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インプラント
 

インプラントの予防を考える

インプラントは天然歯の構造と異なり、歯周病(インプラント周囲病変)のリスクが高いと言われています。インプラントを長期維持するためには、ホームケアにおいて患者さん自身がプラークコントロールを実践することが重要です。

インプラントと天然歯の混在を考えた予防歯磨剤

「インプラント用歯磨剤」に求められる条件とは、管理が届きにくい患者さんのホームケアにおいて、インプラント周囲病変のリスクをできるだけ排除し、さらに天然歯を守ることだと考えます。

「ジェルコートIP」は塩酸クロルヘキシジンの高い殺菌効果、OIM加水分解コンキオリンの歯肉の活性化、フッ素無配合によるチタンの腐食リスクの除去を図ります。

さらに研磨剤・発泡剤無配合のジェルなので、院内のでメインテナンスの場面や術者磨きにも最適です。

(ウェルテック社 広告より)

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1.40歳までの根面露出と
根面脱灰の怖さ


20歳をすぎると、40歳までに歯周病の進行が本格化して、歯の間の歯槽骨の皮骨が溶け、歯槽骨の高さが低くなって来ます。

そうすると、歯肉の退縮によって、根面の露出が始まります。
根面が長くなっても、歯ブラシ習慣が変わらないと、根面の磨き残しが多くなります。

根面は70%の石灰化ですから、虫歯菌の酸でなくても、弱い酸でカルシウムが溶け出します。
エナメル質虫歯のPhクリティカルレベルが5,5phであるのに対して、根面歯質のphレベルは6,5phよりですでに溶け始めるのです。

このレベルでは、水道水や、少しの酸っぱい食品、水分補給が不足していたり、食後の歯の間のお手入れができていないとお口の中のPhとしてはすぐに6phになってしまうので、炭水化物を栄養源とする乳酸菌ラクトバチルスの弱い酸でも根表面は容易に溶け、虫歯になります。

40歳くらいからは、見えない長くなった隣接根面虫歯にならないような、隣接面ケア法とケアタイミングを身につけ、生活習慣を変えましょう。

歯周疾患

むし歯2

歯周病が進行して根面が露出すると、ここは酸性でなくても、脱灰が進行しやすくなり
数年で虫歯や、削れるWSD(楔状欠損)になってしまいます。

予防法は、定期的なフッ素イオン処置と食後ケア(3AMのフロス)です。

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2.歯周病の進行


幼児期や学童期の悪いケア習慣から始まる、歯肉炎。その炎症性起炎物質は多くは歯の間に挟まった炭水化物の食物繊維の腐敗による口腔内常在菌の増加に依ります。

歯肉炎を起こす起炎ケミカル物質を出すプラーク(歯垢)のバイオフィルムを除去して、二度と、バイオフィルム状に成長させないように、グッドタイミングでオーラルケアをしましょう。

隣接面ポケットのケアと食後のジャストケアが大事なポイントです。

歯肉炎の時点で、プラークを除去して、きれいな口腔内環境を維持すれば、炎症もコントロールされて、歯周炎に発展して根面露出になるのも予防できます。

プラークにしない、予防的プラークコントロールが本来のケアです。寝る前のケアでは、ばい菌が増えてプラーク・バイオフィルムができてしまいます。

歯周炎となって、ポケットが深くなり、ポケット内に歯石などできると、患者さん自身のブラッシングやフロッシングでのオーラルケアだけでは、治癒は難しくなり、歯医者さんでの積極的なクリーニング治療介入が必要となります。

患者さん自身で歯肉炎と歯周炎の鑑別は不可能ですし、お口の中で歯周炎は歯肉炎と混在し、気づかない歯の間で進行します。

それらは、サイレント病とも言われるように、症状がなく、自分では気づかないことがほとんどです。

定期的に歯科でクリーニングを受けていても、毎日の患者さん自身のオーラルケアのポイントが守られていなければ、歯周炎は治るどころか、進行して重症化します。

歯周炎は初期の軽いものであれば、浅い3,4 mmの歯肉ポケット内のプラーク歯石を機械的に研磨除去して治癒に向かいます。

しかし、重度の歯周炎になると麻酔して、歯肉を開き、明視しながら、根面から徹底的にプラーク歯石を取り除きます。

これは簡単なクリーニングとは違い、かなり深いポケットに行うので歯周外科オペとなり、歯肉は縫合もしますし、なくなった顎の骨を元に増やすために、
エムドゲインという骨化物質を使ったりします。

