまでのインプラントにすべきかも知れません。また奥の場合はネジ固定にして、キャップ部分が外せるものが最適と思われます。

 やはりネジで歯の部分を外して上部構造の清掃ができる、インプラントの結合部の周囲の歯肉境界の清掃ができるということが、とても重要でしょう。

 また、若いうちからインプラントをする場合も、きっちりした接着されたブリッジと比較して、インプラントの予後はまだ未定です。一生涯を補償されているのではありません。
ここでも、重要なの適切なオーラルケアができるということです。


紹介先の採用インプラントシステム

ノーベルダイレクトの特徴

a.. 1回法インプラントである
b.. ブローネマルクと全く同様の材質(チタン)、表面処理方法(タイユナイト)である 
c.. ブローネマルクが骨に埋まる部分のみタイユナイト処理しているのに対し、
ノーベルダイレクトは表面全体をタイユナイト処理している 
d.. タイユナイト処理されたインプラントは、骨と強固な結合をするのみならず、歯肉とも緩やかな接合をする
タイユナイト処理された表面
左図 タイユナイト処理された表面
ノーベルダイレクトは 数年前ノーベルバイオケア社がステリオス社(本社アメリカ)を吸収した際、HAコーティング処理だったステリオスインプラントをブローネマルクインプラント同様のタイユナイト処理に変更し、発売したものです。

そして、この時、品揃えが多岐にわたることで複雑化してしまったブローネマルク(2回法)を簡素化した形で発売されたのが、リプレイスセレクト(2回法)です。


ノーベルバイオケア社
ノーベルバイオケア
 インプラントの代名詞「ブローネマルクインプラント」のメーカーであり、その歴史(1965年より)と実績から世界で最も信頼されるメーカーとされております。
 三年前にアメリカのインプラントメーカー「ステリオス社」を吸収合併、これをきっかけにステリオスのHAコーティング処理をノーベルバイオケア社独自のタイユナイト処理に変更し、全く新しい商品としてノーベルダイレクト(1回法)、リプレイスセレクト(2回法)を誕生させました。後者は品揃えが多く複雑なブローネマルクシステムを簡素化したものと考えていいでしょう。
また、この会社は世界で唯一10年間の保証を宣言しているメーカーです。

ストローマン社
ストローマン
 ブローネマルクインプラントと並び称される、ITIインプラントの製造メーカー(1974年より)で、研究開発に多大な資金を投入していることで知られております。
 ITIインプラントの大きな特徴は、フィクスチャー表面の「SLA」(Sand-blasted Large-grit Acid-etched)という性状にあります。これはストローマン社が独自に開発したもので、フィクスチャー表面にマクロラフネスとマイクロラフネスを与え、骨とも結合「オッセオインテグレーション」を促進するというものです。

<4.親知らずの抜歯条件>

では‘親知らず’を抜く抜かないの基準をどこに求めるのでしょうか?

最大の理由は最後の奥歯7番6番の噛み会わせ維持と、歯周組織の健康維持ができる状態を作るためです。

オーラルケアができていない場合はほぼ、親知らずは抜くことになります。

1)噛みあっていない

平均的な歯のかみ合わせは、前歯では下の歯の先端が上の歯の付け根にぶつかること、
奥歯では下の歯のほっぺ側の山が上の歯の溝にはいることです。
この関係が無いと噛めません。
歯はものを噛む為にあるのですから、噛んでいないのはもはや歯ではありません。
これは抜歯と診断する大前提です。

2)虫歯が大きすぎる
虫歯ができるオーラルケアができていない、噛んでいる前の歯の健康のために、

歯肉の上に出ている部分を歯冠、歯肉の下に入っている部分を歯根と言うのですが、歯冠はおろか歯根の内部まで虫歯が進行し、虫歯を取ると残った歯質が噛む力に耐えられないと判断せざるをえない、あるいは骨に埋まっている部分がほとんど無くなってしまう場合とか、周りの骨が信頼できる密度ではない場合です。歯冠は無くても治療はいくらでも出来ますが、歯根周囲には密度の高い骨があり、一センチほどは埋まっていなくてはねえ。

