コエンザイムQ10のQ

美しく若々しい毎日のために、コエンザイムQ10がよくわかるQ&A。


Q1.なぜ、若々しさのためのサプリメントと言われているの?

美しく若々しくありたいと願う人たちに大評判のコエンザイムQ10。そもそもコエンザイムQ10とは、60兆個もある人間の体の細胞ひとつひとつに存在し、エネルギーを作り出す役割を担っていると言われています。1966年に日清製粉(現在は日清ファルマ)が世界で初めてコエンザイムQ10の工業的生産に成功し、欧米ではサプリメントとして普及。日本でも2001年から食品成分として認められています。

Q2.私40歳。細胞内のコエンザイムQ10は、どれぐらい減ってるかしら?

体の成長期はコエンザイムQ10も盛んにつくられますが、20歳をピークに加齢とともに低下。一番多く含まれる心臓では、40歳になると30%以上も減少。他の臓器や肌でも減少します。

Q3.食事では摂れないの?

イワシや牛肉などの食品にも含まれてますが、微量のため、1日に必要な目安60mgを摂ろうとすると、たくさんの量が必要です。

Q4.同じコエンザイムにQ10の吸収性に違いがありますか?

せっかく飲んだコエンザイムQ10も体に吸収されなければ意味がありません。吸収性を良くするために、カプセル化を駆使して、コエンザイムQ10をカプセル内容液に均一に分散するように工夫。また本来約48度より低い温度では殆どとけないコエンザイムQ10を体温でもとけやすくするなど、体内ですばやく吸収されるように設計されています。

Q5.コエンザイムQ10は光に弱いって聞いたのですが?

コエンザイムQ10は光に弱い物質。せっかくのコエンザイムQ10も劣化しては十分働きません。「コーキューテン」ではソフトカプセルを着色し、「水溶化Q10」では、遮光性の瓶に入れて、光による劣化を防いでいます。

Q6.コエンザイムQ10って、油分と一緒に摂らないと、吸収されにくいの?

コエンザイムQ10は油に溶けやすく、水には溶けない脂溶性の物質。消化液によって乳化されることで、体の中に吸収されます。せっかく摂るなら、吸収性を考え効果的に摂りたいもの。「コーキューテン」をお食事時におすすめしているのは、そのためです。

Q7.空腹時でも吸収されやすい「水溶化Q10」が開発されたって、本当?

コエンザイムQ10は本来、脂溶性。油分と混ざることで吸収されますが、いつも食事時に摂れるとは限りません。そこで「水溶化Q10」です。コエンザイムQ10を乳化させ、その後、微粉末にするという独自の技術により、念願とされていた水溶化に成功。食後でなくとも、吸収されやすくなっています。

Q10.併用した方がいいサプリメントって、ありますか?

コエンザイムQ10には、ビタミンEなどを助ける働きがあります。

2007.7.21記事提供:日経新聞