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米国におけるアマルガム治療の中心的な反対者、
アマルガム充填で抜歯に至ることも。

アマルガム治療に反対する

1820年、フランスで窩洞充填用に使用可能な合金が紹介され、1826年にはA.Taveauが銀アマルガムを開発し報告した。

その後すぐに、ふとどきなCrawcour兄弟が、アマルガムを驚異の新材料と称し米国に持ち込んだ。しかしながら、全く知識がなかったことから窩洞形成をすることなくアマルガムを歯間部に押し込むように充填したことから、多くの歯肉炎や骨欠損を引き起こすことになった。

エリエザーは彼の臨床経験から、ニセ歯科医師たちによるアマルガムの誤用、そしていわゆる歯科医と呼ばれている人たちでも疑いを持たない患者にアマルガム充填が、根尖膿瘍を引き起こし結果的に抜歯に至ることを示した。

このことからエリエザーは、あらゆる金属アマルガムや銀ペーストの修復材料の使用に対し激しく反対し、米国におけるアマルガム治療の中心的な反対者となった。

そしてエリーシャ・ベーカー、ソリマン・ブラウン、チャピン・ハリス、ジャヒールらとともに委員会を立ち上げ、正式に反対を表明していった。

2012年11月30日 提供:クリニカル・M・リポート新聞