3)炎症をくりかえす
お手入れができない位置や、埋まり具合で、歯周ポケットが深い

炎症というのはばい菌の毒刺激により身体が起こす防御反応です。
その特徴は腫れ、痛み、発赤、発熱です。
腫れて痛くてだるい状態は誰だって嫌でしょ。
歯冠が思いっきり歯肉の上に出ていない場合には歯垢がたまりやすいのです。

4)ほっぺを噛んでしまう
炎症をもった結果こうなることもありますが、歯冠が十分に歯肉の上に出ていない場合に起こります。 あるいは‘親知らず’が生えようとしている時には歯肉を噛んでしまうこともありえます。 それから、人間太ってくるとこうなることもあります。ほっぺの肉が厚くなりますからねえ。

5)一つ前の歯(十二歳臼歯)に為害性がある
生える方向が悪く、十分に頭を出していない場合には、お掃除がしにくく歯垢を溜めやすいですね。その結果、前の歯に虫歯を作ってしまうとか、その周囲の骨を破壊する(すなわち歯周病です)とか、という危険性が予測できます。
‘親知らず’はどうなってもかまいませんが、十二歳臼歯を守っていかなくてはいけません。

6)かなりの疼痛がある
前の覇を押しながら、無理に生えますから、20歳から40歳の間に前の歯列が変形して前歯の重なりや、
奥歯の骨吸収など、歯周病を加速します。

個人差はありますが、‘親知らず’が生えようとするときには痛みを伴うことがあります。
それ自体の痛みよりも、むしろ前の歯の歯根膜を押してくるとか、前の歯のところで物を噛むとその歯根膜が‘親知らず’にあたって痛みを感じるとかです。

7)矯正治療を考える場合
装置をつける上で邪魔になると考えられるような場合です。
しかし治療計画上、ほかの歯を引っ張ってくるのに使われることもありますから、絶対に抜歯という訳ではありません。

大体は以上に集約されると思いますが、時には ‘親知らず’を有効利用することもあります。

それが移植です。拒否反応の関係で他の人に移植することはできませんが、同じ口腔内であれば可能です。

移植の場合、セメント質が破壊されていないことと歯根膜がある程度存在することが必須条件なのですが、抜いてくる過程でどの程度歯に付いてくるかは抜き方に影響されますが個人差もあります。

教科書的には成功率は40〜50%ですが、私の経験ではほとんど成功しますよ。
当然ですが移植は‘親知らず’に限ったことではありません。
他の歯でも条件が合えば可能です。


<5.お口の痛みの評価はWFでは、
国際評価で緊急度を判断します>

痛み


<6.痛みの管理(無痛と腫れのない方法)
を徹底しています>

☆ 痛みの種類(大別して)
(A)麻酔の時の痛み 左記の痛み、腫れをほとんど最小にする工夫をしています。 
(B)治療処置中の痛み
(C)治療直後の痛み
(D)治療初日の就寝時
(E)処置後3日目  
(F)処置後7日目  
          があります。

神経ブロック法
ヘンケジェクト

ソピラ(R)シトジェクト(R)



<7.抜く前の大切な条件>

1.

処置を行う場合、患者様の身体のコンディションが良いこと。

 

2.

その歯を抜くことに対して、良く理解して、同意していることが大切です。
このことが、全体の処置に対する、身体の反応をカバーして、良い結果を導きだします。

 

3.

お口の中の衛生管理がよく、歯周炎、や虫歯の処置が完了していることが、理想です。処置後の感染、治癒に大きく影響します。急性炎で激しい症状のある場合、症状消失を服用薬や排膿のみで行い、安定してから、上記の条件を整えて、行います。

 

4.