成功しても、30%くらいの患者さんでは、再発や、根面露出は治りません。

歯科で麻酔して歯肉縁下ポケット内クリーニングを受けても、毎日正しいオーラルケアで歯肉縁上のプラーク除去を行っていないと、4週間でポケット内の
細菌叢は元に戻っていき、歯周炎が始まり、再発し、重症化していきます。

インプラントにも歯周病 速い進行、気付かぬことも

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3.インプラントの感染歯周病


スウエーデンでは人工根インプラントが応用されて40年が経ちます。

術後の徹底的なプラークコントロールを行って来たにも関わらず、インプラント周囲の感染がここ10年くらいで報告され始めています。

インプラントにも、歯周病菌は付着して歯周炎と同じ状態になります。

現在感染したインプラントの治療法は残念ながらありません。

インプラント周囲はネジ状で機械的な研磨は難しく、骨とは結合しているので、奥歯の場合除去もむずかしくなります。

インプラントは自分の歯以上にメンテナンスとオーラルケアが大事です。

インプラントも歯槽膿漏になるの?

インプラントも歯槽膿漏になるの?

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4.歯周病のメンテの重要性


AXELSSONは歯周専門的なメンテナンスの効果を30年に渡って報告しています。

定期的なメンテナンスを継続した場合、30年後でも、90%以上の歯はしっかり保存され、抜歯されずに防ぐことが証明されています。

予防が治療にまして大切なことが伺えます。

歯を抜く大きな原因の90%以上が虫歯歯周病によって、歯科医が行います。

しかし歯を失うという2大要因はプラークコントロールにより予防が可能であるという科学的根拠がスウエーデンの社会で実証されたことを考えて、日本においても、予防を歯科治療の中心課題として、WFは臨床でおこなって行きます。

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5.歯肉や骨の再生治療


国内初 歯髄細胞使い歯槽骨再生 topic_658

ペースト状の人工骨、実用化へ KASTが開発、短時間で硬化 topic_602

歯肉や骨の再生治療

       
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6.インプラントによる治療

インプラントによる治療
保険治療

メタル・セラミックスによる治療

セルコン・スマート・セラミックス治療

この滅菌パック状態のインプラントを更に、表面状態をきれいに洗います。
この滅菌パック状態のインプラントを更に、表面状態をきれいに洗います。



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7.自家移植とインプラントについて

2009.11

WFでは30年前の開業時から、口腔外科を得意とするDr.ツツミの方針として、各種のインプラントを行ってきました。しかし、当時の人工根、京セラのサファイア結晶、チタンブレードのどれも、オペが大げさになった挙句に予後も悪くなるものがあり、当時のオーラルケアの普及の低さと、患者さんへの価格を含め、WFでインプラントを続行することは、10年間の試行ののちに20年前には断念しました。

12年前に東京歯科大の、補綴科助教授だった、小宮山彌太郎先生が、ブローネンマルクのインプラントセンターを臨床開業している事を知りました。
それまで、インプラントの再開業を考え、勉強していてブローネンマルクタイプの実績を知っていたDr.ツツミは、”WFは地域のプライマリークリニックとして存在し、其々のスペシャリストの第一線の先生に専門分野を患者さんに紹介するほうが、合理的で、各種合併症などの発生や、広い知見を得られる”
と判断しました。
現在2009−10までに、37名の紹介実績があり、そのすべての患者さんに満足していただき、一件のクレームも問題もないことを誇りに思い、また、小宮山彌太郎先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

インプラント後のオーラルケアや、残存歯を含めた、トータルな複合メンテ、咬合調整など、その特殊性に応じた、対応が正しい方向で進められており、WFスタッフ全員の理解で、患者さんとのコミニュケーションがとれている結果です。

