新百合ヶ丘駅前・ホワイトファミリー歯科


「マイタウン」掲載記事より

2019年12月15日号 マイタウン掲載
感染と繁殖@

 お口の中にいるバイ菌は30年前は400種でしたが、今は2000種類とも言われ、年々その新種が見つかっています。しかも、真菌などのカビ菌までいます。毎日フロスや歯ブラシで手入れするのは、バイ菌を増やさないように定期的に除去するためです。虫歯菌は大きさ3ミクロンの連鎖球菌で、これら動かない菌群は食後1時間で1万倍に増殖しながら、酸とデキストランというゼリー粘液を排泄して、歯の間・根元や粘膜表面にバイオフィルム膜(菌膜)を作ります。やがて分厚く繁殖したバイオフィルムの中には嫌気性の鞭毛菌や、らせん運動をするスピロヘーターなど、唾液中や体内に時速換算で800キロというジェット機のスピードで移動する嫌気性菌たちが情報交換しながら増えていきます。病原性が増悪するので、増やさないような早めの手入れが大切なのです。1日2回の歯ブラシで大丈夫? 正しい歯磨き指導を受けましょう。

 
2019年12月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係I

 医療安全を考えた予防歯科、長期耐久性longevityと医療安全を目標にした治療を受けましょう。無意識のうちに行っている低位舌ポジション。舌筋肉のエネルギー消費が少なくなっている状態なので、やがて舌肥満となります。顎下の首筋に重くなった舌筋肉が乗ることで首にシワができ、二重顎にもなります。舌の肥大化は気道閉塞感を強め、呼吸不全も常態化します。血液中の酸素濃度の低下は、脳と全身の極小毛細血管の消失や栄養素の不完全燃焼を起こし、多くの病気の原因となっていきます。口呼吸は、脳の機能熱の冷却不足で酸素不足と一緒に脳機能の低下を招き、子どもでは発達障害などの総合障害を、老人でも記憶障害・認知障害を起こします。米国の調査では、子どもたちの92%にこのような状態が発生していると報告されています。私たち大人をはじめ、子どもたちの早期の舌トレを含めたオーラルフレイルの予防が急務です。

 
2019年11月15日号 マイタウン掲載
かみ合わせ治療とオーラルケア改善C

 歯や骨のベースはコラーゲン繊維なので弾力がありますが、ミネラルが沈着し結晶化していくことで硬くなります。咬合圧により歪んだり変形したりすると、濡れスポンジを絞ると出る水のように咬合圧でミネラルが抜け、脱灰(虫歯や酸蝕)が起きます。脱灰は特に歯の間の根元に起きやすく、歯周病が進行するのもこの隣接面の歯周ポケットなのですが、歯ブラシや歯間ブラシでは届かないのです。接触点から根元の歯の隣接面をきれいにし、歯をすり減らさずに安全にケアできるのは糸ようじ(フロス)です。歯間ブラシ・タフトブラシ・電動音波・エアーフロスでもありません!
 「正しいフロスの動かし方」で、特に危険な小臼歯や奥歯7番も3DーXフロスケア法によって簡単に、歯に安全なケアを行いましょう。自費で修復したのに保険治療並みの耐久性にならないよう、正しいオーラルケアをしましょう!

 
2019年11月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係H

 医療安全を考えた予防歯科、長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。無意識のうちに行っている低位舌ポジション。舌筋肉のエネルギー消費が少なくなっている状態なので、やがて舌肥満となり脂肪細胞が増えます。顎下の首筋に重くなった舌筋肉が乗ることで首にシワができ、二重顎にもなります。舌の肥大化は気道閉塞感を強め、嚥下障害が発生し、呼吸不全も常態化します。血液中の酸素濃度の低下は、全身の極小毛細血管の消失や代謝不全によって栄養素の不完全燃焼を起こし、多くの病気の原因となっていきます。また、脳の機能熱の冷却不足や酸素不足は、脳機能の低下を招き、記憶障害・認知障害を起こします。米国の調査では、子どもたちの92%にこのような状態が発生していると報告されています。私たち大人をはじめ、子どもたちの早期の舌トレを含めたオーラルフレイルの予防が急務です。

