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Dr.つつみのお口の診断Q&Aでは、
バーチャルクリニックヘ寄せられたみなさまのご質問、ご相談をご紹介します。


歯が折れた場合 14歳のお子さん
先日、部活の練習中に子供の前歯を強打して、折れてしまい、近所の歯医者に行って見てもらったところ、折れた歯はくっ付かず、とりあえず樹脂で固め、一週間経過を見ることとなりました。医師の言うには、神経の手前で折れたが、神経が出てしまい、神経が駄目になっているかどうかは、経過を見ないとわからないとのことでした。一週間後の診察で、神経が駄目になっている場合は、抜かなければいけないとのことですが、他に方法はないのでしょうか。抜かないでできる方法はないのでしょうか。
子供はまだ、14歳で永久歯を失ってしまうことを考えると、諦めきれません。

抜くの歯?
 
歯を抜くのでは、なく、歯の中の神経を抜くということでしょう。と察します。
 
歯の神経がダメージを受けるのは、@温度刺激、A圧力、B露出による感染です。
今回歯が折れた時にA圧力、その後に、折れた部位からの@温度刺激
が続いています。
治療は、折れた面を消毒してB感染
を防ぎ、
@刺激、A圧力を
避けるために、表面をカバーします。
 
そして神経が安定して問題なければ、麻酔して形成して被せ物をしたりします。部分的に詰める修理では、耐久性に問題があり2年毎、5年毎に再度詰め治すことになります。被せ物をすれば、食事中に外れたりせず、きっちりした被せ物なら、50年以上はそのまま使えます。
 
折れた時にうけたA圧力と@温度刺激により、歯の中の神経組織を含む、栄養血管組織は、C充血したり、内出血を起こしています。
 
身体の自然治癒、自己治癒により、これらのC充血したり、内出血の状態が改善されてくれば、神経は取らずに、症状が安定してから歯にかぶせものをして治せます。
 
しかし、歯の折れた面から刺激が続いたり、ダメージが大きく、内出血が大きいと、神経栄養血管組織は、脳梗塞みたいに、血栓で血管が詰まり、
歯の中で細胞が壊死を起こし始めます。この病変の進行は、早いと4週間くらいから遅いと、3年くらいかけて進みます。
壊死したままですと、歯の中の死んだ細胞のたんぱく質などが溶けて、アレルギー免疫反応で、根の先にある、顎の骨を溶かして根先病巣を作り、ばい菌感染しやすい状態になり、感染すると大きく腫れて、今度は、歯を抜くリスクが高くなります。
 
今できることは、歯のカバーしてある材質が神経を刺激しないものか?
歯の折れた面はしっかり消毒されているか?
それらができていれば、毎日の生活で、3週間は前歯に刺激を与えないようにする。ハブラシも柔らかいもので、丁寧にそ〜とする。毎食後のお手入れを糸ようじをも含めしっかり行い、お口の中のばい菌を少なく保つことです。
 
また歯に薄く塗ったり、カバーしている状態では、部分修理と同じで、簡単に取れて、また@Aが作用するので、歯の揺れもなく、軽くたたいても、痛みでなく違和感程度なら
プロテンプの被せ物にして数か月経過観て、問題なければ、しっかり被せ物で治しましょう。その後3年くらい腫れたりした場合に、神経をお掃除する治療も小さく穴をあけてできます。
毎年、歯の状態はチェックしてもらいましょう。
 
1か月から3カ月しても、歯を叩くと違和感が他の歯よりあったり、揺れて、動く場合は神経を抜く治療をして歯の中をきれいにして、土台を入れて、被せます。
2012.1.22

WFの治療について
1. 前歯に保険がきく被せものをつけることになりましたが、欠けたり取れやすいとのことでした。今回、こちらの予約がとても取りにくく、前歯の被せものが取れてしまった場合でも、元に戻るのが一ヶ月後、というようなことでは、こちらで治療していただくのに尻込みしてしまいます。ですので、治療前に確認させてください。
このような緊急の場合、至急対応いただくことはできるのでしょうか?また、取れた後、元に戻るのには最短どれくらい時間がかかりますか?
一度伺って、型を取り、できるのを待って、セットしていただく、普通の歯医者さんであれば、1週間程度で完了するかと思いますが、予約が混んでいることを前提にご回答いただけませんか?

