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1.フッ素のはたらき

現在の歯ブラシの構造と機能では、歯ブラシだけで歯垢を100%落とすことは不可能です。
そこで、フッ素入り歯磨剤を使用すれば、残された
歯垢の齲蝕病原性を低下させることができます
フッ素には齲蝕になりかけた部分の
自然修復(再石灰化)を促進したり、歯垢の中で作られる酸の量を抑える働きがあります。
さらに長期間使用し続ければ、フッ素が歯に作用し、
酸に溶けにくい強い歯にしてくれます。

酸蝕の予防


フッ化物応用法のスタンダードは、
低濃度多数回応用。


Check-Up
フッ素のう蝕予防の主要メカニズムは、低濃度のフッ素による脱灰の抑制と再石灰化の促進です。
この効果を最大限に発揮させるため、比較的低濃度(950ppmF)のフッ化物配合歯磨剤を多数回応用して、口腔内のフッ素濃度を再石灰化促進濃度(0.05〜0.1ppmF)以上で長時間保持させる
低濃度多数回応用(Low Dosage & Frequent Use)をおすすめします。
(Check-Up総合ガイドより引用)

フッ素のはたらき
 
歯質の強化歯質の強化/ウ蝕及び
歯周病原因菌の発育阻止

2013年3月18日


.●0.4%フッ化第一スズが、歯牙を構成する主成分であるリン酸カルシウム(アパタイト構造)と反応し、歯質の耐酸性を高め、再石灰化を助けます。

.●フッ化第一スズは、他のフッ素化合物(フッ化ナトリウム・燐酸酸性フッ素溶液)に比べ、ウ蝕原因菌(S.ミュータンス、ラク卜バチラス菌等)の発育阻止に優れた効果があります。

.●メウニノジェニクス亜種、アサッカロリーティクスのバクテロイドの抗菌効果をリン酸ナトリウム・フッ化ナトリウム・フッ化第一スズ、で比較したところ、フッ化第一スズが最も効果的な抗菌剤であることが確認されました。


予防歯科先進国である、アメリカ、ヨーロッパにおいて歯科医師・歯科衛生士が指導するホームケア用ウ蝕予防ジェルには、フッ化第一スズ含有が常識です。フッ化物が持つ機能性、「歯質の強化」に加え、ウ蝕及び歯周病原因菌に対する「抗菌・発育抑制効果」の面でフッ化第一スズは、他のフッ化物よりも優れた臨床データが得られました。

これからの予防には0.4%のフッ化第一スズが必要です。



歯質の強化


フッ化物によって、ムシ歯が予防できるのはなぜ?

一般の歯磨剤では、プラーク除去によるムシ歯予防効果は期待できますが、100%プラークを取り除くことはできません。フッ化物配合歯磨剤を使うと、プラークの中にいるムシ歯菌の働きを弱めて、酸が作られるのを抑えます。
さらに、フッ素が再石灰化を促進し、初期ムシ歯を自然に修復します。

フッ化物の再石灰化効果について教えて。

フッ化物配合歯磨剤の再石灰化効果を調べる方法として、pH cyclic法が用いられます。この実験により、フッ化物配合歯磨剤と無配合歯磨剤との効果の違いがはっきりわかります。
下の画像のように、フッ化物配合歯磨剤は脱灰部分を再石灰化により修復します。

フッ化物配合歯磨剤のムシ歯予防効果はどのくらい?


フッ化物配合歯磨剤については、世界中で100以上の質の高い臨床研究が行われ、ムシ歯の発生を抑制することが証明されています。
フッ化物配合歯磨剤を使うことで、10本ムシ歯になるはずの歯のうち2〜3本がムシ歯にならなくてすみます。
つまり、フッ化物配合歯磨剤のムシ歯抑制率は、2〜3年の期間で20〜30%になります。
WHO(1994)は、さらに継続してフッ化物配合歯磨剤を使用すると、ムシ歯抑制率は高まるという見解を公表しています。

フッ化物配合歯磨剤を使っていれば、ムシ歯予防は大丈夫?


ムシ歯はさまざまな原因が重なり合って発症する多因子性疾患なので、フッ化物配合歯磨剤を使っていれば、ムシ歯にならないというものではありません。
「フッ化物配合歯磨剤+正しいブラッシング+食事コントロール」の3つを実行することが大切です。

フッ化物配合歯磨剤は、吐き出した後も効果があるの?

フッ化物配合歯磨剤は、吐き出し、洗口した後でも微量のフッ素が口腔内(粘膜・プラーク・歯面)に保持されます。
保持されたフッ素が再石灰化の促進に有効な濃度(0.05〜0.1ppmF)以上に存在することで、吐き出した後も再石灰化は促進されます。
ただし、有効濃度以上のフッ素が保持される時間は、使用方法によっては短くなってしまいます。



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2.日常生活の"酸"から歯を守る

日常生活の"酸"から歯を守る

2013年1月28日

日常生活の"酸"から歯を守る

酸蝕の影響から歯を保護する

酸蝕への関心が高まっています。
現代の食生活習慣では、エナメル質が飲食物による“酸"に触れることが多くなってきております。つまリ、tooth wearの最大要因である酸蝕"を引き起こす可能性が高まっています。1-4

初期段階の酸蝕は、鑑別が難しい場合があります

日常生活の"酸"から歯を守る


酸蝕の初期にみられる兆候:

@エナメル質が薄くなるにつれ透光性増大
A口蓋側のtooth wear
B特徴的なエナメル質の損耗
C咬合面の杯状の凹み


典型的な酸蝕の患者さんには、次のような食習慣や病歴があるかもしれません:

・酸性飲食物の大量摂取
・頻繁に酸を摂取する、あるいは長時間に渡る歯への酸の接触
・酸性薬剤の常用
・胃酸の逆流歴


どのようにして、患者さんを改善できるでしょうか?

最適化されたフッ化物の処方は、
酸蝕の患者さんにどのように役立つでしょうか?


同量のフッ化物を含む他の歯磨剤とは異なり、
フッ素トリートメントは酸蝕に着目し最適化された歯磨剤です。

日常生活の"酸"から歯を守る


エナメル質表層へのフッ化物の取り込みを促進することは、
in situ実験で、臨床的に証明されています:


・酸により軟化したエナメル質を再び硬くします(硬さの回復)6
・より硬い歯質を作り、酸によるダメージ、を防ぎます
6

酸により軟化したエナメル質を再び硬くします

• フッ素トリートメントは、最適化された処方で、酸により軟化したエナメル質の再石灰化を促進7
• フッ素トリートメントは、酸により軟化した歯質を再び硬くします
7

日常生活の"酸"から歯を守る



酸蝕からの影響を継続的に妨ぎます

エナメル質を徐々に硬くします8
・より硬い歯質を作り、酸によるダメージを防ぎます7

日常生活の"酸"から歯を守る



フッ化物は、酸により軟化したエナメル質を再び硬くさせ、酸蝕からの影響を継続的に防ぐことが証明されています5,7

すべてのフッ化物入り歯磨剤が同じではありません

最適化されたフッ素トリートメントの処方

フッ素トリートメントは酸蝕から歯を守るため、歯に取り込まれるフッ化物がより多くなるよう処方設計されています。約6000ppm

一般的には、どの歯磨剤も1000ppm同等量のフッ化物が配合されています

フッ化物は、歯磨剤中の他の成分と結合することにより、有効利用性(取り込まれるフッ化物の量)が低下する場合があります

フッ素トリートメントは 、取り込まれるフッ化物をより多く有効利用するため、エナメル質の強化につながります

歯磨剤に配合されたフッ化物量が同じであっても、同等の効果が得られるとは限りません

フッ素トリートメントの最適化された処方は、
酸により軟化したエナメル質を、
再石灰化し、再び硬化させることが確認されています

日常生活の"酸"から歯を守る


酸蝕症から歯を守る

聖蹟サピアタワークリニック東京再生医療センター副院長
(元東京医科歯科大学歯学部臨床教授) 安田登

健康な歯質が何らかの事情で失われるTooth wear(トゥース・ウェアー)は、高齢化が進んだ現在、う蝕、歯周病に次ぐ第三の歯科疾患と呼ばれるようになった。Tooth wearは、咬耗、摩耗そして酸蝕によるものだが、原因はしばしば複合的である。そして注意すべきことは成長期の子供たちまでもが、いまでは広く「酸蝕症」に侵されているのである。かつては、精錬所やメッキ工場などで塩酸や硫酸などを扱う職人にのみ認められた職業性の稀な疾患だったが、酸性度の高い清涼飲料水などが常用されるようになって、酸蝕症は誰にでも起こる歯の疾患になった。接着歯学はじめミニマルインターベンションの提唱者として知られる安田登氏(元東京医科歯科大学歯学部臨床教授)が、「酸蝕症」の原因と診断について分かりやすく解説する。
(日本アンチエイジング歯科学会第5回記念学術大会の講演を元にまとめた)

1.第三の歯科疾患とは、何か?

