White Family dental-site
光硬化型セラミックレジン(コンポジットレジン・ハイブリッドセラミック)


1.CRをする場合の注意
2.composite resin
3.3Mセミナー
4.3M フィルテック シュープリーム コンポジットレジン
5.3M フィルテック シュープリーム DL コンポジットレジン
6.3M フィルテック シュープリーム XT フロー コンポジットレジン
7.3M フィルテック シュープリーム XT コンポジットレジン
8.3M フィルテック シュープリーム XTE コンポジットレジン
9.フジ\GP エクストラ
10.エステエックスHD
11.SDR エスディーアール
12.WFでの、コンポジット比較テスト
13.セメントの使い分け
14.使うのが禁止されていないが危険と思われる物質:ビスフェノールA
 


 

1.CRをする場合の注意


CRなどの小さい虫歯で、CR充填をする場合に、虫歯になる原因を取り除かないで、
CR治療の虫歯治療をしても、数年ですぐに周囲の脱会リークで二次虫歯になるだけです。

CR虫歯の多発者の傾向。
  1. 唾液の緩衝能、抗菌作用が弱い、唾液量の減少。
  2. (交感神経緊張傾向、鬱、内向的性格、対人恐怖症)など
    口腔内の環境が脱灰を誘発しやすい場合。
  3. 飲食でも酢や、発酵酒、乳酸菌、酸性食品の嗜好傾向。
  4. 歯周病の進行など、食いしばり傾向

上記の4のタイプの複合などの対処で、原因の排除を先に行う。

それまでは、初期治療として、アイオノマー充填や保険CRで観察し、4MRや、6MRで、
染め出しで、20%以下、CR予定の面のS傾向の改善を見極めてからCRへ。

安易に、すぐCR治療をしない。
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2.コンポジットレジン イメージ


THE MATRIXX RESTORATIVE SYSTEM

コンポジットレジン 治療イメージ

Matrixx Prestorative Systemは、あなたが要求する自然な色の歯を表現するコンポジットレジンです。

・自然な歯を作ります。
・高光沢な歯を実現します。
・修復物が長く持続できます。
・天然歯と違和感なく馴染みます。
・安定した色が長続きします。


前歯の復元
ダイレクトベニア イメージ


ダイレクトベニア
ダイレクトベニア イメージ

MATRIXX

MATRIXX


臼歯直接修復
ダイレクトベニア イメージ

MATRIXX

MATRIXX


離開の閉鎖
ダイレクトベニア イメージ

MATRIXX

MATRIXX
 

3MのCRを歯の先端に充填していきます
3MのCRを歯の先端に充填していきます。

3MのCRを歯の先端に充填していきます

3MのCRを歯の先端に充填していきます
充填して研磨します。
人工エナメル質といえる、強度と耐久性と審美性があります。

3MのCRを歯の先端に充填していきます
下の前歯の先端のエナメル質は40歳くらいまでに、歯ぎしりなどで磨り減り、象牙質が露出してきて、pHのひくい食事や飲料の常用、食後の強い歯ブラシによって、さらに溶けて、凹んで、虫歯になります。
WFでは、そういう部分も、3Mの自費用CRを用いて、ドイツ製の特殊なボンディング処理をして綺麗に修復します。耐久性は、10年保障です。

3MのCRを歯の先端に充填していきます
これらを顕微鏡下で拡大して形成することで、肉眼治療や拡大スコープ治療とは違う緻密な形成と充填が行えます。



3MのCRを歯の先端に充填していきます
ワンステップは重合させるときに、下底部で接着が壊れやすいのです(図14)。
これを防ぐには、接着操作後にフロアブルレジンを一層流して固めて、その後に通常のコンポジットを置くことです(図15)。ですから、手聞は2ステップのセノレプエッチングとそれほど変わらなくなります。
2ステップでも、最初にフロアブルレジンを一層流して接着を作
ると、後は少し乱暴な積層でも大きな問題は起きません。もし起きても、フロアブルレジンと次のコンポジットレジンの間で剥がれるくらいで、歯は守られます。ですから、フロアブルレジンを使うというのをルーティンの仕事にしていただきたいと思います。フロアブルレジンも今では十分な強度があるので、それだけで窩洞全体を修復することも十分に可能です。


//// 高橋 登 先生 関連文献 ////

アイオワ州立大学 教授Marcos A. Vargas先生との対談



フロアブルで、応用範囲がさらに拡大 たかがレジン、されどレジン
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3.3Mセミナー

WFでのCRオリジナル技術ルール2015.1.25

−最新のレジン充填材料を使った充填テクニックの応用−

最新の材料は、透明感のある、ホワイトラインを綺麗に出せる。
この最新の充填材の性能を引き出す使いかた。築盛法。
WFでは各ドクターが実習セミナーに参加し、レイアリングテクニックや、WF独自の、テクニック法を駆使して最良の性能と、審美性をお約束します。

=光重合CRのボンディングの塗布事における注意=

塗布にはマイクロブラシを使う。

ボンディングの液の混和タイプの場合、混和はやさしく、すばやく、10秒間で、20回以上の回転混和をおこなうが、マイクロブラシが強い圧を加えて切れることの無いように、毛先を混和皿に押し付けないように、液中で浮かしてかき混ぜる。

3MフローCR用ボンディングのプロンプはチューブ圧搾ハンドルを用いて、小ドームの下まで潰す。イエロー台に装着して使う。
使い終わったら、先端リブを折り、口を押える。
凹カップの中で混和。フラット平板上は×。