 
2019年10月15日号 マイタウン掲載
かみ合わせ治療とオーラルケア改善B

 歯を削る(形成する)ときに難しいのは、歯と歯の隣接面の歯肉縁に沿ったラインです。削る前にフロスケアができていて、健康な隣接面歯肉でポケット内粘膜も健康であれば、出血浸出液はありません。丁寧な形成で歯の根元の脱灰ラインを修復がカバーし、咬合圧で浮き上がったり曲がったり、残したエナメル質にヒビが入る形成型でなければ、仮歯で6か月以上問題ありません。しかし脱灰ラインを残し、歯肉縁上に形成ラインがあったり、フロスケアができておらず、隣接面歯肉が歯周炎の場合、形成後の歯型取りが出血浸出液によって妨害され、ミクロン単位で細かくできません。そのため、できた修復物は自費であろうと大雑把な縁形状になり、セット後すぐにばい菌の温床になります。数年後には脱灰むし歯や、隣接面の歯槽骨吸収の進行と隣接根面露出による根面むし歯だけでなく、菌繁殖で心臓病や脳内出血の原因となり得ます。

 
2019年10月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係G

 医療安全を考えた予防歯科、長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。口呼吸は無意識のうちに行っています。鼻の気道粘膜がうっ血すると、1回の呼吸換気量が不足し、血液酸素濃度が下がります。1日に数万回は呼吸するので、全身の臓器や筋肉組織内の酸素不足はエネルギーの不完全燃焼を起こし、各臓器は機能が低下します。特に脳は咬合筋・側頭筋や、喉の筋の硬直化と鼻呼吸による脳の機能熱の冷却がされないため、オーバーヒートして、処理速度の低下やフリーズ状態を起こし始めます。視床下部・脳下垂体・脳幹に溜まった熱は、非常にリスクが高く、全身の機能障害の発症へとつながります。関節包内の軟骨細胞でも、酸素不足は軟骨細胞の壊死による全身各所の関節痛を引き起こします。低位舌は奥歯の歯型が舌に付き、口内炎や舌がんを発症しやすくします。舌を口蓋の天井に押し付ける筋トレで、舌肥満を解消しましょう。

 
2019年9月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係F

 医療安全を考えた予防歯科、長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。口呼吸は無意識のうちに行っています。鼻の気道粘膜がうっ血している状態では、1回呼吸換気量が不足し、血液酸素濃度が下がります。1日に数万回は呼吸するので、全身の臓器や筋肉組織内の酸素不足は、エネルギーの不完全燃焼を起こし機能が低下します。脳は口からの呼吸を指示し、低位舌は奥歯の歯型が舌に付き、口内炎や舌がんを発症しやすくします。舌は口蓋の天井に押し付けられ、筋力を使い頭蓋の前脳の重さや不安定な頚椎を支えますが、それがない低位舌では、奥歯の接触が増え、咬合圧による咬耗やヒビ、歯周病の重症化などが起き、常に咬合筋・側頭筋が緊張して頸部筋群が凝り、頭皮・毛根の循環障害、酸素欠乏による薄毛・白髪の増加につながります。低位舌・歯並び・かみ合わせが原因で、酸素欠乏から慢性的な疲労傾向が強まるのです。

 
2019年8月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係E

 医療安全を考えた予防歯科。長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。口呼吸は全く意識しないで行っています。気付かずに鼻の気道粘膜がうっ血している状態では、酸素不足で、脳は口からの呼吸を指示し、低位で下顎の中に押し下げて呼吸量を確保しようとします。舌筋も、この低位舌ポジションの方が筋力を使わず楽なのです。長時間低位舌状態で、筋力の低下と脂肪の増加で、喉の舌根部の気道を狭くすることになります。喉の狭窄状態を広げるため、顔を前方に出す姿勢、ストレートネックで猫背姿勢を作り出します。猫背姿勢は、舌の位置を正しいポジションに戻し、鼻呼吸をしないと治りません。キーワード「アデノイド顔貌」。喉の部分に舌が落ち込んで、下顎ラインも無くなります。鼻呼吸では、脳の冷却が行われますが、口呼吸では脳の機能熱がたまり。脳幹、視床下部、脳下垂体の機能が衰えてくるので、当然、副腎皮質系の問題も積み重なります。