2.治療回数について
前回、オーラルケアトリートメントのご案内を受けました。
受付で帰るときにうかがったところ、こちらを受けるのは必須で、60分×2〜3回かかるとのことでした。
ホワイトファミリーでの治療は必ずこれがセットになっているのであれば受けるしかないのですが、これも含め、詰め物をして、マウスピースをつくるという最初の治療にかかる期間(何回通うべきか)と費用の見積もり(概算で結構です)をいただけませんか?

3.後に、受付の方にはお願いしましたが、前歯のすり減りが進行することや今欠けている状態であることのほうが、私にとっては緊急度が高い悩みです。

1.当院ホワイトファミリーは普通の歯医者ではありません。二度と虫歯や歯周病になりたくないという方の為に、予防主体で治療を行う、25年前から予防歯科を標榜してきた関東で唯一の歯科クリニックです。
およそ、治療の60%以上は自費となるくらい、患者さまにその治療を評価して認めていただいています。
残り40%くらいは患者さまの都合で行う保険の治療においても、自費の治療に準じた独自の基準で、精密に行って居ます。
通常、欠けやすい部位での修復処置は、WFでは避けています。ですから当院で行う治療法の選択に従っていただければ、10年後まで、取れるという事はないのですが・・・・
そういう、リスクのあるケースなど当院の方針やお奨め材料と相容れない場合は、特別の事情が無い限り、私は治療を行いません。
他の普通の歯医者さんで治療を受けていただいております。
ただし、そういう治療法によって、取れる方法を選択した場合、通常の保険治療となります。
WFの特徴である、二度と、虫歯や歯周病にならない治療法に従っていただいている場合、急患の方は通常の予約枠に捕らわれずに、即日で診療いたしております。
自費の場合は10年間無料補償となります。、保険では2年間無料です。

2.治療方法はその部位や虫歯の大きさなどで費用は、変わります。ですから、最大値でのお話をします。
歯の見える部分で、かむ力を受ける部位は、自然な歯の状態ではエナメル質というガラス結晶膜で包まれています。厚みは2mmくらいです。
エナメル歯面の中間の小さい虫歯などは、噛む力で安定して居るので、小さく削って詰めても15年くらいは接着しています。
しかし、詰め方の状態が悪く、ばい菌感染状態が残ったり、消毒が上手に出来ていなければ、数年で脱離する、二次虫歯になってしまうことが多いのです。
噛む力を受ける大きな虫歯で、歯が欠けたりしてくると、詰める事では、すぐに噛む力に負けて接着が壊れるので、自然歯のエナメル質と同じ構造で包むようにセラミックでカバーして修復します。
多くの虫歯のケースでは、この修復法を選んで、正しいオーラルケアを行って居れば、当院治療では40年以上持つので、当院での最低保障は10年間です。
保険の治療もこの基準に準じて行って居ますが、使う材料や、修復の方法に保険の限定があるので、保険治療では、補償期間は2年です。
一般に、保険で行う治療は、基準がこの程度で、数年でダメになって当たり前という材料や術式で行われています。
当院で包むようにエナメル質をカバーする場合は、最新でもっとも安全とされるジルコニアセラミックの場合、1歯あたり、360000円です。
ある程度小さい虫歯で、包む必要性が無い場合で、詰める治療法で3M社の自費専用材料で1歯30000円です。
これらの治療法では、補償期間は10年で、その期間での脱離、再治療は無料です。
つまり10年くらいでは99%事故は起きないという、自負の表れでもあります。

また、歯の治療に関しては、外科手術と同じで、歯を削ったり、修復材料を用いて、修理する場合に、周囲のばい菌で汚染したり、感染することで、治療結果に影響が出ます。
それが、10年後の状態に大きく違いを引き起こすのです。
そのため、10年後でも処置の最大効果を出すべく、すべての行程で、消毒や殺菌を行って居るのが WFの治療の特徴の一つです。