この数年、Tooth wear (トゥース・ウェアー)がう蝕、歯周病に次ぐ第三の歯科疾患と言われて、注目されるようになっています。Tooth wearとは、咬耗,摩耗あるいは酸蝕によって歯の表面の正常な構造が失われた状態を言います。このうち、「酸による歯質の欠損」ただし「細菌が関与しない酸」によるものが酸蝕症です。

酸蝕症は、古くて新しい病気です。古くは職業関連の疾患でした。精錬所, メッキ工場など塩酸、硝酸、酢酸など酸を扱う工場の職業病として知られていました。変わったところでは、ソムリエや寿司職人にも酸蝕症があります。ソムリエは、ワインを口に含んでテイスティングをしますが、ワインは酸性飲料ですから酸蝕症のリスクにさらされるのです。水泳選手は、プールの水が消毒用の次亜塩素酸を含みますので、日に何時間もプールで泳ぐような選手にとっては深刻な問題になります。

かつて高齢者の歯が磨り減っていることは当たり前のことでした。酸蝕症も特殊な職業性の疾患でした。しかし高齢化が進み、年をとっても美しく健康でいたいという願望の高まりに対して、私たち専門家は発想の転換を迫られています。

「古くて新しい」の新しいほうは、飲食物由来、とくに清涼飲料やアルコール飲料の酸によってもたらされている問題です。酸蝕症の可能性の高い飲食物は、柑橘類、酸性飲料、サラダドレッシング、酢漬けの食品、りんご酒そしてワインです。ワインは、pH2.8 〜 3.8で、じつはとても酸性度の強い飲料です。「ワインは糖と酸のバランスにおいしさの秘訣があります。おいしいワインは酸がピリッと感じるのです」。この他、知らずに口にしているものでは、酸性の内服薬(例・アスコルビン酸;ビタミンC)なども注意が必要です。

酸蝕症には、このような酸性飲食物による外因性のものと内因性のものがあります。外因性酸蝕症は、文字通り身体の外部からもたらされる酸によって生じ、内因性酸蝕症は身体の内部の酸によって生じるものです。

酸蝕症

■pH (ペーハー)とエナメル質の脱灰
エナメル質は、pH5.5よりpHが低くなると溶け始め、高ければ守られます。エナメル質の脱灰は、酸との中和反応ですが、それは必ずしもpHだけによって決まるものではありません。

口腔内に唾液の中に溶け込んだ乳酸のHイオンがあれば、ハイドロキシアパタイトが中和反応を起こしてエナメル質は脱灰してしまいます。象牙質表面の処理に用いるEDTAはpH8にもなっていますが脱灰に使われます。同様に、口腔内のpHが5.5以上になったとしてもエナメル質は脱灰するというわけです。

■外因性の酸蝕症
図1は、アルコール飲料のpH値を示すものですが、赤ワインはpH3.8、ビールがpH4.3で、アルコールも歯には良くないのです。寝酒は歯には良くないことを是非、患者さんに伝える必要があります。

酸蝕症の疫学調査はあまり多くありません。しかし、子供の酸蝕症が増加していることは明らかです。そして、多くの子供の酸蝕症では、口蓋側に顕著に酸蝕が表れていますので、飲料の影響が無視できません。とくにコーラなど清涼飲料が問題でしょう。日本でも清涼飲料の消費量が増加していますので、子供の酸蝕症の増加が懸念されます。

■内因性の酸蝕症
内因性の酸蝕症の原因には、反復性嘔吐、胃酸の逆流、食物の反芻癖などがあります。反復性嘔吐は、拒食症など摂食障害がポピュラーですが、消化器疾患(消化器潰瘍、食道裂孔ヘルニアなど)、薬の副作用(抗腫瘍剤、鉄製剤、強心剤など)、慢性アルコール中毒や妊娠時のつわりなど、幅広い原因があります。

胃酸の逆流は、胃食道逆流症や十二指腸潰瘍によって起こります。胃酸のpHは1.0〜2.0ですから、逆流症によって簡単に酸蝕が起こります。食道裂孔ヘルニアで食道裂孔がゆるんで逆流が増加します。俗に、ピロリ菌を除菌すると逆流症が増えると言われるようですが、これは除菌によって胃酸の分泌が正常になるために、食道裂孔ヘルニアをもっているような人の場合に逆流症が増えるもののようです。胃が元気になって、胃酸の逆流が増えるのですね。

2.Tooth wearと酸蝕症の診断

Tooth wearに関する問診では、次のことに注意します。

健康状態,患者の認識,進行状況に関する記録,
過去の歯科治療の記録,過去および現在の食生活パターン,
パラファンクショナルな活動,その他の口腔習癖

Tooth wearの診断におけるAbrahamsenの診断アルゴリズムは、とてもシンプルですが有用です。実例をあげて、ご紹介します。
Abrahamsenの診断アルゴリズムでは、歯質の失われている部位と形態に注目します。まず、「臼歯部より前歯部の酸蝕が顕著で、上下顎のすり減り面が一致」していればブラキシズムを疑います(図2a)。同じように[前歯部の歯質欠損が顕著で、上顎前歯部口蓋側に歯肉から移行的な歯質欠損がある」場合は、胃酸の逆流による酸蝕の疑いが濃厚です(図2b)。

酸蝕症

酸蝕症

酸蝕症

酸蝕症



反対に、「前歯部より臼歯部の歯質欠損が顕著で、臼歯部の咬合面にカップ状またはクレーター状の欠損がある」場合は、外因性の酸蝕症を疑います。カップ状またはクレーター状の欠損が、下顎第一大臼歯に顕著であれば炭酸飲料の摂取が濃厚です(図2c)。炭酸飲料は、頻繁な摂取のほか、口の中に炭酸飲料を溜めて長時間飲み込まない摂取習慣(soda/coke swishing)がとくに悪影響を及ぼします。このような歯質欠損が、上下顎の臼歯部咬合面に見つかれば柑橘類を皮ごと臼磨するような習慣(fruits milling)が疑われます(図2d)。

歯の唇側表面(とくに下顎犬歯と小臼歯)にサンドブラストしたような細かい歯質の消失が見られる場合は、歯磨き剤の誤用を疑うべきでしょう。その他、高齢者の口腔内では、咬耗に酸蝕が加わったものや、摩耗と咬耗に酸蝕が加わったものなど原因が混合したものが多く認められます(図2e,f)。

酸蝕症

3.酸蝕症の予防と対策

酸蝕症に侵された歯は耐酸性が低くなり、放置すると歯髄炎を生じることがあります。そこで、酸蝕症を認めた場合には、まず患者さんに予防を働きかけるべきですが、予防には@原因の除去とA歯質の強化の二つがあります。

■原因の除去
原因の除去とは、外因性酸蝕症の場合には、摂取する酸のコントロールです。すなわち、酸性食品を制限し、摂取の方法を改めます。内因性の酸蝕症では内科的疾患の治療を勧めます。歯質の強化は、フッ化物を応用してエナメル質の耐酸性を高め、唾液分泌を活発にして再石灰化を促します。

■歯質の強化
歯質の耐酸性を高めるためには、フッ化物の応用に勝る方法はありません。フッ化物によって、再石灰化と同時にエナメル質を構成するハイドロキシアパタイトがフルオロアパタイトに置き換わり、高い耐酸性を獲得します。さらに食物をしっかりと噛める状態に歯列を回復し、十分に噛む習慣をつければ、唾液分泌は活発になります。唾液による中和作用とともに、清掃後に唾液由来のぺリクルが歯の表面に被膜をつくれば、酸による侵食は進みません。

ここで、酸蝕症に対する予防効果の高い歯磨剤についてご紹介しておきます。酸蝕症は、まず知覚過敏によって自覚され、治療対象となることが多いでしょう。そこで知覚過敏を防ぐと同時に歯質の耐酸性を高めて、歯質を強化することができれば、酸蝕症の効果的な予防となり同時に知覚過敏への対処法になります。

シュミテクトPROエナメル(グラクソ・スミスクライン社、医薬部外品)は、薬用成分として硝酸カリウムとフッ素を含んでいます。
硝酸カリウムのイオンバリア効果で知覚過敏を防ぎ、フッ素イオンがエナメル質の再石灰化を促進します。C.S.Newbyの研究(JClin Dent,2006)によると、PROエナメル(F;1100ppm)はエナメル質へのフッ素の取り込みが、他のう蝕予防効果をうたった市販歯磨剤の倍に及んだとのことです。

シュミテクトPROエナメルの特徴
フッ化ナトリウム 酸により軟化した歯質も強化(硬さの回復)※
低研磨 酸により軟化したエナメル質表層のダメージを防ぐ
硝酸カリウム 知覚過敏で、歯がしみるのを防ぐ
pH7.1 (中性)
※Hara AT. et al. Comparative evaluation of fluoridated toothpastes using an in situ erosion
remineralization model.Poster presemnted at ORCA,LO-Skolen,Helingsor,Denmark,july4-7 2007
.

