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肺カルチノイド発症の原因は?金子哲雄さん通夜に約800人参列

金子哲雄さん通夜に約800人参列 生前に自ら礼状用意


僕の大好きな経済評論家だった金子さんが亡くなった。

いつもTVでのしゃべり方が、歯列不整で顎が小さく前歯に乗った舌の大きさで、金子さんは睡眠時無呼吸症だとすぐに判った。かなり前だ、少しまえにダイエットと報じられ、かなり重度の無呼吸症だと発言していたが、今回の急死には、ただただ、残念でならない。

肺ガンの一種・肺カルチノイドという直接の病魔は、おそらく推論で断定できるのだが、睡眠時無呼吸症が原因での免疫力低下で体内でのナチュラルキラー細胞活性が不足して発症したのです。この無呼吸というのは、人生の3分の2は睡眠時ですが、この時に首つり自殺をしているのと同じで、呼吸ができない状態で無意識下で低酸素血症状態が続き、早くに身体の老化をまねく恐ろしい病気なんです。

肥満で咽頭部や舌のお肉が太るだけでなく、顎が小さく、歯列が不整で、舌のスペースが顎の中に不足するために起きます。

金子さんも、10代に歯並び矯正を受けて、舌トレニングをしていれば、41歳で死ぬことは、無かったでしょう。人生30年間、首つりして寝て来た結果なんです。
ほんとうに貴重な人をなくしてしまいました。

           ご冥福をお祈りします。GOD BLESS YOU!!!!!!

子供たちの歯並びと食べ方話し方に、もっと大人たちは関心を持ってください。

金子さん予備軍が一杯います。

祭壇に飾られた金子哲雄さんの遺影 (C)ORICON DD inc.


今月2日に肺カルチノイドのため41歳の若さで亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんの通夜が4日、東京・港区の心光院で営まれ、フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』で共演した内科医のおおたわ史絵や評論家の森永卓郎、小沢一郎衆議院議員、カンニング竹山、ホンジャマカ・石塚英彦、石田純一ら約800人が参列した。

金子哲雄さん通夜に約800人参列 生前に自ら礼状用意
【写真】石田純一、石塚英彦ら通夜に参列した著名人

 かねてより療養中だった金子さんは家族とごく一部の知人、関係者にしか病名を明かさず、通夜・告別式、お墓の準備などを自ら進めていた。今年4月に遺影用に撮影された写真では自身が好きだったオレンジ色のメガネとネクタイを身に着け、祭壇も白を基調にオレンジ色の花をアクセントに飾られた。

 棺の中でも同じ服装に身を包んでいるが、中に収めるものはまだ決まっていなかった。夫人によると、金子さんがガジェット好きだったためパソコンなどを入れようとしたものの、止められてしまったという。戒名は「慈雲院殿應救哲心居士」。優しい心を持ち、流通ジャーナリストとして学問で多くの人々を救済した生前の金子さんを表している。

 礼状も自ら作成。「今回、41歳で、人生における早期リタイヤ制度を利用させて頂いたことに対し、感謝申し上げると同時に、現在、お仕事事情にて、お世話になっている関係者のみなさまに、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と綴られ、金子さんの優しく、気遣いのある人柄がにじみ出ていた。

 金子さんは慶大卒業後、ジャパンエナジー(現JXホールディングス)を経て経営コンサルタントとして独立。年商20億未満の中小企業を集中的にコンサルティングしてきた経験を生かし、ここ数年はテレビ、ラジオなど多数の番組に出演。独特の語り口調とわかりやすい解説で人気を博した。



2012年10月4日 提供:オリコン

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デング熱、日本で146人発症…昨年2倍強

ウイールス感染症が、広がっている。西ナイルや、RSウイールスなど感染力の強いものも多く、どうやって注意するのか?バイオハザードのゲームではないが?新型インフルや鳥、ブタと自分の免疫力をアップする生活が大事なのか・・・

 高熱を発症するデング熱が東南アジアを中心に流行している。

今年に入り、日本に入国して発症する患者も150人近くに上り、この10年で最大だった2010年に並ぶ勢いで増えている。国立感染症研究所は、旅先での虫よけや発症時の早期治療を訴えている。

デング熱は、デングウイルスの感染で高熱や関節痛が起き、その後発疹が出る。ショック状態となり死亡する場合もある。

同研究所などによると、今年になりフィリピンで8万7000人、ベトナムで3万6000人など、東南アジア6か国で計18万人近い感染が報告された。国内でも9月23日までに旅行者ら計146人が発症、昨年の同時期の2倍強。この10年の中でも急増した一昨年同時期の計174人に迫っている。

