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1.白く輝く、フルジルコニアクラウン!

2.ゼノテックシステム
3.ジルコニアのつや出しポーリシュ
4.ジルコニア

 

1.白く輝く、フルジルコニアクラウン!

すべてコンピュターCAD/CAMで削り出すため、
精度が安定しています。
温度を使わないので、エネルギー消費が少なくエコ!
また、 ポーセリンを使いませんので、
掛け、割れが軽減します。

低コストで丈夫なフルジルコニアクラウン
          新しい補綴ソリューションを提案します。

白く輝くジルコニアクラウン


低コストで丈夫なフルジルコニアクラウン
オールジルコニア ポーセリンなどを使用せず、ジルコニアをそのまま歯牙形態で設計〜製作するため、低コストで丈夫、歯ぎしりなどのある患者様でも破折の心配が軽減されます。

特長
●生体親和性が高い 生体親和性の高いジルコニアを使用
●強度が高い ジルコニアは曲げ強度が強く、歯ぎしりも禁忌ではありません!
●安価で安定した製作費 制作コストは自費FCKと同等もしくはそれ以下。貴金属相場に影響されず、価格が安定しています。

症例

症例
写真提供:(上)松村歯科医院,(下)ダイユウデンタルクリニック


適応症は? フルジルコニアクラウンは通常のゼノテックシステムのジルコニアフレームと同様に、天然歯、インプラント症例の短冠からフルブリッジまで対応します。
透過度は? フルジルコニアクラウンは透過度が高いため、天然歯支台の色をクラウンに反映させます。
必要厚みは歯茎部0.5mm〜咬合面1mmですので、歯牙の削除量が少なくてすむというメリットもあります。 
 






ゼノテックシステム2.ゼノテックシステム
ゼノテックシステムは、ジルコニアやチタンなどを原材料としたフレームの設計、製作加工を行うデンタルCAD/CAMシステムです。
ゼノテックシステムは、数あるシステムの中でもすばらしい適合性と幅広い臨床適応範囲を誇ります。
ゼノテックシステム
イメージ
■使用できるマテリアルが多い   製作できる補綴物はジルコニアだけではありません。
チタンなどの金属フレームも製作することが可能です。
■臨床適応範囲が広い   単冠からフルブリッジ、インプラント補綴、テレスコープクラウン、カスタムアッパメントなど多くの症例に対応可能です。
■操作がしやすい   歯科技工士が開発に携わった設計ソフト「デンタルデザイナー」では、いつもの技工感覚でフレームワークをデザインすることが可能です。
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ジルコニアジルコニアとは
近年、金属アレルギーの心配がないオールセラミックス治療、とりわけジルコニア(酸化ジルコニウム)を使用した治療が注目されています。
ジルコニアに少量のイットリウムを添加することで、温度などによって強度が変化するジルコニアの弱点を改善し、安定した効果が発揮できるようになりました。

セラミックの破折強度と曲げ強度の比較
ジルコニアはセラミックの中でも群を抜いて頑丈な材料です。
熱にも強いためスペースシャトルの外壁にも使用されています。
ゼノ ジルコニアの曲げ強度は平均1100MPa、ヴィッカース硬度は1300HV10です。

アレルギーがおきない
ジルコニアは金属イオンの溶出が起こりにくい材質であるため、金属アレルギーの心配が軽減されます。
人工関節に使用されているほど人体に優しい材料なのです。

そのほか、軽く自然な噛みごこち、審美性の高さなど、従来の素材を上回る長所を持っています。

また、無垢の材料を削りだしフレーム表面が均一であるため焼成時の気泡発生が少ない、1000℃程度の温度で焼成を繰り返しても変形がおきないなど、製作に置けるメリットも多い材料なのです。


特長

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ジルコニアは非常に硬いので表面をしっかりツルツルにしないと、対合歯が削れる。
研磨熱でジルコニアは細いヒビが入ることがある。発熱しないようにしっかりスプレー、軽い圧で時間をかける。





3.ジルコニアのつや出しポーリシュ


ZIRCON-BRITE1
ジルコニアの研磨作業は、通常以上に発熱しないようにスプレーしながら行い。
ファインからトリプルファインまで研磨します。
最後もこのダイヤモンドパウダーで低速研磨します。
ジルコニウムの面の滑沢性は対合歯の耐久性に影響します。
また、これらの修復物を作成した場合。はサービスで、ナイトガードもお造りします。

