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(1分で知る豆医学)歯:1 数は健康の指標


記事では数えろと言うが、もっと踏み込んで、歯科クリニックで歯の手入れ状態を定期的に診てもらえと書けないのか?


(1分で知る豆医学)歯:1 数は健康の指標

8020運動は、80歳になった時、もともと28本ある歯を20本残すことを目標に、25年前から始まった。達成率は当初7%だったが、2011年の最新の調査では38%まで上がった。

 20本あれば、たいていの物を食べることができる。よくかみ、よく食べれば、きっと健康な状態が続くのだろう。こうした推測からのスタートだったらしい。

 ここ20年間で「歯の数が多いと長生き」「健康寿命が延びる」という研究結果が多く発表された。その一つ、沖縄県宮古島の住民を15年間追跡した調査によると、80〜89歳の生存率は、機能している歯が10本以上あるグループは10本未満と比べて男性が約2倍、女性は約1・5倍高かった。

 歯を失うことは、命を縮めることになりかねない。調査した深井保健科学研究所の深井穫博(かくひろ)所長は「歯の数は健康のバロメーター。年に1度は自分の歯を数えてほしい」と話す。ただ、影響度は男女や年齢でも違うため、今後は複数の目標をつくった方がよいのではないかという。

 私の歯を数えてみた。28本を保っている。とはいえ、歯を失う危険性は40代から高まるそうなので、油断は禁物だ。(辻外記子)

引用:朝日新聞 2014年6月24日(火)
更新日:2014年6月26日