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医療安全と歯科用合金
 
 

INDEX

0.医療安全とは

1.ホワイトファミリーが治療に用いる金属材料に関して安全のために禁止していること

2.歯科の医療安全について

3.歯科での一般的修復に使われる材料 2009年現在

4.2000年以降のフルセラミックの飛躍的性能アップ

5.形成での見直し

6.保険治療の印象や修復物の精度(解像度)はアナログ放送?

7.接着での見直しと工夫

8.怖いセット後の根の破折発生を防ぐ

9.修復材料の臨床試験に関する勧告

10.歯科における技工物など材料のトレーサビリティの開示

11.お口の痛みの評価は、WFでは国際評価で緊急度を判断します

12.安心、安全プロジェクト!!&CO2削除エコ対策!!!

13.治療中のコミニュケーション安全ツール

14.放射能漏れがないか?レントゲン室からの被爆を毎月チェックしています。

15.AED/救急蘇生器を設置しました

16.今年もやります。救急講習会AED、こういうことがないように

17.歯科医療の車輪の片輪である技工物作製を依頼している技工士さんたち

18.2011年、今は使用しなくなった金属たち






18.2011年、
今は使用しなくなった金属たち

今後WFではすべてセラミック修復のみの
扱いとなっております。

金属は一切使わない。
(金属溶煉の節電エコとメタルイオンの
発がん防止のため)
放射能の体内被曝でも半減期があるのに、
口腔内にセットされた発ガン金属合金は
半減期もなく一生涯、毒性を発揮し続けます。

7.当院使用の歯科メタルすべてパラジウムフリーのメタル合金を用います。WFではK20(20金)以外の金合金は使いません!

その理由は…

合金に含まれたパラジウムは、安全性に疑問あり!
WFではパラジウムフリーの安心な材料を使います。


修復物はすべて自費診療となりますが、
お口と全身の健康のため、どうかご了承ください。

WFがお世話になっている技工所へも、
安心な材料を使ってもらうようお願いをしました。

寒中お見舞い申し上げます

旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。本年もよろしくお願い致します。


今後も日本の歯科業界は厳しさが増す事は、まちがいなく。WFでは、医療安全という、医療の本質として、保つべき健康と幸せ追求の為、すべて金属修復において、パラジウムの害を訴え、パラジウムフリーのメタル合金を用います。

10年保証は勿論のこと、30年後40年後でも、安定している事を目標に日々研鑽していく所存です。WFからの模型作成時に少しでも、?と想われる場合は、遠慮なく、連絡頂き、
再形成、再印象は勿論のこと、
より、高度に完成した修復物をお願いします。

技工所においては、WFの技工物製作の際、ゴールドは石福のK20、3元金合金、もしくはPGS-PX73のみにしてください。
PS: 
PGS-10はパラジウムが入っているので、不可です。

また、厳密に言えば、亜鉛成分も問題です。技工操作など難しい面もあると
想いますが、出来るだけ、雑金属を含まない合金を使えれば、幸いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。



 

金属毒性を考えた安全な合金
パラジウム・亜鉛フリーと二次虫歯抑制と咬合バランス

認可メタル表

K20は安心!残存薬剤の心配はありません。


石福さんの金属生産過程での使用薬剤についての回答


歯科用金属メーカー・石福金属興業株式会社より

「この度は弊社製品についてお問合せいただき有難うございます。

さてお問合せの内容ですが、
『精製時に使用する薬剤』と言うのは弊社工場において 合金を製造する工程の中で使用する薬剤との理解で宜しいのでしょうか?
その場合の回答といたしましては、お問合せの製品『K20、KIKゴールド、キャスティングゴールドタイプT・U』を含みまして以下の製造工程により出荷されております(銀合金を除く)。
@配合(製造量から必要な材料元素の成分分量を用意します)
A溶解(@で用意した材料を溶かして合金を作り型に流します)
B圧延(Aで出来た合金の塊を熱処理により薄く延ばします)
C切断(Bで薄い板にしたものを一枚1gのチップになるようカットします)
D計量(包装単位に計量します)
E包装(パッケージに包装します)
上記の工程で薬剤を使用するとすれば『キャスティングゴールドT・U』では熱処理工程の際に生成される酸化膜の除去に希硫酸が使われることが挙げられますが酸化膜除去後に十分な洗浄が行われるため、
製品に残ることはございません
『K20、KIKゴールド』では酸処理は行わないので薬剤の使用はございません