ジルコンブライト

ジルコニア、ポーセレン、ハイブリットレジンに輝きをあたえる
瞬間最速研磨剤
イメージ図

研磨材とロビンソンブラシのみでなせる技。
   
短時間で効率の良い研磨はロビンソンブラシの寿命も延ばします。
   
特殊成分配合でしとり飛び散らない、快適な操作性。

jジルコニア研磨


5分
研磨時間/1臼歯
研磨前 研磨後
  協和デンタルラボラトリー

速さもさることながら、輝きも今までにない新次元。
イメージ図
裂溝
研磨時間
3秒
イメージ図
ポイントでは届きにくい、裂溝部分に残ったダイヤの黒ずみも簡単に研磨できます。
 
研磨面粗さダータ
 
研磨面粗さデータ表 ジルコニア表面の目に見えない凹凸は、

対合歯に大きく影響します。

ジルコンブライトはその表面を滑らかにし、対合歯の摩耗を防ぐ効果もあります。

左図はジルコニア表面を1.5秒ほど研磨した後の表面粗さを計測したグラフです。

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ポーセレン研磨



5分
研磨時間/1前歯
イメージ図

ハイブリットレジン研磨
  研磨時間 10秒
    わずかな分量でこの輝き。
イメージ図  
  イメージ図
株式会社六甲歯研

ルージュの革命
ジル
コンブライト

ジルコンブライトセット
 




4.ジルコニア

ジルコニアは,合金のような一風変わったセラミックス。化学組成はZrO2-Y2O3と,3モル%のイットリア(Y2O3)が添加されている。

 本来のジルコニアはZrO2単体を指す。しかし,単体では相転移に伴う体積変化が大きく,焼結時の高温から室温まで冷却する間に大きな体積変化が生じるので焼結体にクラックが入ってしまって実質的に使えない。この問題を解決したのが,化学組成がZrO2-3モル%Y2O3の「部分安定化ジルコニア」(PSZ)である。ジルコニア単体は,高温側から立方晶,正方晶,単斜晶と相転移する。イットリアやマグネシア(MgO),カルシア(CaO)などを微量添加すると,高温相の立方晶や中間相の正方晶の安定領域が低温側に広がり,室温でも安定した状態で立方晶や正方晶が存在するようになる。

 イットリア添加の部分安定化ジルコニアが最も高強度・高靭性(じんせい)であるため,このZrO2-Y2O3が一般にジルコニアと呼ばれるようになった。この部分安定化ジルコニアは酸化物なので比較的焼結しやすく,「アルミナが焼結できればジルコニアも焼ける」といわれている。

 部分安定化ジルコニアの汎用グレードの主な性質を挙げると,室温における曲げ強さが750MPa〜1800MPa,1000℃だと同300MPa。破壊靭性KIcは8〜12MPa・m-1/2で,耐熱衝撃温度ΔT=350℃である。この中で靭性が著しく高いのは,次のような理由からである。すなわち,室温付近で立方晶や正方晶が混在する組織になっている部分安定化ジルコニアが大きな応力を受けると,正方晶粒子が体積膨張しながら単斜晶に相転移する。この体積膨張が大きな応力場で生じたクラックを押しつぶし,クラックの進展を防止するからである。

 部分安定化ジルコニアの主な用途は,加工対象の材料を破砕して粉末をつくるための破砕ボールや,紙・繊維・布などを切断する刃物などである。

 
ジルコニア
ジルコンブライトセット

■IUPAC名:二酸化ジルコニウム(IV)
■別名:二酸化ジルコニウム
■組成式:ZrO2
■式量:123.22 g/mol
■形状:白色固体 単斜晶系(常温)
■結晶構造
※写真は立方晶ジルコニア
■CAS登録番号: [1314-23-4]
■融点:2715 ℃
■沸点:4300 ℃


ジルコニア
(二酸化ジルコニウム、化学式:ZrO2)は 、ジルコニウムの酸化物である。常態では白色の固体。融点が2700℃と高いため、耐熱性セラミックス材料として利用されている。また、透明でダイヤモンドに近い高い屈折率を有することから模造ダイヤとも呼ばれ、宝飾品としても用いられている。