デング熱はヤブ蚊が媒介し感染が広がる。東南アジアでは都市への人口集中に伴い、屋内でも繁殖するネッタイシマカが増え、年々流行が広がっているとみられる。



2012年10月3日 提供:読売新聞

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あてにならないお上の健康調査・<福島健康調査>
「秘密会」で見解すり合わせ、事前に口裏合わせ

<福島健康調査>「秘密会」で見解すり合わせ

あてにならないお上の健康調査、これでは税金の無駄

<福島健康調査>「秘密会」で見解すり合わせ

秘密会を終え、検討委員会の会場に向かう委員会メンバーら=福島市杉妻町で2012年9月11日午後1時55分ごろ、武本光政撮影

 東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡り、県が委員らを事前に集め秘密裏に「準備会」を開いていたことが分かった。準備会では調査結果に対する見解をすり合わせ「がん発生と原発事故に因果関係はない」ことなどを共通認識とした上で、本会合の検討委でのやりとりを事前に打ち合わせていた。出席者には準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めもしていた。

【出席者に口止め】秘密会、別会場で開いて配布資料は回収し「保秘」徹底

 県は、検討委での混乱を避け県民に不安を与えないためだったとしているが、毎日新聞の取材に不適切さを認め、今後開催しない方針を示した。

 検討委は昨年5月に設置。山下俊一・福島県立医大副学長を座長に、広島大などの放射線医学の専門家や県立医大の教授、国の担当者らオブザーバーも含め、現在は計19人で構成されている。県からの委託で県立医大が実施している健康管理調査について、専門的見地から助言する。これまで計8回あり、当初を除いて公開し、議事録も開示されている。

 しかし、関係者によると、事務局を務める県保健福祉部の担当者の呼びかけで、検討委の約1週間前か当日の直前に委員が集まり非公開の準備会を開催。会場は検討委とは別で配布した資料を回収し議事録も残さず、存在自体を隠していた。

 9月11日に福島市内の公共施設で開いた第8回検討委の直前にも県庁内で準備会を開いていた。同日は健康管理調査の一環である子供の甲状腺検査で甲状腺がん患者が初めて確認されたことを受け、委員らは「原発事故とがん発生の因果関係があるとは思われない」などの見解を確認。その上で、検討委で委員が事故との関係をあえて質問し、調査を担当した県立医大がそれに答えるという「シナリオ」も話し合った。

 実際、検討委では委員の一人が因果関係を質問。県立医大教授が旧ソ連チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんの患者が増加したのは事故から4年後以降だったことを踏まえ因果関係を否定、委員からも異論は出なかった。

 また、昨年7月の第3回検討委に伴って開かれた準備会では、県側が委員らに「他言なさらないように」と口止めもしていた。

 毎日新聞の取材に、県保健福祉部の担当者は準備会の存在を認めた上で「あらかじめ意見を聞き本会合をスムーズに進めたかった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。(今後は)開催しない」と述べた。

 福島県の県民健康管理調査は全県民を対象に原発事故後の健康状態を調べる。30年にわたり継続する方針で、費用は国と東電が出資した基金で賄う。【日野行介、武本光政】



2012年10月3日 提供:毎日新聞

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先天性の発達障害の一種・注意欠陥多動性障害(ADHD)
成人に治療薬 「ストラテラ」国が承認

ADHD:成人に治療薬 「ストラテラ」国が承認

 発達障害には「子ども」の印象が強いが、大人になっても社会生活の難しさを抱えて苦しむ人は少なくない。そんな中、先天性の発達障害の一種・注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療薬「ストラテラ」(一般名・アトモキセチン)が、18歳以上の人にも使えるよう国の承認を受けた。ADHDの成人に処方できる適応薬は、国内では初めて。関係者は、大人の発達障害に対する社会の理解が進むことを期待している。【田村佳子】

 ◇支援者「認知される意義大きい」/専門家「自信回復のきっかけに」

 ADHDの特徴は、落ち着きがない(多動)、思いついたまますぐ行動する(衝動性)、仕事や勉強に集中できない(不注意)――など。多くは成長とともに目立たなくなるが、6割前後の人は、成人しても何らかの特徴が続くという。