歯科用金属の人体への影響に関しては含有成分元素に対するアレルギーの有無が留意点だと思われます。

『精製時に使用する薬剤』の私の理解が間違っているようでしたらお手数ですが再度ご連絡いただけたらと存じます。どうぞよろしくお願い致します。」



(2011年1月)

 
今後WFではすべてセラミック修復のみの
扱いとなっております。

金属は一切使わない。
(金属溶煉の節電エコとメタルイオンの
発がん防止のため)
放射能の体内被曝でも半減期があるのに、
口腔内にセットされた発ガン金属合金は
半減期もなく一生涯、毒性を発揮し続けます。

8.パラジウムフリー、亜鉛フリー、銅フリー、など雑金属のない白金加金を目指して

どうしてもメタルで修復したい場合。選ぶのは白金加金のみ
柔らかさ、柔軟性を持った修復材料の効果は大きい、セットしてしばらくの安全だけでなく、20年後、30年後に安全を維持する修復?

 


88gold


PGP-88Gold 詳しくは


キャスチングゴールド性質一覧
プラチナゴールド物理的性質表
(2011年6月)
 

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今後WFではすべてセラミック修復のみの
扱いとなっております。

金属は一切使わない。
(金属溶煉の節電エコとメタルイオンの
発がん防止のため)
放射能の体内被曝でも半減期があるのに、
口腔内にセットされた発ガン金属合金は
半減期もなく一生涯、毒性を発揮し続けます。

9.WFが選んだ、世界基準の合金安全BEGOセレクト

合金ハイゴールド100

InLloydR 100


ハイ・ゴールド, インレー、オンレー単冠用, 黄金色,パラジュウム、銅、スズを含まない。; 生体適合証明書取得

  • 黄金色   審美的に優れている
  • パラジュウム、銅、スズを含まない。  金属アレルギーがおきにくい
  • 1992年以来世界中で売られています。現在まで金属アレルギーの症例報告は一例もありません。
  • 媒体粒子径 40μm 耐腐食性に優れている
  • 生体適合証明書 歯科医師、患者に安全
  • インレー、オンレー単冠用スペシャル合金
〈取扱説明書〉拡大
取扱説明書
〈生体適合説明書拡大
生体適合説明書
〈成分と物性〉拡大
成分の物性

 

合金ハイ・ゴールド

Bio PontoStarR

ハイ・ゴールド, 陶材焼付用エキストラハード, 金色,パラジュウム、銀、 銅、スズを含まない。; 生体適合証明書取得

  • 金色 審美的に優れている
  • パラジュウム、銀、 銅、スズを含まない。 金属アレルギーがおきにくい
  • 媒体粒子径 20μm 耐腐食性に優れている
  • 生体適合証明書 歯科医師、患者に安全
  • 明るい酸化膜 陶材の色を生かせる
〈取扱説明書〉拡大
取扱説明書
〈生体適合説明書〉拡大
生体取扱説明書
〈成分と物性〉拡大成分と物性

 

合金ハイ・ゴールド100

PlatinLloydR 100

ハイ・ゴールド, クラウン・ブリッジ用エキストラハード, 黄金色,パラジュウム、銅を含まない。

  • 黄金色 審美的に優れている
  • パラジュウム、銅を含まない。 金属アレルギーがおきにくい
  • 媒体粒子径 25μm 耐腐食性に優れている
  • 1992年以来世界中で販売されています。現在まで金属アレルギーの症例報告は一例もありません。
  • 広範囲な目的に使用できる  コストの節約が出来る
〈取扱説明書〉拡大取扱説明書
〈生体適合説明書〉拡大
生体適合取扱書
〈成分と物性〉拡大
成分と物性

 

BEGO歯科用金属一覧

apsリンク

(2011年5月26日)


WFでは使わない雑金属を含む
「一般的歯科合金金属:金合金」

(2010年3月)
金合金 白金加金合金
63
二度と同じ治療を受けていただかない為の
WF歯医者の工夫!


