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12歳児DMF歯数1.05本過去最低を更新

■12歳児DMF歯数1.05本過去最低を更新
平成25年度学校保健統計調査

平成25年度学校保健統計調査の速報が12月13日、文科省より公表され、喪失歯及び処置歯数を含む12歳の永久歯の一人当たり平均むし歯(う歯)等数は1.05本で平成24年度より0.05本減少し、過去最低を更新した。昭和59年度の調査開始時の4.75本以降、減少を続けている。
1.05本の内訳は、喪失歯0.02本、むし歯1.03本(処置歯0.66本、未処置歯0.37本)。平成24年度は喪失歯0.02本、むし歯1.08本(処置歯0.69本、未処置歯0.39本)で、昭和59年度は喪失歯0.05本、むし歯4.70本(処置歯3.35本、未処置歯1.35本)であった。

■歯科医師10万2551人
医師・歯科医師・薬剤師調査

平成24年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況が12月17日、厚労省より公表され、同年12月31日現在の歯科医師数は10万2551人で、前回調査の平成22年より975人、1.0%増加した。人口10万対歯科医師数は80.4人で、79.3人から1.1人増加した。
歯科医師総数のうち、医療施設に従事しているのは9万9659人で、全体の97.2%。従事する施設としては「診療所」が最も多く8万7112人で、827人、1.0%増加した。増加傾向は続いており、構成割合は前回調査と同率であるが、全体の84.9%を占めた。次いで多かったのは「医育機関附属の病院」の9656人で、132人、1.4%増加。構成割合は9.4%と、こちらも前回と同率であった。
医療施設従事者を年齢階級別に見ると、50〜59歳が最も多く2万6927人と全体の27.0%。以下、40〜49歳の2万3072人(構成割合23.2%)、30〜39歳の1万9485人(19.6%)が続いた。


2013年12月30日 提供:日本歯科医師会