天然にはバッデレイ石 (Baddeleyite) として産出する。

結晶構造と機械的性質

ジルコニアは室温では単斜晶系であり、温度を上げていくと正方晶、及び立方晶へと結晶構造が相転移する。この相転移は体積変化を伴うため、焼結体は昇降温を繰り返すことによって破壊に至る。特に単斜晶から正方晶への相転移では、約4%の体積収縮が見られる。

ジルコニアに酸化カルシウムや酸化マグネシウム、あるいは酸化イットリウムなどの希土類酸化物を固溶させると、構造中に酸素空孔 (Vacancy) が形成され、立方晶および正方晶が室温でも安定。または準安定となり、昇降温による破壊を抑制することが出来る。このような酸化物 (安定化剤と呼ぶ) を添加したジルコニアのことを安定化ジルコニア (stabilized zirconia) または部分安定化ジルコニア (partially stabilized zirconia) と呼ぶ。

安定化ジルコニア

安定化ジルコニアは、酸化物無添加ジルコニアに比べて強度、及び靭性などの機械的特性に優れる。これは、破壊の原因となる亀裂の伝播を正方晶から単斜晶への相変態によって阻害し、亀裂先端の応力集中を緩和するからである。この特異なメカニズムを「応力誘起相変態強化機構」と言い、最大で正方晶の約40%が単斜晶に変態する。また、変態を完全に抑制した完全安定化ジルコニアよりも、添加剤の量を減らしてわずかに変態出来るようにした部分安定化ジルコニアの方が機械的特性に優れることが知られている。

安定化ジルコニア(特にイットリア安定化ジルコニア (YSZ))はイオン伝導性に優れており、高温で固体電解質となり、燃料電池や酸素センサの材料として用いられる。また近年、金属に変わる差し歯やブリッジの歯科治療材料としても着目されており、需要が増えている。

キュービックジルコニア

ジルコニアにイットリウム、カルシウム、マグネシウム、ハフニウムなどを4 - 15%程度添加した安定化ジルコニアは、立方晶安定化ジルコニア、あるいは単に立方晶ジルコニア (cubic zirconia, CZ) と呼ばれる。

立方晶ジルコニアは、モース硬度が8から8.5とコランダム(サファイヤ、ルビー)に次いで硬く、また、ダイヤモンドと同程度の高い屈折率を持つため、宝飾品に用いる。

当初は、「模造ダイヤモンド」と呼ばれていた。1カラットあたり1ドル以下と安価で、比較的大型の結晶も得られ、金属元素の添加で赤、橙、青、緑、ピンク、琥珀色など様々な色のCZが得られる。

イットリア安定化ジルコニア

イットリア安定化ジルコニア(YSZ)はジルコニアを元とした酸化物で、酸化イットリウムを添加して、室温下でのジルコニアの結晶構造を安定化させたものである。「ジルコニア(酸化ジルコニウム)」(化学式: ZrO2)と「イットリア(酸化イットリウム)」(化学式: Y2O3)から成っているので、このような名前が付けられている。
安定化されていないジルコニアは高温領域で相転移を起こすため、立方晶または正方晶での安定化を図るために安定化剤として、酸化イットリウムを5〜10%程度加えたものである。

物的性質

硬度が高く(キュービックジルコニアの場合でモース硬度が8〜8.5)、イオン伝導性に優れている。また、高温(600℃以上)で固体電解質となる。

安定化剤として酸化カルシウムを加えた、酸化カルシウム安定化ジルコニアに比べ、高温長時間での安定性が高い(脱安定化性が低い)。

応用

YSZには多くの応用がある。

●硬度と化学不活性であること(例:歯のクラウン、セルコン)
●耐火物として (例:ジェットエンジン、車のブレーキパーツ)
●イオン性伝導性を生かした電気伝導性セラミックスとして(例:排気ガス中の酸素濃度の測定、高温の湯のpH計測、燃料電池など)
●固体酸化物形燃料電池 (SOFC)製品の材料として
●硬度と単結晶中の光学特性から、宝石として(キュービックジルコニア)

関連材料として、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム(セリア)、または酸化アルミニウム(アルミナ)安定化ジルコニア、部分安定化ジルコニア(PSZ)がある。安定化ハフニア(酸化ハフニウム)も知られている。



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