フローボンディングは塗布面に数回塗る。軽くぬる。強くこするとマイクロ毛が切れる。

塗布後に、コットンボールでボンディングを拭き取りながら歯面にこすり付け、ボンディング層を極力うすくし、同時にエアー強で飛ばす。
WF計測で平均3ミクロン厚さに

@ノンライティングボンディングテクニック

この時ボンディング層を光重合させない。CRペースト圧接後に光を当てる。ボンディング層が先に硬化しているとそこからの剥離がおきやすく、ボンディング層が数ミクロン厚いままになる。形成面とCRペースト内のナノフィラーが密接するために、ボンディング層を先に光硬化させないこと。

歯質の表面環境を引き出す、ボンディング塗布法と、さらに、ボンディング層が最小になるような、方法を駆使します。

=CRペースト積層硬化時の注意=

XTなどHBCRで自費CRFを行う場合。ボンディングはルクサの3工程ボンディングで、エナメル質50〜60秒、象牙質10−20秒を塗り分ける
光硬化に関しても@と同じ、極力ボンディング層を薄くすることを心がける。深い場合や浅い場合でも、穴の隅角、ラインアングル部からスポット状にフローを置いていく、けっして薄くひっぱり膜にしておかない。最後の表面層にXTペーストを用いて、厚み1mmから50μの圧接を数回に分けて同じくスポット積層を行う。

光硬化はスポット毎に行うが、できるだけ、ダイレクトな接近強照射をさけ、サイドからのマイルド移動照射を行い、重合収縮による歪の内部残を残さない。

CRは基本研磨はホワイトポイントのドライ研磨からグレーポイントのスプレー研磨を軽く行い、最後にボンディング塗布と光照射で終わる

特に歯質との境界面の移行、ポケット内部根面への移行はスムースになるように、ペースト光硬化前に短針での面切操作を丁寧に何度も行う。

もちろん、積層ですが、圧接法は独自のラジアル理論と、タンポテクニック。
マメロンつけて、ジグフレーム使う。
裏面に透過性のあるレジンを置き、さらにデンチンボディに明度調整のレジンを選び、マメロンなどの歯葉模様をなかにつくり、表面に彩度合せの透過性のレジンを使う。

CRもベニアも、トランスルーセント(透過性)のもので、地肌の色を有効に使って、明度を保つ。セットは透明なセメントもつかう。

WFでは各社の耐久性能と審美性能を
常に比較検討しており、
2009年より2015年は
以下の3M製品を選択しております。

(2015.07.14)


 

4. 3M フィルテック シュープリーム 
コンポジットレジン

2013年3月18日

3M フィルテック シュープリーム

ナノテクノロジーが審美修復の新しいドラマを創る。
3M ESPEのナノテクノロジーから生まれたフィルテックTMシュープリーム。
’究極の’’至高の’という意味をもつこの製品は、ダイヤモンドのような美しさと強度をもつ、理想的なコンポジットレジンです。

3M フィルテック シュープリーム

ナノテクノロジーイノベーション
フィルテックTMシュープリームのナノフィラーでは前歯用の審美性を、ナノクラスターでは臼歯に耐える強度を創り上げました。
ナノクラスターはナノフィラーを分子レベルで操作をして固まりにしています。
物理的強度を持たせるために使われているハイブリッドコンポジットレジンの平均フィラー粒径と比較してみると、ナノクラスターが同じような形を示しているのがわかります。

3M フィルテック シュープリーム


審美と強度の両立
ナノテクノロジーによって生まれたフィルテックTMシュープリームは、研磨直後に、そのすばらしい滑沢性を確認できます。さらに、その滑沢性が長期にわたって継続し、優れた耐摩耗性を発揮します。
臨床上重要になる曲げ強度もハイブリッド並の高い物性を示します。

3M フィルテック シュープリーム


 
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5. 3M フィルテック シュープリーム 
DL コンポジットレジン

 

天然歯のような自然な色調が再現できます。

フィルテックTM シュープリーム DL コンポジットレジンは、シェード設計を、より天然歯に近い、暖かみある色調に改善。適度な透明性と光の波長より小さいフィラーがつくりだすカメレオン効果により、単色シェードで天然歯に近い自然な美しさが再現できます。
   

比べてください、シェードの色調適合性。

フィルテックTM シュープリーム DL コンポジットレジンは、ビタパンTM クラシカルシェードガイドの色調とほとんど違いのない色を再現できます。さらに、硬化後の色調や透明度の変化も少なく、イメージ通りの色調が得られます。

フィルテックTMシュープリーム DL コンポジットレジンは、硬化後も色調や透明度の変化がほとんどありません。(A3)

 

透明度も3種類。

標準シェード6色(A1、A2、A3、A3.5、A4、B2)に加え、着色歯などの遮蔽に適したオペークシェード3色(OA2、OA3、OA4)と、標準シェードよりさらに高い透明度を再現できるエナメルシェードのEA2をラインナップ。従来通り、幅広い症例の審美修復ができます。

 
舌側に抜けた窩洞は、DL(デュアルレイヤー)で審美性アップ!
唇側から舌側に抜けたIII級、IV級窩洞の場合、単色充填では口腔内の暗さが影響し充填部が黒ずんでしまいます。こうした症例には、DL(2色法)が効果的です。まず、象牙質相当部に不透明なオペークシェードを充填し、背景色を遮蔽します。その上に透明度のある標準シェードを積層することで、天然歯のもつ繊細な色調と透明感が再現できます。
 