 
2019年7月15日号 マイタウン掲載
かみ合わせ治療とオーラルケア改善A

 口に症状を感じ、来院する場合、入れ歯・怪我・虫歯の治療・感染した根の治療が多く、保険治療もそれぞれしっかり対応しています。歯周病は5歳の子どもから日本人の90%以上が感染発症していますが、症状がなく歯肉からのわずかな出血があったりする程度。40歳を超えてからかみ合わせの変化や、歯が割れたり歯列が開いて気づきますが、遅すぎます。
 歯周病初期予防の大切な学童期に保険対応の治療目的ではなく、歯周病で来院することも今までは少なくて、虫歯治療の時に指摘されても、症状がないので治療動機になりにくい病気です。歯周病の予防改善には、長いキャリアで卓越した指導や管理が必要で、時間もかかります。患者さん自身の意識の変化がなければ一時的に殺菌消毒する3DSも、虫歯治療や指導も、数か月後には再感染発症になります。健康状態を定期的に診てもらう歯科ドッグメンテが大切です。

 
2019年7月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係D

 医療安全を考えた予防歯科。長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。口呼吸は全く意識しないで行っている場合がほとんどです。幼少期、鼻の奥のアデノイドリンパがアレルギーや、カゼなどの鼻炎で肥大になったり、鼻の気道粘膜がうっ血している状態では、無意識に鼻が詰まっています。そのため脳は酸素不足を感じ、無意識に口からの呼吸を指示して、舌位置を下顎の中に押し下げて呼吸量を確保しようとします。舌筋も、この低位にあるポジションの方が筋力を使わず楽なのです。長時間舌が低位ポジションにある状態が、喉の舌根部の気道を狭くすることになり、さらには、喉の狭窄状態を広げるために、顔を前方に出す姿勢、ストレートネックが猫背姿勢を作り出します。猫背姿勢は、舌の位置を正しいポジションに戻し、鼻呼吸をしないと治りません。キーワード「アデノイド顔貌」で画像検索をしてみてください。

 
2019年6月15日号 マイタウン掲載
かみ合わせ治療とオーラルケア改善@

 歯周病の人や奥歯が入れ歯の人、または、奥歯を抜いたまま放置していた人、70歳を超えた人でも、オーラルケアを受けて歯周病をコントロールし、かみ合わせの調整をしながら、入れ歯を使いながら矯正治療をすることで、若返らせることができます。かみ合わせの調整をすることで、首のラインがきれいになり、ホウレイ線も薄くなり、目の表情までも生き生きしてきます。さらに、唇や舌トレーニングを続けると、入れ歯の安定も増し奥歯のかみ合わせも良くなるので、脳活動が活性化して認知機能や身体機能も回復して若返るようです。
 オーラルケアを続けることで、大腸ポリープが消えた、便秘・胃腸の不良も改善、肝機能のデータが改善、1年くらいで自然に体重が減少、コレステロール値も改善したなど、歯周病連鎖の改善はすごいものがあるようです。

 
2019年6月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係C

 医療安全を考えた予防歯科。長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。口呼吸は全く意識しないで行っている場合がほとんどです。片鼻詰りで低位舌のポジションで生活を続けていると、上歯列は頬筋の作用で犬歯間幅径が狭窄し、前歯は出っ歯に重なります。舌スペースが前方で狭く、下顎歯列は低位舌の圧で奥歯が低く押され、下犬歯内側に骨の隆起が発生します。幅も狭く、咬合高径も低くなり、舌の先端と後端の舌根部のスペース不足で咽頭部の気道閉塞も強まります。鼻呼吸なら広い鼻腔で温まり、脳の機能熱冷却で温まった湿気のある吸気はゆっくり広い気道を通りますが、口呼吸では狭い口の中を乾いた冷たい呼気が、狭い咽頭を台風のような速度で通過するので、繊毛が荒れて痰が絡み咳が止まらない喉の違和感が長期間続いたり、喘息気味になります。咬合治療と舌トレーニングで改善します。

 
2019年5月15日号 マイタウン掲載
完全に歯周病感染をなくす方法とは?F

 昨年より続いてきたこのシリーズも今回で終了です。正しい磨き方ができていないために、多くの人が自分だけの大事な歯と身体を駄目にしています。10代、20代の若い時にしっかりオーラルヘルスケアを受けていただければ、必ず将来、虫歯や歯周病は避けられます。40歳からの人生で80歳まで自分の丈夫な歯でしっかり強くかみ、何でも食べられる歯を保てます。たかが歯磨きなのですが、何十年の間に大きな差となります。
 当医院では30年間に2万8千人以上の患者さんと接し、指導してきました。中にはもっと早くに知っていれば…と言う人がいますが、今からでも決して遅くはありません。本当のオーラルヘルスケアは、口の中だけでなく、身体の中・脳の中・血液がきれいになって10年若返ります。かみ合わせも治してあらゆる体調不良が治り、生き生きしてくる患者さんを多く拝見しました。

