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完璧な隣接面ケアを実行するために歯間清掃具を選ぶ

 

歯ブラシだけじゃ、取りきれない!
「見えないプラーク」
どうやって落としますか?



フロス オア ダイ!


歯ブラシだけじゃ取りきれないんだ!

歯周病予防のために必要なこと。
それは、デンタルフロスを使った
「プラークコントロール」です!

デンタルフロスをセルフケアに取り入れることで、歯周病罹患率8割の現状が変わる!


日本ではほとんどの人が1日2回歯磨きをしています。
しかし、成人の8割以上が歯周病なのです。
毎日かかさず歯を磨いているのに、歯周病になってしまうのは、
歯肉縁下のセルフケアが十分にできてないから。

そこで必要なのが、デンタルフロスを使った隣接面の歯肉縁下の清掃なのです。


1. 歯間清掃具、フロス(糸ようじ)と
歯間ブラシの違いと選び方

選ぶのは、フロス(糸ようじ)。
適切な隣接面ケアの用具だからです。理由は以下に記述。

若い人は歯間ブラシや、爪楊枝、デンタルピックなどは使ってはいけません。
歯間ブラシは、すでに歯周病が大きく進行した、歯間の開いたり連結修復物の多い、中高年の方がおおまかにケアする用具です。


CHXリクィッド(液)を浸けておこなう
隣接面ケアの工夫
除菌ケアの極意=隣接面ケアでの3D・Xアクション
間違うと10年後が大変です。



洗口剤クロルヘキシジン(=CHX)リクィッドの除菌効果!
口腔内除菌 CHX


虫歯


隣接根面
フォト-1:歯間ブラシを使って10年後

フォト-1:
歯の間を歯間ブラシで、毎日丁寧に出したり、入れたり。
ナイフでケーキを切るようなスライドストロークでお手入れしていた、60歳の方の隣接根面です。

ポケット内のプラークバイオフィルムは除去できないので、骨吸収は進み、下がった歯肉と、露出した根面の削れたへこみ。
フロスと違い、歯間ブラシは、弊害が多いです。02-09
 

お口健康をコントロールするには、WF式プラークコントロールが欠かせません。
その要であるお口のどの場所をケアするのか?その場所は歯の間に繁殖する、隠れプラークです。
ここでは、歯の間の隣接面を的確にケアできる道具の選び方と、
世界中で販売されている各メーカのフロス用品と主に日本で販売されている歯間ブラシの比較チェックをしていきます。

なぜフロスケア!?その理由は...
WFの3AMジャストフロスケア!

ウルトラフロス

歯周病の原因になる汚れは、「見えないところ」に溜まっています。
「見えないプラーク」どうやって落としますか?


1.隠れプラークが繁殖する隣接面(歯間部)ケアとは?

 図1のように、歯の間はかみ合わせの面から歯の根元まで縦に10mm以下のスペースです。
奥歯にあっては5mm以下の部分も多くあります。しかし、その幅は前歯も奥歯も8mm前後あります。

 かみ合わせ面からの歯と歯がしっかりとくっ付いて接触している部分は、通常、隣合わせの歯の咬合面の高さが同じに揃っています。その辺縁は肩が盛り上がった形状で、かみ合わせ面でつぶされた食片が押し出されてきても、根元の方向に食片が圧入されて、歯の間に食片カスが入り込みにくくなっているのです。

図1
絵1隣接面

 

 食物繊維の多い、いわいる自然食品、スローフードなど、よく噛む必要のある食品のほとんどは、歯の表面をこすって、繊維成分が歯をお掃除してくれます。噛むクリーニングと言えます。
 しかし、とろみ付けや加工された刻み食品、製粉食品(パン、麺、お菓子)などの糖質主体食品の多くは、唾液の消化作用も受けてさらに粘着性を増し、歯の面にまとわり付きます。
 歯の隣接面、辺縁ショルダーを越えて、歯の接触点側に押し込まれていくのです。