 ADHDを持つ大人は、職場のルールなどに縛られず豊かなアイデアを出したり、人懐っこさやじっとしていない特性を生かし、営業で成果を上げたりする人もいる。

 一方で、注意欠陥のためけがや物忘れが多かったり、衝動的に転職、転居を繰り返すなど、自身の社会生活に大きな影響を及ぼしてしまう場合もある。幼い頃から失敗を叱られ、自責の念を抱えてうつなどになる人も多いという。

 ADHDを持つ人を支援しているNPO法人「えじそんくらぶ」の高山恵子代表は「ADHDの人はケアレスミスが多く、他の人が簡単にできる単純なことができない。それを周囲に理解してもらうことも難しいため、周囲からは『仕事で立派なプレゼンができても事務処理ができない』などと批判されてしまう」と説明する。

 今回承認された治療薬・ストラテラは、脳内にあるノルアドレナリンやドーパミンという神経伝達物質の量を増やし、不注意などADHDの中核症状を改善する。依存や乱用のリスクは低いという。

 販売元の日本イーライリリーによると、ストラテラは6月現在、87カ国で小児用に使われており、成人向けとしても承認されているのは、米国やカナダなど30カ国。同社の臨床開発医師、平田祐子さんは「ADHDが『子どもの病気』と考えられ、成人の障害でもあるという認識が遅れた」と指摘する。

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 治療薬承認について、えじそんくらぶの高山代表は「大人のADHDが認知される意義は大きい」と歓迎。平田医師も「どんなに頑張ってもうまくいかないのは、怠けや能力不足のせいではなく、障害のためだと分かれば、その人も自尊心を取り戻せる」と語る。

 ただ、専門家は同時に、薬の効果に過度に期待をかけないよう呼びかけてもいる。

 まず、薬の効果が出るのは、飲み始めて数週間以上たってから。また、臨床試験では7割の服用者に効果があったものの、気分が悪くなる(47%)、食欲が落ちる(21%)などの副作用もみられた。

 ADHDはこれまで、小児精神科医が主に診ており、大人を対象とする精神科医にとって、ADHDは「未知の疾患」。まずは成人の診療体制を充実させることが急務だ。そのうえで、必要性を慎重に見極めた上での処方が求められる。

 また、東京都立小児総合医療センター顧問の市川宏伸医師は「薬を飲んだだけで問題が解決するわけではない」と指摘する。

 発達障害の問題は、障害そのもの以上に、障害が原因の失敗によって叱られ続け、自信を失い、劣等感を持つことにある。逆に、失敗が減って自信がつくと、不注意や多動が目立たなくなる人も少なくないという。

 薬はあくまで、障害による失敗を減らし患者の自信を回復するためのきっかけの一つ。劣等感が解消するかどうかは、社会がその人の特徴をどれだけ受け入れられるかにかかっている面もある。市川医師は言う。

 「発達障害がある人には、できないこともあるが、優れたところもある。周囲も『これはできないけれど、こんなことができる』と見てほしい」

 ◇精神科医も診断難しく

 発達障害とはADHDのほか、学習障害(LD)、自閉症などの先天的障害。子どものうちに障害特有の特徴に気づかれていれば診断がつきやすいが、大人の発達障害は、精神科医でも対応が難しい。

 発達障害を持つ当事者らでつくる自助グループ「イイトコサガシ」が9月、東京都内で開いた「大人の発達障害を語る会」。精神科医の香山リカさんは「学会でも大人の発達障害は話題だが、専門家が少ない。どう診断をつけ、告知し、治療するかが定まっていない」などと、医療現場の実情を語った。

 患者は診察の際「眠れない」「周囲の人とうまくいかない」などと「今の悩み」を話す。精神科医はそれを聞き、うつ病や統合失調症などの精神疾患を疑うのが一般的だ。

 だが香山さんは「パーソナリティー障害やうつ病と言われる多くの人に、発達障害がかかわっているのでは」と指摘する。もともと発達障害を持っていた人が、障害による「生きづらさ」から、精神疾患などの症状を発していることもある。

 医師が大人の発達障害に気付く方法はあるのか。香山さんは「患者に過去の思い出話をしてもらうしか、診断の決め手はない」と述べた。ただ、確定診断がついても「今さら『実は発達障害だった』と言った方がいいのかどうか。誤った診断を長い間受けてきた、と患者に話すことにメリットがあるのかどうかは議論がある」と課題を挙げた


2012年10月1日 提供:毎日新聞社

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口の健康、8割が自信なし

10代〜70代の8割は口の健康に自信がないことが、日本私立歯科大学協会の調査で分かった。

 7月下旬、男女千人を対象にインターネットを通じて質問した。
 自分の歯や口腔(こうくう)内の健康に自信があると答えた人はわずか2・4%にとどまり、77・8%は自信がないと回答した。