また患者さん自身の生活習慣の結果として、虫歯や、自分で気づかない歯周病になっていますから、
それら、細菌感染の日常的原因を排除し、きれいなお口の中になって、治療を行わないと、
治療中だけの殺菌、除菌では限界があります。
確実な治療結果が得られずに、処置後、数年で二次虫歯や、脱離などが起き、10年ごとに歯医者で再治療を繰り返す事になります。

二度と虫歯、歯周病にならないことを願って、当院では、治療と同時にオーラルケアトリートメントプログラムを行っており、
これは、ホワイトファミリー予防歯科としての専門分野です。

当院を選ばれて治療を受けられるメリットはまさに、この感染予防をしながらの治療で、 他の歯科クリニックでは、得られない最良の結果を導く事にあるのです。
40年以上も安定している治療を目指しているのです。

最終修復までに、オーラルケアトリートメントの良い結果が得られない場合は、患者様のご協力がないと判断し、治療をお断りします。
歯科の治療というのは非常に繊細な神経外科にも値するマイクロレベルの作業です。
良い結果を得て、それが、お口の中で、数十年最適な状態を保つ為に、ホワイトファミリーの独自のオーラルケトリートメントプログラムは必須です。
他の歯科クリニックでは受けられない、独自の理論と熟練した指導スタッフのガイダンスが、必ずあなたのお口の健康ひいては全身の老化をもストップさせる
アンチエイジングなオーラルケアを数年後には実感していただけると思います。

3.もちろん、最初に欠けたりすり減りが進行している原因を除去することが、治療の最短プランです。
欠けたところは、仮歯でカバーしたり、消毒性お薬を詰めて、消毒をしておきます。
虫歯などが深い場合3MIX法にて消毒します。これは5000円かかります。
浅い虫歯では使いません。
まずは、日常で、見た目や、食事などで困らないように仮消毒を行います。
欠ける原因が、夜の歯ぎしりなど咬み合わせに問題がある場合は、保護プレートを25000円でお作りして、調整していきます。
2年間は使えます。その後も、咬み合わせで欠けるなど問題続くようなら、歯並び矯正か保護プレートを使うことは続けることをお奨めします。

以上の初期仮消毒状態で消毒期間は、仮消毒が完了するまで4週間から8週間かかり、その間にオーラルケアトリートメントで、
ご自宅でお口の中の細菌の除菌コントロールをしていただきます。
オーラルケアの良い結果が得られ、お口の中が除菌されてくると、歯肉出血や、ポケット内の細菌がすくなくなり、歯の面などきれいになって、
欠けたり、虫歯の部位も消毒が完了してきます。
歯の神経などに影響が無いと判断されたら、最終修復物を詰めたり、かぶせたりします。

その後はメンテナンスに移行しますので、6ヶ月ごとにお口のお手入れのチェックと、経過観察を続けてください。
お口の中は、毎日のお手入れの連続で、変化します。
オーラルケアの動機が薄れ、すこしお手入れが雑になったりした頃に、また、衛生士さんに診てもらうのが一番安全で、歯科治療なしで良い状態を続け、
その後一生、虫歯や歯周病で治療を受けたり、悩んだりしない生活を得られ、毎年のオーラルケアチェックだけで数十年は歯科治療と無縁の人生を
得られます。

それでも、あなたは普通の歯科治療を受けて、10年ごとに再治療を受け続けますか?
再治療のたびに治療部位は拡大し、歯の神経治療になり、やがて歯周炎で身体は老化し、歯をぬくことにもなり、今の日本人の老人たちと同じ状態になるはずです。

口臭について
長年、口臭で悩んでいます。自身では歯槽膿漏によるものと思っています、現実に残っている歯は上、4本、下3本。(入れ歯の補強用にが2本、後の2本は入れ歯の支持用、下は3本すべて補強用です。)歯磨きの後はさらさらの感じですが30分もすると唾液、口がネバネバしてきます。電車などで出くわす人が、口を抑えて傍を控えます。このような状態です。いつも通院している歯医者さんに先日、歯槽膿漏にはなっていないし、膿も出ていませんと診断されました。じゃ、指示して頂ける処置はないのですかとたずねましたが、ないですとの返事でした。