 これが、歯の間に繁殖する隠れプラークの餌になります。

 味付けの優れた、加工されたおいしいものを食べれば食べるほど、歯の間はそれまで以上にばい菌が繁殖しやすく、汚れてくるわけです。

2.歯の隣接面の形状の特徴、サイズ
 それでは、歯の間の構造を見てみましょう。ほとんど高さはなく、8mmから5mm以下で歯肉のポケットになります。
 ここはまったく見えない部分です。しかも歯ブラシの毛先が届きません。

 歯の間の根元は、接触点から歯肉ポケットに向かってオーバーハングしていますから、自然食品なら面に付着することなく、歯肉の辺縁を通過して頬粘膜側や舌上に押し出され、歯周ポケットにぶつかることもありません。

 加工食品の多くはその流動性ゆえに、歯の接触点を越えて、オーバーハングした歯の根元の隣接面の隙間、歯間部に流れて溜まっていきます。
 歯の根元、かつ隣接面内にある歯周ポケットの長さは、歯ブラシなどの毛先が届くことはなく、歯の根元の周囲の距離の割合で見ると、歯ブラシの毛先がケアしやすい歯周ポケットの2倍近い距離が隣接面に隠れているのです。これを隣接面歯周ポケットと呼びます。
 ここに多くの歯周病菌が繁殖する原因があります。

 歯周病の発生する最初のポイントが隣接面歯周ポケット内に侵入する隠れプラークのバクテリアたち、嫌気性(酸素を嫌って、空気に触れにくい部分で繁殖する)細菌の増加です。

隣接面ケアで歯周ポケットの60%以上がお手入れできてしまうということに驚きます。
歯ブラシではないのです。
だって、よく噛んで食べていれば、歯ブラシケアできる範囲はほとんど、きれいに噛むクリーニングがされてしまうのです。

食後すぐのお手入れと、特に隣接面ケアが重要なのです。
ここは歯ブラシだけじゃ、取りきれないんです!



3.隣接面歯周ポケットの形状
 歯の根面は、前歯では発生が一本ですから、隣接面歯周ポケットの形状はきれいな弧を描く凸面です。
でも、歯の隣接面の接触点直下で頂上となる。山形になっています。
 隣接面ケアのポイントは、歯肉の断面形状から、山形になっている、山の傾斜斜面の歯周ポケットのケアです。
 歯の外側と内側の2面の山形傾斜した歯周ポケットのクリーニングを的確に行うことが、WF式隣接面ケアの特徴です。

 さらに、奥歯の臼歯は発生が、数本の歯が融合して一本になります。小臼歯は外側、と内側の二本が融合しているのです。
大臼歯は外、二本、内側一本が上顎です。下顎は二本づつ、4本の融合です。

 ですから、臼歯は根面が外と内側の二箇所で凸面があり、ちょうど、歯の接触点真下で、凹の面ができやすい。
 歯の冠部、エナメル質に覆われた部分は、すべて凸面になるような形状ですから、健康な歯肉を思春期から維持していれば、 ほとんど、この二箇所の凸面と間の凹面、つまり、隣接根面のクビレは歯周ポケットの下、
環状じん帯に保護されていて露出してくることはないのです。

 しかし、発育期、思春期に歯肉炎があると、すでに、6歳臼歯から、根面露出が起こります。

 環状じん帯(サークルコラーゲン)の破壊で、歯槽骨の堅い皮骨が溶け始めるのです。

 そうすると、フロスケアではなかなか根面のクビレの凹面のプラークコントロールができなくなります。
根面はエナメル質で覆われて保護されていません。すぐに脱灰が進み、知覚過敏で冷たい水でしみたり、
根面虫歯となります。

