Lesson80

肺がんとの因果関係は明白
隣の副流煙も吸わないように




禁煙による肺がんの予防 市民公開講座 18日、和歌山県立医大講堂

肺がんとたばこの関係について考える市民公開講座「県地域医療フォーラム2008 禁煙による肺癌(がん)の予防」が18日、和歌山市紀三井寺の県立医大講堂で開かれる。同大医学部同窓会主催。

肺がんが原因の死者は年間6万人を超え、県は肺がん死亡率が全国でトップ。司会を担当する同大第1外科、吉増達也講師は「肺がんの最大の原因がたばこ。喫煙率を下げることが、肺がん死亡率を下げる最良の対策」と言う。

「肺がんとはどんな病気か」(国立病院機構和歌山病院外科、前部屋進自診療部長)▽「喫煙に関連した呼吸器疾患」(県立医大第3内科、南方良章准教授)▽「禁煙と学童期からの喫煙予防」(国保すさみ病院、高垣有作院長)▽「肺がんに対する外科治療」(公立那賀病院呼吸器外科、平井一成診療科長)▽「進行肺がんに対する集学的治療の展開」(吉増講師)など。

午後2-4時。無料。無料の禁煙相談コーナーもあり、先着約30人。問い合わせは同窓会(073・448・0478)。【加藤明子】

 

(2008年10月16日 記事提供毎日新聞社 )