口臭は自分で気づかないうちに発生しますが、気になると、何時もどこでも、息が気になりますネ。

入れ歯をご使用のようですが、入れ歯の手入れはどのようになさってますか?入れ歯表面にも、カンジダ菌なども繁殖しやすく、歯列の模様・歯の間や、入れ歯の裏に歯石や、プラークは溜まっていませんか。もし、溜まっているなら。歯医者さんで、お掃除してつるつるにしてもらいましょう。溜まるということは、毎日のお手入れのタイミングの時間間隔が空いているので、毎食後にはずしてお手入れをしてください。お手入れはWFHPに載ってます。

WFでお勧めのCHX洗口液(携帯スプレー)はかなり有効です。毎食後使うといいですし、持続性のカバーリング効果で口臭予防になります。入れ歯がきれいでも、ブラシで、ゴシゴシ擦ってはダメです。やわらかい歯ブラシで、軽く。入れ歯の洗浄剤に毎日つけておき、起きている時間に5時間くらいははずして、寝る前には、CHX洗口液でお手入れした口に、洗浄剤で漬け置きしたきれいな入れ歯をはめて寝ましょう。残存した歯は寝ているときに動いて、朝に入れ歯をはめるときに負担になり、歯周ポケットは深くなります。歯周ポケットが深いのでしょうか?主治医に聞いてみて、3mm以上のところが何箇所あるかです。1本の歯の根元の周囲を6箇所測って、3mm以上に深い所に抗生剤ペーストを入れます。テラコート(眼科用ペースト)抗生ペーストは近くの薬局で買えます。ミニシリンジ(WFでお送りできます。)に、これを詰め替えて、深いポケットに3日置きに少量入れるのです。TCPSもこれとまったく同じ原理ですから。後は、歯周病菌の発生を押さえるには、毎日朝晩ヨーグルトを食べる。乳酸菌の菌交代現象もありますし、菌生成物質が炎症を抑えてくれるようです。また、ハチのプロポリスを塗る方もいらっしゃいます。これも自然の抗生物質ですし、ミントや、ロズマリーなどのハーブの精製油とか、ティーツリーも同じですが、これの歯磨き剤もありますが、なんといっても、CHX洗口液は持続性があります。WFHPでも、紹介してますので、ご存知かと、これも、WFでお送りできますが、近くの薬局に注文して購入もできると思います。

超音波の電動歯ブラシに歯磨き粉?
電動歯ブラシに歯磨き粉をつけて磨いていますが、超音波の電動歯ブラシは歯磨き粉を使用して良いのでしょうか?

WF衛生士会のお返事です。
竹中、迫田、志田、トーマス
機械的に精密な所があるので、歯磨き粉の粒子が入ると故障の恐れがある事があります。(これは、会社によって説明書に書いてある事があります。)使用後充分な洗浄がされなかった場合にブラシの根元部分に歯磨き粉が残ってしまうことがあります。一度残って固まってしまうと音波や特に超音波のタイプは毛先の動きに影響がでてくる可能性がないともいいきれません。ただし影響があったとしてもまったくわからない程度のものと思われるのですが。もし影響があったとしても効果がすごく軽減してしまうということはないです。

ペースト状の歯磨き粉を使った場合は、使用後は電動ブラシを稼動させたままの状態で、流水下で充分な洗浄を行うようにし、タオルで、水分をふき取って、充電してていただければさほど問題はないかと思います。ペーストを使用しても、付けすぎない事、粒子の粗いもの(ザクトとか)でないものを選ぶほうが良いでしょう。歯磨剤には研磨粉が使用されているので使い方によっては知覚過敏を引き起こすことになりますので、研磨剤の多いものを避けたほうが良いでしょう。

ただできましたら、液体やジェルタイプのものを使用したほうが、研磨材が小さく、問題がおきる可能性はなくなるかと思いますし、歯肉に行きわたっている感じは強いと思います。
2008.6.23