 歯科用純金板、ハイカラット用金合金から、オーソドックスなK18、黄金色に近い白金加金の参考例

 時効硬化性を持ったパラジウムフリーのバイオ系メタルなど各種在りますが すべてに
金属亜鉛インジウムが含まれています。
 また純金では口腔内では柔らかすぎるでの、単純な小さい虫歯の充填修復にしか使えません。 しかし充填の場合に完全に接着していないので、咬合圧で周囲のエナメル質には細かいヒビが入ってきて 数年後には割れたり、欠けたりするリスクは高いです。
 卵の殻と同じように連続して歯の柔らかい象牙質を包み込んでいるエナメル質を削るという事は、残ったエナメル質の強度を著しく弱めるので、長期の使用では、
アクシデントが起こりやすくなります。

 修復は、歯の表面を長期に守ると言う点では、
包む形で自然歯のエナメル質と同じ形態である フルクラウンタイプのアンレーとの中間型が良いです。

 多くの場合、虫歯で咬合面など削る患者さんの歯の隣接面では、必ずコンタクト部分でピンホール状の虫歯で在りながら中で広がり、象牙質まで虫歯が進行しています。
 ですから、 隣接面虫歯のエナメル質と感染象牙質を確実に除去して消毒殺菌する為と、 隣接面形成で、セット後にフロスの引っ掛かりであるフロスフックがない、フラッシュな隣接面を再構築する為に、 WFではインレーバーでFCK形成をして、修復物を作成しラボでも明確に修復縁を確認調整しやすく、 溶融メタルのフローを良くして、硬化収縮歪みの発生を少なくしています。

ハイキャストゴールド タイプ1
ADA規格 軟質  承認番号15000BZZ01335000号

ハイカラット系で優美な黄金色
〈成分〉 Au 83.0%、Ag 12.0%、Cu 5.0%
密度
(g/cm3)
硬さ(Hv) 液相点
(℃)
固相点
(℃)
軟化 硬化
16.8 80 980 915
NET. 10g  〈用途〉 インレー



 
ハイキャストゴールド タイプ2
ADA規格 中硬質  許可番号29BZ0040号

ハイカラット系の中硬質の金合金
〈成分〉 Au 76.0%、Pd 2.0%、Ag 7.0%、Cu 14.0%、その他1.0%(Zn)
密度
(g/cm3)
硬さ(Hv) 液相点
(℃)
固相点
(℃)
軟化 硬化
15.8 100 930 885
NET. 10g  〈用途〉 インレー、クラウン



 
ハイキャストゴールド タイプ3
ADA規格 硬質  許可番号29BZ0040号

ハイカラット系で優雅な
金色を有した、硬質金合金
〈成分〉 Au 75.0%、Pd 3.0%、Ag 5.0%、Cu 16.0%、その他1.0%(Zn)
密度
(g/cm3)
硬さ(Hv) 液相点
(℃)
固相点
(℃)
軟化 硬化
15.7 145 245 940 880
NET. 10g  〈用途〉 クラウン、ブリッジ



 
ハイキャストゴールド タイプ4
ADA規格 超硬質  許可番号29BZ0040号

ハイカラット系の超硬質金合金
〈成分〉 Au 70.0%、Pt 3.0%、Pd 3.0%、Ag 8.0%、Cu 15.0%、その他1.0%(Zn)
密度
(g/cm3)
硬さ(Hv) 液相点
(℃)
固相点
(℃)
軟化 硬化
15.7 160 285 945 890
NET. 10g  〈用途〉 クラウン、ブリッジ、金属床、アタッチメント