IV級窩洞および舌側に抜けたIII級窩洞の
簡単DL(2色法)審美修復法
 

IV級窩洞ならびに舌側に抜けたIII級窩洞の症例

フィルテックTM シュープリーム DL コンポジットレジンOA4(オペークシェード)を第1層に充填後、A4(標準シェード)を第2層に積層。
  窩洞形成後 OA4を舌側(象牙質相当部まで)に充填 A4を表面まで積層し、研磨
DLとフローは同一シェード設計。
よりスピーディーに、簡単に、幅広い症例の審美修復ができます。
●このシェードは厚さ1mmの実物写真です。●実際の色調はコンポジットレジンの厚みと背景色により変化して見えます。●実際の色調を参考にされる場合は、該当するコンポジットレジンを光重合し、ご確認ください。●一度に充填する場合、厚みは2.0mmまでです。光照射時間は20秒です。ただし、オペークシェードは、1.5mmで40秒。フィルテックTM シュープリーム フロー コンポジットレジンのオペークシェードは、2.0mmで40秒です。
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6. 3M フィルテック シュープリーム
XT フロー コンポジットレジン


3Mのナノテクノロジーが、コンポレットレジンを変える

フィルテックTM シュープリーム フロー コンポジットレジンは、1ミクロンの1/1000というナノサイズの粒子を3Mの新技術で結合させた、全く新しいフロアブルタイプのコンポジットレジンです。直径5〜10nmのジルコニア・ナノフィラーの粒子と直径75nmのシリカ・ナノフィラー、さらにこの2種の粒子を結合したナノクラスター(塊)との組み合わせによってフィラー充填率を高め、従来品のフロアブルレジンを超える審美性と強度を実現しました。

   
フィラーが超微粒子のため摩耗が小さく、さらにクラスター化されたフィラーはゆるく結合されているため、摩耗により抜け落ちても凹凸ができにくく、表面性状が維持されます。そのため光沢が持続します。
フィラーが比較的大きな粒子なので、歯ブラシなどで摩耗すると、フィラーが抜け落ち、凹凸ができるため、光沢が失われ、色素やプラークも付着しやすくなります。
 
ナノフィラーがつくりだす、この輝き

滑沢性は、従来品の1.4倍
フィラー粒径がナノサイズなため、滑らかでツヤのある修復面が簡単に再現できます。従来品と比較すると、初期研磨で1.5倍の滑沢性があります。

光沢の持続性は、従来品の5.5倍
フィラー粒径がナノサイズなため歯ブラシなどでの摩耗が小さく、表面の滑らかさや光沢が持続するので、前歯や歯頸部の充填に最適です。着色やプラークもつきにくいので、二次う蝕の予防効果が高まります。

ナノフィラー&ナノクラスターが生んだ、この強さ


フィラー含有量は、従来品の17%up
3Mのナノテクノロジーにより、様々なナノフィラーとナノクラスターと組み合わせによってフィラー体積含有量を高めたことで、従来の低粘度レジンより優れた強度と物性を実現しました。

耐摩耗性は、従来品の2割UP
特に耐摩耗性に優れた強さを発揮します。さらに、3M独自のシランカップリング処理により、フィラーとレジンの結合を強め、大臼歯咬合面※の修復も可能にし、幅広い症例に適応します。

 

 

●重合収縮率も小さく、術後のトラブルを抑えます。
●X線造影性があるので、充填部分がハッキリと確認できます。

※大きな窩洞や咬頭などの荷重がかかる場合には、「フィルテックTMシュープリームコンポジットレジン(販売名:フィルテックTMシュープリーム)」を併用します。

 
ほどよい粘稠度と流動性で、ねらった箇所にしっかりどどまります。4歯頸部への充填や凹凸のある窩洞への充填も簡単、快適、スピーディ。大きな窩洞修復時のライナー&ベースにも適しています。

写真提供:日本大学歯学部保存学教室修復学講座 宮崎真至先生写真提供:日本大学歯学部保存学教室修復学講座 宮崎真至先生

写真提供:藤井歯科医院 藤井範久先生
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7. 3M フルテック シュープリーム 
XT コンポジットレジン

新たなコンポジット・テクノロジーの創生

歯科治療における患者の審美的要求は高まる一方であり、同時に、健全歯質を極力温存しようとする、いわゆるMI(ミニマル・インターベンション)が主流となってきています。コンポジットレジンによる修復は、その最も有効な治療法として注目を集めてきました。
フィルテックTMシュプリーム XT コンポジットレジンは、ナノテクノロジーによるフィラー技術が生んだ新たなコンポジットレジンです。
ご紹介する臨床例をご覧いただければ明らかなように、その優れた審美性と物性により、アメリカではすでに理想的なコンポレットレジンとしての地位を確立しております。
このレジンシステムでは、様々な透明度あるいは不透明度が用意されており、象牙質やエナメル質、さらには天然歯に見られる特徴的な色調を、イメージ通りに再現することができます。
耐久性に優れ、天然歯のように生き生きとした修復が、日常的な臨床の中で実現可能になります。

Supreme Handling
操作性

Supreme Esthetics
審美性
Supreme Polishability
滑沢性
Supreme Strength and Durability
強度と耐久性

フィルテックTM シュプリームXT コンポジットレジンは、臨床医によって考案された優れた操作性を持つコンポレットレジンです。前歯部あるいは臼歯部における修復に最適な操作性を有しています。

●臨床における操作性の良さ●理想的な解剖学的形態を付与できます

フィルテックTM シュプリームXT コンポジットレジンは、単一シェードのみでも審美性の高い修復が可能ですが、マルチシェードによる自然美あふれる審美修復を可能にしたレジンシステムです。