 知覚過敏の対症療法で、シュミテクトだけでケアしていては危ないです。

ですから、かなり早い時期から、フロスケアによる隣接面プラークコントロールを
毎食後(3AM)に行うことを始めて欲しいのです。

身につけよう、フロス習慣

 20代になってからのフロスケア開始では、奥歯にリスクが発生します。中年では、フロスだけでなく隣接面の下部の隙間には歯間ブラシが必要になってくるのです。

4.隣接面上部の接触点
 隣接面の咬合面側の上部には接触点があり、歯と歯はゆるやかな圧力で、お互いに接触していて、噛むときには、その咬合圧でさらに奥歯が前歯に強く接触して押しつけられるようになっています。
 歯は根が直接に支持骨である歯槽骨に結合しているのではなく、50ミクロンの厚さのコラーゲンのクッションネットを介して植立されているので、歯は、わずかに50ミクロン以下の範囲で動くわけです。

 その範囲で動いて押し付けられていれば、接触点を越えて歯の根元方向には食片が圧入されないはずなのです。

 しかし、前述したような咬合面の辺縁ショルダー高さの乱れ(歯列不整)や、歯の根元の歯周ポケット内のプラークコントロール不足で、歯周病菌の繁殖が続き、歯の根元の周囲を上皮付着という、リングコラーゲン構造で歯の根元をしっかり締め上げている環状じん帯が歯肉炎で破壊されてズタズタに切れていたり、
ストレスで、噛み締めや、歯軋りなど歯根のサポート役の歯槽骨の負担を超える負荷が毎日掛かっていると、
サポート役の歯槽骨の表面の硬質な皮骨構造までも、溶けて吸収されて、歯の動揺が起きて、奥歯は余計に前に強く押し付けられます。

 それが数年続くと、接触点はやがて脱灰と再石灰化で歯石ですり減り、面が荒れて、さらには、前述の糖質系の粘着食品の圧入があるので、隣接面の上部の接触点周囲には隠れプラークの酸産生菌群が繁殖して接触点虫歯が発生します。
 また、虫歯が発生しにくい場合でも、かなり接触点が摩滅して行くので、歯が前方に傾斜することで、更に歯槽骨歯間部皮骨が吸収し、咬合高径が下がり始め、その結果、顔にしわが増えやすく、顔のたるみを増します
 その上、頭蓋骨の支持点として、奥歯の位置がずれてきますので、首の頚椎ばかりに負担が掛かり、頚椎軟骨がつぶれて押し出される頚椎ヘルニアや、頚椎の神経孔に石灰化進んで、神経圧迫が発生し腕の痺れや、内臓器官の異常を誘発したりします。

 これら、中年から老齢に発生する脊髄疾患の多くの原因は姿勢から、その姿勢を作っているのが噛み合わせの位置と呼吸なのです。

 歯の咬合バランスを保つには隣接面の特に接触点の破壊を防ぐことが大切なのです。

 そのためには、幼児期の早い時期から、接触点を含む、隣接面を毎食後(3AM)に正しくプラークコントロールしましょう。

若い世代の歯肉炎とフロス使用状況

 歯の隣接面はその高さと幅が数mmという範囲のお手入れの難しさと、まったく見えない部分であるため。軽視されています。

しかし、一歩海外、世界に出ると、その隣接面のケアは驚くほど当たり前に行われています。
飛行機のファーストクラスのシルバー食器に一緒に糸ようじが付いてますし、NYの高級レストランでもフォーマルな男女がテーブルで平然と、赤い袋を破って、ホルダーつきの糸ヨウジでお手入れしています。
多くの欧米人は、学童期に歯並び矯正をして、その時期にオーラルケアのコツ、重要性を学び、成人してからも、普通に歯の隣接面ケアを行い、6ヵ月毎に歯のチェックアップを受けています。
虫歯が0で、歯周病なんてまったく関係ない生活が確立されているのです。
もちろん例外はあります。貧困層はまったくそうではありません。おそらく30代半ばで総入れ歯になります。
歯科の処置は高額で、保険が効かない場合が多いからです。


 振り返って、日本人の私たちは、どうでしょう?毎日の生活の繰り返し、人生の中で、歯の隣接面ケアなど、考えもしないでいます。
ほぼ、90%以上の日本人は歯周病です。虫歯もあとからあとからできて、磨いているのに虫歯と歯周病です。世界の貧困層と大して変わりません。学童期の初期、いや、幼児期の5歳からの奥歯のケアにもう、フロスは必要です。

 歯の隣接面をたとえるなら、身体の背中や、脇の下、指の間です。
なぜ?多くは見えない部分です。しかしその部分、毎回こすらなければ垢が溜まり、角質層が残り、皮膚のくすみ、ひび割れ、皮膚病、水虫など不潔きわまりなくなります。
そう、歯の間の隣接面も同じことでしょ?

