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1.セルコンZ冠 2012-12

セルコンZ冠

セルコンZ冠クラウン&ブリッジ治療に
新しい選択肢
金パラからセルコンZ冠へ

"セルコンZ冠"とは新素材、
"セルコンht"と先端デジタル技術で
製作するからだにやさしい、
低価格のフルクラウン&ブリッジです。セルコンZ冠

セルコン (セルコン ジルコニア セラミックス)
セルコン ジルコニア セラミックスは、スイスのチューリッヒ工科大学とドイツのデグデント社(現デンツプライ社)によって開発された酸化ジルコニウム(ジルコニア)含有の歯科補綴材料です。金属と同等の強度、セラミックの生体親和性、審美性を有するため、金属アレルギーを心配されている患者様や審美を求める患者様へ、オールセ ラミックスのクラウン&ブリッジの歯科補綴治療を実現しました。


セルコンZ冠

●製品の特徴

透明感のある白い歯に
従来のジルコニアとセルコンZ冠の光透過性比較


セルコンZ冠 セルコンZ冠

Z冠の種類と用途
スタンダード(ホワイト・ライト・ミディアム)とプレミアム2種類選択可能

セルコンZ冠

丈夫で長持ち

セルコンZ冠



天然歯の削除量が少ない
保険クラウンの50%以下

セルコンZ冠

対合歯の負担が少ない
磨耗試験による試験体と対合歯の接触面

セルコンZ冠
セルコンZ冠

<各種クラウンの臼歯としての比較>

セルコンZ冠

・患者様の口腔内の状態によって最適な差し歯やかぶせ物は変わります。
・また、各料金は口腔内の状態や仕上げにより異なります。

<臨床例>

セルコンZ冠

セルコンZ冠


高い強度と長期安定性
酸化ジルコニウムを主原料としたセルコンベースで製作した修復物は、曲げ強度が900MPa、弾性係数が210GPaと非常に高く、前歯部のみならず、臼歯部のロングスパンブリッジにも適応が可能です。
また従来の酸化アルミニウムは、経年変化により破折危険な強度まで落ちてしまいますが、酸化ジルコニウムは、結晶構造が緻密なため、耐久性と耐腐食性に優れ経年変化後も臼歯部ブリッジに必要な強度を維持します。

セルコンZ冠 セルコンZ冠 セルコンZ冠
酸化アルミニウム結晶構造   酸化ジルコニウム結晶構造

セルコンZ冠


酸化ジルコニウム 曲げ強度 (Mpa)
べニアリングセラミックス 80〜100
プレッサブルセラミックス 120〜300
アルミナセラミックス 500〜600
セルコン ジルコニア 900〜1200
セラミックス



優れた審美性
セルコン ジルコニア セラミックスを使用して製作した修復物は、天然歯に近い審美性を有します。メタル セラミックスの治療を施した左の写真では、修復物から金属イオンが溶け出しマージン部が黒く変色していますが、金属を一切使用しないセルコン ジルコニア セラミックスを使用した右の写真では、マージン部分の歯肉も健全な状態のまま審美性が保たれています。

セルコンZ冠 セルコンZ冠
メタルセラミックス
による治療
セルコン ジルコニア
セラミックスによる治療

優れた生体親和性
セルコン ジルコニア セラミックスにて製作した修復物は、金属を一切使用しないため、優れた生体親和性を有します。左の写真では、口腔内の修復物の金属成分がアレ ルギーの原因となり、手のひらに影響が出ています。一方右の写真では、金属を口腔内から撤去することにより、アレルギーが解消されました。また、既に装着 されている修復物に含まれる金属との相互作用も報告されておりません。

セルコンZ冠

【写真提供】東京医科歯科大学 三浦宏之 教授

高い安全性
衛生面では、下の写真が示すように、酸化ジルコニウムは純チタンと比較して表面性が滑らかなため細菌の付着が少なく、安全性に優れています。

セルコンZ冠 セルコンZ冠
純チタン 酸化ジルコニウム
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2.セルコンht+新色 2011-12
セルコン
セルコン
 
高い光透過性
セルコン 高い光透過性従来のセルコンベースより高い光透過性。
より天然歯に近い色調表現を可能に。





高強度による長期安定性

従来のセルコンベースと同等の強度を持つため、咬合調整分0.1mmを含めて必要な厚みはわずか0.5mm。幅広い症例に対応可能。
Source: University of Siegen, Germany, 2011


対合歯を摩耗させにくい
セルコン 対合歯を摩耗させにくい
  製作期間の短縮
歯科技工所内ですべての工程を行なう事が可能。納期の短縮を実現。セルコン 製作期間の短縮
セルコン
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3.セルコンの特徴

信頼の理工学物性 -強度-
酸化ジルコニウムを主成分としたセルコンベースで製作した補綴物が、臼歯3本ブリッジにまで耐えられるのは、900Mpaという曲げ強度と210Gpaの弾性強度をもっているからです。また、酸化アルミニウムなどに比べて結晶構造が緻密なため、耐久性と耐腐食性に優れており経年変化後も強度を保持し続けます。