4.酸蝕症への対応

酸蝕症は、象牙質知覚過敏症を招き、歯質の欠損そして歯髄炎を引き起こします。

象牙質知覚過敏症とは、象牙細管が外部に開口し、細管内の象牙質液が冷気、冷水あるいは摩擦刺激によって移動して歯髄神経を刺激し、痛みになるといわれています。そこで、、象牙質知覚過敏症の永久的な対処法として考えられるのは、開口した細管を塞いでしまうことです。接着性高分子のコート材で開口部を塞ぐ方法が効果的です。コート材で処理した断面を電子顕微鏡で観察すると、象牙細管内にコート材が流れ込んで固まり、ワインの栓のようになっています。

では、酸蝕症が進んで、実質欠損になってしまったらどうすればいいでしょうか。この場合は、接着性レジンを用います。ボンデイング剤を塗布しただけで、知覚過敏には効果がありますが、歯質の実質欠損が大きければ、修復が必要になります。その場合は、コンポジットレジンでもよいでしょう。

つい先日も、歯が凍みると訴えて来院された患者さんが、重度の酸蝕症でした。この方は、健康のために毎日黒酢を飲んで、いらっしゃいました。食酢には酢酸のほかクエン酸、リンゴ酸、コハク酸等が含まれています。クエン酸はエナメル質のエッチング剤ですから、エナメル質が酸蝕するのは当然です。原因が分かれば、対処法は明確になります。酸蝕症の原因と対処法をご理解いただくことは、患者さんの大きな信頼につながるでしょう。

酸蝕症から歯を守る・・・まとめ
見逃してきた歯質の欠損が、第三の歯科疾患
蔓延する非う蝕性の「酸による歯質の欠損」--酸蝕症に注目
清涼飲料を長時間口の中に溜めるsoda swishing、
柑橘類を皮ごと噛みつぶすfruits millingを見抜くポイン卜
口腔内から推測することができますか?咬・摩耗と内因性と外因性の酸蝕症
酸蝕症の予防は、原因の除去と歯質強化の両面から
象牙質知覚過敏の予防と治療は、患者さんの大きな信頼につながる

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3.歯面の強化という方法

@クリニックケア
(3〜6か月、12か月ごとに行うのが効果的)アニュアリーケア

フッ素イオントリートメント
“プロフェッショナル フッ素ケア”という考え方。
プロフェッショナル フッ素ケアという考え方
イオン導入法では塗布法やフッ素歯磨き剤より効果的に
フッ素を取り込むことができます。
歯科医院専用のう触予防法ですので、患者さんが歯科医院へ定期的に行く意義を感じ、継続的な定期健診へと繋がります。
専用機器を用いるイオン導入法だからこそできる方法です。
歯のかみ合わせの溝は細く、深く、形も複雑なので、歯ブラシの毛先が奥まで届きにくく、十分な掃除ができません。又、歯と歯の間のコンタクトもフロスを通しても、自分で完璧にきれいに出来る人は中々いません。
フッ素は世界的に安全性、有効性が十分確立されており、虫歯の予防効果があります。
特に、生えたての新しい歯は既に生えてから、何年もたった古い歯に比べて予防効果は高いので、永久歯が生え始めのお子様のフッ素イオン導入や洗口をお薦めします。

又、子供だけでなく、歯周病で歯肉の退縮した方や知覚過敏や口腔乾燥症で虫歯になるリスクの高い方、高齢者にも予防と、現状維持の為に効果があります。

自分の力でブラッシング、フロス等お手入れは完璧に出来ると自信を持って言える方は中々いないと思います。その様な方にフッ素は1年に数回歯科医院でイオン導入するか、ホームケアのフッ素製剤を補助に使われると、より、望ましいオーラルケアが実現すると思われます。

予防メインテナンスに必要不可欠な”内側からのケア”とは?

「口と体の健康ってすごくつながっているんですね。この歯医者さんではそのことを教えてくれて、新しいケアの方法をアドバイスしてくれました。おかげで、歯ぐきの状態が全然ちがいます。”歯は命”って思っているから、ずっとここでお世話になりたいです」



フッ素イオンで、歯を強く美しく。
う蝕予防、根管治療に活躍するフッ素イオン導入

■フッ素イオントリートメント法の仕組み
■う触予防 
フッ素を歯質に取り込んで、フルオロアパタイトの形成!
フッ素は歯質に取り込まれると、耐酸性のあるフッ化リン酸カルシウム(フルオロアパタイト)を形成します。
フッ素イオン装置を使用してフッ素をイオン化させることにより、通常歯牙には取り込まれにくいフッ素を、効果的に導入することができます。
■根管予防
フッ素の細菌繁殖抑制作用で、さまざまな根管治療に応用!
治療例
 感染根管治療、抜髄後の処理、難治性根管治療、閉鎖根管治療、難治性根尖病巣など
フッ素には細菌繁殖抑制効果があります。イオン化されたフッ素が根管の細部まで行き渡ることにより、通常の薬液では届きにくい箇所の消毒を行います。
また炎症をおこした組織に対する、収斂・消炎作用があります。


ムシ歯予防には毎日の歯みがきは必須!!


さらに歯を強く(再石灰化)するためには
「フッ素」イオンがキーポイントになります!


フッ素イオンが再石灰化を促進します
  理 由
歯の再石灰化を促進するための食後の歯磨きやフッ素イオンコートをお薦めします



Aホームケア(毎日行う)デイリーケア
2012年6月21日

■はじめよう!フッ化物洗口

はじめよう!フッ化物洗口


フッ化物ってなあに?
私たちをとりまく自然環境のなかに広く分布している元素です。地中や水、毎日口にする食べ物の中にも含まれています。
フッ化物は
歯の質を強くする効果があるので、世界各国でむし歯予防に用いられています。

フッ化物ってなあに?

フッ化物によるむし歯予防法

フッ化物によるむし歯予防法

むし歯はどうしてできるの?
むし歯は、「歯質・糖分・細菌」の3つの要因がそろった時にできると言われています。
口の中にはたくさんの細菌が住んでいて、食べかすなどの糖分を栄養にして歯の表面に歯垢を作ります。歯垢の中で細菌は糖を酸に変え、その酸によって歯の表面は弱くなり、むし歯になります。

むし歯はどうしてできるの?

バランスが取れている健康な状態
バランスが取れている健康な状態
脱灰が進むとむし歯に!
脱灰が進むとむし歯に!
口の中では、歯が溶け出す脱灰と溶けた歯が再び元の状態に戻っていく再石灰化が、日常的に繰り返し起こっています。
脱灰と再石灰化のバランスがとれているときは、健康な状態です。バランスが崩れて脱灰が進むと、むし歯になります。



フッ化物はどうして歯にいいの?
フッ化物には歯を強くしたり、むし歯菌を抑える作用があります。
むし歯になりかけた歯を修復します
むし歯になりかけた歯を修復します
歯から溶け出してしまった「リン」や「カルシウム」が再び歯に戻ろうとする作用(再石灰化)を手助けします。


歯質を強くします歯質を強くします
フッ化物が歯に取り入れられると、エナメル質が強化され、酸に溶けにくい丈夫な歯になります。


むし歯菌のはたらきを抑えますむし歯菌のはたらきを抑えます
むし歯の原因薗のひとつ、ミュータンス菌のはたらきを
抑えます。



洗口液の使い方は?
洗口は1日1回、食後または就寝前に行ってください。1回の量は口の大きさに合わせて5〜10mLでご使用ください。

使用方法
使用方法

使用方法

洗口液の使い方
洗口液の使い方



洗口液はいつ使うのが効果的?
食後または就寝前が効果的です。まずはグラフをご覧ください。

フッ化物は口腔内にどのくらい残っているの?

●ロ腔内に残っているフッ化物濃度(ppm)

ロ腔内に残っているフッ化物漉度(ppm)


●ロ腔内に残っているフッ化物濃度(ppm)
就寝直前に「歯みがきのみ」をした場合と「歯みがき+フッ化物洗口」をした場合の、
翌朝起床時の口腔内フッ化物濃度

ロ腔内に残っているフッ化物漉度(ppm)

※歯みがきはフッ化物配合の歯みがきペーストを使用しています。(ルシェロ歯みがきペースト使用900ppm)
※(株)ジーシー研究所データ

フッ化物洗口の実施状況と効果は?
集団のフッ化物洗口は年々増えてきています。
また、4〜5歳から中学生までのフッ化物洗口により、45〜80%のう蝕予防効果が見られました。


集団フッ化物洗口の実施状況の推移

集団フッ化物洗口の実施状況の推移


フッ化物洗口によるう蝕予防の効果(集団洗口)


フッ化物洗口によるう蝕予防の効果(集団洗口)

DMFTってなあに?
むし歯の成績表です。むし歯で穴の空いた歯を「D」、抜いた歯を「M」、治療で詰めた歯を「F」とした一人当たり平均の合計を示したものです。むし歯を本数で数えたもので、数字が大きいほどむし歯が多いことになります。
「フッ化物洗口法によるう蝕予防効果の成人期における追跡調査」
葭原明弘ほか、口腔衛生学会誌54:314,2004

フッ化物洗口に関するQ&A

Q.何歳から使用できますか?
A.特に4歳から14歳までの時期に実施することが、むし歯予防対策として最も大きな効果をもたらすことが示されています。また、成人のむし歯予防にも効果があることが示されています。

Q.フッ化物洗口の禁忌はありますか?
A.ありません
※パラベンが含まれておりますので、パラベンに対してアレルギーを持つ方は使用しないでください。

Q.いつ使用するのが効果的ですか?
A.洗口は歯みがきの後に行うのが望ましく、特に夜寝る前の洗口が、口腔内にフッ化物を長く留めることができるので効果的です。

Q.洗口液を誤って飲み込んだ場合、どうしたら良いのでしょうか?
A.フッ化物洗口液は、たとえ誤って全量(1回使用量7〜10mL)飲み込んだ場合でも安全です。もし誤って飲み込み、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が出た場合は、牛乳やカルシウム剤を応急的に飲ませ、医師の診療を受けてください。

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■フッ化ナトリウム洗口液0.1%「ジーシー」
小児から高齢者まで1日1回30秒のフッ化物洗口でう蝕予防の習慣化。