 
OSG-72
白金加金合金  許可番号29BZ0040号

時効硬化性を持ち、幅広い症例に対応、
パラジウムフリーの黄金色バイオ系メタル
〈成分〉 Au 72.0%、Pt 4.0%、Ag 12.0%、Cu 11.0%、その他1.0%(Zn)
密度
(g/cm3)
硬さ(Hv) 液相点
(℃)
固相点
(℃)
軟化 硬化
15.5 180 260 950 900
NET. 10g  〈用途〉 クラウン、ブリッジ、金属床、アタッチメント



 
OSG-56
白金加金合金  承認番号20800BZZ00068000号

中カラットで嫌味のない淡金色、
時効硬化性を持ち、経済的なメタル
〈成分〉 Au 56.0%、Pt 1.0%、Pd 4.0%、Ag 19.0%、Cu 18.0%、その他2.0%(In Ir Zn)
密度
(g/cm3)
硬さ(Hv) 液相点
(℃)
固相点
(℃)
軟化 硬化
14.9 185 290 890 850
NET. 10g  〈用途〉 クラウン、ブリッジ、アタッチメント



 
OP-K18
高カラット金合金  許可番号29BZ0040号

審美性に優れた、
高カラットスタンダードな18金
〈成分〉 Au 75.0%、Ag 9.0%、Cu 14.5%、その他1.5%(In Zn)
密度
(g/cm3)
硬さ(Hv) 液相点
(℃)
固相点
(℃)
軟化 硬化
15.5 160 270 960 930
NET. 10g  〈用途〉 インレー、アンレー、クラウン



 
純金
歯科用純金  承認番号15000BZZ01349000号

歯科用カラット金合金用、5g板
〈成分〉 Au 99.99%
密度 
(g/cm3)
液相点 
(℃)
19.3 1063
NET. 5g  〈用途〉 カラット金合金
2010.3.5
 


日本歯研からの新製品の
スーパーフィットな合金?
SFG60の デメリットは?

(2009年8月)

二次齲蝕ゼロを目標にSFG60を開発

SFG60説明会

  日本歯研工業(株)の新製品「スーパーフィットゴールド60(SFG60)について、大塚昌助社長は、「サバイバルの時代、保険外診療には質の高い修復治療が期待されている。本製品は、そのために開発したハイパー金合金である」と述べた。

 販売代理店を対象にした製品説明会であったが、SFG60の特徴については以下のとおり説明し、 ついで各氏がその特徴を述べた。


<大塚昌助社長の説明>


 二次齲蝕ゼロ、つまり修復治療を保証することはむずかしいことだ。 自動車、家電、パソコンなどは保証があるが、医療に保証は聞いたことがない。 あくまで、新製品は治療の保証を目標として開発したものである。

 SFG60は、今までの鋳造金合金と比べて性質も性能も治療法も格段に違う。 鋳造のまま仕上・研磨しても支台歯や隣接面等全ての部位で過不足なくミクロン単位で均一に適合する。 対合関係も含めてほとんど削合なしに思ったとおりに正しく適合するので、従来法に見られない優れた鋳造修復結果が得られるので安心である。

 優れた適合の原理は鋳造収縮率が低く、融点は790℃と低く、低温鋳造ができるので埋没材から受ける膨張収縮時の変形が少なく、ミクロン単位の均一で安定した鋳造精度が得られる。
SFG60は二次齲蝕ゼロを目標にしているハイパー金合金である。 本品と相性の良い市販の合着・接着用レジンセメントが超均一で精密な適合をサポートする。 これ等のレジンセメントによるコラボレーション効果が二次齲蝕をゼロにする優れた鋳造歯冠修復治療を生み出すので、サバイバルの時代臨床家の先生方に薦めてほしい。