美しさの追求 -審美-
白色のセルコンベースの上に、セルコンスマートセラミックスで製作された修復物は、金属の裏映りがなく自然な美しさが再現できマージン部の黒色がありません。

実績の安全性 -生体親和-
ドイツでは2002年にデグデント社より発売されたセルコンスマートセラミックスは、既に世界で800台以上が導入され、現在も多くの臨床例が積み重ねられていており人工関節やスペースシャトルの耐熱タイルなどにも使用され、医療の分野では長年使用されている材料で安全性が証明されています。また、金属をしようしないため金属アレルギーの心配もありません。


 

ジルコニア製品化へのあゆみ
 
ージルコニアのエキスパートデンツプライの歴史ー
1889年
デンツプライ誕生、人工歯とともに企業発展
1959年
デンツプライ セラムコ社による真空焼成用焼付陶材の市販、その後40年にわたる金属に変わりうるクラウンやブリッジの探求。そして…
1998年
チューリッヒ工科大学とデンツプライ デグデント社との共同開発により、酸化ジルコニウム含有の補綴治療材“セルコン”誕生
2005年
日本初のジルコニア セラミックスを使用した補綴材料セルコンの薬事承認取得
2007年
セルコンは全世界270万を超える症例、10年の口腔内臨床実績
 
ジルコニア素材の特徴
 

優れた安定性
ジルコニアを主原料とする修復物・製品の曲げ強度は900MPaです。ジルコニアは結晶構造が緻密なため耐久性・耐腐食性、及び長期安定性に優れております。

優れた審美性
ジルコニアで製作された修復物・製品は、天然歯に近い優れた審美性を有します。右の写真は、セルコンスマートセラミックスにより製作されたフルマウスの症例です。
優れた生体親和性
ジルコニアで製作された修復物・製品は、金属を含まないため、優れた全体親和性を有します。右の写真は、口腔内の金属製修復物がアレルギーの原因となり、手のひらに影響がでた例です。金属を撤去することで、アレルギーが解消されました。
高い安全性
右の写真が示すように、ジルコニアは、チタンと比較して表面性状が滑らかなため細菌の付着が少なく、より安全性に優れています。


ジルコニアは、セルコンベースの原材料です。この材料の強度は、ハイカラットの高強度歯科用金合金に近似しています。セルコンベースは、広範囲な症例に適応することができます。

テクニカルデーター
組 成
熱膨張係数(CTE)
10.5(25〜500℃)
ジルコニウム酸化物
<92%
色調
イットリウム酸化物
5%
曲げの強度
約900Mp
ハフニウム酸化物
<2%
弾性係数
210Gpa
アルミナ+シリカ
<1%

構成名
性状
成 分
オペーク
ライナー陶材
ペースト)
アルミノけい酸ガラス、着色ガラス、グリセリン、プロピレングリコール、その他
マージン陶材
アルミノけい酸ガラス、着色ガラス、その他
ボディー陶材
アルミノけい酸ガラス、着色ガラス、その他
サーピカル
トランス陶材
アルミノけい酸ガラス、着色ガラス、その他
コレクション陶材
アルミノけい酸ガラス、着色ガラス、その他
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4.セルコン『オールセラミックス』とは?
 

セルコン『オールセラミックス』とは、CAD、(セルコンアート)CAM、(セルコンブレイン、クリーン、ヒート)システムを使い酸化ジルコニウムを、主成分としたブロック(セルコンベース)を削りだしたフレームに陶材を焼き付けたクラウンでメタルを使用しないオールセラミックスクラウンです。


酸化ジルコニウム 強度ではメタルと同程度の強度を持ち、セラミックス本来の審美性、生体親和性も兼ね備えたオールセラミックスクラウンです。白いメタルとも言われます。


 

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5.セルコン製作による症例写真
※下記写真はいずれもセルコンスマートセラミックスにて製作
 
症例写真

冠やブリッジによる治療
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6.セルコン製作のステップ
 
セルコンはCAD/CAMを使い、模型から支台歯をスキャニングし、高性能ミリングマシーンで補綴物を製作できますが、ワックスアップしたものをスキャニングする「クラシックテクニック」にも対応出来ます。
 
 

オールセラミックス種類と特徴

セルコンベース
(ジルコニア)
酸化ジルコニウム89.2%のフレームに陶材を焼き付けたもので曲げ強度900Mpaもあり強度抜群のオールセラミックスクラウンでロングスパーンのブリッジも製作可能
インセラムジルコニア
アルミナス69%、ジルコニア25%のフレームに陶材を焼き付けたもので、曲げ強度700Mpaのオールセラミックスクラウン
インセラムアルミナ
アルミナス100%のフレームに陶材を焼き付けたもので、曲げ強度460Mpaのオールセラミックスクラウン
インセラムスピネル
マグネシウム酸化物50%、アルミニウム酸化物50%のフレームに陶材を焼き付けたもので、曲げ強度はインセラムアルミナの約75%のオールセラミックスクラウン


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7.セルコン レポート

セルコン レポート
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