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神経を抜いた後の注意

歯髄組織がばい菌毒素の影響で循環障害を起こし血栓ができたり、腫れたりして内圧が高まり、梗塞状態や、
ばい菌自体が侵入して感染している場合など、
上記の原因で歯の中の神経が通る歯髄組織を切断して取り除きました。

本日は虫歯が深かかったため歯の中の神経歯髄組織まで影響が出ているので、歯の中を通る神経の治療をしました。麻酔は30分位で切れてきます。

痛む場合がありますので、痛み止めの薬を飲んで下さい。仮の蓋も30分は取れやすいので飲食は控えてください。
くれぐれもそちら側で、硬い物などはおかみにならないように、できればお食事も反対側中心にお使いください。

今後はお薬の交換という単調な治療となりますが、根消毒の治療を終えるまでは、頑張って通院してください。
しばらく、何度か中の薬の交換を続けていきます。(痛みがなくても)
根の中は非常に細かく、形も複雑なため、この治療は大変な時間が必要です。歯を長持ちさせるためには決して欠かすことの出来ない重要な治療です。

本日は麻酔をしました。個人差がありますが30分位感覚のない状態が続き、腫れぼったい感じがあります。できるだけ麻酔の効いている間は食事をなさらないで下さい。誤って唇やお口の中をかんでしまったりしまいます。

根の消毒と傷が治るまでお薬を入れて、中をきれいにしています。治療後お薬の刺激で2〜3日は、根の先に軽い痛みを感じる事があります。強い場合は予約外でも、治療いたします。

神経歯髄は、1本の線ではなくて、枝わかれしていますので、本日、神経をとる治療をしていますが、一度にとりきれない場合があります。
次回もお痛みがある様ならば、麻酔をしますので、ご了承下さい。

症状も良好で根の中が綺麗になったら中に根充填のゴムを詰めて根の治療を終わります。
治療中の歯は、割れる恐れがありますので治療個所の歯では、物を噛まないように注意して下さい。そちら側で硬い物は咬まないよう気をつけて下さい。
歯の根が割れたりして抜くことになります。

  • 仮のふた、プロテンプが取れた場合は、ご連絡下さい。
  • お薬が処方された場合は、指定された日数は飲んで下さい。
  • 我慢できない痛みがでてきたり、腫れたりしてきたりするようでしたら連絡してください。「投薬したり、仮封をはずしたりする必要がある場合があります。
  • 根の先をお掃除して、刺激しましたので2.3日痛みを感じることがある場合があります。また今まで痛みがなかったのに、痛みや腫れが出る場合があります。

    <openしている時>
    ばい菌感染していて、膿が多く出ようとしている時、蓋をしてしまうと、圧力を抑えこむことになるので、お痛みが出ます。ですから、今回はまつやにをワタにつたけ簡単な蓋をしてあります。セメントでしっかりフタをしている訳ではありませんので、歯の壁がうすくなっています。固いものを咬んでしまうと、割れやすくなり、縦に割れると歯が残せないこともありますので、お気を付け下さい。

(2015.03.20)

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