毎食後(3AM)、食後3分でのフロスケアがお口のプラークコントロールを24時間達成し、維持するために必要不可欠です。

 
北米
 
CHXショップへ

 


 

3. ブリッジや、連結冠の間のお手入れ、
スーパーフロスの使い方通信

2009.4.7
欧米ではBrポンティックの下や、連結修復の隣接面も糸ようじのフロスを使います。歯の間の空間の食片を取るのではなく、隣接面の”ポケットの歯面、根面を擦る”のがバイキン膜(バイオフィルムを破壊して、原因菌除去に大切だと、認識されているからでしょうか? スーパーフロスとはどんな使い方がいいのでしょう?結構難しいみたいです。 上の6番7番連結で指導してみましたが、やはり、難しかったです。
67セット前に充分フロスなど通せるようにエンドRとファインシャープで歯間を広げておいたのですが、口蓋側からどうやら、通せましたが、結局、入れるのに時間かかるので、スパーフロスはやめて 歯間ブラシSSSにしました。

Dr:奥歯のポンティックは、”衛生タイプ、ドームポンティック”は歯ブラシだけのケアのしやすさで、必須だと思うけど、連結などの狭い隣接部分には、スパーフロスは困難ですが。練習するとかなりできるようになります。
連結は出来るだけ、ラボ(歯科技工所)に指定して、隣接面ケアをできるスペースを作り、セット前後に調整で広げて、指定の歯間ブラシやスーパーフロスを使ってケアする。
前歯はや4番くらいまでは、スーパーフロスで、リッジドラップポンティックの下は、擦るように指導。

DH:Tによると、”正直にいって、お年寄りに臼歯部なんかで空隙がとてもせまい場合はスーパーフロスの取扱いは難しいように思うのですが....まあこれも人によるのでしょうが。”
一度使用したら、ふわふわ部分がもうふわふわではなくなってしまいます。でもBrが1箇所とかでスーパーフロスを1回に使用するところが少ない場合はそれで捨ててしまうのもかなりもったいないと思うし...大体ふわふわ部分以外の普通のデンタルフロス部分が長すぎて扱いづらいんですよね。

Dr:返信”長い硬い部分は使いやすいお好みの長さに切って使うのです。ふわふわもお湯ですすぐと、元に戻りますし、WFではCHX洗口液を浸けて使うように指導してますから、ほとんど、殺菌状態で、繰り返し使っても、きれいでしょう。
スーパーフロス1 スーパーフロス2
 

ポンティック下の清掃の方法
2009.6.1

海外ではポンティックや連結の下はスーパーフロスや、こういうリング状のガイドにフロスを通し、歯の間に入れて清掃する。
歯間ブラシでは、歯の間や、真下は清掃しにくく、バイオフィルムなど歯の隣接面の膜状の細菌プラークを除去するには、不向きで、食べカスなどをつっ突く程度です。

フロススレッダー

カウンセリングルームブラジル学会ポスター

スナップ
ブリッジを入れた例です。今では、人工根インプラントが良いでしょう。連結した歯の隣接面や人工歯の下は、スーパーフロスでお手入れしましょう。WFでは、ドーム形状で、ハブラシでも、95%磨けます。
 


改良電動フロスへ
 



新製品発売、春からの新色、ニューカラー

 

使いやすくて、誰でもカンタン!フロッシングの習慣化を応援します

歯周病やう蝕を確実に予防するには、ブラッシングだけでは不十分でフロッシングが欠かせません。ウルトラフロスは使いやすさを追求し、どなたにも簡単・確実なフロッシングをサポート。若年層や初めての方でもフロッシング習慣が身に付き、毎日きちんと続けられます。


