White Family dental-site



時速400Kmで移動できる
口腔内細菌などの運動微細毛を考える1

細菌の運動構造、グラゲ形「フレーム」
マイコプラズマ細胞内の構造解明
 大阪市立大

細菌の一種で肺炎などを起こすマイコプラズマの細胞内に、クラゲのような形をしたたんぱく質の“骨組み”があることが分かった。発見した大阪市立大の宮田真人教授(生物物理学)の研究グループによると、マイコプラズマに数百本ある「足」の動きを止めて病原性をなくす薬の開発につながる可能性があるという。研究成果は近く、米科学誌「米国科学アカデミー紀要」のオンライン版に掲載される。

マイコプラズマは長さ約1万分の10ミリの病原体。人間や魚などの気管やえらの細胞に生えた繊毛の先端に取り付き、繊毛の根本まで移動して病気を起こす。

宮田教授らは魚のマイコプラズマを使い、表面の細胞膜を薬品で溶かし、電子顕微鏡で内部を観察した。その結果、直径約1万分の2ミリのかさ状のたんぱく質に、約20本のひも状のたんぱく質が取り付き、クラゲに似た形を作っていた。

マイコプラズマは、ひょうたん形のくびれ部分に数百本生えた「足」を使って動くことが、宮田教授らのこれまでの研究で知られていた。宮田教授は「クラゲ構造は、マイコプラズマを内部から支えるフレームだ。この構造には、体外に数百本ある足一本一本を、タイミングを合わせて動かす役目もあるのではないか」と話している。【高木昭午】


2007.11.20 毎日新聞社l


除去すべきオーラルケアの敵はこいつらだ!!!

さらに強力800km/h超えるバクテリアも発見!!

(怖い歯周病菌連鎖!!)

撮影 ホワイトファミリー歯科