●天然歯の色調と調和するシェード設計
●豊富なシェードと透明度
●独自のシェードセレクションガイドを採用

フィルテックTM シュプリームXT コンポジットレジンは、フィラーがナノサイズの球状をしているため、滑沢性にすぐれ、光沢が長持ちします。

●研磨が容易で、滑沢性が高い
●ナノテクノロジーにより滑沢性が長期に持続

フィルテックTM シュプリームXT コンポジットレジンは、ハイブリッドタイプのレジンに匹敵する強度を有し、特に耐摩耗性に優れています。

●臨床上での耐摩耗性は、天然エナメル質と同等
●前歯および臼歯の修復に適しています

ナノテクノロジーが実現した審美性と強度。
天然歯のような自然な色調と透明感の再現を可能にする
35色のシェードと4種の透明度をラインナップ
 
Preoperative View Single Shade Two Shades Multi-shade Layering
IV級の歯牙破折の術前の写真です。このような症例では単一シェード、2シェード、あるいはマルチシェードでの修復が可能です。 単一シェードのみの充填で、ここまで良好な結果が得られました。
A2Bを使用。
2シェードで修復。最も透明度の高いエナメルシェードを加えることで、切縁付近の透過性を改善することができました。
シェードは、A2BとA2Eを使用。
マルチシェードによる積層充填。ボディ&エナメルシェードに、不透明性の高いデンティンシェードと、グレーとイエローのトランスルーセントシェードを加え、4種の透明度を使って積層。ここまで自然な色調と透明感が得られました。
シェードは、A2D、A2B、WE、GTとYTを使用。
 
臨床における小さな芸術作品
症例1
破折した前歯唇側面の術前の写真。まず形成を行い、次にレジンの積層により破折線が分からないようにする必要があります。 透過光下で観察すると、天然歯の光学的特性がはっきりと分かります。 修復された歯の術後の写真。破折部は全く分かりません。切縁の透過性も良好に再現されています。 修復済み中切歯に透過光をあてると、フィルテックTM シュプリームXT コンポジットレジン充填部に、天然歯と同等の光学的特性が認められます。

症例2
若年患者の外傷による上顎左側中切歯の破折。 IV級の歯牙破折のフィルテックTM シュプリームXT コンポジットレジンによる治療後の写真です。 修復された切歯部分の術後写真。直接レジン修復により自然な表面性状が再現されていることにご注目ください。 術後の状態を透過光下で観察しても、フィルテックTM シュプリームXT コンポジットレジンと天然歯の構造との差はほとんど認められません。
 
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8. 3M フィルテック シュープリーム
XTE コンポジットレジン

2012年10月22日
 
3M フィルテック シュープリーム XTE コンポジットレジン

よりハイレベルな治療に応える、
自費診療のためのナノフィラーコンポジットレジン

3M フィルテック シュープリーム XTE コンポジットレジンナノフィラーテクノロジーの進化により、さらに、天然歯に近い審美性、強さを備えており、積層充填に欠かせない付形成の良さと、充填器にベタつかない操作性を実現しました。

●自然な仕上がり
●操作性の向上
●高い強度と耐久性
●天然歯に近い審美性




症例
3M フィルテック シュープリーム XTE コンポジットレジン
3M フィルテック シュープリーム XTE コンポジットレジン
3M フィルテック シュープリーム XTE コンポジットレジン
3M フィルテック シュープリーム XTE コンポジットレジン

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9.フジ\GP エクストラ


臼歯咬合面に使用可能な高い圧縮強度と
歯質接着性やフッ素徐放性を持つグラスアイオノマーの特性を活かした
「フジ\GP エクストラ」ならこんなケースで重宝します!

フジ\GP エクストラ
フジ\GP エクストラ


臼歯部充填にも対応した、全く新しい高強度充填用グラスアイオノマーセメント
フジIXGPエクストラの登場

グラスアイオノマー修復というもう一つの選択肢

フジ\GP エクストラ ジーシーから従来の充填用グラスアイオノマーセメントと一線を画する新しい充填用グラスアイオノマーセメント、フジIXGPエクストラが発売された。今までの充填用グラスアイオノマーセメントは充填操作時の感水が激しく、適切な操作を行わないと予後が著しく悪い使いにくい材料であり、かつ審美性も悪いとのイメージがあった。フジIXGPエクストラは反応性が大幅に向上され、感水性が大幅に低減されたとともに、新開発のガラスを用いることで透明性が向上し、審美性も大きく改善され、フッ化物放出量も従来製品に比較し2倍以上になった。海外で、はコンポジットレジンと並ぶ臼歯修復用材料として認知されており、ドイツではフジIXGPエクストラとコーティング材であるGーガードをセットにしたEQUIAシステムが、アマルガムやコンポジットレジン修復と同じように認知されている。グラスアイオノマー修復は、小児の症例、ハイカリエスリスクの症例、防湿の難しい症例等に特に有用な修復材料であり、日本に於いてもフジIXGPエクストラの発売を機にさらに臨床の場で有効に活用できる材料となった。平成20年度の診療報酬の改訂により、診療費の差もコンポジットレジンとの差がなくなりさらに活用しやすくなった。ここでは特に臨床家の皆様に有用と思われる症例を紹介したい。



