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2000年の記事


成人の口腔衛生

〜ADAは,アメリカ人が‘若い笑顔'を維持することを新たに奨励している〜

ADA提供の高齢者のための新しい口腔衛生教育プログラムが,今年の9月に行われる開会式のイベン卜で開始される。
Adult Oral health Awareness Promotion(成人の口腔衛生自覚推進運動),ナショナル高齢者スマイル週間の拡大版として行われるこのイベントは,成人の口腔衛生状態を生涯通じて維持することを目的とするものである。詳細は1月に行われた連絡会議にて発表された。

Dr. Richard F. Hewitt会長は,初回のナショナル高齢者スマイル週間を成功させたが,その後のプログラムは協会全般の予算削減により振るわなかった。

連絡会議の委員会で議論がなされ, 1999年に代議員会は,成人のプロモーションのための削減された資金をもと通りに戻した。

Dr. Hewittは,ADAは重要な統計学的集団(高齢者)に予防的口腔衛生の重要さを教えるためのまたとない機会を得たと説明している。

「最も増加が著しいのが50歳以上の成人層である」と彼は言った。「良好な口腔衛生状態が彼らの生活に喜びを与え,魅力的な笑顔をもたらすために重要であることを知っているのか確認したいと我々は考えている。我々はまた,彼らが初めて出会った時代から歯学が格段に進歩したということに気がついてほしいと思っている」。

『あなたの若い笑顔を維持する』は今年のテーマである。「このテーマは口腔衛生事業全般をカバーするドアを聞くものである」とDr.Hewittは言った。

「2000年キットは日常のオーラルケア,修復の選択,特定の状況で高齢者に影響を及ぼす口腔癌,そして間違いなく情報視野が拡大しつづける未来の材料についての情報を含むであろう」。

このプログラムのプランニングキット,小冊子とポスターは,成人人口の増加している州と地方の歯科医師会の助けになるものと思われる。Dr.Hewittは,これらの資料には日付を入れていないので,歯科医師会は今年でも,また将来のいつでも使うことができ,そして,このキャンぺーンと他の企画を組み合わせることもできると言っている。

ADAは各学会への資料の郵送を, 6月末に始めるであろう。

ADAは,また,各種メディアや電子媒体によりAdult Oral health Awareness Promotionを援助していく方針である。(ADA News,March 20,2000)

2000年6月 提供:日本歯科医師会雑誌Vol.53 No.3