さて、インプラントは今では、精密なレントゲンCTでの3D立体映像の再現で、実際のオペ前に、事前のシュミレーションオペがPCデスクで行え、より精確で緻密な処置が可能となり、多くの先生が良い結果を得ています。

しかし、そのコスト負担は大きく、とてもそれだけの経済的余裕がないという患者さんには、自家根(自分の根)を植え変えて、再利用するということをWFでは、30年前から行っており、その予後安定は、10年経過で94%以上の安定で、10数%に歯周病的骨吸収がみられるというもので、生活上の支障はなく、充分に効果があり、費用対効果ではチタンインプラントより勝ります。

今では、試験管培養で、歯胚のクーロン再生実験も成功していますから、健康な身体さえあれば、自分の臓器は再生移植するということが可能になりそうです。

オペというと、麻酔して切って、身体に埋め込むというと、自分の身体を切り刻んだり、血を観るということで、躊躇する患者さんは多いですが(特に男性に多いです)、その処置は非常に短時間であり、痛みや、腫れもほとんどなく、数日で、普通に食事出来てしまう。軽いものであって、簡単な美容整形並みに、 お口の中が綺麗に機能的に若返ることを考えてもらえば、そのイメージは大きく変わるものです。


欠損歯列に自家歯牙移植を有効に活用する

自家移植とインプラント

自家移植とインプラント



自家移植とインプラント

自家移植とインプラント
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8.インプラントとは

インプラントとは
インプラント歯を失った場所に人工の歯を作る方法にはいくつか在ります。一般的に、歯は支台とするブリッジの場合には十分な咀嚼力の発揮が期待できますが、取り外しの入れ歯の場合には動きやすい、外れやすい、咬むと痛いために食物を咀嚼することが困難で、異物感で邪魔になるなどの問題点を指摘される患者さまも多くみられます。これらの問題点を解決するための手段としてインプラント療法があります。
歯の無い部分の顎骨に人工の歯根を埋め込み、それを支えとして歯を作ります。
インプラントの材質としては、金属系ならびにセラミックス系が一般的です。

オッセオインテグレーテッド・インプラント(Osseointegrated implant)
骨と結合するインプラント

骨と直接結合するインプラントは正確には、オッセオインテグレーテッド・インプラントと呼ばれ、スウェーデン・イェーテボリ大学のP.I.ブローネマルク博士の研究から生まれた方法です。
博士はチタンという金属が人間の骨と直結結合することを発見し、この現象にオッセオインテグレーション(Osseo=ラテン語で骨の意、integration=英語で結合の意)と名付け、1950年代からの約10年におよぶ基礎的研究を礎に、1965年から臨床応用が開始されました。
今日までに40年以上が経過し、きわめて高い成功率をおさめてきました。
チタンがある一定の条件で骨に埋入された場合、チタンに対する骨の拒否反応は全くと言ってよい程起こらないばかりかチタンの表面を覆っている酸素の膜を通して強い結合が生まれます。
この発見とその後に続く多くの研究により、あごの骨とチタン製インプラント(フィクスチャーとも呼ばれています)の確実で安全な結合をもたらすシステムが確立されたのです。
優れた材料ときわめて慎重な治療法により、インプラントと骨とががっちりと結合して10年、20年単位の長期間にわたって機能を果たしえる土台ができます。
このシステムは「ブローネマルクシステム」と名付けられ、現在、世界各国の歯科界で基礎的にも臨床的にももっとも認められている方法で、厳しいことで有名なアメリカ歯科医師会からも承認されています。

インプラントのメリット
・ よく噛めるため、健康や若さの機能を回復して保てる

噛むことで、周囲の組織の形態的、機能的恒常性を維持することができます。
痴呆の防止や知的活動の維持にも効果があると考えられます。


・ インプラントなら見た目が自然
従来の入れ歯につきものだった悩み、見た目や口臭、口を大きくあけると飛び足してしまうのではないか、という不安感が解消され、自信の回復に役立ちます。

