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インプラント:インプラント治療で障害421件、神経まひ4割

外科処置へ治療基準があますぎる歯科医がこんなに多くいるのか?認定医のみの処置に限定した制度や3年毎の免許更新試験の導入など欧米並の厳格な規律を導入して、規範道徳のレベルや技術力をアップさせるべきです。

 歯科医院などで受けた人工歯根(インプラント)を埋め込む治療が元で、顎や唇のしびれやまひなどの障害が生じ、のちに歯科大病院などで治療が行われた例が2009-11年の3年間に421件あったことが日本顎(がく)顔面インプラント学会の調査でわかった。

 インプラントに関する健康被害の全国調査は初めて。

 同学会は大学など公的病院の口腔(こうくう)外科医らが中心になり運営。調査は、同学会認定の研修施設79か所にアンケートし、74施設(回答率94%)から回答を得た。

 顎の骨に埋め込んだインプラントのため生じた神経まひが158件と4割近くを占めた。上あごの骨を突き抜けた例も63件あった。細菌感染や内出血など重い症状を伴うケースも少数みられた。

2012年6月1日 提供:読売新聞