 歯や口腔に関する悩みを複数回答で尋ねると、「虫歯」と「歯の黄ばみ」がともに29・3%で最も多く、次いで「歯垢(しこう)・歯石」(26・3%)、「歯並び・かみ合わせ・すき歯」(25・0%)の順だった。歯の黄ばみや歯並びを選んだ人は女性の方が多く、男性に比べて見た目を気にする度合いが高いことが分かった。


2012年10月2日 提供:共同通信社

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豪でたばこ箱の宣伝一掃 世界初

豪でたばこ箱の宣伝一掃 世界初、業界は抵抗

人間は、依存してそれに溺れる人もでてくる、また健康被害も大きいのであれば
規制することも必要。しかし既存業界は大変だろう?こういうものは影の部分として社会の表から葬るというのも

これからの若い人たちが触れない機会を増やすことがポイントです。


オーストラリア政府が12月に導入する「世界で最も厳しいたばこ規制」(欧米メディア)が注目されている。たばこの箱から宣伝色を一掃させる世界初の試み。世界保健機関(WHO)は他国も追随する"ドミノ効果"を期待するが、危機感を強める世界のたばこ業界は波及阻止に躍起となっている。

▽誘惑排除

「喫煙による病気で家族を失った全ての人々の勝利だ」。新制度導入の是非をめぐり、豪政府と世界の大手たばこ会社が激しく争った訴訟。豪連邦最高裁が8月、業界側の敗訴を言い渡すと、ロクソン司法長官らは高らかに勝利宣言した。

「プレーン・パッケージング(飾りのない包装)法」などに基づき、箱の包装からロゴやイメージカラー、宣伝文をなくし、「喫煙で黒ずんだ肺」などの写真や警告文を裏面の90%、表面の75%に表示することが義務づけられる。

狙いは喫煙者を誘惑するデザインの排除だ。箱の色も「喫煙者が最も魅力を感じない」という「くすんだ焦げ茶色」に統一。業界側は「貴重な商標を奪う行為で補償もない。憲法違反」と猛反発し、無効確認を求めて提訴したが、退けられた。

▽規制先進国

「箱が変わるだけで中身は一緒だけど、グロテスクな写真は気持ちが悪い」。シドニー中心部の遊歩道のベンチで、アレックス・クーパーさん(20)はたばこをくゆらせながら肩をすくめた。たばこ販売店の男性は「きっと客が減る。頭痛の種だよ」とあきらめ顔だ。

同国では酒場を含め、屋内の公共の場所で喫煙が原則として禁じられ、屋外の禁煙区域も広がる一方。2000年以降に生まれた人へのたばこ販売を一生禁じる案まで一部の州で検討され、喫煙規制の先進国といえる。

新制度実現に尽力したロクソン司法長官は地元テレビで、10歳の時、喫煙によるがんで父親を亡くしたことがやる気を後押ししたと告白している。

新規制には他国も注目し、欧州連合(EU)は導入を検討。英国は導入の可否を決める最終段階にある。フランスや中国なども関心を寄せる。

▽対決激化

「貿易障壁だ」「包装の簡素化で偽造品が出回りやすくなる」

各国の業界大手は他国が追随しないよう、あの手この手で抵抗を試みている。

米国の大手たばこ会社は新規制がオーストラリアへの投資を妨げると主張し、自社が拠点を置く香港とオーストラリアの間の投資協定に反すると賠償を要求した。

また世界貿易機関(WTO)ではウクライナ政府が貿易障壁に当たるとして紛争処理手続きを進める構え。オーストラリアとの貿易実績はほとんどなく、大手たばこ会社が背後で糸を引いているとみられている。

シドニー大のサイモン・チャップマン教授(公衆衛生)は「業界は大幅値下げに踏み切る」と予測する。販売量を増やし、新規制の効果を台無しにする作戦だ。

WTOなど国際舞台での攻防の決着には数年かかるとみられ、地元紙は「政府の勝利宣言は時期尚早」と指摘。対決は今後さらに激化しそうだ。(シドニー共同=伊藤慎司)

※オーストラリアの喫煙事情

18歳以上の喫煙率は2007〜08年時点で21%。1989〜90年の28%に比べ減少傾向にあるが、喫煙に起因する病気で毎年約1万5千人が死亡しており、政府は18年までに10%まで減らしたい考え。アボリジニなど先住民の喫煙率は5割近くと高い。喫煙規制は州によって異なるが、最も厳しいとされるタスマニア州では、職場など公共の建物内での喫煙は一切禁止。屋外でも遊歩道や子供が遊ぶ公園、飲食エリアのほか、子供が同乗した車内も禁煙。州によっては、禁煙区域での喫煙を許した管理者に最大1万4千豪ドル(約113万円)の罰金を科している。(シドニー共同)


2012年9月28日 提供:共同通信社

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ありえへん社会です。地溝油の含有の抗生薬?????