歯周病、う蝕になりやすい隣接面にはフロッシングが効果的です

 

歯間ブラシの使えないお子さま、若年層の患者様にお奨めください

 
お子さまの仕上げ磨きに
お子さまのフロッシング習慣の育成に
隣接面カリエス予防に
小さなお口に指を入れなくても奥までラクに届きます。
小学生でもフロッシング習慣が育成できます。
顎の成長に伴い汚れがつきやすくなった乳白歯隣接面のう蝕予防に。
     
白歯部(奥歯)のケアに
上顎前歯歯間部のケアに
歯周病のケアに
白歯部にも簡単に届き、歯肉を傷つけることなく隅角部にフィット。
コンタクトがきつい隣接面、歯並びが悪くカリエスリスクが高い部位に。
歯周病が発生しやすく清掃しにくい歯間部歯肉溝の清掃に。
 

 

 
DENT.EZ ウルトラフロス 活用事例
 
「う蝕ケア」も「歯周病ケア」もフロッシングから 〜ウルトラフロスの有効活用〜
一歩進んだ「隣接面フロスケア」のすすめ
皆さん、「デンタルフロス」と言うと「う蝕ケア」のイメージが強いのではないでしょうか。しかし「隣接面エリアの歯周ポケット」は唇舌面よりも長いため、その箇所のプラークをきれいにクリーニングするにはフロスが有効で、簡単に使えるウルトラフロスで乳歯列の頃から「隣接面ケア」を行うことがう蝕ケアだけでなく歯周病ケアにも非常に効果的であると考えます。その考え方、および当院で成果を上げている指導法について解説します。

■「隣接面ケア」はなぜ必要なのでしょう?

口内には歯ブラシの毛先が届かず、フロスでしかクリーニングできない部分があります。それが歯と歯の間の隣接面です。毎日3回、歯を磨いても、歯周ポケットを含む隣接面エリアではプラークが成長し、隠れ歯周病菌が*増えていきます。歯肉炎はじわじわと症状なく進行し、40歳頃から骨吸収や根面露出を感じても進行性のため、元に戻すことは難しく、50歳までには根面う蝕や咬合歯列の崩壊を起こします。入れ歯を使っている高齢者の方と同じ状態になるのです。お口の若さと清潔さを保つには、幼児期からの隣接面ケアが重要です。

1988年に米国で内科医と歯科医が「FLOSSorDIEキャンペーン」を掲げました。かなり大げさに感じますが、これが現実です。歯周病菌は循環器疾患のアクセレーター、もしくは起因と認識され、これを指摘する論文も多数あります。隠れ歯周病菌の増殖は、口腔粘膜から体内に侵入して生活習慣病の原因となります。これを予防もしくは除菌ケアするにはフロッシングが不可欠です。だから「FLOSSorDIE」なのです。

*隠れ歯周病菌:スピロヘータ菌、真菌カビ菌、カンジタ菌、ピロリ菌を含む口腔内動物的行動菌群

<隣接面とは>
歯間部隣接面は、隣り合った歯と歯が接触面周囲の高さから、歯の根元にある周囲ポケットの深さを含めた約10mm以下の面をいいます。奥歯では高さが5mm以下。幅は、前歯も奥歯8mm前後あります。

■なぜフロッシングが重要なのでしょう?

歯と歯のコンタクトポイントを通過し、歯ブラシの届かない隣接面エリアの周囲ポケットからプラークをきれいに取り除けるのはフロスだけです。お風呂で背中の垢を落とすのにアカすりタオルを使うように、歯にはフロスが必要です。食後すぐにフロッシング(当院ではジャストケアと呼んでいます)すれば、隣接面エリアの歯周病菌の食後増殖を確実に予防できます。オーラルケアのファーストチョイスはフロスと言ってもいいくらいだと思っています。


■ウルトラフロスの優れている点は?

