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お口にまつわる記事からいろいろ抜粋しています。
皆さんの快適なデンタルライフの参考にお役立て下さい。


 

vol.15
-全身分析!悪いかみ合わせが原因の、トラブルいろいろ。 -

悪い「かみ合わせ」が引き起こす、体調不良を徹底図解。
誰しも思い当たる疾患がズラリ。参考にしてみて。

頭痛 片頭痛のような痛み。ひどくなると、がまんできないほど。でも、慢性的に痛む場合は、脳の疾患の疑いもあるので、自分で判断しないで専門医にかかって。

顎関節症  顎の関節は両耳下のすぐ前あたりにあり、指をあててみると、場所がよくわかる。この顎の関節の病気が顎関節症だが、さまざまな症状があるので、この症状が顎関節症である、といい着ることは、なかなか難しい。症状師のひとつに、口を開けると痛い、口を開くと関節から音がする、口が開かない、といったものがある。原因としては、かみ合わせの不良、歯ぎしり、かみしめ、骨格の異常、ストレスなどが考えられる。特に、仕事でコンピューターを使ったり、デスクワークや細かい作業で下を向くこと多い人は、顎をかみしめることが多く、顎関節症になる危険性が高い。仕事の合間にストレッチをするなど、自分自身で病気を予防するように心がける必要がある。  また、痛みを感じる場合には、暖めたりすると痛みが和らぐこともあるので、思い当たる人は試してみて。 口が大きく開き、関節で「カクッ」と音がする程度なら、まだ軽症。病院に行く必要はない。口があまり開かず、無理に開こうとすると痛みをともなう場合は、病院へ。

婦人科系のトラブル  からだ全体のバランスが崩れてしまうことで、ホルモンのバランスも崩れてしまい、人によっては生理痛などの婦人科系のトラブルをいろいろと抱えてしまうことがある。

むし歯  歯並びが悪いと、歯磨きのときにすみずみまできれいにするのは難しい。そのため、歯垢を磨き残してしまうことが多く、それが原因でむし歯ができてしまう。

口臭  内臓疾患の場合に口臭がひどくなることが知られているけど、むし歯や歯槽膿漏からも起こる。からだの調子が特に悪くもないのにひどい口臭がする場合は、疑ってみて。

歯槽膿漏  症状としては歯磨きのときの歯茎からの出血、歯茎のはれ、歯がぐらぐらする、といったものがある。病状が進行すると、歯が抜けてしまうことも。

のどが詰まった感じ  人によって感じ方が違うが「飲み込みにくい」という病状もある。「なんだかのどが苦しい」。そんなときは、かみ合わせが原因の筋肉の緊張を疑ってみては?

肩こり  運動やマッサージをしたりして、自分なりに努力してもいっこうに改善しない頑固な肩こり。鏡で自分を見てからだがゆがんでいたら要注意。

手足のしびれ・むくみ  正座して足がしびれる、水分の摂りすぎで足がむくむなんてことは当たり前。でも、そういう一般的な原因に心当たりがなく、病状が長引く場合は、可能性がある。

かみ合わせの治療には、口コミ情報が大切。
現在、かみ合わせの治療に関しては、考え方がたくさんあり、その治療の仕方も医師によってかなり違う。それというのも、かみ合わせの治療法には、まだ統一した見解がないためだ。  

また、患者それぞれの症状や体質によっても治療の仕方が変わってくるため、医師にとってその診断は非常に難しいといえる。  

そのため、「ここに行けば絶対に治る」といいきれる病院もいまのところないのが現状。治療を希望する場合も、評判や口コミに頼らざるえない。治療を希望する場合は、いくつかの病院を回ってみることも必要かも。  初診のさいに、患者にどんな症状が、いちから、何をきっかけにして起こったのかなど詳しいことを聞き、病状に関してシロウトにもわかりやすく説明してくれる、そんな医師が望ましい。また、検査や治療を行うときに、どういう治療をなんのためにするのか、ということをちゃんと聞いておくのも、自己責任のうちだ。

歯並びの治療に向いた時期とは?
歯並びの治療に向いた時期、というのもあるそう。矯正の治療というのは、歯を抜いたりすると、けっこうダイナミックなこともする。そのため、その変化にからだがついていかず、かえってストレスがたまってしまうこともある。また、スプリントなどを使うかみ合わせの治療は保険がきくが、矯正の治療は保険がきかないということもある。心身ともに健康で、生活も安定している時期が、最も治療に向いているといえる。そしてなにより、病院に駆け込む前に、その症状が一過性のものかどうか、ひと呼吸おいて様子を見てから行くことも大切。


-もう関係なし、といっていてはだめ。
未来のわが子のため知っておきたい小児歯科。-

歯磨きが自分でできるようになるまで、子供の歯をむし歯から守るのは親の役目。
小児歯科はそれをサポートするところ。
三つ子の魂ではないけれど、小さいときの習慣は一生を左右するもの。
この時期のケアが将来の歯の健康を決める。


妊娠がわかったときには、もう乳歯ができ始めている。

乳歯ができ始めるのは胎生21週目くらい、ちょうど妊娠2〜3か月あたりのこと。つまり「できたかな?」と思ったときには、もう着々と形作られている。  この乳歯は、お母さんが食べている毎日の食事からの栄養で作られる。だからバランスのいい食事を心がけていればまず大丈夫だ。  よく「子供を産むと歯が弱くなる」というけど、お母さんの歯や骨のカルシウムが赤ちゃんに取られるなんてことは、栄養状態のよくなった現代では、ほとんど起こらない。むしろ嗜好が変わって、甘いもの好きになったり、つわりで歯磨きがおろそかになったりして、歯周病やむし歯になってしまうのだとか。お母さん自身が歯の健康に関心が薄いようでは、子供の歯だって守ってやれない。  妊娠中は、自分の歯の健康を守ることにも熱心になろう。

3度の食事をきちんと食べること、これが乳歯のむし歯予防の基本。 

大人の感覚だとむし歯の原因は歯磨き不足という気がするけど、子供の場合、むし歯の原因はむしろ普段の食事のなかにある。  特に生活のリズムが大人に近づいて1日3回の食事になる1歳前後はむし歯予防のひとつのポイント。おやつを与えるにしても、決まった時間に与えるようにして、だらだらと口の中に物があるというようにしないことが大事。  いつが食事なのかわからないような食生活になってしまうと、口の中がいつも酸性に傾き、むし歯になりやすい状態になってしまう。

乳歯がガイドしてきれいな永久歯が生える。

 乳歯は永久歯が生えるまでの仮の歯、なんて甘く見てはいけない。  食物をかむという点では、消化機能の一端だし、あごや顔の形にも影響する。何より永久歯の歯並びを決定的に左右するのが、乳歯の歯並びなのだ。むし歯などで乳歯が抜けてしまうと、その部分だけ早めに永久歯が生えてきて、歯並びが乱れてしまう。  だから、子供の歯並びをきれいにしたいと思ったら、まず乳歯を大切にしよう。  乳歯が生え揃っている状態を保つには、とにかくむし歯にしないこと。乳歯がひどいむし歯になると、痛くてよくかめないために偏食がちになったり、かみ方に変な癖がついたりすることもある。  食べ物をよくかんで食べる習慣は、歯の健康にもかかわってくることなので、注意してあげたい。また、乳歯を早く失うことで、言葉の発音が不明瞭になるといった弊害もある。

→最初に出てくる下の前歯。このようにハの字形だったり、2本くっついていたりする場合もあるが、ほとんどは問題ないことが多い。気になるなら小児歯科で経過を見てもらうようにするといい。

 

 

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