・ 耐久性があり、しかも部分修理が可能
インプラントはたいへん長持ちします。10年、20年といった単位で考えていくことが可能で、しかも、部分修理もできます。

デメリット
・ 治療に時間がかかる

最初の「インフォームド・チョイス」からブリッジの装着まで最短でも4ヶ月ほどかかります。しかし、この間、毎日治療に通うわけではありません。骨折の治療を思い浮かべていただくとわかりやすいのですが、骨とフィクスチャーとの結合にも時間がかかります。

・ 費用がかかる(保険は使えません)

治療のために必要とされる清潔な場を維持・管理する、使い捨ての器具を大量に使う、コンポーネント(インプラントのキット)が高価である、ブリッジの製作費・技工操作代がかかるなど、インプラント治療では、最良の結果を求めるためにトータルな費用がかかります。しかし、その後のメンテナンス等が容易なため、ランニングコストはぐっと下がります。

・ 手術を伴う
インプラントでは2度の手術が必要となります。もちろん、縫った部分に軽い痛みはありますが、骨の中まで痛むということは少なく、丁寧な治療を行うことにより、軽い痛みはその日のうちに治まる場合がほとんどです。腫れたりすることもほとんどありません。
  

あごの骨、手術せずに注射で増やす

睡眠時無呼吸症候群:「インプラントで改善」

無呼吸症候群とは

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9.ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター 院長 小宮山彌太郎先生

1980年から83年にかけて東京歯科大学 関根 弘教授の研究室からスウェーデンのイェーテボリ大学に留学。 ブローネマルク教授のもと、インプラント治療の基礎と臨床を学ぶ。以来、イェーテボリと東京とを相互に行き来しながら、共同研究をすすめる。
1983年6月 日本に初めて本インプラント法を紹介し、その臨床応用を開始。
1990年 ブローネマルク教授と東京歯科大学助教授であった小宮山先生は、日本における本インプラント法のセンターとして、ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターを設立。


千代田区一番町(半蔵門近く)にあります。
ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター
〒102-0082 東京都千代田区一番町27 開新堂ビル4F

TEL 03-5275-5766 FAX 03-5275-5767

●地下鉄ごご利用の場合
半蔵門線半蔵門駅下車徒歩5分
半蔵門駅で下車され5番出口にお進み下さい。
5番出口を出て、正面の横断歩道を「蕎麦屋」「マルサン薬局」「ホテルモントレ」側へ横断して下さい。
右方向へ進んで頂き(ゆるやかな上り坂)、コンビニエンスストア「ampm」の手前を左折して下さい。
道なりに進むと左手角地に開新堂ビルがありますので、道ぞいの入り口のエレベーターで4Fへお進みください。

 

インプラント治療 注意点は

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10.インプラントの紹介説明

インプラントとは、歯を失った部分に人体に最も偽害作用の無いチタンという金属でできている人工の歯根を埋め込み、顎の骨と生理的に合体した状態を保ち、歯の噛み合せ部分を取り付けて歯を復元再生する方法です。

本来歯を失った方の治療方法ですので、年齢的には御年配の方が多く受けられる治療方法です。年齢には特に制限はございません。御高齢の方でも受けられる局所麻酔で比較的短時間で、軽く行う手術で埋め込みは完了します。


従来あった、ブリッジや取り外しできる入れ歯の修復法と比較して、機能や、日常のお手入れの方法は大きく違い、簡単で、違和感もなく、本来の自分の歯が戻ったように機能して何でも噛めて、お口の噛み合せや、見た目のバランス、顎のバランスを取り戻せる、唯一の方法です。

歯を失って長期間経過してしまい顎の骨が薄くなった方や、もともと顎の骨が薄い方でもご自身のほかの部位の顎の骨を移動して移植することで、インプラントが可能となりました。ただしすべての方が、そのような骨移植等の処置ができるとも限りません。まず歯科用CTスキャンで検査をしたうえで、インプラント手術が可能かどうかの診断となります。

この適性診断がとても、大切で、これには多くの専門臨床経験と、設備が重要です。これにより、
あなたに適したインプラントのタイプが多くの中から選ばれ、多くの術式の中から適したオペ手順が決定されます。