期間のあいた虫歯治療?
以前別な歯科に通っていたのですが、忙しくなったのとずっといっていないため行き難くなってしまいました。できれば他の場所で治療をしたいと思っています。3本の歯の治療について悩んでいます。
・1本目
 すでに歯は表面にはでていなく、以前の歯科の判断では神経かなにかが残っているらしく、とりあえず消毒のためのものを埋め込んで治療という処置をしてもらいました。その最中に忙しくなり行かなくなってしまいました。この後の治療はできますでしょうか?
・2本目
 虫歯がかなり進んでしまい、両端に少し歯が残っている程度で神経も残ってはいるようなのですが物を噛むには神経に触ってしまいどうしても噛めません。インプラントかなにか対処できますでしょうか?
・3本目
 かなり前に治療を施した歯と歯の間に虫歯が進んできて最近水がしみるようになりました。まだ他に比べると軽いほうだと思うのですがこれも治療したいです。
2本目と3本目は左側にあり、物を噛むにはどうしても右側だけで噛む癖がついてしまいました。そろそろ治したいと思いこうして相談いたしました。

1本目
 すでに歯は表面にはでていなく、以前の歯科の判断では神経かなにかが残っているらしく、とりあえず消毒のためのものを埋め込んで
治療という処置をしてもらいました。その最中に忙しくなり行かなくなってしまいました。この後の治療はできますでしょうか?根が残っていて、消毒をして根の周囲に病巣が無ければ、根は保存できます。放置しておくと、根の腐敗が進んで、抜くことになります。早めに治療再開したほうが良いです

・2本目
 虫歯がかなり進んでしまい、両端に少し歯が残っている程度で神経も残ってはいるようなのですが物を噛むには神経に触ってしまいどうしても噛めません。インプラントかなにか対処できますでしょうか?この歯も、一本目と同じ根管治療(根治)をして、根を消毒保存すれば、その自分の根が使えると想います。ただ、根の状態が著しく感染して、歯の根の土台部分の歯質が無くなっていたり、歯質が腐敗して柔らかい場合は、土台を建てるのが難しく、根を抜く場合もあるのです。そうな
ると、根のなくなった部位を入れ歯や、インプラントで補うことになります。毎日そこの歯の根の中では、ばい菌の侵食が進行していま
すから、早めに治療を再開して保存できるようにしてください。当サイトのお口の常識非常識を読んでいただくと、歯の間のお手入れが大切。お口の中の隠ればい菌が寝ている間に感染、腐敗を進行させるのです。治療だけでなく、オーラルケアも指導します。歯の間の虫歯は、なかなか症状がでないので、滲みるときは、
すでにかなり中で進行しています。神経がギブアップする前に消毒して、保存、充填しましょう。手遅れになると、この歯も、神経治療(根治)になります。

・3本目
 かなり前に治療を施した歯と歯の間に虫歯が進んできて最近水がしみるようになりました。まだ他に比べると軽いほうだと思うのですがこれも治療したいです。
治療を受けるところは、しっかり、最後まで、がんばりましょう。忙しくても、身体は、一生です。食事が美味しく食べられること、歯に感謝して定期的にオーラルケアを受け、修理だけに歯医者に通わないことです。オーラルケアを受けて生活習慣が変われば、虫歯や、歯周病の進行はなくなり、治療した修理済みの歯や、歯肉も永く使えます。痛みなどがある場合は、早めに治療を開始しましょう。
2007.10.10

噛み締め呑気症症候群?
噛み締め呑気症症候群という病気に一年前くらいからかかってしまい今大変な思いをしています。もともと神経質ですストレスが溜まりやすかったのもありますが、最近になって長時間横になって片手をあごにつけながらパソコンをやってかみ締めが悪くなったのかと思い当たったのですがその前に歯医者に言って噛み締めは問題ないといわれたので原因がはっきりしない状態です。これはレントゲンで見てもらったほうがいいのでしょうか。確かにパソコンを使うようになってからのことだと思い当たるのですが… ここではそういう治療などをしてもらえるのでしょうか。

噛み締め呑気症症候群という病気ですが、食いしばり、歯軋りの治療と同じマウスピースなどのスプリント療法が、効果的とのこと。
スプリント療法に関しては、当院では、やっておりますが、お問い合わせの症候群に関しては診療内科でのカウンセリングなどが有効で、噛み合せに関しては、対症療法ですから、噛み合せの状態がかみ締めで悪化するのを予防する程度です。ご自身の知覚、身体感覚が自律バランスを崩して、その経過で発症するようです。歯科の対応だけで、この崩れた感覚を修復することは難しい思われますが、対症療法を行なうことがきっかけで、バランスが回復する場合もあるようです。前向きにこれはと思われることは何かお手伝いできる可能性もあるかも知れません。今回は情報いただきまして、ありがとうございました。
2007.6.29

