治療内容 White Family dental-site
ナノジルコニアによるメタルフリー修復
 
2011.12 技工士 尾崎 
イットリア系ジルコニア(半焼結体)・・従来のもの
セリア系ジルコニア(完全焼結体)・・・ナノジルコニア

 
従来のものとの違い
高い曲げ強さと強さと破壊靭性が約3倍でフレームワークの厚さを0.3mm(舌側などの最薄部)
(図1参照)
適合精度の向上(図2参照)
マージン部の調整は少なからず必要であるが、完全焼結タイプの材料のほうが調整量は少ない
イットリア系ジルコニアでは、フレーム表面を陶材で被覆が推奨。セリア系ジルコニア低温劣化が起こらない特性で研磨面が滑沢でプラークが付着しずらく、サポート形状を付与するデザインが可能。
陶材のオーバーハングが少なく、ドームポインティックにも最適です。(図3参照)

陶材のオーバーハングが少なく、ドームポインティックにも最適です。
(図3)

フレームデザインをサポート形状(カラー)を付与できることで、陶材の厚さを均一にでき、破折・剥離のリスクを低下(図4参照)
イットリア系ジルコニアのフレームワーク形態
ブリッジフレームの咬合力荷重試験
 

ブリッジフレームの厚みによる強度変化現在フレームのジェードバリエーションが開発中で、今後のさらなる臨床普及に期待がもたれる。(透過性の低い白色)(上記図5参照)

市販開始後間もないため、まだブロックが高い。

利点は多いが、イットリア系で問題がなければ時間や手間のかかるセリア系は本当に必要か?ハイグレードのジルコニアは今後普及するか?(LED電球、ハイブリッド車、スマートフォンの様な感覚?)

→必要ないと思います、硬すぎる害がある。

★上4-4下4-4または上5-5下5-5はポーセレンを用いますが、上76 67下76 67または上7-5 5-7下7-5 5-7Brはフルジルコニアとなります。
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