この様な症例でグラスアイオノマーの性能を発揮し、
審美修復が可能です。


フジ\GP エクストラ 防湿・術野確保が難しい症例(臼歯頬側 歯頸部う蝕)
・垂液腺・開口部に近く作業野が狭小
・CR修復のためのボンディング操作には、水分は禁物。
→多少の唾液が存在しても「フジIXGPエクストラ」であれば安定した修復が行えます。
フジ\GP エクストラ カリエスリスクが高く防湿・術野確保が難しい症例
・多発性慢性エナメル質う蝕(歯頸部)
・修復部位が多く見られカリ工スリスクが高い
・第3大臼歯で、ボンディング操作や光照射が行いにくい
→カリエスリスクの高い患者さんには、フッ化物徐放効果により歯質の強化や口腔内環境の改善も期待できます。
フジ\GP エクストラ 小児の症例(乳歯や萌出して間もない幼若永久歯の臼歯)
・治療に非協力的
・アクセスしにくい臼歯、歯冠崩壊が著しい歯
→歯質接着性を持つ「フジ\GPエクストラ」ならボンディング操作と光照射不要のメリットに加え、1塊にして素早く充填できます。
フジ\GP エクストラ 小児の予防
・萌出して間もない幼若永久歯には以下の問題点があります。
「裂溝が深い」、「エナメル質が未成熟」、「耐酸性が低い」よって、う蝕になるリスクが高まっています。
→歯質接着性とフッ化物徐放による歯質の強化を期待して、臼歯咬合面に
「フジ\GPエクストラ」で予防封鎖(深い小窩裂溝の封鎖)を行います。
フジ\GP エクストラ 歯根部の修復(高齢者の根面う蝕)
・歯根部う蝕は高齢者に多く、治療に時間をかけられない。
・プラークコント口ールが困難で、カリエスリスクも高い。
→「フジ\GPエクストラ」なら短時間で修復ができ、さらにフッ化物徐放による
口腔内環境の改善も期待できます。
在宅診療でも特別な機器を必要としません。
フジ\GP エクストラ 前歯部の補綴物をもつ歯の歯頸部う蝕の修復
・歯冠補綴された歯頸部う蝕の場合、全てのう蝕を除去することは難しい。
・金属による歯質の着色がある。
→歯質接着性とフッ化物徐放性を持つ「フジ\GPエクストラ」にて、う蝕進行
停止を期待して修復します。
ある程度の遮蔽性を持つため、下地の色を隠し審美的に修復できます。
フジ\GP エクストラ 停止性の慢性エナメル質う蝕
・口腔内環境の改善が進まず、慢性的に歯頸部にエナメル質う蝕がある。
・停止性のう蝕であるが、しかし改善もされない。
→歯質接着性を持つ「フジ\GPエクストラ」にて、一層エナメル質う蝕を除去
した皿状の浅い窩洞を修復します。フッ化物徐放による口腔内環境の改善
も期待できます。
審美性が改善された「フジ\GPエクストラ」なら、周囲の色調となじみ審美
的修復も可能です。
  この他にも「根管充填後の長期仮封」、「裏層」などにも幅広く使用可能。
監修)愛知学院大学歯学部保存修復学講座
教授 千田彰先生、准教綬 富士谷盛興先生
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10.エステエックスHD 歯科充填用コンポジットレジン
2012.11.5

天然歯のような自然な色調と透明感
TMSGにより31色自由自在、イメージどおりの仕上がりを

エステエックスHD

エステエックスHD

歯の審美性は、異なる色調と透明度のブレンドによって作られています。エステエックスHDのもつ光学特性は、天然歯のような透明感のある自然な色調を一つのシステムで実現します。

特徴1.31色の豊富なシェ一ドカラーで天然歯に匹敵する色調を再現!!

エステエックスHD

エステエックスHD

特徴2.高い強度と優れた研磨性
新しいフィラーコントロール技術により、フィラー粒子と配合比率をコントロール。高い強度を維持したまま、研磨性が大きく向上。全てのシェードにおいて、高い強度と優れた研磨性を有しており、前臼歯ともに対応できるユニバーサルタイプです。

エステエックスHD


特徴3.付形のしやすい操作性

築盛による歯の解剖学形態を作りやすい操作性を有しています。レイヤリングによる修復でも、単一での充填でも対応できます。

エステエックスHD

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11.SDR エスディーアール 歯科充填用コンポジットレジン
 
2013年3月15日

SDR エスディーアール

特徴

(1)4mmの深さまで一括充填
硬化深度が深く一度の充填で4mmの深さまで一括充填できます。


SDR エスディーアール

(2)窩壁への高い適合性
充填後、自然に窩洞へ馴染んでゆくセルフレべリング機能を有しているため 、
窩洞内面の小さな凹凸や角へもスムースに流入します。


SDR エスディーアール

(3)低い重合収縮応力
低い重合収縮応力によりレジン硬化時の歯牙に対する負担が抑えられます。


SDR エスディーアール

重合収縮応力とは・・・
コンポジットレジンが光照射により重合収縮する際に、
窩洞内の接着界面において発生する引っ張り応力のこと。


SDR エスディーアール

SDR エスディーアール

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12.WFでの、コンポジット比較テスト


2004.6.21


コンポジットレジン
光を当てると固まる歯の色をした光硬化型セラミックレジンハイブリッド材料。
う蝕治療、もしくは予防に使われる充填剤
レジン(樹脂)の中に物理的性質や機械的性質を向上させるために石英などのセラミック微粒子を配合した材料で複合レジンとも呼ばれるう蝕治療に使われる充填剤。
基本的に保険対応の材料。性能の良い物には、自費向けのものも多い。耐久性は10年が目安。

ハイブリッドセラミックス製品一覧

 
材料名
メーカー
国名
特徴
利用頻度
使いやすさ
感想
フィルテック
Z250
(ワイン)