乳歯について?
乳歯についてお尋ねいたします。34歳ですが糸切り歯の片方が乳歯のままです。いつ抜けてしまうか、目立つ部分なので心配です。現状でできる事、万一抜けた時の処置方法を知りたいと思います。昔歯科でレントゲンをとり、歯茎の中に永久歯が横を向いて生えてしまっているからこの永久歯は生えてこないといわれた事があります。歯茎表面から歯は出ていませんし今まで痛みもありませんでした。

ご質問の乳歯ですが、永久歯の糸切り歯が埋まってしまっている状態(埋状歯といいます)で、本来ならば、乳歯の根が吸収することにより乳歯が抜けて、永久歯が生えそろうという事が起こるのですが、その生えている場所により、乳歯の残っているままの状態でいらっしゃることと思われます。

まず、第一に、もちろん現状を大事にして頂き、虫歯と歯周病にならないように自己流でないクリーニング方法を指導を受けてマスタして頂き、6ヶ月ごとのメンテナンスチェックアップは受けましょう。そのメンテ、噛み合わせのチェック調整と、クリーニングで歯周病の進行を予防できます。根の大きさが永久歯と比べて小型で、噛み合わせの負担能力が小さいので、なるべく乳歯での噛む、切る動作は避けましょう。年齢的には乳臼歯の場合などは大人の、4番、5番の小臼歯の位置でかみ合わせに使うことが多く40才前後で根が負担に負けて、外傷性咬合となり、歯周病が進行してぐらぐらになり抜けることが多いです。虫歯、歯周病、打撲など、種々の理由により、乳歯の残せない場合は、1.インプラント、2ブリッジ、3.義歯と大きく分けて3つの事が考えられます。年齢的にお若く、女性であるので、まず義歯(入れ歯のことです)は第一選択とはなりません。

第一のお勧めの方法は再生治療方と言われる。インプラントです。顎の骨に生体になじみやすいチタン金属の根を入れて、その上に歯をかぶせる方法で両隣りの歯を削ることもなく骨の厚さが前歯は女性が薄いので治療法が二段階になることがありますが。一番耐久性、と自然観の大きい、確実な方法です。チタン金属は整形などや、リウマチの関節治療でも、使われ、実績のある安全な金属で、体の骨としっかり結合し、死ぬまで、使用できるものです。当院では、世界有数の信頼できる専門医をご紹介し、アフターケアーを行います。ただ、数%の方が、骨量や体質で出来ない場合がありますが、可能な場合はお薦めです。コストは一本、50万から100万くらいです。

第二の選択肢は連結冠セラミックブリッジをお薦めします。歴史的には永く、両隣りの歯、二本を削ることで、冠を被せ連結して抜けた部分を補う、修復治療です。インプラントと違い、短期間ですぐに歯を入れることが出来ます。自然観や使用感はインプラントと同等か、やや、劣ります。接着能力によるので、20年くらいの使用に耐えられます。コストは30万から60万で、欠点は前後の綺麗な歯を削ってしまうことです。

第三の選択肢は入れ歯です。取り外しが出来ること。短期間で、歯を削ることなく、簡単に抜けた部分を補う修復治療です。フレキサイト入れ歯とかのメタルを使わないものが綺麗で自然です。欠点は噛み心地が不自然、噛み合わせの力も小さく、見た目だけの修復に近いです。コストは20万から30万です。上記以外に保険での治療法もありますが、当院では、不自然であること。耐久性が短く、2年以上は信頼性にかけること、時代遅れと思われるのでお勧めしません。

まずは抜ける心配よりも、今の歯を健康に保つオーラルケアトリートメントを受けて永く健康を保持しましょう。抜けた場合でも、放置すると、その部分の骨も歯肉も小さくた萎縮し、前後の噛みあわせも緩み、上下の顎が変形しひずんだり、最悪顔の歪、首の背骨(頚椎)の歪にまで影響が出てきます。
患者さまのお口の状態によっても、最適な方法というのは若干変わってきますので、当医院、あるいは、お近くの歯科医院に是非いらして頂いて、実際、お口の中を
拝見させて頂き、相談をすることをお薦めいたします。
2005.10.8