以下のように多くの特徴がありますが、簡便に使えて効果実感が高いので長続きし、フロッシング習慣が定着しやすいのが優れた点だと考えています。

1. 歯周病が起きやすい奥歯白歯に簡単に届くY字型ホルダー。指や口の周りが唾液で汚れません。
2. 動かしやすい長さの糸は耐久性に優れ、使い捨てにならず、長期間使うことも可能。
3. 歯面に押しつけると多数の糸がテープ状に広がり、プラーク除去能力に優れます。
4. 糸の張りが調節してあり、歯面のカーブにフィット。1回のストロークでの除去面積が広い。
5. ホルダー部分の長さ・大きさとも、ツーフィンガーグリップポジションで安定します。
6. 簡単に扱えるので、幼児、乳歯列の時期から使え、お母さんの仕上げケアにも使えます。
7. 発売から20年の歴史、優れた基本設計など、使って安心。豊富なカラーバリエーションで、その日の気分や使う場所で楽しくセレクトできます。

 


■ウルトラフロスの効果的な使い方 〜3D・Xアクションのすすめ〜

1つの歯間部に2つの隣接面がありますが、これを4つの面に分けて順番にお手入れします。大切なのは、隣接面エリアを立体的(3D)にとらえること。前歯のカーブに添うように歯に当てる傾斜角度を調整しながら、隣接面歯周ポケットの奥まで糸を降ろして、歯間乳頭部の斜面に合わせて2〜3回こすり上げます。こうするとフロスの軌跡は縦から見ても横から見てもクロス(X)を描いた形になります。この方法を当院では「3D・Xアクション」と呼び、患者様に推奨しています。

1.コンタクト歯間部の所は横にスライドしながら通過させ、外側・手前をこすります(2〜3回)。根元の歯周ポケットの中まで糸を引き上げてから、上に引き上げる動作を繰り返し、歯面をこすります。 2.外側・奥をこすります(2〜3回)。
3.内側・手前をこすります(2〜3回)。 4.内側・奥をこすります(2〜3回)。
   

■ウルトラフロスの使用症例(20代女性)

日頃からブラッシングの意識が高く、きちんとブラッシングができている患者様です。プラークスコアは45%、歯肉炎はなく、隣接面のポケットの深さは約3mmです。それでもブラッシングだけでは隣接面までは清潔に保つことは難しく、歯間部隣接面にはプラークが残っています(写真1)。そこで、ウルトラフロスを用いた「3D・Xアクション」の指導を行いました(写真2)。隣接面まできちんとプラークを落とすことができ、プラークスコアが10%に改善。現在も良好な状態を保っています(写真3)。

 
1.使用前
2.ウルトラフロスを使用
3.使用後

商品特徴
1.操作性に優れたY字型
2.切れにくく耐久性抜群のテクミロンTM採用
3.狭い歯間にもスムーズに挿入できる
4.フロスの太さで選べる2タイプ(S.M)
 
ウルトラフロスショップへ
 


4. 接触点(コンタクト虫歯)
隣接点虫歯1

歯に被せもの、クラウンタイプのセラミック修復物を作成するために、歯の唇側のエナメル質を削って、歯の接触点での歯内部での虫歯の広がり方がはっきりとわかります。ゆっくり広がるので、症状はないです。内部で広がります。
症状が出た時は神経を取る治療が必要になってしまう。20歳から50歳の間に起きやすいです。見えない虫歯、隣接面の隠れプラークの磨き残しで、特に接触点のケアはフロスだけしかできません。
 