抜く前に前投薬を行ないます。術前からのばい菌コントロールで、身体へのばい菌の侵入を防ぎ、外科侵襲による傷からの体内感染予防、心臓弁膜への感染を予防します。

 

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<8.下あごの埋ったり、
水平に引っかかったりしている
親知らずの歯の抜く場合>

当医院の方法 他の方法
麻酔の場所
局所麻酔は最初に針をさす時、針の刺入深さ、針の方向、刺す場所が痛みの量に関係します。
 前もって、刺す位置には、表面麻酔を塗ります。これは、米国から、直輸入している、日本では通常手に入らないジェルを塗ります。
この段階で、刺入痛みの50%〜100%は軽くなります。約60秒、ジェルを刺入場所に作用させて置きます。
麻酔は表面ジェルで60秒、針の刺入から浸潤が3分掛けて、ゆっくり行います。その後、処置後、30分は麻酔の効果が残り、傷の痛みが出ない様に、さらに2分で、追加します。この、麻酔法で(A,B,C,)はクリアします。
刺す位置は抜く歯の周囲に浅く行いますので、ノド奥とかでなく、通常の歯の治療で型とりなどに行う場合とほぼ同じです。
のどの奥の内側、咽頭部位に針を刺し、麻酔します。
予備麻酔法
麻酔は局所麻酔で、行います。不安感の強い方は、前もって、セルシンなどの気持ちをリラックスさせるシロップを口に含んでもらうこともあります。
または、笑気ガスもありますが、シロップも、ガスもほとんど使うことはありません。当院では、処置のはるか、前に患者様と治療内容について、よく、お話し合いをして、余分な恐怖が少ないからです。
ブロック麻酔法ですから、表面マスイも塗りずらく、予備麻酔を行うことはあまりありません。
当医院の方法 他の方法
麻酔法とリスク
歯根膜内注射法です。大学では、特殊な麻酔器具を用いるので、あまり使わないのですが、これを、ホワイトファミリーの麻酔の術式で行うと、(A)90%ぐらいは痛みを感じません。3ヶ月ごとに自分たちで、麻酔の確認練習をするのですが、100%近く痛くないです。自分に打てるのですから。
下顎孔式より、リスクははるかに少ないです。
下顎孔伝達麻酔法を行です。
これは、神経の末梢より、中枢よりで、ブロック麻酔を行うのですが、麻酔の刺す位置が、のどの奥で、のどのリンパに近く、また、下あごの神経の入り口の穴にめがけて、針を深く入れるので、方向や、深さが、個人個人で異なり、安定して、神経に麻酔液を浸潤させるのが難しいのと、同じ穴には、動脈、静脈も通っているので、
血管の中に注入したり,神経を刺すリスクがあります。
(A)も50%ぐらいです。
麻酔法の使用理由
歯膜内麻酔を行う理由は、(歯の周囲に打つので、傷が発する痛みを確実に麻痺させることができるのが特徴で、特に出血が少なくなり、止血しやすく、オペが軽くなります。)(B.C)に効果的です。 神経ブロック法を用いる理由は、(骨、特に下あごの骨は硬い皮骨で覆われて、中が骨髄でやわらかいのですが、皮骨が厚いのと、そこら辺の部位に、毛細血管が出入りする、小孔もないので、歯の周囲に直接、麻酔液を浸潤させても、歯の根の先の下あごの中全体に、麻酔液が届きにくいという理由で。)
抜歯の手技
抜く歯だけを細かくして、抜くので、身体に残る傷は歯が見えている大きさより大きくならない。(2分割ではなく、3〜4分割法)歯を細かくするので、歯を削る力ぐらいしか、患者様は感じません、最後に抜く、根も、軽く押すだけで、抜けます。
下あごの固定法も異なり、口の中で器具がすべるようなこともありません。
(B)は100%ほとんど無痛
(C)は70%ややにぶい痛み
歯をきれいに抜くため、2〜3センチぐらい粘膜に切開を入れて、しっかりと、粘膜弁を作り、めくって、から、中の歯を割って抜きます。下あごの固定も、不安定で、力を使って抜くので、器具がスリップしたり、あごの関節にダメージが残ったりします。
(B)も50%ぐらいです。痛い
(C.D)とも大きい。20%?痛い
当医院の方法 他の方法
縫合は
口の中に残るキズは小さく、直径10mmぐらいです。特殊なセルローズを使い、キズ口はカバーされますので、出血もなく、縫合の必要はありません。半開放創です。
その分、術後の経過が楽で、痛みが少ないか、ないのです。
その日、1日だけの軽い痛みです。(C.D.E)に効果的
このため、後のキズがかなり大きくなり、30〜40mmです。処置後の痛みや、血がとまらない、腫れたり、口が開かない、などの術後の不快症状を起こしやすく、治りもおそいのです。何日も痛み、腫れが続きます。
縫合が1〜3糸と必要となります。
閉鎖創です。(C.D.E)?
所要時間
実際に麻酔の所要時間は5分で、麻酔後5〜10分効果を待っていただき、
お口を開けて、3分ごとにうがいをしてもらいながら、やります。ほとんど出血も、無く。痛みもないです。約6分で細かくして、その後、難しい曲がった根で10分、簡単だと、数秒で根は抜けます。これで、きれいに歯が抜けます。(E.F)100% 10〜30分以内です。100人に1人ぐらい、どうしても抜けない場合もありますが、40分以内で一度終了します。その後、10〜20日内に再度抜歯処理をすると、10〜30分以内で軽く抜けます。
1ヶ月〜2ヶ月の間も痛みはないです。
30〜60分、もしくは、もっと長くお口を開けているはずです。患者様の話しで、4時間30分という方がいらっしゃいました。
(B.C)50%
(D)20%
(E.F)50%
抜歯窩の術後処置
処置後の処置に3分、これも痛くありません。止血確認に5分。処置後の注意事項も、注意をしっかり守ってもらうことも、1週間後には、きれいに粘膜がカバーして、安定するのに、大切です。
骨までなおるのには3ヶ月はかかります。
心配するほどのことはないのですが、私自身、自分の親知らずを抜きまして、経験したことを、改良しています。
毎月、20名ほど、抜歯を担当させて頂いております。
1週間の間に、縫合してあるので、くちを開けると,糸がツレタリ、そのたびに痛かったり、血がにじみます。
1週間で,糸をはずします。