 
2019年5月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係B

 医療安全を考えた予防歯科。長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。口呼吸は全く意識しないで行っている場合がほとんどです。学童期の鼻詰まりが癖になって、低位舌のポジションで生活を続けていると、上顎の歯列は、頬筋の力だけがかかり、6番から3番までが狭窄して、前歯は出っ歯が重なります。下顎歯列は低位舌の圧で奥歯が低くなり、低くした舌の先端と後端の舌根部の肥大で、下前歯の前突や挙上と、咽頭部の気道の閉塞感も強まり、通常の呼吸では狭窄した気道のため、無意識に首を前傾させ、ストレートネックで猫背の生活姿勢になっていきます。これらは、早いと5歳くらいから始まっている子どももいます。原因は鼻詰まりからの口呼吸の癖です。これで歯並びも悪くなり、猫背でアデノイド顔貌になっていきます。これらを直すのが、矯正であり、舌のポジショントレーニングです。

 
2019年4月15日号 マイタウン掲載
完全に歯周病感染をなくす方法とは?E

 テレビでプラーク除去率が90%以上という反復回転タイプのカップブラシの電動歯ブラシのCMをよく見かけます。この反復回転ブラシは歯の根元の部分をよく擦るので、歯の喫状欠損や強く当てて横移動させる場合は歯肉に傷が付き、歯肉退縮やクレフトという切れ込みができます。同じ電動でも音波歯ブラシでは、毛先が全て極小の振動をしているので、反復回転カップブラシの電動のような弊害は起き難いです。しかし、電動毛先は非常に高速で微振動しているので、歯磨きクリームに美白成分・フルーツ酸・シリカ・炭・炭酸カルシウム・無水ケイ酸などの研磨、清浄材、ラウリル酸などの界面活性の発泡剤が入っていると、エナメル質が薄くなり、10年後には喫状欠損で知覚過敏、歯肉退縮で根面露出となってしまいます。電動歯ブラシの移動は横にしてはダメです! バーチカルスキップブロッティングという動かし方で移動しましょう。

 
2019年4月1日号 マイタウン掲載
舌がんのできやすいお口とは?

 最近の20年間でも、20代の人の口腔がんの発生が2倍近くに増えています。口腔がんの原因は刺激ストレス、慢性炎症です。ウイルス感染の関連も言われています。飲酒や喫煙・歯並びが悪い・歯列幅が狭い・奥歯に金属修復があり、舌や歯茎に触れている場合。定期的に歯科検診にかからず、自己流で歯みがきをしているためオーラルケア不足で、バイオフィルムが奥歯や見えない部分に残っている。そういった複合条件が重なると、舌が擦れている側面に舌がんが発生する誘因になると考えられます。他にも口腔内がんは、頬の粘膜上皮がん・歯肉がん・顎の骨のがん・歯自体のがんなど多数あり、治療は外科的切除を行い、顔面の多くの部位や口の内部、喉の部分までなくなり、見た目や機能など社会復帰が大変です。いずれも自覚症状や痛みも少なく、初期の段階では自分では気がつきにくいので、定期的に歯科検診でチェックしてもらうことをおすすめします。

 
2019年3月15日号 マイタウン掲載
完全に歯周病感染をなくす方法とは?D

 歯を食い縛る、歯ぎしりをするなどの癖がある人の歯のエナメル質を顕微鏡で見ると、目では見えないヒビが多数見られます。歯に外傷性破壊を起こすtooth contact habit(TCH)の癖がある人が、界面活性剤(ラウリル酸)を含んだ歯磨剤や、歯を白くすると謳った研磨や吸着、美白ビーズという無水ケイ酸シリカや炭酸カルシウム、ハイドロキシアパタイトを含む歯磨剤で毎日手入れをしていると、マイクロクラックという目に見えないヒビが成長して、優しいはずの研磨・美白成分や清浄剤が作用し、歯が溶けるように崩れていきます。数年使っていると歯の根元のエナメル質がなくなり、Ph6.5でカルシウムが溶け象牙質が露出し知覚過敏で歯がしみます。歯のかみ合わせ面がすり減り、顎のかみ合わせも偏って低くなります。頭がい骨の重さが頸椎に掛かり、バランスが崩れ、頸椎軟骨に障害が出たりします。これらの原因TCHを予防するのが、舌トレーニングです。