フッ化ナトリウム洗口液0.1%「ジーシー」

フッ素濃度450ppm洗口液
毎日のう蝕予防の習慣化に適したフッ素濃度450ppm
(※原液)
※未就学児には、2倍希釈をして225ppmの使用をおすすめします。

う蝕の予防
フッ化ナトリウム洗口液0.1%「ジーシー」の効能・効果は、「う蝕の予防」です。

症状 目的 フッ化ナトリウム
洗口液0.1%「ジーシー」
健康な歯肉 う蝕予防
歯周病予防  
歯肉炎 進行抑制・改善  
辺縁性
歯周炎
軽度 進行抑制  
中等度  
重度  
歯肉退縮 進行抑制・歯根面外傷予防  
外科処置後 患部周辺の清掃  
歯周病治療後の
メインテナンス
歯周病予防  
根面う蝕予防
永久歯萌出
途中の歯肉
う蝕予防
歯肉炎  

年齢に合わせて処方
付属の計量カップを使って子ども用/大人用など年齢や口腔内の状態にあわせてご使用できます。

さっぱりした青りんごのフレーバー
苦みがなく、後味が良いので、患者さんに毎日お使いいただけるフレーバーです。

室温保存が可能
室温で保存できるので、歯ブラシや歯磨剤などと一緒に保管でき、毎日のう蝕予防に最適です。

子どもから大人まで親しめるボトルデザイン
歯の形を表現したかわいらしく、シンプルなボトル形状。どなたでも親しみを持てるデザインになっています。

幼児から青年期にかけてのう蝕予防幼児から青年期にかけてのう蝕予防
12歳児のDMF歯数は、1981年をピークに年々減少していますが、20歳以上のDMF歯数は依然高い値を示し、う蝕が大きく影響していることが分かります。
フッ化物洗口は、幼児の萌出したての脆弱永久歯や、ブラッシングが隅々まで十分に出来ず青年期から増えはじめる隣接面のう蝕などの予防に有効な手段のひとつです。


厚生労働省:歯科疾患実態調査改編

根面う蝕予防にフッ化物洗口根面う蝕予防にフッ化物洗口
65歳以上の方の残存歯は、この30年の間に2倍以上となり、残存歯における根面う蝕のリスクは大きく増加しています。
このように象牙質が口腔内に露出してしまう場合などには、手軽に根面う蝕予防が行えるフッ化物洗口が有効な手段のひとつになります。

厚生労働省:歯科疾患実態調査改編

※ご使用に際しては、必ず製品の添付文書、使用説明書をお読みください。


使用方法

フッ化ナトリウム洗口液0.1%「ジーシー」

洗口方法
洗口は1日1回食後又は就寝前に行う。
(1)洗口前に、歯を磨くか水で口をすすぐ。
(2)準備した洗口液を口に含み、約30秒間洗口液が歯面に行き渡るようにブクブクうがいをする。
・誤って飲み込まないように、うつむき加減でブクブクうがいをする。
・洗口液は、一度で口に含むように指導する。含みきれずに計量カップに残った液は捨てる(先に口に含んだ洗口液を誤って飲み込まないため)。
(3)洗口後は、口腔内の液を十分に吐き出す。吐き出し後は口を水ですすがず、1〜2回たまった唾液を吐き出す。

■組成

有効成分(1mL中)フッ化ナトリウム・・・1.0r
添加物 リン酸、プロピレングリコール、サッカリンナトリウム水和物、l-メントール
、セチルピリジニウム塩化物水和物、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、香料

■薬効薬理
本剤のような低濃度のフッ化物イオンは、歯のエナメル質の構成成分であるハイドロキシアパタイトに作用してフルオロアパタイトを形成し、酸に対する溶解度を低下させることに加えて、歯の表面や結晶周囲に吸着して被覆し、酸が歯質を侵襲するのを防いだり(脱灰抑制)、脱灰で歯質から失われたカルシウムイオンやリン酸イオンの回復を促進すること(再石灰化促進)で齲蝕を予防する 1)。

■製剤の性状
本品は無色透明の液で、わずかに芳香があり、味はわずかに甘い。

■有効成分に関する理化学的知見
一般名:フッ化ナトリウム、科学名:Sodium Fluoride、分子式:NaF、分子量:41.99、
性状:白色の結晶性の粉末で、においはない。水にやや溶けやすい。

主要文献
1)フッ化物応用の科学、一般社団法人 日本口腔衛生学会 
フッ化物応用委員会編、p22-29、口腔保健協会(2010年)




フッ素うがい、強い歯に 虫歯の少なさ4位(佐賀)

フッ化物うがい急増へ 2014年度実施率7割超(熊本県)

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4.酸と菌から歯を守る、
ツルツルな面を得る

 
@エナメルトリートメント
(フッ素イオントリートメント直前に行うのがベストです。)

エナメルトリートメントケアでツルツルで健康な歯を!

エナメル質のトリートメント

"使うほど健康で美しい歯に”


患者さんの願いをかなえるトリートメント

研磨剤で取り除くのでなく、エナメル質に成分を補給して、ステインやプラークが付着しにくい状態にするトリートメント。薬用ナノ粒子ハイドロキシアバタイトは、自然に輝く美しい歯を実現するトリートメント成分です。

ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトが、エナメル質の一部として結晶化され、エナメル質表面が平滑になります。
左:酸で傷んだエナメル質断面図
右:ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトを作用させたエナメル質断面図
(ともに、SPM像 Rawプロファイル)
プラーク、細菌、ステインが付着しにくい
自然なツヤとツルツルの舌感でトリートメント効果を実感

エナメル小柱の奥まで入り込んだナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトは、自らの構成成分である、リン酸カルシウムをイオン化して放出し、再石灰化を促します。
ホワイトスポットをより早く修復 色素の浸透を抑制 知覚過敏の緩和
 
薬用ハイドロキシアパタイトは、細菌に付着する性質があります。ナノ粒子にすることで、粒子の吸着面積が増え、高い吸着除去効果が発揮されるようになりました。
ブラシが届きにくいリスク部位のプラークが除去しやすい
→ミュータンス菌にからみつく
ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイト
 


エナメルトリートメント

お口のケアは生まれてくる赤ちゃんのため

ハイドロキシアパタイトのはなし
Aなめらかな歯面ほど細菌が付着しにくい!
2012年3月16日

歯の表面をなめらかにする『ナノ粒子ハイドロキシアパタイト』。
傷ついた歯面となめらかな歯面では、細菌の付き方にここまで差があります。


ハイドロキシアパタイトの話

う蝕・歯周病を予防するには、「細菌を付きにくくする」のが効果的。
”トリートメント”を続けることで、患者さんの歯は守られていきます。



B歯面清掃用パウダー フラッシュパール

2012年7月13日

優れたクリーニング効果を発揮する
歯面清掃用パウダー


フラッシュパール
フラッシュパール

フラッシュパールフラッシュパールの特徴

●高いクリーニング効果
●なめらかな仕上がり
●粉詰まりしにくい
●患者さんに優しい成分
●ノンフレーバー
●術者の作業効率アップをサポート




歯の白さと輝きが本来の状態に戻ります。

フラッシュパール


球状粒子が優れたクリーニング効果を発揮!

歯面をなめらかに転がるパウダー
球体状の細かい粒子で構成されているパウダーが歯面上を転がるように動くことで、ステインやプラークなどをスピーディに取り除きます。

フラッシュパール

施術時のストレスを軽減し、効率アップ
歯面に対して10〜60°の間で使用でき、噴出する向きに制約が少ないためスムーズな作業を実現し、効率アップに貢献します。これによって術者のストレスを軽減します。

フラッシュパール

フラッシュパール患者さんに優しい成分
成分の94%が炭酸カルシウムで、
塩味を感じず患者さんに不快感を与えません。
塩分摂取を制限されている患者さんにも安心してご使用いただけます。


平均粒径 54μmの球体粒子
平均粒径 54μmの細かい粒子から成るパウダーは、
施術による歯面へのダメージを軽減します。

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5.フッ素入り研磨剤の安全性

(1)歯磨き剤の一部は口腔に残ります。
この
量がどれくらいになるかで安全性が決まります

日本の3〜5歳児を対象としたフッ素入り研磨剤の口腔内残留率は、平均で15%です。成人では、12.7%です。市販されているフッ素入り歯磨剤はフッ素として1000ppm以下配合されています(歯磨剤1g中に1mgのフッ素が含まれている)。
3〜5歳の子供が0.3gのフッ素入り歯磨剤を使用し、口腔内に残るフッ素量は、15%として1回当たり0.05gです。1日3回の使用で、0.135g(日本茶の135mlに相当)です。また、成人が0.5gのフッ素入り歯磨剤を使用し、口腔に残るフッ素量は、12.7%として1回当たり0.06mgになります。1日3回で0.18mg(日本茶の190mlに相当)です。

(2)米国等のように、水道水フッ化物添加等が行われている地域では、低年齢児のフッ素入り歯磨剤の飲み込みによる軽微の歯牙フッ素症が報告されています。

このことにより、低年齢児の子供がフッ素入り歯磨剤を使用するときは、親の監督下で、少量(毛先の上に長さ5mm以下)使用し、また飲み込まないようにしなさいという警告がされています。こういうことがあり、WHO(世界保健機構)では、低年齢児(6歳以下)の子供にはキャンディーのような香料の歯磨剤や1500ppm以上のフッ素濃度のものを使用させることは好ましくないと述べると共に、フッ素入り歯磨剤での歯磨きを推奨しています。