3M USA 4g15色
前臼歯共用低収縮光重合型コンポジットレジン
重合収縮率が極めて低くなった。日本人の天然歯を研究して作られた新しいシェードにより、色合わせもより簡単。
X線造影性がある。(ジルコニアシリカフィラー配合)
+++ 圧接がしにくいが耐摩耗性がよいなら利用価値あるKU
前歯には使用しやすいがベタつく感じはあるMZ
シェードが少し白すぎると感じる時もあるが、インストルメンツにまつわりつく感じがあまりなく、操作性はいいと思うKA
色が透明、明るすぎる時があるAM
とても使いやすいが色が少し明るいSA
少しベタつくが使いやすいUM
軟らかく、べたつく為、操作性が良くないIH
フィルテック シュプリーム
(青)

3M USA 4g11色
ハイブリッドの強度とマイクロフィラーの審美性を両立させた、ナノフィラーコンポジットレジン
ベタつかず、優れた充填器離れ
伸びが良く、なじみも良いペースト
形態付与が安易
一層でも、積層充填でも天然歯のような審美修復が可能
3種の透明度での幅広い修復
優れた研磨性と、その持続性
臼歯に耐える物理的強度
4種のレジンによる低重合収縮
+++ Z250と同じ感じだが、シェードがあまりすきでない(自然感があまりでないと思う時がある)KA
使いやすい。べたつかないKU
使いやすい。たまに透明が強すぎる時もあるように思えるAM
伸びが良く、色も綺麗SA
色もきれいだし、大変使いやすいUM
色が適度に軟らかくて充填しやすい。主に前歯部に使用している。フルテックZ250よりほとんどこちらを使用しているIH
フィルテック P60
(黄)


3M USA 4g3色
臼歯用コンポジットレジン。垂れない、ベタつかない。形態付与が容易。アマルガムに近い操作性。耐磨耗性、強度、耐久性がある。シェード適合性がよく、審美的にすぐれている。X線造影性がある。(ジルコニアシリカフィラー配合)
++ 少しパサついている MZ
臼歯部なので、硬めなのはいいが、操作性が難、圧接がむずかしいKA
使いやすいKU
良いAM
使いやすい。耐久性があるような気がするSA
使いやすいUM
硬く、操作性良いと思う。咬合面の充填にはほとんどこれを使用しているIH
充填材Z100
×
3M USA 4g15色
前臼歯共用の光重合型コンポジットレジン
ペーストのベタつき、タレを解消。カメレオン効果で色合わせが簡単。前歯・臼歯に対応する優れた耐摩耗性。美しさを維持する高い滑沢性、審美性にも優れた効果。
×
- 使ったことなしKA
インテンスS
×
イボクラール・ビバデント社 リヒテンシュタイン 3g 8色
前歯・臼歯共用重合型低収縮審美性コンポジットレジン
低重合収縮率1.6%。空隙ゼロで二次カルエスを防ぐ。
フルオレセンス蛍光性があり、室内でも充填物が天然歯と同様の反射性と審美性を発揮。ソフトでありながらベタつかず、操作性に優れている。
優れた審美性、強度。
×
- 色が濃い目の標示だが、色が良い AM
ボソボソしている IH
使ったことなしKA
とても使いずらい。圧接に技がいるSA
以後仕入中止品
ラミナボンドコンポジットペーストOP

松風 日本 4g 3色
光重合コンポジットセメント
光重合型の低粘度コンポジットペーストで、歯面(エナメル質)とポーセレンラミネートベニアを接着させる接着セメント
++ 修理の時たまに使用しますMZ
前装修理のときよく使います。オペークされるものがこれしかないので。もっと白さが抑えられたものがあるといいのにと思うKA
エスティオLC CV
×
GC   販売終了
×
- 歯頚部のシェードとしてはいい感じだったKA
ソリデックス 特殊色 ホワイトエナメル

松風 日本 4g 5色
光重合型歯冠用硬質レジン
審美的な色調再現性と操作性を重視したハイブリッドタイプの光重合型歯冠用硬質レジンで、シンプルなシステムでより自然感のある色調が再現できる。
×
++ たまに白すぎる人、ホワイトニングのあとのCRに使用する。操作性いまいちKA
エナメル質のところまで再現する必要のある充填はきわめてまれだと思いますKU
透明感があったAM
使用する機械がありませんIH
フロー 

3M USA 2g×2本 6色
小さな窩洞修復からライナー&ベースまで
低粘度型充填用重合型コンポジットレジン
サッと流れて、ピタッ留まる。
可逆性チキソトロピーを有する低粘土ペースト。優れた物理的強度。X線造影性がある。(ジルコニアシリカフィラー配合)
+++ ベースに用いるMZ
強度性におとると思うので大臼歯部には使わないKA
小さい窩洞にもわりと良いAM
たまに使います。必要ですSA
小さな窩洞にとっても便利ですUM
初若永久歯の予防充填で使用しているIH
エステックス

デンツプライ USA 3gオペーク7色・ボディー19色、エナメル5色
保険適用外
光重合型マイクロマトリックス修復材
31色のシェード、3種類の透明度が作り出す深みのある審美性。生き生きとした透明感。
高度な滑沢仕上げ。
+++ 色の種類が豊富で使用したい時がある MZ
良いものだと思います。自費のCRの時、色を正確に出すときに使おうと思いますが、使用する機会がないので、ほとんど使用していません。KU
高価なのでなかなか使いきれませんKA
研磨後、仕上げを見ても他のものに比べ光沢があり美しいですSA
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13.セメントの使い分け

セメントの使い分け

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14.使うのが禁止されていないが
危険と思われる物質:ビスフェノールA