 
2019年3月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係A

 医療安全を考えた予防歯科。長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。使われる材料の安全も必須です。水銀を含む金属や保険のパラ合金は発がん性があり、携帯電波に反応して体内・脳活動にも影響します。平衡感覚の弱体化や筋力低下で、ちょっと押されただけでも転びやすくなり、駅ホームの転落や自転車事故につながります。歯は鼻とともに呼吸と咀嚼と嚥下、発音や頭蓋の位置安定維持に重要な役割を持ち、三叉神経を通じて脳活動に影響しています。無意識に口呼吸をしている人は、アデノイド顔貌になります。歯並びも悪化して口の周りや頬の筋肉が緩み、下膨れ顔に下顎後退や上顎出っ歯で、ほうれい線や二重アゴ、首のシワが増えます。歯周病も小さい隠れ虫歯も症状がなく「病巣感染」として、30歳以降の病気の元です。口呼吸から全てが始まっていると言えるくらい怖いものなのです。顎関節症だけではありません。

 
2019年2月15日号 マイタウン掲載
完全に歯周病感染をなくす方法とは?C

 毎日使う歯ブラシや歯磨き剤には、歯をすり減らし酸蝕を進める危険性があります。歯を強くするというフッ素配合は良いのですが、歯を白くツルツルにする成分のシリカ、ポリリン酸、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト類)、炭、顆粒、塩という成分は、溶けたり細かく砕ける時に、酸で弱くなった象牙質やエナメル質を減少させます。磨くとは言わずに、吸着や絡め捕るという表現に気を付けてください。やさしく研磨した後のツルツル感も10年間毎日使うと歯はすり減ってきます。「リンゴ酸(清掃助剤)が歯の黄ばみ(着色汚れ)を浮き上がらせて、ホワイトリセット顆粒(清掃剤)でスッキリ落とすホワイトニングハミガキ」と表現されている歯磨き剤は、毎日使わないようにしましょう。そういう歯磨き剤は週に1回程度で充分です。歯を白くするなら、衛生士のプロケアが安全です。

 
2019年2月1日号 マイタウン掲載
口呼吸の弊害と歯並びの関係@

 医療安全を考えた予防歯科で、50年後のあなたのお口の中の安全を目標にした治療だけを受けましょう。使われる材料の安全も必須です。水銀を含む金属や保険のパラ合金は発がん性もあり、携帯の電波に反応して体内影響・脳活動への影響などから、平衡感覚が弱体化して転びやすくなります。また、筋力が低下してちょっと押されただけでも転びやすくなり、駅ホームの転落や運転事故につながります。歯は鼻とともに呼吸と咀嚼と嚥下、発音や頭蓋の位置安定維持に重要な役割を持ち、三叉神経を通じて脳活動に関与しています。無意識に口呼吸をしている人は、アデノイド顔貌になります。歯並びも悪化。口の周りや頬の筋肉が緩み筋肉が低下し、ほうれい線や二重アゴ、首のシワが増えます。歯周病も小さい隠れ虫歯も症状がなく「病巣感染」として、30歳以降の病気の元です。口呼吸から全てが始まっていると言えるくらい怖いものなのです。顎関節症だけではありません。

 
2019年1月合併号 マイタウン掲載
鼻呼吸と歯並びの関係A

 医療安全を考えた予防歯科で、50年後のあなたのお口の安全を目標にした治療を受けましょう。使われる材料の安全も必須ですが、歯は鼻とともに呼吸と咀嚼と嚥下、発音や口蓋の位置安定維持に重要な役割を担っています。鼻呼吸ができず口呼吸をしていると、口内の細菌やウイルスが増加し、鼻腔の奥・上咽頭にあるアデノイドリンパが肥大して、口呼吸の癖がつく場合が多いのです。お口に虫歯や歯周病菌感染がある状態がいかに全身的に怖いものか。口呼吸を無意識にしているため、口の周りや頬の筋肉が緩み筋肉が低下し、顔つきがアデノイド顔貌(アデノイドが肥大している特有顔)と呼ばれる様相になっている人が多いことが分かるはずです。キーワードは、「アデノイド顔貌」「病巣感染」で検索してください。
 30歳以降の病気の元は、口呼吸から始まっていると言えるくらい怖いものなのです。顎関節症だけではありません。

ホワイトファミリー歯科    神奈川県川崎市麻生区上麻生1-17-1 WTC新百合丘ビル3F