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こういう不明瞭な操作はなしにしましょ裏金造り

歯の詰め物、裏金化…会計に書類届き発覚 

 大分赤十字病院(大分市)の歯科が、患者の歯の詰め物に使われていた金属を治療で取り除き、回収業者に売却した収益について、病院の収入とせずに科内で使用していたことが分かった。

  こうして使われた収益は、2003年-09年度の7年間で約150万円に上るという。

  歯の詰め物には、金や銀、プラチナ、パラジウムなどの金属が使われている。

  同病院によると、患者が処分を希望した詰め物を集め、歯科の担当者が回収業者に売却。収入は本来、病院の収入としなければならないが、科内にプールし、歯科医師の出張旅費の補填(ほてん)や歯科衛生士の研修費などに充てていた、という。

  昨年、回収業者が歯科に提出した書類が、誤って会計部署に届いて発覚。同病院は「10年度からは適正に処理している。税務関係で修正が必要か確認したい」としている。


2011年10月6日 提供:読売新聞