(3)急性中毒

確実な致死量(CLD):SnF2 120〜242mg/kg(F 32〜64mg/kg)
安全耐量(STD)  :SnF2  30〜60mg/kg(F 8〜16mg/kg)
見込み中毒量(PTD):SnF2  19mg/kg(F 5mg/kg)−中毒の兆候や症状を起こしうる量−(注:見込み中毒量(PTD)が安全耐量(STD)が確実な致死量(CLD)の1/4と示唆された概算の計算量であるのに対して見込み中毒量(PTD)は実際の中毒例に基づいているからです。)
急性経口中毒の症状:
悪心、嘔吐、唾液分泌過多、腹痛、下痢、けいれん、心不整脈、昏睡等が生じます。

(4)慢性中毒

疫学的に、普通にヒトが経験しうる慢性のフッ素中毒は、せいぜい歯牙フッ素症と骨フッ素症ぐらいのものです。体重減少や貧血が見られたり、その他諸臓器に影響が現れるのは、飲料水中のフッ素濃度が数十ppm以上の場合です。
歯牙フッ素症:軽度のフッ素症は審美上ほとんど問題はなく素人では、検出できない程度のものでフッ素添加飲料水を出生時から用いている人口集団の普通10%に見られるものです。中等度以上の症状の者はまず見られません。
米国環境庁(EPA)によると審美上問題となる歯牙フッ素症の発症値を用いて、飲料水のフッ素濃度1ppm(mg/1)を副作用の認められないレベル、2ppm(mg/1)を副作用の最低レベルとしています。また、体重20kgの子供の飲料水消費量を基礎として、0.06mg/kg/day(1日のフッ素経口摂取量)を基準量としています。
骨フッ素症:比較的高濃度のフッ素を長期間摂取していると、骨フッ素症が生じえます。例えば、フッ素濃度が8ppmを超える飲料水を20年以上使用している人口集団に、骨フッ素症が見られると言われています。初期の症状は、骨のエックス線不透過性が増加する程度です。さらに過剰摂取が続き、ひどくなると手足の自由がきかなくなり、疼痛、硬直、異常な骨形成等(運動障害性フッ素症)が生じるがめったに見られるものではありません。

(5)フッ素の発ガン性

疫学的研究ではフッ素と癌の相関関係は認めておらず、最近(1990年)の米国国立癌研究所の研究でも、フッ化物添加飲料水による発癌のリスクは上昇しないと結論されています。また、米国保健省・環境保健関連プログラム委員会でのフッ化物特別部会でも最近の動物実験の結果から、フッ素と癌との関係は立証されていないと述べています。

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6.フッ素に関するQ&A

フッ化物応用に関するQ&A

Q1:フッ素とはどのようなものですか。
A1フッ素は土壌(300ppm以下)、空気(0.02〜2.00ppm)、水(0.05〜0.2ppm)、海水(1.3ppm)等、自然の中に広く分布しています。フッ素は土壌中に広く存在することから、自然水には必ず含まれます。天然には、フッ化物として存在します。
食品中には海産物(2〜10ppm)、殻や骨を食べるエビやめざし(30〜50ppm)、肉類(0.8〜2.0ppm)、緑茶の乾燥葉(200〜500ppm)、日常飲用するお茶・紅茶(0.2〜0.7ppm)等に含まれています。
Q2:齲蝕予防にどうしてフッ素を使うのですか。歯ブラシ磨きだけでは不十分なのですか。
A2齲蝕を効果的に予防するためには歯磨きでプラークを取り除き、間食(砂糖入りの飲食物)に注意するだけでは不十分です。齲蝕の好発部位が小窩、裂溝、隣接面といった歯ブラシの届きにくいところであることを考えれば、歯ブラシ磨きだけでは良好な口腔内を維持することは難しいと言えます。
最近、フッ化物配合歯磨剤の市場占有率が約45%に増加し、齲蝕予防効果の向上に期待されています。成人の根面齲蝕予防の効果も認められ今後も広く利用されていくでしょう。
Q3:フッ素は歯にどのような作用をして齲蝕を防ぐのですか。
A3フッ素の齲蝕予防効果は歯に対する作用と口腔環境に対する作用の二つに分けられます。フッ素は歯のエナメル質に作用し、歯質を強化します。すなわち、エナメル質へのフッ素取り込み量が増加し、エナメル質の耐酸性が向上し、歯は齲蝕抵抗性を獲得します。一方、口腔内にフッ素が存在するとフッ素の抗酵素作用により酸産生抑制され、齲蝕発生が抑制されます。
Q4:フッ素による齲蝕予防法にはどのようなものがありますか。
A4フッ化物塗布液はフッ素として9000ppm配合(歯科専用医薬品)、年1〜2回歯科医院で行なう。フッ化物洗口液はフッ素として250ppm、450ppm配合(歯科専用医薬品)、歯科医院の指導の下、家庭で毎日行なう。フッ素入り歯磨剤はフッ素として1000ppm以下配合(医薬部外品)、家庭で毎日行なう。
Q5:子供に毎日フッ素入り歯磨剤を使用させています。歯科医院でフッ化物歯面塗布を受けても大丈夫ですか。
A5大丈夫です。毎日のフッ素入り歯磨剤の使用に加えて、フッ化物歯面塗布を併用しても、フッ素が過剰に摂取される心配はありません。フッ素入り歯磨剤の1回の使用(0.5〜1.0g)で飲み込まれるフッ素量は0.15から0.3gくらいです。フッ化物歯面塗布の使用量は、フッ素入り歯磨剤の様に毎日行なうものではありません(年1〜4回)。フッ素入り歯磨剤とフッ化物歯面塗布を併用してもフッ素症が生じる可能性はほとんどありません。
Q6:小学校でフッ化物洗口と年1回のフッ化物歯面塗布を受けています。家庭でフッ素入り歯磨剤を使用しても、フッ素が過剰に摂取されることはありませんか。
A6フッ化物による齲蝕予防法は、単独で使用するよりも他のフッ化物応用法と組み合わせて実施することにより、さらに効果を増大させることができます。併用した場合、心配されるのがフッ素の慢性中毒ですが、日本ではフッ化物は局所応用のみであり、フッ素を各種併用しても、フッ素が過剰になることはありません。
Q7:6歳未満の子供にはフッ化物洗口法を用いるべきではないとの意見があるそうですが、どうなんですか。
A7水道水フッ化物添加やフッ化物錠剤等の全身応用が普及している米国などでは、6歳未満の子供がフッ化物洗口液を全量飲み込んだ場合、1日の総フッ素摂取量が過剰になり、歯のフッ素症を引き起こすかもしれないと言われています。しかし日本では全身的応用が行なわれていませんし、十分な指導の下で行なわれていますので、フッ素症を引き起こす可能性は、実際上ないと言えます。
Q8:子供の歯に時々白い斑点が見られますが、フッ素との関係はありますか。
A8歯の石灰化期(永久歯では出生〜8歳頃まで)に過量のフッ素を含む飲料水を摂取し続けると、歯に白斑の認められる慢性歯牙フッ素症(斑状歯)が現れます。
日本には上水道にフッ素を添加している地域はないので、フッ素濃度の高い井戸水を飲料水にしている以外に歯のフッ素症は考えられません。以前に宝塚市や犬山市で発症しましたが、近年報告はありません。また、日本で実施されている齲蝕予防のためのフッ化物応用はすべて局所応用であるため、通常の方法で行っているかぎりフッ化物応用の併用や使用回数に関係なく、慢性中毒の心配はありません。又、歯の白斑の原因には、エナメル質形成不全症(歯の石灰期の栄養障害や熱性疾患)や初期齲蝕(表層下脱灰)等が考えられます。ただし、初期齲蝕に関してはフッ素は、むしろこれを直す作用(再石灰化)を有しています。
Q9:フッ素は大人に有効でないと聞きましたがどうなんですか。
A9大人の歯は子供の歯に比べてエナメル質は成熟し、ある程度強くなっています。しかし、歯周病により歯槽骨が吸収され歯肉が退縮すると、セメント質や象牙質が露出し根面齲蝕が発生しやすくなります。又、充填物や義歯の回りに齲蝕が発生したり二次齲蝕も増加してきます。フッ素はこのような齲蝕にも効果があることが確認されています。このように、大人に対してもフッ化物応用は有効であるといえます。
Q10:小学校で、フッ化物応用を実施しても、中学校になって、やめてしまうと、その効果は無くなってしまうのですか。
A10小学校時代に萌出した永久歯はフッ素の作用により歯質が強化されています。したがって、齲蝕に対する高い抵抗性は維持されています。しかし、小学校高学年で萌出してきた歯はフッ素の作用期間が短く、齲蝕予防効果が十分得られない可能性があります。中学卒業時までフッ化物応用を続けるとすべての永久歯の齲蝕予防効果が期待できます。