ホワイトファミリーでは患者さま一人一人の状態に合わせた、信頼できる第一線の専門医を選び抜いて連携して居ります。インプラント処置後のメンテ、また、修復物の作成はホワイトファミリーでも行なっております。患者さまの利便に合わせた選択が可能です。


インプラントにもさまざまなタイプがございます。当院で御紹介しております医院様は2回法という手術方法です。

まず1次オペ(1回目の手術)を行います。これは人工歯根を埋め込む手術です。通常は、1時間以内で、終了し、局所麻酔で、普通の抜歯よりも、軽い感じで、痛み腫れも、ほとんど無く経過します。

人工歯根を埋め込んだ後、一度完全に歯肉を閉じてしまいます。下の人工歯根は大体2ヶ月半〜3ヶ月、上の人工歯根は5ヶ月〜6ヶ月の期間、人工歯根と顎の骨がしっかりとくっつくのに必要な期間をあけます。上と下で期間に違いがあるのは骨の密度の違いによるものです。

期間をおいた後、2次オペ(2回目の手術)を行います。閉じた歯肉を開き、上部構造を作製していくために必要となる部品をすでに埋め込んである人工歯根に装着させます。この時点で歯肉の上に装置が出てきます。この2次オペでは歯肉の切開こそ行いますが、顎の骨を触る処置はございません。オペといってもかなり短時間の処置となります。歯肉の切開も必要最小限に行うため、体への負担はほとんどないに等しいくらいです。通常の歯科の虫歯治療より、軽いでしょう。

2次オペの後2週間以上期間をおいて、歯肉状態が安定した頃に上部構造を入れるための型とりを行います。その後試適を行い、上部構造のセットとなります。上部構造はメタルボンドクラウン(MB)という金属冠にセラミック(陶材)焼き付けたかぶせ物が入ります。ご自分の歯と同じくらいの噛む力は復元されます。

治療回数は3回と少ないですが、治療に要する経過期間は長くなります。欠損部位が多数歯にわたる場合や前歯などの場合、人工歯根の埋め込みを行った後の長期間は、仮歯や入れ歯(取り外し式)を入れ欠損部位を補います。もともと入れ歯を使用していらっしゃる場合はその入れ歯装着できるように、1次オペ、2次オペ、を行うと同時に入れ歯の調整も行います。インプラント治療期間中、審美的にも、機能的にもできるだけ不自由のないように対処はいたしますが、あくまでも仮の状態ですので、多少の難はあるかと思いますが、御理解をお願いいたします。

インプラント治療を終了した後も、1年に1回はレントゲン写真を撮影し、インプラントの検診を行うようにしましょう。インプラントはすべて人工のものですから虫歯になることはございませんが、お手入れ
オーラルケアトリートメントを怠りますと天然歯と同様に歯周病は進行いたします。長くインプラントを使用していただくためにも、噛み合せの調整検査とお手入れはとても重要です。歯ブラシだけでなく糸ようじや歯間ブラシなどの補助用具を毎日使用して、しっかり完璧なお手入れが出来るようにお手伝いするのもホワイトファミリーの役目と自負しております。あなたの身体の一部となったインプラントは長持ちさせられるものです。ご自分のお墓まで一緒に連れて行かれるかどうかは患者様次第です。お手入れの仕方等、御不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
   2007.5.22 トーマス 陽子
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11.インプラントの選択と限界

 

インプラントの歴史から見て、まだ40年以上の補償はありません。

 自分の歯とは歯根膜という根の周囲のクッション膜がなく、ダイレクトに顎の骨に結合しているということがその特徴です。
 それを良く踏まえて、経験値のある先生が歯周組織に対して最適な噛み合わせ状態を再現し、それを維持するとともに、メンテナンスと患者へのオーラルケア指導を実施しないと、ほぼ80%においては、 自分の歯より都合の悪い、顎の骨の感染から骨髄炎を起こしたりします。特に上顎の奥に埋入した インプラントは、骨との結合状態を考えると、除去は不可能です。
 ですから、今後、オーラルケアができない人の場合、老齢化のケア不足と、免疫低下を考えると 奥歯のインプラントは避けて、ほぼ5番くらいまでのインプラントにすべきかも知れません。また奥の場合はネジ固定にして、キャップ部分が外せるものが最適と思われます。