<9.術後の合併症に関する注意>

ほとんどの方において、心配はないのです。しかし、上記内容が、すべての抜歯処理における痛みを100%抑えるものではありません。痛みの感じ方は肉体的侵襲の大きさにかかわらず、精神的痛みも含まれるものです。

抜歯にともなう神経症状や、抜歯客の治療期間、治療までの痛みの程度も、個人差はあります。術後1週間の創傷の治り具合も毎日の管理、身体の反応によって異なるものです。

すべての患者様の抜歯において、上記の内容を保証するものではありません。

何故、痛くない親知らずを抜くの?

親知らずは、お口の中の手入れがよければ、ほとんど腫れたりすることもないのですが、20代の時は根が未完成で、小さいので、頭が出るか、出ないときに、抜歯すると、軽くてすみます。

そのまま放置しておくと、多くの場合、正しい位置には生えないので、手入れできず、埋もれた所が歯周病菌の膿をもったり、その前の咬んでいる歯を押したりして、歯列、咬み合わせがずれてきますし、咬んでいる歯がムシ歯になります。

30代、40代にそうなることは、大部分の方に起こることですから、予防的に抜きやすい20代に処置して抜いてしまうことが、残りの歯列を保護することになります。

くわしくはQアンドAのコーナーもごらんください。

抜いた歯

WRFで10年間に抜いた、親知らずや、乳歯、矯正の便宜抜去した歯たちです。大学への献歯で残った分です。
おそらくこの倍近い本数抜いてます。患者さんの数は28000名で、一人で、数本か?これだけ抜いて、事故も合併症もなくこれたのは、ありがたいことです。10年たったので、歯の塚で、供養しました。
歯を抜くという神聖な行為と感じ、これからも精進します。
合掌、
GOD BLESS YOUR TEETH!

「歯の塚」は神奈川県歯科医師会が1965年に設置

歯科医療の発展祈願 横浜の総持寺で「歯の塚」供養