スタンガードに関するQ&A

Q1:フッ素は入っているのですか。
A1:フッ化物としてSnF2(フッ化第一スズ)が0.4%含まれています。これは、フッ素として、970ppm(歯磨剤1000g中に970mgのフッ素が含まれるという意味で、0.097%と同じ)です。日本(薬事法)では、医薬部外品として、最高1000ppmのフッ素含有が認められています。
日本で実施されているフッ化物応用中のフッ素量の比較
化粧品
歯磨剤
医薬部外品
歯磨剤
医薬品
フッ化物洗口剤
医薬品
フッ化物歯面塗布剤
医薬品
フッ化ジアミン銀塗布剤
フッ素無添加
フッ素
1000ppm以下
(0.1%)
Na2Po3F,NaF,SnF2
0.76%,0.22%,0.41%
フッ素
250,450ppm
(0.025,0.045%)
NaFとして
0.56%,0.1%
フッ素
9000ppm
(0.9%)
NaFとして
2%
フッ素
43000ppm
(4.3%)
Ag(NH3)2Fとして
38%
Q2:研磨剤は入っているのですか。
A2:研磨剤は入っていないので、歯牙を研磨することはありません。研磨剤の入っていない歯磨剤を希望される方や、電動歯ブラシを使用される方にお薦めします。
(ジェルチン、ホームジェルには、0.02%炭酸カルシウムが研磨剤として入っています。)
Q3:着色剤は入っているのですか。
A3:着色剤は入っていません。歯や歯ブラシの着色の原因になるかもしれない着色剤は、入れない方が良いと考えました。体に優しいということを考え、着色剤は入れないことにしました。
Q4:少し甘みがあるのですが、甘味剤は入っているのですか。
A4:甘味剤は入っていません。この甘みは、基剤であるグリセリンに元から備わった甘みで、甘味剤として入れているわけではありません。いわゆる甘味剤も、体に優しいということを考え、天然及び人口甘味剤は入れないことにしました。
Q5:スタンガードの渋みは何ですか。
A5:フッ化第一スズを含む歯磨剤に共通する独特の味(渋み)です。初めての時は、違和感がありますが、すぐに慣れると思います。この違和感をできるだけ緩和し心地よい味覚になるように特別に調合した着香剤(バブルガム、チェリー、ミント、ラズベリー)を配合しました。
Q6:1日何回使用すれば良いのですか。
A6:1日1回以上使用して下さい。歯磨き毎に使用するのが効果的です。フッ素入り歯磨き剤の齲蝕予防効果は、20〜30%と言われています。通常の歯磨き後、スタンガードを塗布し、約1分間放置し、口の中に溜まった唾は飲まずに吐き出します。30分間は飲食は避けた方が効果的ですので、1日1回の使用であれば、夕食後の使用をお薦めします。
Q7:1回の使用量はどれぐらいですか。
A7:適量(約0.5g)、歯ブラシの植毛部の半分ぐらいの量を目安にして下さい。
Q8:1本で何回使用できますか。
A8:1回0.5gの使用で、244回(1日3回として、約81日分)使用できます。
Q9:「6歳以下の幼児が、しばしば接触すると永久的な歯牙の変色を引き起こす恐れがあります。」と注意書きされていますが、これはどういうことか、詳しく教えて下さい。
A9:水道水フッ化物添加やフッ化物錠剤等の全身応用が普及している米国等では、6歳未満の子供がフッ化物洗口液を全量飲み込んだ場合、1日の総フッ素摂取量が過剰になり、歯のフッ素症を引き起こすかもしれないと言われています。しかし日本では全身的応用が行なわれていませんし、十分な指導の下で行なわれていますので、フッ素症を引き起こす可能性は、実際上ないと言えます。
また、歯磨剤を飲み込まずに、歯磨きができる場合は良いのですが、特に幼児の場合、歯磨剤を吐き出さずに、飲み込んでしまうことがあるからです。親の監督下で、注意し、歯磨きを行なうことが大切です。
米国等においては、多くの子供たちが低年齢時から、場合によっては、1歳になる前から毎日フッ化物配合歯磨剤を使い始めており、毎回の歯磨き時に歯磨剤のいくらかを摂取していることが明らかにされています。早い時期からのフッ化物配合歯磨剤の使用は「軽微な」歯牙フッ素症を伴うことが報告され、使用した歯磨剤のある量をうっかり嚥下してしまっていることを裏づけています。これらの研究では、歯牙フッ素症のレベルは「軽微」であることに限局されており、審美的にも問題にならない程度なので、水道水又は、食塩へのフッ化物添加の有無にかかわらず、フッ化物配合歯磨剤の使用は、続けるべきであると述べられています
(WHOテクニカルレポートNo.846「フッ化物と口腔保健」,1994)
Q10:長期間使用すると歯が黒ずんでくると聞いたのですが、どうなんですか。
A10:スタンガードだけで歯磨きを続けると(歯磨き剤無しで、歯ブラシだけで、歯磨きした場合も同じ)、スタンガードには、研磨剤が入っていないので、色素が沈着して、歯に着色が認められることがあります。この着色は、齲蝕ではないので心配ありません。歯ブラシだけの歯磨きは、同じ時間であると、歯磨き効果が不十分になることがあります。気になる場合は、研磨剤入りの歯磨剤で、歯磨きした後に、スタンガードを塗布して下さい。
Q11:ADA(米国歯科医師会)に認可されたとありますが、どういう基準なのですか。
A11:米国では、フッ化物製剤に対しては、歯科医師会の「承認」マークが印刷されており、効果の高い、齲蝕予防剤として推奨する姿勢が打ち出されています。フッ素歯磨剤の有効性の確かさに応じて、A,B,C,Dのランクづけを行い、Aランクは、有効性と安全性のデータが十分に示されていることを表し、Bランク以下は、これらのデータがまだ不十分であることを表します。Aランク認定を受けた歯磨剤には、ADAの「承認」マークを容器や包装に印刷することを許可されます。
Q12:「口の中に勢いよく行き渡らせます。」というのは、どのようにするのですか。
A12:ブラッシングが終了したら、吐き出さずに、唾液と混ざった歯磨剤懸濁液とともに(必要なら、10mlぐらいの少量の水を含んで)、1分間頬を強く動かし(クチュクチュと歯間部を通過するように)洗口し、吐き出します。
Q13:子供も使用するのに「子供の手の届かない場所に保管して下さい。」というのはどういう意味ですか。
A13:歯磨きが1人で適切に行なえる場合は良いのですが、特に幼児の場合、一人で、歯磨きをやると、歯磨剤を吐き出さずに、飲み込んでしまう場合があるからです。
又、食べ物と間違って、食べて(飲み込んで)しまうことを避けるためです。
Q14:子供が誤ってスタンガードを食べました。問題ありませんか。どう対処すればよいですか。
A14:軽度な中毒による不快症状(悪心、嘔吐、口渇、発汗等主に胃の刺激症状)が発現するフッ素量は体重1kg当たり5mgとされているので、例えば、平均体重16.5kgの4歳児の急性中毒量は83mg(5mg/kg×16.5kg)となります。スタンガード1g中フッ素は0.97mgなのでスタンガード86gに当たります。スタンガードは内容量122gなので半分以上(約2/3)のスタンガードを食べない限り問題ないといえます。また、フッ素の安全耐性量(安全に耐える量、確実な致死量の1/4量)は8〜16mg/kg(体重)の下限値8mg/kgから計算し、例えば、平均体重16.5kgの4歳児の安全耐性量は132mg(8mg/kg×16.5kg)となります。もし、全量を食べてしまった場合でも、スタンガード122gの中にフッ素は118mgですので、安全であるといえます。
万が一のことを考えフッ素の安全耐量を超えないように内容量を決めています。
急性中毒発現の際の救急処置
石灰水または、1%塩化カルシウム溶液での胃洗浄、10%グルコン酸カルシウム10mlの静注、牛乳、石灰水、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム等の内服がよいとされており、必要があれば、CO2-O2吸入または人工呼吸、グルコースまたは、生理食塩水の静注等も行なうとよい。
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7.フッ素商品の比較

スタンガード
ジェルテン
レノビーゴ
チェックアップ
ジェル
ホームジェル
チェックアップ
ホームジェル
122g ¥1,200
56g ¥690
販売中止
35mlg ¥1,408
60g ¥600
56.6g ¥780
バブルガム・チェリー・ミント・ラズベリー
ラズベリー・オレンジ・
ライム・ミント・グレープ
わずかなレモンの香り
バナナ・グレープ・レモンティ・ミント・ピーチ

ノーフレイバー・ミント・レッドベリー・オレンジ・グレープ・バブルガム

ADA承認 アメリカ製
ADA承認 アメリカ製

日本製

- -
0.4%フッ化第一スズ
0.4%フッ化第一スズ
フッ化ナトリウム
バナナ,ピーチ,
グレープ、レモンティー:
フッ化ナトリウム
ミント:
フッ化ナトリウム/
塩化セチルピリジニウム
0.4%フッ化第一スズ
ペースト(ジェル)
歯面に長く停滞、効果が持続
ペースト(ジェル)
歯面に長く停滞、効果が持続
液状(スプレー)
歯間部に浸透する
ジェル ジェル
濃度970ppm
濃度970ppm
濃度100ppm
低い濃度のフッ素イオン液
歯の結晶を分解せずに、大切な歯質を強いフルオロアパタイトに変える
濃度
バナナ:500ppmF
ピーチ,グレープ,
レモンティー,ミント
:950ppmF
濃度970ppm
通常の歯磨きやフロスを使用した後、小豆大を歯ブラシにとり、歯全体に塗り込むようにブラッシングする。そのまま「うがい」をせずに唾液を軽く吐き出す。30分間は、ものを食べたり、飲んだり、口をゆすいだりしない。
適量を歯ブラシに噴霧して歯を磨く(1回10吹前後)183
歯科用歯ブラシと同じ長さにチェックアップジェルをのせる。口腔内をしっかりブラッシング。ブラッシング後、軽く吐き出し、洗口は1回だけ。 1.まずは、歯磨き
2.歯ブラシにホームジェルを約1gのせ、すべての歯にいきわたるように軽く磨いてください。3.うがいはせずに、軽く吐き出す程度。