隣接点虫歯2


50代の男性のケース:
奥歯の7番目、第二大臼歯の奥の根が割れて、手前の根を残して、奥の感染した根だけ抜いたケースです。
6番の第一大臼歯は金属支台コアが入っていました。残した手前の根は金属支台をはずし、グラスファイバコアにしました。
7番の奥の根が割れた原因は、8番の手前の隣接面の根面近くにある、隣接面虫歯の存在が見えます。
お手入れしにくい、奥歯の隣接面であって、7番は30代に虫歯で神経を取っています。
その時期から失活した7番の根面は修復物の段差や、接着境界の不適合などで、常に隠れプラークの住家と化して、酸による脱灰で奥根の歯質の崩壊が始まったのです。
残した手前の根の隣接面の根面にも同じく隣接面根面虫歯が発生しています。手前は奥の8番(親知らず)の場所はあまり食事で使うことはなく、食片による清掃も少なく、唾液の流れもすくなく、手前よりもプラークの繁殖に適していたのです。そのため奥の根だけ、歯質の崩壊が進み、金属支台の差し込み(インサート)構造で、ウエッジ作用が働き、根が二枚に割れてしまったのです。原因は3っつありますね。
1 早期、20代での親知らずなど、手入れのしにくい歯の処理、抜歯をしなかった
2 神経を取るような虫歯を作る口の環境を、20代から50代まで続け、常に隣接面ケアを怠り、隣接面の接触点と根面にプラークを飼い続けた
3 神経を取った後の修復構造で、金属の支台を建て、保険の修復物で、保険の接着剤を使い、隣接部位など根面の修復物の縁の適合性のない治療を受けていた
 
隣接点虫歯

これも同じく前歯のセラミックの仮歯をつくるために、形成を始めたところ、隣接面の接触点の虫歯のフォト。
しかも隣接面の歯肉は歯周病で歯肉ポケットからの出血が多いです。
こういう場合WFでは、まず、仮歯で歯肉歯周病のケアをして歯肉ポケットが綺麗になってから印象し、修復物をセットします。
修復物の境界縁は厳密に歯肉ポケット内ですから、ポケット内にプラークなどのバクテリアの存在下では、セットしません。
 
隣接点虫歯4

同じく、小臼歯の隣接面接触点の虫歯です。MI治療では、エナメル質はできるだけ強化構造体として残します。
この例は以前の咬合面のコンポジット充填があって、その下存在した小さい接触点と通じた虫歯を見落として、治療充填してありました。
それが、その後に成長して、こういう大きさになって神経症状を出してきたのです。
3MIXを入れて封鎖し、一か月で、症状が消え、3MIXで消毒され硬くよみがえった、変色歯質をきれいにして、再度審美的レベルと接着レベルの高い、保険でないコンポジット充填をしました。
咬合面へのインサートフィリング(充填)の場合、その接着強度と咬合圧、食片による、磨滅が問題です。
10年前後ならオーケーですが、長期の安定では、セラミックジャケットが良いです。
こういう歯質の咬合面の厚みが得られる場合、インサート修復にするかカバー修復にするか迷うのですが、30年使うものならカバー構造がいいです。患者さんに選んでもらいます。


1997年アメリカのノースキャロライナで、タフツ大学のドクターガルシアが歯周病の死亡率に与える影響について、「歯周病は殺人的である、フロスをせよ、さもなくば死だ」と講演をしました。
その後1999年に、ニューヨークタイムス誌が 「FLOSS OR DIE?」 と言うタイトルで、特集をして世界中にセンセーションを起しました。
その特集は、歯周病が単なる歯の病気と考えるのは危険で、全身の健康に影響を与える病気であることへの警告でした。
すなわち、糖尿病などの病気や喫煙などの生活環境が歯周病に悪影響を及ぼす原因になること、また、逆に重症の歯周病が心臓血管疾患や低体重児出産などの、全身疾患の原因になりえることを報道しました。

 

コルゲートオーラルケアリポートのヘルスケアトレンドの文にFloss or Dieの起源が載っています。
Volume20,Number4,2010



Brush and Floss, or Die?

Mark Bartold, BDS, BScDent (Hons), PhD, DDSc, FRACDS (Perio)

Floss or Die? This was an expression first coined in 1997 by Dr. Raul Garcia during a conference on periodontal diseases and human health at the University of North Carolina.1 Perhaps we should now extend this to Brush and Floss or Die? based on the interesting findings reported recently in the British Medical Journal,2 and subsequently commented on in Nature Reviews in Cardiology.3 It appears that poor oral hygiene is associated with a significant increased risk of an adverse cardiovascular event (HR 1.7 CI 1.3-2.3).

