東京のインフルエンザ:注意報レベル超
 

インフルエンザ:注意報レベル超 学級閉鎖も /東京

 都は17日、定点医療機関(411カ所)から報告があったインフルエンザ患者数が、13日までの1週間に注意報レベル(10人)を超え、14・3人に達したと発表した。先月中旬の流行入り以降急速に患者が増えており、こまめな手洗いや室内の加湿など予防策の徹底を呼び掛けている。

都によると、注意報レベルに達した時期は昨年とほぼ同じで、検出されたウイルスは93%がA香港型。都内では今季、87件の集団感染が報告され、特別養護老人ホームや学校での発生が目立つ。この1週間で6校が学級閉鎖など臨時休業の措置を取ったという。【佐々木洋】




2012年1月18日 提供:毎日新聞社