発泡剤 なし
発泡剤 なし
発泡剤 なし
極低発砲 発泡剤 なし
研磨剤 なし
研磨剤 0.02%
研磨剤 なし
研磨剤 なし
-
-
-
クリチルリチン酸ジカリウム
歯周病の予防剤
-
-
-
-
安息香酸ナトリウム
液剤に必要な保存料
-
-
-
・再石灰化効果
・酸産生抑制効果
・歯質強化効果
・細菌発育抑制効果
・抗菌効果
・歯周病原菌の殺菌効果

・むし歯の発生、進行の予防
・歯を白くする
・歯周炎(歯槽膿漏)の予防
・歯肉炎の予防

・う蝕(むし歯)の発生・進行の予防

・う蝕及び歯周病原因菌の発育防止
・歯質の強化
・再石灰化の促進
・プラークの抑制
・知覚過敏の予防

(WF調べ)


その他のフッ素入り歯磨剤(歯科医院専用の製品)

商品名
(メーカー)
剤型
フッ化物
の種類
フッ素
濃度(ppm)
主な
対象者
研磨剤
特 徴
プロクトサンスターS
(サンスター)
練状
MFP
923
不特定
無水ケイ酸
塩酸クロルヘキシジン配合
低発砲性、低研磨性
バトラーフッソハミガキ
(サンスター-バトラー)
練状
MFP
923
不特定
無水ケイ酸
低研磨性
ポリシングペースト
(ビープラント)
練状
NaF
900
不特定
ケイソウ土
研磨粒度選択できる 低発泡性
デントチェックアップ
(ライオン)
練状
NaF

950

成人
無水ケイ酸
キシリトール甘味料配合
低発泡性
キャナリーナ900Pw
(ビープラント)
練状
NaF
900
成人
ピロリン酸
カルシウム
塩化セチルピリジニウム配合 低発泡性、低研磨性
デントチェックアップチャイルド
(ライオン)
練状
NaF
950
子供
無水ケイ酸
キシリトール甘味料配合
低発砲性
プロクトこども
ペースト
(サンスター)
練状
MFP
924
子供
リン酸水素
カルシウム
塩化セチルピリジニウム配合 低発泡性
キャナリーナ100
(ビープラント)
練状
NaF
100
子供
無配合
塩化セチルピリジニウム配合
低発泡性、無研磨剤



Home Gel(ホームジェル)

2013年3月18日

Home Gel(ホームジェル)

■ホームジェルの効果的な使用方法

ジェルの効果的な使用方法
ジェルの効果的な使用方法
歯ブラシ
通常の歯みがきをした後歯ブラシにとり、口腔内全体にゆきわたらせます。
歯間ブラシ
リスク部位である隣接面の細菌の繁殖を止めることによりプラークの形成を抑制。
ジェルの効果的な使用方法
ジェルの効果的な使用方法
ワンタフトのブラシ
・露出した根面の再石灰化を促進
・ブラケット、チューブ周辺やバンド下の脱灰を予防
・幼若永久歯がフッ素を取り組み歯質の耐酸性強化
PMTC後
シリンジで隣接歯間部に注入することで、リスク部位の再石灰化の促進と細菌の繁殖を抑制し、プラークの再付着を防ぎます。

■ホームジェルの対象別効果

ホームジェルの対象別効果

ホームジェルの対象別効果

ホームジェルの対象別効果
ホームジェルの対象別効果

ホームジェルの対象別効果

ホームジェルの対象別効果

ホームジェルの対象別効果


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Check-Up(チェックアップ)

Check-Up
Check-Up



フッ化物配合歯磨剤は「使用後の洗口量が少ないほど」
「1日の使用回数が多いほど」う蝕予防効果が高まります。

Check-Up
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フッ素滞留性がアップしました!

Check-Upシリーズ(standard・kodomo・gel)
フッ化物応用法によるセルフケアを患者様にご指導いただけるCheck-Upシリーズがリニューアル。独自の新処方でフッ素滞留性がさらにアップしました。

■フッ素滞留性が120%に向上!

Check-Up


Check-Up■フッ素滞留性アップのメカニズム
歯画吸着性の高い「力チオン化セルロース」を新配合。プラス電荷をもつ「力チオン化セルロース」がマイナスの「フッ化物イオン」を静電作用により引きつけ、フッ素の滞留性が向上します。




■フッ化物応用は、少量洗口が大切です。
う蝕予防効果のあるフッ素をより多くお口の中に残すためには、歯みがきの後のすすぎの水を少なくすること(少量洗口)が大切です。通常フッ化物配合歯磨剤では、約15mlの水で1回の少量洗口が推奨されています。(厚生労働科学研究班推奨)

Check-Up

Check-Up
■Check-Upは少量洗口に適しています。
Check-Upシリーズは、低発泡・低香味など少量洗口に適した組成になっています。








Check-Up

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Check-Up

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Check-up file


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8.フッ素に関するレポート等

フッ化物溶液3種類

フッ化物溶液の種類 

@2%フッ化ナトリウム溶液
→同じ歯に、4回以上塗布しないと十分な予防効果が得られないので、最近はあまり使用されなくなった。
無味無臭、科学的に安定している、中性である。

A4〜8%フッ化第一スズ
→水溶液は使用の都度作成して使用する。
長時間放置すると白濁する。
味が悪く金属臭があるため、子供が非常に嫌うので近年ではあまり使用されない。
年に1〜2回塗布
しぶみあり、PH低い(2.8の酸性)不安定、歯磨材には使われる

Bリン酸酸性フッ化ナトリウム溶液
→エナメル質に多くのフッ素を取り込ませるために開発
第一法と第二法の2種類の処方があるが、現在は第二法の溶液が広く使用されている。
一回の塗布で歯に取り込まれるフッ素量が多いのが特徴。年に1〜2回塗布
安定している、インプラント溶かすので注意、PH3.4〜3.6

参考:学生時の予防処置テキスト
2012年4月14日 【衛生士 高橋】

フッ化物応用及び水道水フロリデーション啓発に
関するアンケート調査について

水道水フロリデーションアンケート
水道水フロリデーションアンケート

2013年1月25日 アンケート:川崎市歯科医師会地域保健部

吉川市水道水フロリデーショシシシポジウムに参加して

平成24年2月18日(土)に、埼玉県吉川市の市民交流センター「おあしす」にて、吉川市水道水フロリデーションシンポジウムが市民公開講座として開催された。シンポジウムテーマは「みんなで守れる歯の健康-水道水フロリデーションの正しい知識-」である。

対象者は吉川市市民で、川崎市歯科医師会から、地域保健部 中村吉宏理事、加藤尊巳委員が来賓として参加した。参加理由は水道水フロリデーション(以下WF)啓発にあたっての視察である。後援は吉川市水道水フロリデーション推進協議会、吉川市母子愛育会、NPO法人日本むし歯予防フッ素推進会議、鶴見大学歯学部地域歯科保健学教室、日本大学松戸歯学部公衆予防歯科学講座、日本口腔衛生学会である。

開催趣旨挨拶は互 亮子先生(吉川市フッ素利用をすすめる女性の会)がされ、12年前より吉川市でWF啓発をされてきたことを話された。次第は以下の通りである。

※座長 荒川浩久先生
(神奈川歯科大学教授口腔保健学)
※「むし歯は防げる-フッ素の力」
境脩先生
(NPO法人日本むし歯予防フッ素推進会議、福岡歯科大学名誉教授)
※「フロリデーションの化学-歴史と栄養の観点から疑問に答える-」
眞木吉信先生
(東京歯科大学教授社会歯科学、日本口腔衛生学会フッ化物応用委員会委員長)
※「健康増進とむし歯予防-公衆衛生-の力」
小坂 健先生
(東北大学教授、国際歯科保健学、医師)

講演内容は、
境先生はWF(water foridation)の歴史から説明され、アメリカ合衆国GrandRapidsで1945年1月に世界で最初に人工的にフッ化物を水道水に添加し、太平洋戦争中にも関わらず公衆予防に対して積極的に取り組んできた状況を今日の震災後の日本とオーバーラップさせ、いかにWF推進が重要なことかを説明された。

また、フッ素がむし歯予防に効果あることが発見された経緯は、アメリカでフッ化物濃度の高い天然水を飲んでいる住人の歯に審美的な問題(斑状歯)があったことから調査が始まり、その歯はフッ素濃度が少ない地域住人と比べてむし歯が非常に少ないという疫学的調査結果からであると述べられた。斑状歯の発見が今日のWFのスタートであることを、すなわちWFは天然の水からスタートしたものであることを分かりやすく説明された。

その後のDean (有名なDeanの分類)らの調査により1ppm前後のフッ素濃度がむし歯予防に有効であることが分かった。また、1ppmという濃度は骨折しにくいという疫学調査報告も紹介され、それによるとフッ素濃度が多すぎても少なすぎても骨折しやすく、1ppmというフッ素濃度が最適な濃度で、むし歯予防に有効な濃度とたまたま一致したこと、すなわちWFにより、むし歯予防と骨折予防の両方に効果的であることを説明された。