This study was based on an assessment of the self-reported oral hygiene practices of 11,869 individuals and their cardiovascular events over an average of 8.1 years. In addition, C-reactive protein (CRP) and fibrinogen serum concentrations were measured and found to be elevated in those individuals who rarely or never brushed their teeth. While self-reporting of behaviors and conditions is not always considered reliable, the authors point out that self-reported oral hygiene practices have been associated with clinically confirmed periodontal disease.4 With a study cohort who admits to poor oral hygiene, one cannot help but wonder about the general health beliefs of these individuals and their compliance with general medical advice regarding smoking, hypertension, obesity, and diabetes, all of which are known risk factors for adverse cardiovascular events. Interestingly, even after adjusting for these confounders, poor oral hygiene remained an increased risk factor for a cardiovascular event.

There are two possibilities as to how poor oral hygiene could lead to increased risk of adverse cardiovascular events. On the one hand, it may be as simple as increased bacterial load leading to increased bacteremia, which could explain the presence of periodontal bacteria being identified in atheromas. The presence of periodontal bacteria in the blood stream has been proposed to provide the necessary inflammatory stimulus for atheroma formation. Interestingly, it has been calculated that if poor oral hygiene is present in a one-month period, the relative exposure of bacteremia is 5,376 minutes.5 Within this model, the contributions from random bacteremia, chewing, and brushing are 88%, 9%, and 2%, respectively. Hence, in the presence of poor oral hygiene, tooth brushing contributes very little to the exposure of bacteremia, while random bacteremia and chewing account for 98% of the exposure. Thus, it is not surprising that poor oral hygiene (as measured by a lack of tooth brushing) accounts for a significantly increased risk of cardiovascular disease.

On the other hand, the interaction of poor oral hygiene and adverse cardiovascular events could be related to the well-documented relationship between inflammation and cardiovascular disease. In this concept, inflamed gingival tissues (either gingivitis or periodontitis) associated with poor oral hygiene can act as a reservoir for the cytokines and inflammatory mediators which can enter the bloodstream, add to the systemic inflammatory burden, and may participate in the development of atherosclerotic lesions. In this context, the findings of the de Oliveira et al. study,2 which show that individuals who had poor oral hygiene (as reported by rarely or never brushing their teeth) had elevated serum levels of CRP and fibrinogen, are interesting. These findings lend credence to the concept that there is a significantly increased inflammatory burden in individuals with periodontal disease (gingivitis or periodontitis).

Of course, it may be that the relationship between poor oral hygiene and adverse cardiovascular outcomes exists because of a combination of both bacteremia and local periodontal inflammation. To determine this further, molecular epidemiological and intervention studies are required. Whatever mechanisms are behind these emerging data, which demonstrate a strong (causal?) relationship between periodontal infection, inflammation, and cardiovascular disease, we can be certain that prevention (i.e., before periodontitis develops) is the best form of management. Utilizing such an approach, we will do no harm to our patients by extolling the virtues of efficient oral hygiene practices which will significantly minimize the bacterial load and inflammatory burden arising from the periodontal tissues. Of course, it must be said that should deep pockets be present (i.e., established periodontitis), then no amount of oral hygiene is likely to significantly reduce the infective and inflammatory burden, and interceptive periodontal treatment with on-going supportive periodontal therapy will be required.OC

References
1. Bader HI. Floss or die: implications for dental professionals. Dent Today 1998;17(7):76-82.
2. de Oliveira C, Watt R, Hamer M. Toothbrushing, inflammation, and risk of cardiovascular disease: results from Scottish Health Survey. BMJ 2010;340:c2451.
3. Genco RJ, Van Dyke TE. Reducing the risk of CVD in patients with periodontitis. Nat Rev Cardiol 2010;7(Sept):1-2.
4. Miller K, Eke PI, Schoua-Glusberg A. Cognitive evaluation of self-report questions for surveillance of periodontitis. J Periodontol 2007;78(7 Suppl):1455-1462.
5. Guntheroth WG. How important are dental procedures as a cause of infective endocarditis? Am J Cardiol 1984;54(7):797-801.


 



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