2013.9.9

ビスフェノールA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

健康影響に関する研究

ビスフェノールAを原料とする樹脂からの溶出

ポリカーボネートやエポキシ樹脂のようなビスフェノールAを原料とする種類の合成樹脂では、洗剤で洗浄した場合や酸・高温の液体に接触させた場合にビスフェノールA成分が溶け出すことが知られている。アメリカ合衆国での調査では、ヒトからかなりの確率で検出された。(トマト缶のトマトは、酸性度が高い)

1996年『奪われし未来(Our Stolen Future)』をきっかけに調査が始まり、日本の製缶業界では自主的なガイドラインを設定、厚生労働省の呼びかけと共に日本生協連も対策を行っている。

厚生労働省食品安全部基準審査課はホ−ムページに「ビスフェノールAについてのQ&A」を掲載し、特に乳幼児と妊婦に対して注意を呼びかけられている。

生協による日本国外製品の検査結果は次の通りである。


フルーツ缶詰め類 検出せず マッシュルーム缶類 0.007〜0.009ppm トマト類 0.023〜0.029ppm ミートソース0.013〜0.025ppm ツナ缶類0.036〜0.051ppm


内分泌攪乱化学物質としての懸念

ビスフェノールAを摂取するとエストロゲン受容体が活性化されて、エストロゲン自体に類似した生理作用を表す。1930年代に卵巣を除去したマウスにこの物質を投与する実験が行われ、作用が初めて証明された[7][8]。

フォム・サールによる「低用量仮説

ビスフェノールAが、従来の無作用量より遥かに低濃度でのみ毒性を有する、という「低用量仮説」が提唱された。これは従来の薬理学とは全く矛盾する内容であったため、大きな議論となった。

フォム・サール (F. vom Saal) とヒューズ (Claude Hughes) の論文(2004年)によると、合成樹脂の製造業者らが行った検証(11件)ではエストロゲン様作用が認められなかったのに対し、他機関の研究では104例中の約9割で上記の症状が出るという結果となった。これをフォム・サールらは、製造業者らが都合の良い試験結果のみを採用したためであると主張した[9]。アメリカ・プラスチック協会によって資金を提供されているハーバード・リスク分析センターによる以前の報告では、危険性を証明するにはまだ根拠が乏しく、定量的に証明できていないとされていた。ヒューズはハーバード・リスク分析センターの委員を務めていたが、彼は上記の論文の中で、その見解は時代遅れのものである、なぜなら2001年から出版されている低用量のビスフェノールAに関する多くの論文のうちわずかしか考慮していないからだ、と述べている。

2006年、フォム・サールとウェルションス (Wade V. Welshons) は、製造業者の資金提供によって行われた少数の研究が低用量のビスフェノールAの効果を見落としていた原因について、詳細な分析を報告した[10]。また、アメリカ政府機関によって開設された委員会による再調査によると、それらの論文の1つは実際にはビスフェノールAについての影響を発見していたにも関わらず、この結果を否定する内容になっていた。一部の研究では陽性対照を使っておらず、他の研究との比較によって陰性対照が汚染されていた可能性も示された。さらに、エストロゲンに反応しにくい種類のラットを使用した研究もいくつか存在した。

 

その後の研究の経過

アメリカ化学工業毒性研究所は、フォン・サールらによる「低用量仮説」を慎重に検証し、彼らの実験結果が再現しないと発表した。またハーバード大学リスク分析センターや各国の政府機関(FDA、EFSA、ECBなど)でも低用量仮説を含めた研究結果を集めて詳細に検討し、ビスフェノールAはヒトの健康に影響がないことを報告している。

現在ではビスフェノールAは、他の「環境ホルモン」疑惑を受けた化合物と同様、通常の摂取条件ではヒトに対して大きな影響を及ぼすものではないという考えが強まっている。ただし生態系への影響、胎児や乳幼児への影響に関してはまだ研究が進行中である[11]。

厚生労働省は、「成人への影響は現時点では確認できない」としながらも、「公衆衛生上の見地から、ビスフェノールAの摂取をできるだけ減らすことが適当」と報道発表(2008年7月8日)した。また、同日に一般消費者向けの「ビスフェノールAについてのQ&A」が公表されている。[12]

2010年10月13日、カナダは動物実験の結果から健康や環境に有害で、神経異常や早熟も引き起こすとして有毒物質に指定した最初の国となった[13][14]。

 

ビスフェノールA
ビスフェノールA

IUPAC名

4,4'-(propane-2,2-diyl)diphenol
4,4'-(プロパン-2,2-ジイル)ジフェノール

別称

4,4'-ジヒドロキシ-2,2'-ジフェニルプロパン
4,4'-イソプロピリデンジフェノール

識別情報

CAS登録番号 80-05-7 チェック
PubChem 6623
ChemSpider 6371 チェック
UNII MLT3645I99 チェック
EINECS 201-245-8
国連番号 2430
DrugBank DB06973
KEGG C13624
ChEBI CHEBI:33216 チェック
ChEMBL CHEMBL418971 チェック
RTECS番号 SL6300000

SMILES

Oc1ccc(cc1)C(c2ccc(O)cc2)(C)C
------------------------------
CC(C)(c1ccc(cc1)O)c2ccc(cc2)O

InChI

InChI=1S/C15H16O2/c1-15(2,11-3-7-13(16)8-4-11)12-5-9-14(17)10-6-12/h3-10,16-17H,1-2H3
Key: IISBACLAFKSPIT-UHFFFAOYSA-N
------------------------------
InChI=1/C15H16O2/c1-15(2,11-3-7-13(16)8-4-11)12-5-9-14(17)10-6-12/h3-10,16-17H,1-2H3
Key: IISBACLAFKSPIT-UHFFFAOYAI


