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副鼻腔傍神経節は長期観察を 悪化すると進行は早い、脳転移、脳浸潤

文献:Konstantinos Papaspyrou MD1et al.  Malignant and benign sinonasal paragangliomas.  The Laryngoscope Volume 123, Issue 8, pages 1830–1836, August .

 副鼻腔神傍神経節腫(PGLs)の臨床経過と管理を検証するためPGLs患者6人のカルテを後ろ向きに検討。3人では手術、放射線治療によらず、脳転移、脳浸潤、局所再発という悪性転帰に至った。3人は良性転帰。PGLsは悪性となる場合が多く、悪性化すると進行は早い。長期間を経て再発や転移があり得るため、長期観察、特に頭蓋内構造の観察が必要である。

2013年8月16日 提供:専門誌ピックアップ