歯医者が苦手?
歯医者が苦手で、現在通院している歯医者は、治療中に口を閉じないようにするために器具を噛ませて治療しています。この治療法が苦痛で歯医者に行くのいやです。現在、昔治療した右下の歯の歯茎がはれ、うみは出たようですが違和感があります。通院中の歯医者では一応様子見にしてくれていますが、いずれはかぶせた部分をはずさなければならないといっています。できるだけ早く自分にあった歯医者さんを探しています。

このご指摘の器具が、苦手な方は結構いらっしゃいます。しかし顎が疲れなくて楽だとおっしゃる方もいらっしゃって、歯医者からすれば、唾液もすってくれ、防湿もできるので便利な器具ではあります。苦手な方は、そうお話いただければ、なにもいれない状態で治療も十分可能なので、まずは、いま通院中のドクターか、アシスタントに苦手なことをお話してみてはいかがですか?鼻呼吸が苦手だったり、嘔吐反射が多少ある人は、この器具が苦手ということが、多いものでできるかぎり対応してもらえると思いますよ。そしてドクターと信頼関係が築けると、この器具もあまり違和感なく使えるようになるみたいです。いま、違和感のある歯は、膿がでたことがあるみたいですが、あまり治療を先送りすると、 膿の袋が大きくなって、根の治療が長引いてしまいます。早めに治療をおすすめします。
2005.8.8

痛みのない虫歯?
痛みのない虫歯(黒い点)ができてしまいました。以前1度だけ同じ症状で歯医者に行ったことがあるのですが、小さいからといって「麻酔はいいや」みたいなことを言われて、削られました。ものすごく頭にひびくようにキンキン痛みました。でも、歯医者に行くのが初めてだったのでそういうものだと思い我慢したのですが、はっきり言って歯医者怖いです。こちらは小さな虫歯(痛みがない)でも麻酔してもらえますか??それともやはり、麻酔なしで削るのでしょうか・・・。麻酔の痛みには耐えられますが、以前の削ったときの神経にひびくようなひどい痛みは耐えられません・・・

ホワイトファミリーでは、無痛治療をモットーに治療を進めており、麻酔の針を歯肉に当てるときも、その歯肉の部分ができるだけ痛まないように表面にしびれるお薬を置いてから進めます。ただ削る時の振動やある程度の力がかかってしまうのは、ご了承頂いております。まず、ご来院頂いて、受付にて問診表を書いて頂くときに、その旨お伝え下さい。より慎重に麻酔を行わせて頂きます。
2005.8.5

3MリライX及びスーパーボンドセメント?
貴院では、3MリライX及びスーパーボンドセメントを使っているとありますが、昔からよく使われている刺激臭の強い接着材は何と言う名称でしょうか?
施術時の刺激臭と舌に付着した時のしびれなど、口中にこのような材料を使用するのに抵抗がありました。口中に常に存在し、熱い飲み物やアルコールに曝されている状態で溶出物が常に体内に取り込まれる状況は、記述のアマルガム水銀と同様に不安に思います。樹脂成形の主剤以外でも可塑剤などの生体ホルモンの問題など取りざたされていますが、歯科材料の業界ではどのような状況なのでしょうか?

刺激臭とは燐酸の液使う、燐酸亜鉛セメントでしょうか?保険ではこれがおおく使われています。最近、唾液に溶けるのもかまわず、グラスアイオノマーという、より取り扱いが簡単なやはり液に酸を使うので、硬化するまでは苦く渋いものです。当院では、仮詰めにしか使いませんが。すべて良しといえるものは無いですね!!。金属も歯科用合金で、銅から亜鉛、など、あらゆる非金属はイオン化して体内に入ります。セメントなどはほんのすこしの露出ですがメタルは、かなりの面積です。でも、食事や日ごろの歯磨き、お水、雨や空気から入る化学物質の量はこれよりも大きいかもしれません。予防するには、南半球に住んで、虫歯にもならぬようにしっかりメンテすることです。
2005.6.6