特性

化学式 C15H16O2
モル質量 228.29 g mol−1
外観 白色固体
密度 1.20 g/cm3
融点
158-159 °C, 431-432 K, 316-318 °F
沸点
220 °C, 493 K, 428 °F (4 mmHg)
水への溶解度 120-300 ppm (21.5 °C)

 

危険性

Rフレーズ R36 R37 R38 R43
Sフレーズ S24 S26 S37
引火点 227 °C

 

関連する物質

関連物質 フェノール類
ビスフェノール S


特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。

ビスフェノールA (bisphenol A, BPA) は化学式 (CH3)2C(C6H4OH)2 の有機化合物である。

 

概要

白色の固体であり、有機溶媒に溶けるが水には溶けにくい。一般には粉体であり、粉塵爆発を起こす[1]ことがあるため扱いに関して注意が必要[2]。2つのフェノール部位を持っており、ポリカーボネートやエポキシ樹脂をはじめ、さまざまなプラスチックの合成に使われている。

 

合成

ビスフェノールAは2当量のフェノールと1当量のアセトンの反応によって合成される。この反応は酸によって触媒されるが、触媒として塩酸のような無機酸やスルホン酸型の陽イオン交換樹脂(スチレン─ジビニルベンゼン共重合体を硫酸などでスルホン化したもの)のような固体酸が使われる。さらに反応速度や選択性の向上のために、チオールのような含硫黄化合物を触媒に共存させることが一般に行われている。一般に、フェノールは大過剰にして反応を行う。 合成された大過剰のフェノールを含む反応液を冷却すると、ビスフェノールA : フェノール= 1 : 1 の付加物結晶(アダクト)が得られるので、これを分離・洗浄した後、結晶を加熱・溶融し、フェノールを蒸留などで除去すると、高純度のビスフェノールAが得られる。工業的にはこれを 1 - 2 mm 程度の球状に粒子化(プリル)して製品化している。

多くのケトンは同様な縮合反応を起こす。この合成法では副産物が水しか生成しないため効率的である[3]。

2008年度日本国内生産量は 533,842t、消費量は 58,330t である[4]。

ビスフェノールA

 

歴史・用途

1891年にロシアの化学者アレクサンドル・ディアニン (A. P. Dianin) によって初めて合成された[5][6]。1930年代には合成エストロゲン(女性ホルモン)の1つとして研究されていたが、当時ジエチルスチルベストロールがエストロゲンとして強い活性を持つことが明らかにされたため、ビスフェノールAが合成エストロゲンとして使われることはなかった。

 

樹脂原料としての利用

現在ではポリカーボネート製のプラスチックを製造する際のモノマーや、エポキシ樹脂の原料として利用されている。抗酸化剤、あるいは重合禁止剤としてポリ塩化ビニルの可塑剤に添加される。

ポリカーボネートの用途はサングラスやCDから水・食品の容器まで多くの日用品にわたり、壊れにくいため哺乳瓶にも使われている。歯科治療用の歯の詰め物や、缶詰の内側を被覆するエポキシ樹脂の中にも含まれている。

他に、感熱紙の顕色剤(ロイコ色素[無色の色素前駆体]と反応して発色させる物質)としても用いられた。

 

参考文献
1.^ 大竹の化学工場爆発:作業中に粉じん爆発か重軽傷3人、屋根など破損毎日新聞(2012年6月29日)]
2.^ 国際化学物質安全性カード・ビスフェノールA国立医薬品食品衛生研究所ホームページ
3.^ Fiege, Helmut; Heinz-Werner Voges, Toshikazu Hamamoto, Sumio Umemura, Tadao Iwata, Hisaya Miki, Yasuhiro Fujita, Hans-Josef Buysch, Dorothea Garbe, Wilfried Paulus (2002), Phenol Derivatives, Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry, Weinheim: Wiley-VCH, doi:10.1002/14356007.a19_313
4.^ 経済産業省生産動態統計・生産・出荷・在庫統計平成20年年計による
5.^ Dianin, A. P. (1891). Zhurnal russkogo fiziko-khimicheskogo obshchestva 23: 492.
6.^ Zincke, Th. (1905). "Mittheilungen aus dem chemischen Laboratorium der Universität Marburg". Justus Liebigs Ann. Chem. 343: 75–131.
7.^ Dodds, E. C.; Lawson, W. (1936). Nature 137: 996.
8.^ Dodds, E. C.; Lawson, W. (1938). Proc. R. Soc. Lond., B, Biol. Sci. 125: 222–232.
9.^ vom Saal, F.S.; Hughes, C. (2005). Environ. Health Perspect. 113(8): 926–933. PMID 16079060
10.^ vom Saal, F. S.; Welshons, W. (2006). Environ. Res. 100: 50–76. DOI: 10.1016/j.envres.2005.09.001
11.^ 松永和紀『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』(2007年,光文社新書)ISBN 978-4334033989
12.^ ビスフェノールAがヒトの健康に与える影響について,厚生労働省 (2008年7月8日)
13.^ 読売新聞2010年10月16日夕刊3版14面
14.^ “Order Adding a Toxic Substance to Schedule 1 to the Canadian Environmental Protection Act, 1999” (英語). Canada Gazette (2010年10月13日). 2010年10月16日閲覧。

関連項目
•缶詰「http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ビスフェノールA&oldid=47371137」から取得

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