<研究開発課辻本修氏の説明>


 スーパーフィットゴールド60は、頭文字から略称はSFG60としている。
 新素材のSFGは、全ての当社のキンバレイ系の製品と同様に、金属イオンの総溶出量が極めて少ない金合金である。 金60%、銀19・7%、パラジウム4%、その他インジウムである。 鋳造収縮率が低い。収縮率は0・86%である。 これは一般の金合金の半分以下の収縮率である。 つまり、鋳造時の変形がそれだけ少ない。 均一に寸法精度が得られる。

 また、SFG60の融点は790℃である。 普通の金合金より100℃低い。 埋没材の温度を低く設定できる。
 このことから熱による膨張、収縮が小さい。 鋳造修復全方向の制度が30ミクロン以内で均一に得られる。
 SFG60は融点790℃、18K金合金900℃、12%金パラ920℃。 鋳造温度は、SFG60は550℃、18K金合金700℃、12%金パラ700℃。 収縮率は、SFG60は0・86%、18K金合金1・46%、12%金パラ1・43%。
 18K金合金には、銅が15%含まれているので、鋳型から掘り出すと黒い酸化幕ができる。 SFG60は、黄金色であり酸処理やサンドブラストの作業が不要となる。

 色調はさわやかな黄金色で、口腔内でさらに違和感がなく審美的な黄金色が輝く。
 インレー、クラウン、ブリッジ、前装冠、コアおよびロングスパンブリッジ、クラスプやバー、デンチャーのキャストフレーム等、すべての症例においてSFG60は高い品質を維持し適応する。
 銅は唾液に溶出しやすいが、SFG60は溶出しやすい金属を低減しており、極めて唾液への金属イオンの総溶出量は極めてすくない。


<東京歯科大学歯科理工学教授小田豊氏>


 SFG60をテストいたが、適合性の問題では、同じ金属材料を使用してもギャップがある。 それはなぜかといえば、鋳造体の適合性を左右する要因はいくつかある。

 ほとんどの印象材は収縮する。 変形するのは0・2%〜0・4%である。
また、模型材、石膏も膨張、収縮をする。 これが0・1%〜0.2%である。
ワックスも加圧すると膨張する。 当然変形につながる。
 金属自体鋳造すると膨張、収縮するが、この値が1・0%〜2%。 それをカバーするまめに埋没材が、0・5%膨張させて適合させようと考えたのが歯科の精密鋳造となる。
 その他熱処置による膨張、収縮がある。 小さいもので1・46%の収縮率である。 大きいもので1・51%の収縮率。 銀合金は1・82%の収縮率。


(埋没材と埋没の条件による違いを説明)

 SFG60は、融点の固相点が662℃。液相点が790℃である。 ISOの耐力では、硬化が513、軟化が309。 伸びは硬化7・4、軟化18・8。
 耐食性(溶出量)は30マイクロ以下、基準は200マイクロ以下となっている。
そこで、SFG60と18K金合金(金75%、銀10%、銅15%)、12%金パラ(パラグロリアF.G.12)とを比較をした。 SF18K金合金1・46%。 12%金パラが1.43%。 SFG60の収縮率が小さかった。
 変形が少ないし、適合がいいものを作りやすい。 SFG60は、鋳造後の酸処理が必要ではなかった。


(試適時の適合性、合着後などの数値化したデータを説明)

  SFG60の精度・適合性は30ミクロンであった。 18K金合金、12%金パラは80ミクロン程度の適合性。 50ミクロ50の不適合のギャップがあると、象牙細管が露出する。 象牙細管のサイズは、1・2ミクロンから1・5ミクロンである。 クラウンだと単純計算で約20万個の象牙細管が露出する。
 セメントは強度が強いものではないのシールしても封鎖することはむずかしい。 不適合のギャップが二次齲蝕の原因となる。
 審美修復のコンポジットレジンは2%ほど収縮する。 ジルコニアも変形する。 適合性を犠牲にして、審美修復材料を使っているのが現状である。

 適合をおろそかにしてはならない。 これまでは、銅を含有させることで強さを保ってきたが、SFG60銅を含まない。 適合性の良い修復物を、臨床に応用すべきと考えている。


2009.8.28 記事提供:医科歯科通信

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