 やはりネジで歯の部分を外して上部構造の清掃ができる、インプラントの結合部の周囲の歯肉境界の清掃ができるということが、とても重要でしょう。

 また、若いうちからインプラントをする場合も、きっちりした接着されたブリッジと比較して、インプラントの予後はまだ未定です。一生涯を補償されているのではありません。
ここでも、重要なの適切なオーラルケアができるということです。

紹介先の採用インプラントシステム

ノーベルダイレクトの特徴

a.. 1回法インプラントである
b.. ブローネマルクと全く同様の材質(チタン)、表面処理方法(タイユナイト)である 
c.. ブローネマルクが骨に埋まる部分のみタイユナイト処理しているのに対し、
ノーベルダイレクトは表面全体をタイユナイト処理している 
d.. タイユナイト処理されたインプラントは、骨と強固な結合をするのみならず、歯肉とも緩やかな接合をする

タイユナイト処理された表面
左図 タイユナイト処理された表面

ノーベルダイレクトは 数年前ノーベルバイオケア社がステリオス社(本社アメリカ)を吸収した際、HAコーティング処理だったステリオスインプラントをブローネマルクインプラント同様のタイユナイト処理に変更し、発売したものです。

そして、この時、品揃えが多岐にわたることで複雑化してしまったブローネマルク(2回法)を簡素化した形で発売されたのが、リプレイスセレクト(2回法)です。


ノーベルバイオケア社
ノーベルバイオケア
 インプラントの代名詞「ブローネマルクインプラント」のメーカーであり、その歴史(1965年より)と実績から世界で最も信頼されるメーカーとされております。
 三年前にアメリカのインプラントメーカー「ステリオス社」を吸収合併、これをきっかけにステリオスのHAコーティング処理をノーベルバイオケア社独自のタイユナイト処理に変更し、全く新しい商品としてノーベルダイレクト(1回法)、リプレイスセレクト(2回法)を誕生させました。
  後者は品揃えが多く複雑なブローネマルクシステムを簡素化したものと考えていいでしょう。

また、この会社は世界で唯一10年間の保証を宣言しているメーカーです。

ストローマン社
ストローマン
 ブローネマルクインプラントと並び称される、ITIインプラントの製造メーカー(1974年より)で、研究開発に多大な資金を投入していることで知られております。
 ITIインプラントの大きな特徴は、フィクスチャー表面の「SLA」(Sand-blasted Large-grit Acid-etched)という性状にあります。これはストローマン社が独自に開発したもので、フィクスチャー表面にマクロラフネスとマイクロラフネスを与え、骨とも結合「オッセオインテグレーション」を促進するというものです。

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12.インプラント治療 注意点は

2009年5月13日 朝日新聞
インプラント
新聞記事をクリックすると大きくなります

インプラント訴訟増加 浜松では賠償命令 topic_638

低価格インプラント治療への警鐘


インプラント 治療・歯科、口腔外科 コツコツ健老塾

東京地裁:民事裁判で昇高会飯野歯科に331万円支払い命令

インプラントの不具合と医療機関の対応

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13.骨充填材

バイオオス BIO-Oss

骨充填材バイオオス BIO-Oss

 

オスフェリオン(β-TCP)

骨充填材オスフェリオン(β-TCP)

自家骨移植がベストです。以前は腸骨からの移植骨採取後にα-TCPやゼルフォームを留置していましたが、今ではβ-TCPを使用しています。

海綿骨のみ必要な場合は、移植骨採取後に顆粒状のβ-TCP(商品名: オスフェリオン)を充填します。内板も含めたcorticocancellous boneの場合は、採骨部に板状のβ-TCPを留置します。

β-TCPを留置することでbone stockが回復するので、腸骨からの自家骨移植を施行する場合には、採骨部にβ-TCPを留置することを忘れないことが肝要だと思います。