地溝油の含有有無について自己点検を要請--厚労省

 厚生労働省は9月11日付けで、3課長通知「不適切な油脂を用いて製造されたセフェム系抗生物質を含有する医薬品について」を都道府県等に発出した。中国の国家医薬品食品監督管理局(SFDA)が、セフェム系抗生物質の製造に使用される7-アミノセファロスポラン酸(7-ACA)の製造に、下水道から取り出した再生食用油である「地溝油」の成分を含んだ油脂を利用していた同国業者の存在を明らかにしたことを受けて。

厚労省は、7-ACAを用いて製造されるセフェム系抗生物質を含有する医薬品の製造販売業者に対して、地溝油の成分が含まれた油脂を用いて製造された7-ACAでないかどうかの自己点検を通知後1か月めどに実施するよう要請したほか、製造に使用されていたことが判明した場合には、速やかに都道府県等に報告することとしている。


2012年9月27日 提供:薬事ニュース

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「歯の保険」10月発売…エース損保、虫歯など補償

 エース損害保険は10月1日、歯の治療費を補償する「歯の保険」を発売する。

 健康保険の自己負担分(3割)を年15万円まで補償する内容で、虫歯や歯茎、歯の損傷などの治療が対象となる。顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込む「インプラント治療」などの保険外診療の補償(年20万円まで)を加えることも可能だ。

 保険料は、30-34歳で、健康保険の自己負担分のみの場合は月930円、保険外診療を含めると月1930円から、となる。

 契約前に疾病にかかっていたり、すでに歯が抜けていた場合などは補償されない。矯正歯科や、歯を白くする「ホワイトニング」などの審美歯科も対象外となる。

 エース損保によると、国内で歯の治療費を補償する保険商品は約20年前に数社が売り出したが、現在、新規契約は停止されている。

 2008年にグループ会社が韓国内で同様の保険を販売したところ、契約件数は4年間で80万件に達するなど好評だった。エース損保は、日本でも歯の健康に対する意識が高まっており、一定のニーズを取り込めると判断した。


2012年9月25日 提供:読売新聞

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SARS関連の新ウイルス 49歳カタール人男性から

 世界保健機関(WHO)は24日までに、サウジアラビアを訪れたカタール人男性(49)から、2003年に流行した新型肺炎「SARS」を引き起こすウイルスと同じ仲間の、コロナウイルスの新種が見つかったと発表した。

 この新種は今年死亡した60歳のサウジアラビア人の患者からも発見。WHOは現時点で関係国への渡航制限は必要ないとしているが、感染拡大の恐れがないか情報収集を続けている。

 男性は9月3日に症状を訴え、7日にカタールの病院の集中治療室(ICU)に入った。11日には英国へ緊急搬送。英国の保健機関のウイルス検査で、コロナウイルスの新種と分かった。

 男性は英国でも集中治療室(ICU)で治療を受けているが、呼吸障害に加え腎不全の症状が出ている。

 SARSは深刻な呼吸障害を引き起こし、根本的な治療法が見つからない中、中国から各国に感染が広がり、アジアを中心に世界で800人近くが死亡した。


2012年9月25日 提供:共同通信社

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RSウイルス患者が急増、例年より早く流行

  乳幼児に肺炎や脳症などを引き起こす「RSウイルス」の流行が例年より早く始まり、患者が急増していることが、国立感染症研究所のまとめで分かった。

 例年は10月に患者が増え始め、12月-翌年1月が流行のピークとなるが、今年は7月から増えて既に例年の11月並みとなっている。

 同研究所が全国約3000か所の小児科からの報告を集計したところ、今月上旬の1週間あたりの患者数は2785人で、2004-11年の同時期平均の6倍強だった。地域別では東京都や大阪府、福岡県、宮崎県で患者が多い。RSウイルスは1歳未満で感染すると、肺炎や細気管支炎を起こしやすい。同研究所は「周りに赤ちゃんがいる人は、手洗いを徹底し、せきの出る時にはマスクの着用を」と呼びかけている。


2012年9月25日 提供:読売新聞

 

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