また、世界中の反対派の意見に対するエビデンスはなく、どれ一つ立証されていないことも説明された。韓国では現在WFを積極的に推進しているが、WF普及にあたって障害となったのは日本でWFを行っていなかったことである。 なぜなら韓国の公衆衛生の歴史は日本の公衆衛生が手本となっていたからであると述べられた。日本においては群馬県下仁田の保健所に0.8ppmのフロリデーション水を供給する施設があり、国からの援助で開発設置されたと説明された。

マレーシアのWF普及率は70%で最近では75%に増加したことをマレーシア関係者が大変喜んでいたことを述べられていたが、実はマレーシアの水道普及率が70%から75%に増加しただけで、実質WF普及率は100%である。また最近アメリカロサンジェルスもWFが開始された。WHOやFDIだけでなくアメリカ公衆衛生の最先端機関であるCDCもWFを推奨している。CDCは世界中の公衆衛生に関して絶大な影響力を持っている機関である。日本でも厚生労働省、日本歯科医学会、日本口腔衛生学会、日本歯科医師会もWFを推奨、支援していく事が既に決まっている。

続いて眞木先生の講演である。
フッ化物は欧米、欧州など世界中で栄養価として認められているが、日本では栄養価として認められていないことがWF普及の障害になっていることを、そしてフッ化物はあらゆる食品に存在するにも関わらず、栄養価として認められていないため、水道水にフッ化物を添加しづらいと説明された。それ故、国民の意識にフッ素は薬、毒物のイメージがぬぐいきれないのが現状と説明された。

フッ素が栄養価として認められれば、市販のフロリデーション水(人工的にフッ化物添加)やサプリメントが可能であり、悪いイメージの改善、より身近に安全、安心感を与えることを説明された。しかし、飲料水、サプリメントはいずれも高価であり、個人にかかる経済的負担が大きいため、安価に普及するにはWFは最適な選択であることを説明された。日本におけるフッ素症(斑状歯)をスライドで示した(いずれも天然水)。青森県北津軽の1.2ppmの斑状歯は白い境界不明瞭な帯状で見られたが、審美的には全く問題なく、歯が白くて逆にj奇麗ではないかと感じた。2.1ppmの症例では歯面の白濁が見られ、点状の茶色い斑点が少し見られ、おうとつしている部分もあったが、審美的にはそれ程問題はないと思った。兵庫県宝塚市の4ppmを超えた濃度の20歳の症例は黒い部分が多く目立ち、おうとつが著明で審美障害は明らかであった。

軽度の斑状歯は我々歯科医師の目からも全く問題がなく、眞木先生は、最近ホワイトニングの患者が大変多くなっているが、歯面をエッチングして行うホワイトニングよりも軽度な班状歯の方がよっぽど良いのではないかとユーモアを交え述べられた。 Dean によると1ppm以下で、はフッ素症はなく、1ppm前後で最適な虫歯予防ができるとされている。また、1.8ppm以上で審美障害がでてくる可能性があると説明された。

続いて小坂先生である。
歯がない人は統計学的に心筋梗塞、脳卒中、癌などにかかる確率が高いこと示し、従って歯の存在は健康寿命に大きく関与し、守る必要があることを説明された。

欧米諸国に比べて日本は歯みがき熱心大国で砂糖消費量もダントツで少ないにも関わらず、圧倒的にむし歯の数は多い。その違いは何か。フッ化物応用の普及率である。 小坂先生のご経験で、アメリカに留学していたころ授業でカロリーとりすぎは良くないという内容にも関わらず、アメリカ人は甘いドーナツをかじりながら授業を受けていて信じられなかったというエピソードを話し、すなわち砂糖消費量が激しいアメリカの現状を説明された。また、東北大学で衛生士に染め出し歯みがき指導を受けたが難しくて、まず完壁に磨くのは無理であったとのご経験を述べられた。

日本におけるむし歯予防の手段としてブラッシングがあげられるが、国民に保健指導としてブラッシングによるむし歯予防を行うことは非常に難しいのではないかと説明をされた。しかもブラッシングでのむし歯予防のエビデンスは現在のところない。砂糖消費量が多いアメリカが日本に比べてむし歯が少ないのは、むし歯予防プログラムとしてWF、フッ化物局所応用、シーラントがあげられる。 特に日本と異なるのはシーラントがスクールベースで行われている州があることだ。

ワシントン州では50%以上の学校がシーラントを行っている。 日本ではむし歯になると、自己管理が悪いとか、甘いものを控えなさいとか、もっと歯磨きしなさいというふうになり、また、学校健診で治療勧告をもらって診療所に行きなさいとなり、その後両親が忙しくて行かないケースも多々ある。 明らかな自己管理型である。 アメリカでむし歯は自己管理というより、公衆衛生により、予防していくという概念が強く、国民にとって見れば、遥かに日本より楽に、知らず知らずにむし歯予防ができると思われる。健康格差を拡大する要因として、1)教育的要素が大きなもの、2) 自発的な要求を求めるものがあげられ、格差是正の要因として、1)全員参加、2)脱落しにくいものなどがあげられることを説明された。

具体的な例としてWFをしていない地域で、貧困相と富裕相では、貧困相の方が圧倒的にむし歯の数が多く、WFを行っている地域では富裕相と貧困相とのむし歯の数の差が明らかに縮まるというグラフを示した。
小坂先生は「自己責任という無責任」ということを述べられたが、講演を聴いて説得力があった。また、自分の子どもの例をあげられた。仕事が忙しく子どもの口腔管理を怠っていたため、全身麻酔でむし歯を治療したが、その時の全身麻酔の後遺症としてお子さんが「てんかん」になってしまったそうだ。WFが日本で行われていれば、ここまでひどいむし歯にならず、後天的障害にもならなかったのではと言われたかったように思う。

最後に、WFを行うとむし歯がなくなってしまい歯医者が困るのではという質問を学生に良く受けるが、老人で無歯顎を管理するより有歯顎(28本)を管理していくのでその心配はないと説明すると学生は納得するそうだ。最初のシンポジストの境先生も述べられていたが、8020では健康寿命をまっとうできないと言う。 境先生のスライドで80歳の方が
残根状態で、16本の歯が残っている症例を出されたが、いわゆる8016状態で健康で豊かな食生活が享受できるとは思えないとのことを、小坂先生が境先生のスライドを振りかえながら、説明された。やはり8028ではないかと。

どんな公衆衛生を推進するにあたっても必ず反発があるそうだ。反発することがかっこいいことで、そうすることで正しいことをしているような雰囲気が出てしまうそうだ。反対派出現にあたっては、調停する場を作り、専門家を交え科学的に話し合う必要があることを説明され、また、結局施策を決めるのは政治家なので政治家の力も必要であることを述べられた。

講演内容は以上であるが、質疑応答では反対派とシンポジストとのやりとりが見られた。

反対、不安意見として
*産業廃棄物からWFをつくる
*WFを開始するにあたっての一人あたりの負担は1万円以上/年
*むし歯予防は自己責任
*水道の99%は排水で飲料水として使用するのは1%なので税金を使用するのは無駄だ。
*なぜ先生(シンポジスト)の地元ではWFしてないのか?吉川市に押し付けるな。
*健康管理は自発的に行うもの(ヘルスプロモーション)で健康管理(WF)を押し付けるな。
*WFが本当に良いなら国で取り上げてやるべきでしょう!吉川でなぜやらなければならないのか?
*反対するのは吉川住民のためにやっているのだ。かっこいいからやっているのではない。
*病気や体に弱い人に影響はないのか?
*浄水器を使用している人は効果がなくなるのでは?
*否定はしないが、反対派と協議すべきだ。
*ペットボトルを使用する人は効果減るのでは?
*フッ化物を水道水に入れるのは不安だ、できれば飲みたくない。
*小坂先生対して、「先生は元厚労省だったのに、なぜWFが日本で、行われていないのですか。
WFがそんなに良いならマスコミ、国会でなぜ取り上げられてないのですか?」
などである。

反対意見に対して冷静にシンポジストの先生方は対応されていたが、まとまった調停には至っていない。これら反対派の対応は大学等の専門家の意見が絶対不可欠である。シンポジウムにもあったが、このように反対派との調停は、場を作り、しっかりと意見交換をし、粘り強く対応して行くしかない。

また、何かの決議案に対して、議員の力関係(票)が作用する。議員の力も必要なのである。吉川市の場合、議員、行政(健康福祉増進課)、吉川市歯科医師会、大学(専門機関)の4本柱がしっかりしているので、推進にあたっては波風が立とうとも、着実に進んで行くことと思われる。川崎市も将来的には吉川市のように4本柱を構築する必要があると思われる。

また、懇親会でお会いした静岡県健康福祉部 医療推進健康局技監の中村宗達先生によると静岡県では条例でWFを推進していく一文が記されたとのことである。

川崎市歯科医師会地域保健部では健康フェアでWFを啓発することを決定している。
啓発、推進にあたっては吉川市同様に大きな壁があると思われるが、それらの壁をあきらめず乗り越えて行けば必ずゴールに近づくものと信じている。 会員の皆様にも水道水フロリデーションについてのご理解とご協力を是非お願いしたい。

2012年9月24日


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9.フッ素についてのおすすめホームページ
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