 

セラソルブM

セラソルブM
メーカー Curasan
商品番号 S10-M0150

Cerasorbの改良版!β-TCP(β-リン酸三カルシウム)の骨補填材

【特徴】
1. 100%化学合成(非生体由来)のため、安全性が極めて高い。
2. 最短4ヶ月で自家骨(自分の骨)に置換。 (平均6〜12ヶ月)

【注意】
セラソルブ単体(乾いたセラソルブ)を欠陥部に使用しないで下さい。
大きな欠陥部位に乾いたセラソルブをつめると、カルシウム誘導体が血液や細胞、それに含まれる成長要素の欠損部浸透への妨げとなります。
患者の欠損部から採った血液をセラソルブと混ぜてから使用してください。

セラソルブは、X線造影性に富んでいます。下記写真をご覧ください。
セラソルブのX線写真

 

アローボーンβ ArrowBone-β(0.25-1.0mm)0.5g

アローボーンβ ArrowBone-β(0.25-1.0mm)0.5g

容量:0.5g
高純度のベーター型リン酸カルシウムセラミックスです。

【ArrowBone-βに関する資料のダウンロード(PDF形式)】

資料1

資料2

資料3

【製品概要】
● ArrowBone-βは生体親和性が高く、生体内に吸収され、自家骨に置換する、顆粒状の高純度ベーター型リン酸カルシウムセラミックス(β-Ca3(PO4)2)です。
● 顎骨欠損部位に填入し、骨を増す為、または病巣切除後の骨欠損を再生する為に使用します。
● インプラント治療に於いて、人工歯根を固定するための顎骨が不足する場合に顎骨を増やす為に、また歯槽膿漏などの病巣切除後の骨欠損の修復、顎骨内にできた嚢包の切除後の骨欠損の修復の為に使用します。
アローボーンβ

【特徴】
● アローボーン-βは独自に開発した製造方法で製造した、高純度β-リン酸三カルシウム単一相セラミックスです。
● 生態親和性が極めて高く、溶解性が優れ、カルシウムイオンを放出し、細胞の活動を促進する環境を提供します。
● 特異なミクロ・マクロ多孔質構造は細胞の活動する場として、細胞の付着、増殖、分化を促進します。
● マクロ気孔内部へ骨の成長、微少血管の生成、顆粒の吸収がバランスよく起こり、スペース維持をしながら自家骨に置換する事が in vivo 試験で確認されています。
● 顆粒の親水性が非常に高く、細胞付着と血管新生化をより促進します。
● 生体由来の骨補填材と関連するような感染リスクは全くありません。
● TCPは細胞への親和性が高いので、骨造成材のみでなく再生医療での細胞増殖・分化のスキャホールド(足場)としても最適と考えられます。

【仕様】
化学式 : Ca3(PO4)2
Cas Number : 7758-87-4
Ca/P : 1.50 (化学量論組成です)
結晶学的組成 : β−リン酸三カルシウム単一相
形状 : 多孔質顆粒構造
顆粒サイズ : 250-1000μm
気孔率 : 75%
親水性 : 良好
生態親和性 : 良好

【ArrowBone-β (アローボーン-β)の特性 】
● 数ミクロンのある球状粒子がネックで連結し数十ミクロンの連通口を伴う顆粒構造体である。 (走査電子顕微鏡像)
● リートベルト解析ではほぼ100%の高純度β-TCPであることが示された。
アローボーンβ

【欧米メーカー品との差異】
● 米国のlabで行われた溶解試験において、ArrowBone-βは、欧米メーカーのβ−TCP系「骨補填材」商品よりも優れた溶解性を示しました。
● いわゆる欠損部を補填するだけの欧米メーカーのβ−TCP系「骨補填材」と違い、ArrowBone-βは吸収性と骨置換性に優れた新たに骨を造る「骨造成材」です。
● 昔から現在に至るまで、セラミックスの製法技術においては日本が一番優れています。その意味でも、”日本国産”の「骨造成材」が最も品質が優れていると言っても過言ではないでしょう。

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